当社は『次世代のエンターテイメントを創出する』という大きなビジョンを掲げ、2017年6月に設立した会社です。
17LIVE株式会社は、ライブ配信を通じてイチナナライバー(ライブ配信者)がオーディエンス(視聴者)とリアルタイムでコミュニケーションを取ることができる場所として、今や日本トップクラスのライブ配信アプリとなった「17LIVE(イチナナ)」を運営しています。
『17LIVE』は、世界6地域で展開し4,500万ユーザーを超えるサービスにまで成長しており、これまでにない新たなエンターテイメントを創造し、ビジネスを拡大させていくために日々挑戦を続けています。
創業以来、中途採用のみで成長し続けてきた当社ですが、今後の事業拡大を目指し、新卒採用の第1期生として2021卒向けの採用活動をすることになりました。
元々、会社設立時より代表の小野は「新卒採用をしたい」という想いをもっていました。
過去の経験から、事業の拡大スピードが早ければ早いほど、新卒学生のポテンシャルが発揮され、会社が飛躍していくことを実感していたからです。
とはいえ、設立当初はサービスを軌道に乗せることが第一優先。
経験豊富な中途採用に絞って採用をしていました。
サービス開始1年で国内No.1の売上(※1)になり、ビジネスとして安定し始めたこと。
そして、2019年に中途採用で100名ほど入社し、ナレッジを持ったメンバーが集まったこと。
徐々に教育体制が整ってきたこのタイミングで、新卒採用を始めました。
(※17LIVE調べ)
弊社の21卒採用では、ビジネスコース、マーケティングコース、プロデューサーコース、データアナリストコース、グローバルコースの5職種を募集しました。
要件の全く異なる5職種を採用していくにあたって、それぞれの部署が言っている「求める人物像」という抽象的な言葉をどう具体化するか。
新卒採用の経験がない会社だったため、その擦り合わせには非常に時間がかかりましたね。
実際、採用要件の異なる5職種にあった母集団形成が出来るのか、については課題に感じていました。
Matcher Scout導入前の集客のメインチャネルは「イベント」でした。
10月~12月のイベントに数多く参加し、そこで学生をしっかり惹きつけ、選考に乗せようという計画でした。
しかし、採用イベント後の電話やメールなどの工数が膨大でフォローアップ不足となり、本来狙いたかった学生に対してアプローチがしきれず、当初の予定通りの母集団形成ができていませんでした。
そこで、初期費用ゼロ・成果報酬で契約できるサービスで母集団形成を補填しようと思い、1月にMatcher Scoutのお話を伺いました。
一番良かったのは、スカウトに必要な工数のほとんどをMatcherさんにご対応いただけるという点です。
他のスカウトサービスであれば、スカウト送信の支援はあるものの、その後の日程調整などのやり取りは企業側が行うものが多いと思います。
しかしMatcher Scoutでは、スカウト送信はもちろん、日程調整やメッセージのやり取りなど、説明会の動員までの一連のフローを支援して頂き、非常に助かりました。
私自身は説明会を受けた上で弊社に興味を持って下さった、比較的確度の高い学生とのコミュニケーションに注力でき、相互理解や惹きつけに繋げることができました。
内定承諾者はMatcher経由で2人出ました。
最高の2人です。笑
ターゲットを明確化できていれば、マッチする学生は自ずと多くなるという印象です。
弊社のペルソナに合わせて、運用開始当初から、条件を狭めてスカウトを運用して下さいました。
実際に、求める人物像にマッチした学生に会うたびに「学生のプロフィールにはどんなことが書いてあると良いか」「どんな経験をしていると良いか」を、Matcherの担当の方と共有できたのも、良い結果が出た要因です。
コースごとに歩留まりに差が出てきた時も、エージェントの担当者さまにシェアする機会はなかなか作れませんでしたが、Mactherの担当の方には丁寧にヒアリングして頂けたのが、印象に残っています。
22卒も引き続き運用させて頂こうと思っています。
今後は、スカウトの開封率・承諾率をどう改善するかも考えていきたいです。
どのようなスカウト文言が学生の興味を惹くか、半年間運用した今でも試行錯誤中です。
Matcher Scoutには、「A/Bテスト機能」という、スカウト文言をテストできる機能があるので、そちらも最大限活用しながら、スカウトの効率を上げられるような工夫もしていきたいと思います。