弊社は独自の技術を基に収集したビッグデータを用いて、デジタルマーケティングの調査・分析ができるツールの開発・提供や、コンサルティングサービスの提供を行っています。
本格的に新卒採用を開始した初年度に、Matcher Scoutを導入しました。
弊社にとって新卒採用は、重要な経営戦略の一部となっております。
同じタイミングで入社することで横の繋がりが強固なものとなり、将来的にマネジメントや経営を担っていく際にその繋がりを活用して組織を良い方向へと導いてくれることを期待しています。
そのため新卒で入社する学生は、将来の幹部候補生として迎え入れています。
新卒で入社した社員には通常の事業だけではなく、人事などの経営戦略において中心にあたる業務も積極的に行ってもらうようにしています。
会社の5年後、10年後は新卒が作ると考えているため、弊社代表自らもフルコミットで採用活動に当たっています。
データを用いたマーケティングのご支援をさせていただいているため、事業や組織に対して興味を持っている学生を求めています。
事業や組織を作っていくことへの興味・共感から当事者意識が生まれ、CMOや事業責任者などの特定領域のスペシャリストや、プロフェッショナルへのサポートが可能になると考えています。
データとテクノロジーを駆使したマーケティングを基軸に事業を拡大していきながら「マーケティングソリューションで日本を代表する会社を創る」という思いを共にして、市場・会社・自分の成長を重ね合わせていただきたいです。
Matcher Scout導入のご相談をさせていただいたのは、本格的に新卒採用活動を開始させた年でした。
初めのうちは採用市場において社名の認知度が低く、セミナーを開いても集客がなかなかできないという課題がありました。
イベントに参加しても企業認知度が低い中では、自社イベントへ送客する難易度が高かったです。
まずは弊社を知っていただき、人を集めて母集団を形成していく必要がありました。
一方で、初期費用や導入コストがあるものはハードルが高く、人材紹介では会社について上手く言語化できていなかったこともあり、なかなか紹介へと繋がらない状況でした。
初めての新卒採用であったため蓄積されたナレッジもなく、学生に訴求するための効果的なキーワードなども分からなかったんです。
その点、Matcher Scoutは成功報酬型で初期費用がかからず、スカウト代行で工数もかからない点が魅力でした。
弊社にはない採用のナレッジやノウハウもあるので、Matcher Scoutの導入を決めました。
Matcher Scoutを導入して今年で3年目になります。
最初の2年は入社という結果に至った学生はいなかったものの、着実に前進している実感は常にありました。
初年度では学生となかなか会えていない状況から、Matcher Scout導入によって母集団を担保できるようになりました。
一年ごとに振り返りのミーティングを行うため、一緒にPDCAを回している実感があります。
最終的に内定承諾には至らなかった場合でも、弊社とマッチ度の高い学生に会えている手応えがありました。
22卒採用では、今まで蓄積したノウハウを活用しながら学生を内定承諾へと繋げていくために、弊社の採用の仕組みや方法を変えました。
個別面談などの新たなルートを導入し、PDCAを回していくことで全体の母集団は倍以上に増加しましたね。
採用母集団におけるMacher経由学生の割合は21卒の31%から5ポイント上がり、22卒では36%となりました。
また、今年はMatcher Scout経由で2名内定を出せたのも大きな違いです。
課題を解決するための対策を一緒に立てながら改善していった結果ですので、手応えを感じています。
Matcher Scoutでは求める人物像に当てはまるキーワードを活用しながら学生をスカウトしていただきました。
事業領域においてマッチ度合いの高い、マニアックでニッチな学生と出会えている印象があります。
論理的思考能力や構造化して伝える能力などは選考が進むにつれて重要になるポイントのため、誰よりも深く物事について語れるようなマニアックさのある学生をキーワード検索で特定できている実感があります。
Matcher Scoutは、弊社の採用活動においてなくてはならない存在となっています。
当初は母集団形成という目前の課題に対する解決手段でしたが、継続して利用する中で、チャネルの一つとしてではなくて採用活動上で欠かせないものとなりました。
サポートしていただける安心感があり、ナレッジの蓄積もできており、成果も出ています。
今後はMatcher Scoutというプラットフォームの中で、様々な採用にチャレンジしていきたいです。
一括採用のみではなく、職種採用などの多様な種類の採用ルートを設けることで、より効率良く採用を行うことが目標です。
戦略を作るところから実行まで、一緒にやっていきたいです。