導入事例|マッチャースカウト

ムラのない集客力。工数削減とナレッジ蓄積が同時に行え、意欲的な学生の採用に成功しました。|新卒採用ダイレクトリクルーティングサービス Matcher Scout

Written by 茂田様 | Oct 3, 2022 7:32:20 AM

株式会社クイックは、人材紹介、求人広告、人材派遣、人事関連情報事業などの領域を含めた総合人材サービスを展開しています。

専門領域である建設、製薬、看護などの7部門においてトップクラスの実績を持っており、クイックグループの事業資産を総合的に活用しながら人材と企業のマッチングをサポートしている同社。

今回は、新卒採用活動においてMatcher Scoutを導入した経緯や、結果についてお話を伺いました。

採用目標人数が毎年120%程度ずつ増えていく中で、質の高い人材を確保し続けなければならないことが課題でした。

貴社の採用活動についてお聞かせください

「事業の中核は人だ」という考え方を強く持っているため、採用に力を入れています。社員の比率としては新卒が54%、中途が46%であまり変わりませんが、会社のカルチャーに対する新卒の影響は強いです。

成長する企業はピラミッド型の人口構成になっていることが多く、変化を受け入れやすい体制になるためにも新卒採用のボリュームを増やしていくことを重要視しています。

採用担当者は東京の人材紹介事業部だけでアシスタント含め10数名いますが、採用目標人数の規模がその分大きいため業務量的にはハードです。

新卒採用では、どのような「求める人物像」を設定されていますか?

毎年、求める人物像を決めるためのアプローチ方法を変えながら、改善を繰り返しています。

以前は事業成長を見据えながら、各領域ごとに活躍しやすい特徴の分析や今後必要になる人数を考え、領域配属を見据えた採用ターゲットの選定をしていました。

現在はよりシンプルな仕組みになっており、「今いる社員よりも優秀な人たちを常態的に採用し続ける」ことを念頭に置きながら採用を行っています。

そのために、今活躍している優秀な社員の特徴を言語化し、それに当てはまるような素養を持っている方を求める人物像としています。

新卒採用活動における課題感について教えてください

時期によっても変わりますが、最大20チャネルを使いながら網羅的な採用を行っています。

採用目標人数が毎年120%程度ずつ増えていくなか、質を落とさずに求める人物像にフィットする人材を見つけなければならないということが採用における最大の課題です。

採用目標人数を達成するための方法としては、採用条件の緩和や、オペレーションの自動化などもありますが、それでは本来の目的である優秀な人材の確保が難しくなります。

量と質をどちらも追っていくためには人的リソースが必要であり、マンパワー不足にはいつも悩まされています。

求める人物像との合致度が高い学生の集客に成功。フィードバックが充実しており、工数削減とナレッジ蓄積が同時に行えました。

Matcher Scoutを導入されて、解消された課題はありますか?

マンパワー不足を助けていただいている感覚が強いです。

ダイレクトリクルーティングのチャンネルを使うとなると、個別化したスカウトを送るために捻出しなければならない工数が多いです。Matcher Scoutではそういった業務を代行していただけるので、助かっています。

単に量的な面においてアウトソースができるから楽というのではなく、質の面でも良いなと感じています。求める人物像との合致度が高い学生に絞ってスカウトを送っていただいており、他社平均では78%程度の通過率だった初期選考も、Matcher Scout経由では93.3%と高かったです。

Matcher Scoutならではのメリットはありましたか?

他のダイレクトリクルーティングサービスとの違いとして、ナレッジ面でのアドバイスが充実している点があります。

アウトソースは社内ナレッジが溜まりにくい印象がありますが、Matcher ScoutではABテストの結果を定例ミーティングでかなり細かくフィードバックしていただけるのでありがたいです。ダイレクトリクルーティングのプロ集団として、クイックの採用を一緒に行う仲間として、スカウト運用をしていただけているのだという実感があります。

毎年登録者学生も増えていますし、集客力にムラがなく、コンスタントに成果を挙げていただけているチャネルは多くないので、そこもMatcher Scoutの魅力だと思います。OB・OG訪問アプリに登録している学生のデータベースを利用していることもあり、自身のキャリアに対して意欲的で、能動的な人が多いところも、弊社の採用との相性が良い理由だと考えています。

今後の活用についてお聞かせください

現在のように利用しながらも、さらに連携を強めていきたいという思いがあります。

Matcher Scoutは、一つのチャネルというよりも、一緒に採用をしていくパートナーだという感覚が強いです。

採用の早期化・長期化などマーケットの動きが激しい中で、採用担当者は優秀な人材を獲得するために戦い方を変えていかなければならない。そういった状況に対する戦略を一緒に考えられるような協力戦線を組んで行けたらいいなと思っています。

送客数や着地数に対する期待ももちろんありますが、社外マーケターがいるというような感覚で今後も使っていきたいです。