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オンラインで学生を惹きつけるインターンシップの内容とは?|新卒採用ダイレクトリクルーティングサービス Matcher Scout

Written by Admin | May 30, 2021 3:00:00 PM

近年、対面ではなくオンラインでインターンシップを開催する企業が増えており、面接や説明会だけでなく、インターンシップにもオンライン化の動向が見られます。

そのため、自社でのオンラインインターンシップの導入を検討されている採用担当者様も多いのではないでしょうか。

今回はオンラインインターンシップを新たに設計したい、自社のコンテンツを今一度見直し採用に効くコンテンツを作りたいという採用担当者様に向けて、種類やポイントなどをご紹介します。

最後まで見ていただけると幸いです。

コンテンツから見るインターンシップの種類と内容

まずはじめに、インターンシップの主な3つの種類と内容、特徴をご説明します。

・会社説明・セミナー型 ・就業体験型 ・新規事業立案型 などがあり、それぞれ紹介していきます。

① 会社説明・セミナー型

2-3時間ほどで会社(理念・事業内容・社風など)について説明を行うインターンシップで、特に大企業で『1dayインターンシップ』として打ち出しています。

説明後は、質疑応答や現場社員との座談会を行うことも多くあります。

人事担当者が数人に対して参加学生の数が多いため、学生との接点は生み出しにくいかもしれません。

② 就業体験型

実際に会社内の業務内容を疑似的に体験する、ワーク中心のインターンシップです。

ワークの前後に会社説明を行う会社も多く、説明とワークの2つから会社を理解してもらうことができます。

また、ワークの最後には学生がの発表とそれに対するフィードバック機会を設ける企業も多いです。

自社に合う学生を見極める機会があり、学生にとっても学びのある内容です。

③ 新規事業立案型

会社側が用意したお題を元に、学生がチームを組んで数日~数週間かけて事業内容を完成させるインターンシップです。

ベンチャー企業やスタートアップ企業のインターンシップでは多く見受けられます。

他の2つのインターンシップと比較して、インターンシップを行う期間が長いこと、参加社員が多いことが特徴で、学生と接点を持てる特徴です。

3つのインターンシップの期間・内容・特徴を簡単に比較した表がこちらです。

では次からは学生が企業へ好印象を持つ特徴を、実際のオンラインインターンシップを基に見ていきましょう。

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オンラインインターンシップ参加学生が、企業へ好印象を持つポイント4つ

① 現場社員から直接FBがある

学生を惹きつけるポイント

自分のことを見ててくれていたという親近感が会社・社員・インターンシップへのプラスの印象に繋がります。

また、社員からの意見があることで新たな視点や考え方が生まれ、学生にとって新たな学びが生まれるだけでなく、自分の行動を振り返り成長に繋げることができます。

直接社員の言葉を聞くことで社員の熱意が伝わったり、人柄を把握することができることもポイントです。

実例

・メンター社員との1on1で相談・振り返り ・ワーク後にチーム全員へ1人ずつフィードバックする ・グループワーク後にアンケートを取り、メンバーからの印象をフィードバックする

② オンラインインターンシップで学べる内容がある

学生を惹きつけるポイント

学生や時期によって、オンラインインターンシップに求めるものは変わってきます。

インターンシップに参加して良かったと思ってもらうために、学びのある内容を用意し、学生に伝えていきましょう。

就職活動を始めたばかりの人が多いサマーインターンシップでは、業界研究はこれからで、志望業界も定まっていない人も多いです。

したがって、「◯◯業界について理解が深まる」「◯◯業界の営業職で働くとはどういうことかが分かる」などといった業界や働くことに関するテーマの方が、学生の予約率が高くなる傾向にあります。

一方で、秋季冬季や情報解禁前後になると業界研究も進み、志望業界も少しずつ定まってきます。

志望業界の中でどの企業が自分の希望や働き方、考え方に合っているかを確認していく段階です。

自社のビジョンやカルチャー、自社での働き方について学べる内容を中心にし、自社で働くイメージを持ってもらえるコンテンツを用意しましょう。

実例

・業界の最新トレンドや今後の見通しが分かる内容(夏季インターンシップ向け) ・業務内容の体験ワーク、理念・ビジョンを考えるケーススタディ

③ 社員や学生同士でフランクに話すことができる

学生を惹きつけるポイント

フランクに話す機会があると、参加している会社に入った際の人間関係を想像することができます。

就活生がインターンシップに参加するの目的の1つは、社員やから社風を判断し自分と合う環境なのかを把握することです。

ワーク・セミナー以外にも座談会や懇親会を通じてざっくばらんに話すことで、ストレスのない人間関係で働けるという安心感を醸成することができます。

実例

・社員1人、学生少人数の座談会 ・社員の数だけルームやチャンネルを用意し、学生が話したい社員と話すことができるコンテンツ

④ 仕事内容を疑似体験できるコンテンツがある

学生を惹きつけるポイント

仕事内容を疑似体験することで、仕事内容を深く理解することができます。

学生にとってはあまりなじみのない、業務中に出てくる略語や働き方を知ることができて就活を進める上での前提知識を増やせるのも学生がとても有意義に感じる点です。

また、仕事内容を体験してみると自分の適性とも照らし合わせることができるので、インターンシップ参加前と比べて解像度を上げて就活を進めるきっかけにもなります。

実例

・プロジェクトマネージャーの仕事内容を体感するワーク ・自社が持っている思考法を事例を元に体感するワーク

オンラインでインターンシップをおこなう際の3つの注意点と対処法

① 集中力を保ちづらい

対面形式と比べ常にパソコン画面に向かっているため、疲れやすく集中力を保ちづらくなります。

接続環境も自宅が多いため、集中できる環境とは言い難いでしょう。

1つ1つのコンテンツ時間を短くしたり、休憩をこまめに挟み、飽きさせない仕組みを作ることが大切です。

また、企業説明の最中に、オンラインツールのアンケート機能を用いて簡単なクイズを出し、集中を途切れさせない、興味を向けさせることも有効です。

② 社内の様子や社員同士の雰囲気が伝わりにくい

働く環境や人間関係も学生が会社を選ぶ基準の1つとなっています。

しかし、画面越しで行うオンラインインターンでは社内の様子や社員同士の雰囲気は伝えづらいです。

オフィスツアーをしている動画や、実際に会議している場面をリアルタイムで紹介することで、伝わりづらい点を補足しましょう。

座談会を行う際は様々な部署の社員が登壇しますが、なるべく顔見知りのメンバーを揃えてあげるといいでしょう。

お互いにいつも通りに会話のキャッチボールができて社員同士の雰囲気が伝わります。

③ コミュニケーションのハードルが上がる

基本的にオンラインは1人しか話せず、回線によってはラグが発生するため、声をかけるタイミングが対面よりも難しいですよね。

これは会社説明やループワーク中の社員への質問だけでなく、グループワーク中の学生間にも当てはまります。

そのため、学生の疑問を1つでも解消できる対策を行うことがおススメです。

例えば、匿名性のチャットで随時質問を受け付ける、発言前に合図を出すなどといった工夫をしましょう。

また、グループワーク前のアイスブレイクに時間を多めに割り当て、学生の緊張をほぐしてあげることも大切です。

④ 学生と関係性を築く機会が少ない

インターン参加者のみの早期選考を行う企業も多い中、オンラインだと学生をグリップする機会が少なくなってしまいます。

効果的に学生と関係性を築くコンテンツを入れるなどの工夫を行うことで、少しでもインターンが学生の印象に残る機会にしましょう。

座談会はもちろん、メンター社員を設置しメンター社員との1on1などを実施する企業もあります。

オンラインインターンシップ終了後にフィードバックをしたり、OB・OG訪問を実施するのも有効です。

おわりに

いかがだったでしょうか。

今回はオンラインインターンシップを開催する際のポイントや学生を惹きつける特徴、注意点などをお伝えしました。

対面でインターンシップが開催しづらい状況を逆手に、求める学生との接点を作る有意義な機会にしたいですね。

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