当社は、「売上に直結するマーケティング」をコンセプトに、お客様へ最適な解決策のコンサルティング提案・実行支援を行っている、WEBマーケティング企業です。
インターネット広告代理事業がメインですが、最近ではマーケティングコンサルティング事業やDX支援事業まで領域を拡大しています。
当社の新卒採用では、文化醸成に拘っています。
カルチャーマッチにこだわった採用を、中途採用だけで実現するのは難しい中で、一緒に組織文化を作っていける仲間を採用するため、新卒採用を実施しています。
また、デジタルマーケティング自体がまだまだ若い業界だからこそ、激しい変化にも適応できる新卒社員の方が活躍できるというケースもあります。
特に当社のお客様の中には、SNSや最新のアプリ事情には詳しくない、大企業の部長・役員の方々もいらっしゃいます。
ゆえに、日頃から新しいサービスやテクノロジーに敏感な若い社員が活躍しやすい会社だと言えます。
当社には「誠実な野心家であれ」というイズムがあります。
泥臭いくらい真面目に、一生懸命に取り組む誠実さを持ちながらも、常に大きな野心を持ってチャレンジし続けてほしいという願いが込められており、このイズムを社員一人一人が持つ集合体こそが、最強の組織になると考えています。
そのため「誠実さ」と「野心」は、組織作りのベースになるような、最も重要な採用要件だと捉えています。
1つ目は、採用に充てられる工数です。
限られた数の人事担当者が、カジュアル面談、クロージング、オペレーションなどを網羅的に行っていたため、工数がかなりキツキツでした。
結果的に、イベント企画など多くの学生さんに向き合うための付加価値の高い業務に時間を割くことができませんでした。
2つ目は、ターゲット層へのアプローチです。
ナビ媒体や業界地図を見て興味をもって下さる広告志望の学生さんは、「大手広告代理店」というイメージを持ってイベントにお越し下さる学生が多かったのですが、そのイメージと実態には大きなギャップがあります。
というのも、この業界には大企業を親会社に持つ代理店が増えている中で、当社は独立系として経営をしているためです。
資本が独立しているので経営の自由度は高い一方で、大手グループと比較すると安定性は劣ります。
加えて、「かっこいいキャッチコピーを作る」という、一般的なクリエイティブの仕事のイメージと違い、インターネット広告の世界では泥臭く数字を追うことが求められます。
つまり、「応募いただいた学生さんと会う」だけの受身の採用では志向性でミスマッチが生じることが多かったため、ベンチャー志向を持った学生に対して自社から積極的にアプローチすることが必要でした。
Matcher登録学生の特徴である、行動力・主体性のある学生と出会い、1名の内定承諾を獲得。
通常のスカウトサービスでは、データベースだけ開放され、スカウトは自社で打つという仕様になっているものがほとんどだと思いますが、Matcher Scoutでは、専属の担当者がスカウト運用の支援をして下さるため、業務効率化を進めるうえで大変助かりました。
特に、今まで日程調整はメッセージをやりとりしながら個別に調整していました。
しかし、Matcher Scoutではシステムに予めイベント日程を登録しておけば、学生さんが都合の良い日時を選択してくれるので、日程調整がスムーズになりました。
また、OB・OG訪問サービスであるMatcherの利用学生にアプローチできるのが、非常にユニークだと思いました。
スカウト系のサービスは、データベース内の学生の属性が重要です。
Matcherに登録している学生は、わざわざOB・OG訪問を申し込んで、初対面の社会人に就活相談をします。
非常に高いハードルを越えてでも、自身のキャリアをより良くするために情報を取得しにいく、行動力・主体性をもった方が多いのではないかと期待していました。
実際に、Matcher Scout経由の学生さんのお話を聞いていると、多方面から情報を得て自身の就職活動に活用するフットワークの軽さ、情報に対する感度の高さを感じました。
この点は、我々が重要視している「野心」に通じるものがありました。
21卒では、結果的にMatcher Scoutから1名の内定承諾を得ることができました。
22卒では人事担当者だけでなく、現場社員とのカジュアル面談を用意し、Matcher Scoutを通じて可能な限り多くの出会いを実現したいと思います。
学生さんにとっても、現場社員のリアルな声を聞いて、キャリアに対する視野を広げる機会にして頂けたら嬉しいです。
また、今年からコース別採用を始め、これまで採用してこなかった層へのアプローチも進めていく予定です。
かなり要件の厳しい採用になりますが、Matcher Scoutの担当者と頻繁にすり合わせをしながら二人三脚で運用し、21卒の成果よりも多くの学生さんを採用していきたいですね。