新卒採用コラム|マッチャースカウト

【実例あり】ジョブディスクリプション(職務記述書)とは?書き方を解説|新卒採用ダイレクトリクルーティングサービス Matcher Scout

Written by Admin | Nov 30, 2023 8:26:10 AM

ジョブディスクリプション(職務記述書)とは?

ジョブディスクリプションとは、職務の内容を詳しく記述した文書のことです。

日本語では「職務記述書」とも呼ばれています。

これは、組織内でのクリアなコミュニケーションや、求職者や現職の従業員に対して仕事の期待値を伝えるのに役立てることができます。

ジョブディスクリプションを作成する目的

ジョブディスクリプションには、以下の目的があります。

採用活動の効率化:求職者に求められるスキルや経験を明確にすることで、採用ミスマッチを防ぎ、採用活動の効率化につながります。

人事評価の基準:ジョブディスクリプションに記載された職務内容を基準に、社員のパフォーマンスを評価することができます。

人材育成の指針:ジョブディスクリプションに記載されたスキルや経験を基準に、社員のスキルアップやキャリアアップを支援することができます。

募集要項との違い

ジョブディスクリプションと募集要項は、どちらも人材募集時に用いられる文書ですが、その目的や記載内容には大きな違いがあります。

ジョブディスクリプションは、職務の目的・目標・責任・権限の範囲・必要とされる知識・技術などを明確に記述した文書です。採用活動のみならず、人事評価や人材育成などにも活用できます。

募集要項は、職務内容、雇用形態、勤務地、給与などを記載した文書です。採用活動の際に求職者に提供する情報であり、応募者の判断材料となります。

項目 ジョブディスクリプション 募集要項
目的 職務内容の明確化、人事評価・人材育成の基礎資料 採用活動の際に求職者に提供する情報
記載内容 職務の目的・目標・責任・権限の範囲・必要とされる知識・技術など 職務内容、雇用形態、勤務地、給与など
対象読者 採用担当者、人事部、現場責任者など 求職者

ジョブディスクリプションは、採用活動のみならず、企業の経営や人事戦略にも役立つ重要な文書です。企業のミッションやビジョンを踏まえて、職務内容を明確に記述することで、採用活動の効率化や人材の定着率向上につながります。

職務経歴書との違い

職務記述書と職務経歴書は、どちらも就職や転職の際に用いられる重要な書類です。

また響きが似ており混同されがちですが意味合いも大きく異なります。

職務記述書は、企業が求める職務の役割や内容、必要なスキルなどを明確にするために作成される書類です。

企業が採用や人事評価を行う際に用いられ、応募者がその職務に適しているかを判断するための基準となります。

職務経歴書は、応募者のこれまでのキャリアやスキル、実績などをまとめた書類です。

採用担当者が応募者の能力や経験を把握し、採用の判断を下すために用いられます。

職務経歴書は応募者が作成し、職務記述書は企業側がつくると覚えておきましょう。

項目 職務記述書 職務経歴書
目的 企業が求める職務の役割や内容、必要なスキルなどを明確にする 応募者のこれまでのキャリアやスキル、実績などをまとめる
作成者 企業 応募者
記載内容 職務の役割や内容、必要なスキル、権限、責任の範囲など これまでの職務経験、スキル、実績、自己PRなど
使用目的 採用や人事評価 採用

ジョブディスクリプション(職務記述書)に記載するべき内容

ジョブディスクリプションには、以下の項目を記載しましょう。

また、自社の状況によって別の項目を追加したり、内容を更新したりすることも自社にあった人材の採用のためには必要です。

会社概要:会社の概要を記載

職種名:募集する職種の名称を記載

部署:所属する部署を記載

職務内容:具体的な職務内容を記載

責任・権限:職務において責任を負う範囲や、権限の範囲を記載

必須条件:応募に必要な条件を記載

歓迎条件:応募に望ましい条件を記載

勤務地:勤務地を記載

勤務時間:勤務時間を記載

給与:給与を記載

待遇:待遇を記載

応募方法:応募方法を記載

締め切り:応募締め切りを記載

ジョブディスクリプションの作成方法

では1からジョブディスクリプションを作るにはどうしたらよいのでしょうか?

以下で手順を解説します。

以下に、ジョブディスクリプションの作成方法をご紹介します。

①職務の目的や目標を明確にする

ジョブディスクリプションを作成する際にはまず、その職務の目的や目標を明確にする必要があります。

職務の目的や目標を明確にすることで、職務内容や求められるスキル・経験を具体的に考えることができるためです。

②職務内容を具体的に記載する

ジョブディスクリプションには、具体的な職務内容を記載する必要があります。

職務内容を記載する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 職務内容を簡潔にまとめる
  • 職務内容を時系列で記載する
  • 職務内容を具体的な業務内容に落とし込む
  • 責任・権限を明確にする

ジョブディスクリプションには、職務において責任を負う範囲や、権限の範囲を明確に記載する必要があります。

責任・権限を明確にすることで、社員が職務を遂行する際に、何をすべきか、何をすべきでないか、を判断しやすくなります。

➂求められるスキル・経験を記載する

ジョブディスクリプションには、応募に必要なスキル・経験を記載する必要があります。求められるスキル・経験を記載することで、採用担当者が求める人物像を明確にすることができます。

④必須条件と歓迎条件を分ける

求められるスキル・経験を記載する際には、必須条件と歓迎条件を分けることが重要です。

必須条件:応募に必須のスキル・経験を記載

歓迎条件:応募に望ましいスキル・経験を記載

⑤勤務地や給与などの条件も記載する

ジョブディスクリプションには、勤務地や給与などの条件も記載することが必要です。

勤務地や給与などの条件を記載することで、求職者が応募するかどうかを判断しやすくなります。

【穴埋めで完成!】ジョブディスクリプションテンプレート

早速ですが、コピペ+穴埋めで完成するジョブディスクリプションのテンプレートを作成しましたので、ぜひ業務にお役立てください。

会社概要

株式会社[会社名]は、[地名]に本社を置く[業界名]企業です。[事業内容]を主な事業としています。

職種: [職種名]

部署: [部署名]

職務概要

[職種名]は、[会社名]の[部署名]に所属し、[上司のポジション]に報告します。彼/彼女は[具体的な業務やプロジェクト]の成功に向けて積極的に貢献し、[会社名]のビジョンと目標を達成するために業務を遂行します。

主な責任

[具体的な業務/プロジェクトの実行]

[具体的な業務やプロジェクトの説明]

[関連するタスクの遂行]

[チームとの協力]

[関連部署や他のチームとの連携]

[コミュニケーションと情報共有]

[報告とドキュメンテーション]

[業務に関する報告書の作成]

[ドキュメンテーションの維持]

[スキルと知識の向上]

[業界の最新のトレンドや技術に対する学習]

[必要なスキルの向上とトレーニングへの積極的な参加]

必要な資格と経験

[関連する学位や資格]

[業界経験の年数]

[特定のスキルや言語の習熟度]

必要なスキル

[コミュニケーションスキル]

[プロジェクト管理能力]

[チームワークと協力]

[問題解決能力]

[柔軟性と適応力]

勤務条件

雇用形態: [正社員/契約社員/パートタイムなど]

給与: [給与範囲やボーナスの有無]

勤務地 [勤務地やリモートワークの可否]

勤務時間 [標準的な勤務時間やフレキシブルな勤務時間の可能性]

新卒採用のジョブディスクリプションはどう作るべき?

ジョブ型雇用を導入するうえで、ジョブディスクリプションの作成は必須ですが、特に新卒採用に関しては、学生目線での作成に留意すると良いでしょう。

社会人目線で作成すると、学生にとっては職務や役割のイメージがつきにくい内容になることが考えられるためです

入社後の明確なビジョンを提示する

学生目線での「ジョブディスクリプション」とは、学生が就職先を選ぶ際に、その仕事内容や求められるスキル・経験、キャリアパスなどを、学生目線でわかりやすく伝えるためのものです。

具体的には、以下の3つのポイントを意識して作成するとよいでしょう。

仕事内容を具体的に伝える

学生は、応募する仕事内容が具体的にイメージできないと、入社後に自分が何をするのか不安になってしまいます。そのため、仕事内容は、具体的な業務内容や成果物、使用するスキルやツールなどを、できるだけ詳しく伝えるようにしましょう。

例「新規顧客の開拓や既存顧客のフォローアップを行い、売上を達成する」

求められるスキル・経験を明確にする

企業は、採用する学生に、ある程度のスキルや経験を求めています。そのため、ジョブディスクリプションでは、求められるスキル・経験を明確に伝えるようにしましょう。

例「コミュニケーション能力や交渉力、プレゼンテーション能力」といったスキルや、「営業経験」

キャリアパスを示す

学生は、入社後にどのようにキャリアを積んでいくことができるのかを知りたいものです。そのため、ジョブディスクリプションでは、キャリアパスを示すようにしましょう。

例「入社後は、新規顧客の開拓を担当し、その後、既存顧客のフォローアップや、営業マネージャーなどへのキャリアアップを目指す」

学生目線での「ジョブディスクリプション」を作成することで、学生がその仕事内容や求められるスキル・経験、キャリアパスなどを、より深く理解し、入社を検討する際の判断材料にすることができます。

以下で大塚商会の新卒採用でのジョブディスクリプションを例示しています。

新卒は社会人経験がないため、やりがいや、身につく能力など定性的な内容も含めることで働くイメージの形成を試みているのでしょう。

職種

データサイエンティスト

仕事内容

累積取引企業130万社を超える当社は、お客様に関するデータを20年以上にわたり蓄積し活用してきました。そのビッグデータを機械学習や統計、ディープラーニングといった最先端のデータ分析技術を活用してデータ分析を行い、得られた結果をもとにさまざまな課題を解決し、ビジネスに変革を与えていく職種です。

仕事のやりがい

当社はAI技術によるデータ分析を長年実践し続けており、人の仕事を奪うAIではなく、人とAIの融合による営業活動の進化を目指し、挑戦し続けています。その中のデータサイエンティストチームの一員として、さまざまなトライ&エラーを繰り返し、データ分析の専門家として成長できます。

担当する業務の範囲

  • ビジネス課題を基にした仮説立案、統計、機械学習、ディープラーニング技術によるデータ分析
  • データ分析に必要なデータマート設計
  • 分析結果を基にした、意思決定につながる可視化

身につく能力

  • ビジネス課題に対し、データの活用で解決へ導く能力と、機械学習やAIに関する知識と実践経験
  • 大量データを扱う技術、可視化技術

必要な経験(資格やスキルなど)

【必須】

  • 統計検定2級程度の統計に関する知識
  • 分析ツールや言語(R、Python)を用いたデータ分析、モデリング経験

【尚可】

  • データ分析のためのデータ準備、データマート設計の経験

【引用】データサイエンティスト - 大塚商会新卒採用情報

【参考】新卒からジョブ型採用を取り入れるべき?特徴や導入企業一覧を紹介

新卒のジョブ型採用を成功させたいならMatcherScoutがおすすめ

新卒でのジョブ型採用を進めるにはMatcher Scoutがおすすめです。

Matcher Scoutとは、新卒向けのダイレクトリクルーティングサービスのことです。

OB訪問アプリ「Matcher」に登録している学生の中から、採用要件にマッチした学生にスカウトを代理送信します。

【Matcher Scoutが代行するスカウト業務】

  • スカウト送信対象学生の抽出
  • スカウト文章の作成
  • スカウト文章のABテスト
  • スカウト送信
  • 日程調整

【Matcher Scoutをおすすめする4つの理由】

  1.  採用業務の一部を代行するため、煩雑な業務負担を減らすことができる!
  2. 成功報酬型のため、導入リスクなし!
  3. 2,500回以上のA/Bテストで得たノウハウノウハウを活かし、成功率の高いスカウト送信が可能!
  4. March以上の優秀な学生にアプローチが可能!

採用におけるノウハウをまとめた記事も多く出ておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

【参考】【決定版】ダイレクトリクルーティングの費用を徹底解説!

日本でジョブディスクリプションが普及しにくい理由は?

ジョブディスクリプションが日本で普及しない理由として以下の3つが考えられます。

日本型雇用制度

日本では、メンバーシップ型雇用制度が一般的です。メンバーシップ型雇用制度では、社員は会社に所属し、会社が社員を育成する役割を担います。そのため、職務内容を明確にする必要性が低く、ジョブディスクリプションが普及してきませんでした。

職務の変化の速さ

近年、IT化やグローバル化の進展により、企業の事業内容や組織体制が急速に変化しています。そのため、ジョブディスクリプションを作成しても、すぐに陳腐化してしまう可能性があります。

作成・運用のコスト

ジョブディスクリプションを作成・運用するには、一定のコストがかかります。そのため、中小企業などでは、コスト面からジョブディスクリプションの導入に二の足を踏む企業も少なくありません。

ジョブディスクリプション(職務記述書)のメリット・デメリット

ここからはジョブディスクリプションのメリットとデメリットを紹介します。

メリット

まずはメリットです。

採用ミスマッチを防げる

ジョブディスクリプションを作成することで、求職者に求められるスキルや経験を明確にできます。

そのため、採用ミスマッチを防止し、採用活動の効率化につながるでしょう。

人事評価の公平性向上をもたらす

ジョブディスクリプションを基準に人事評価を行うことで、公平性や納得感を高めることができます。

人材育成の効率化

ジョブディスクリプションを活用することで、社員のスキルアップやキャリアアップを支援することが可能です。

デメリット

続いてデメリットを紹介します

職務内容の変化に対応が難しい

企業の事業内容や組織体制の変化に伴い、職務内容も変化していきます。そのため、ジョブディスクリプションを常に最新の状態に保つことが重要です。

ゼネラリスト育成が難しくなる

ジョブディスクリプションによって、職務内容が細分化されると、ゼネラリスト育成が難しくなる可能性があります。

ジョブディスクリプション導入時の注意事項

ジョブディスクリプションを活用する場合の注意事項を解説します。

業務内容を網羅した内容にする

ジョブディスクリプションに業務内容を詳しく書くことで、自分の業務に集中できる一方、担当業務以外の仕事は「やらなくてよい」という意識になりがちです。

自分が与えられた業務だけに集中すると、誰も手をつけない業務が発生するなどして、生産性に影響を及ぼすことがあります。

そのため、組織全体の業務内容を網羅したジョブディスクリプションを作っておくと、チームや組織で業務が円滑に行えるでしょう。

定期的に見直しをする

ジョブディスクリプションを作成した後に、経営状況の変化によって業務内容や必要なスキルが変わっていくことも考えられます。

ジョブディスクリプションと実際の業務内容に異なる点があると、チームワークが十分に発揮できず生産性の低下につながったり、業務の運営に支障が出たりする可能性があるため注意しましょう

。ジョブディスクリプションは、企業の変化に合わせて定期的に見直すことが必要です。

ジョブディスクリプション(職務記述書)を導入している企業事例

実際にジョブディスクリプションを採用している企業の事例と、実際のジョブディスクリプションの例を紹介します。

日立製作所

 日立ではグローバル事業の拡大に伴い、人事制度のグローバル化を行うべく、ジョブ型制度の導入を行いました。

 制度導入後も、実際に制度をもとにキャリアを自分で描く社員を増やすための制度を用意することで、制度の形骸化を防いでいます。

実際に数千講座もの学習プログラムを提供している「日立アカデミー」を設置し、社員が一人ひとり学びたいスキルやノウハウを習得することを可能にしています。

また2022年には、上司に希望の職種を伝えることのできる制度や、ジョブポスティング制度の強化を図っているようです。

【参考】日立が進める「ジョブ型」とは? わかりやすく解説

実際のジョブディスクリプション例

エネルギー事業統括本部

社内セクターの情報セキュリティ・サイバーセキュリティを推進するリーダー(課長クラス)

【配属組織名】

エネルギー事業統括本部 IT推進部

【配属組織について(概要・ミッション)】

エネルギー事業領域の社内IT領域を統括する組織において、セクター内の区処会社の取りまとめとIT統制を推進している。ミッションは社内ITとしてのデジタル化の推進による業務改革の推進と、情報セキュリティの適正によるセキュアな環境作りをめざしている。

【携わる事業・ビジネス・サービス・製品など】

エネルギー事業全般

【募集背景】

サイバー環境の多種多様なクラウド基盤化やテレワーク促進の背景により、最新のネットワーク技術とセキュリティ技術で、よりセキュアな環境を設計・構築し、脆弱性を是正するアクションプランの立案から施策遂行、インシデント発生時は責任者として機能し、関連組織と連携して状況把握・分析、適切なレスポンスを提供できるセキュリティ機能・組織の強化を図っています。

また、事業のデジタルシフトに伴い、社内ITだけでなく製品・サービスのセキュリティ確保も重要な経営課題となっており、セキュリティレベルの向上やPSIRT機能の体制強化を進めております。

このような状況の中、PSIRT機能との連携も視野に入れた役務、加えてIT利活用による働き方改革の企画・実行を担っていただける方を必要としています。

【職務概要】

本社のセキュリティ対策指針に基づき、事業部門にフィットしたセキュアな環境提供、脆弱性を是正するアクションプランの立案から施策遂行、およびインシデント発生時にはセキュリティ事務局としての対応取り纏めを推進するセキュリティ全般を取り纏める管理職を求めます。

最終的には、デジタル化とセキュリティが両立された新しい働き方改革の企画・実行を担当いただきます。

【職務詳細】

  • 情報セキュリティ・サイバーセキュリティ対応のアクションプランの立案と遂行
  • 最新のセキュリティ技術やネットワーク技術の調査や技術導入の為のアクションプランの立案と遂行
  • インシデント発生時の状況把握・分析、適切なレスポンスを提供するセキュリティ事務局取り纏め
  •  (一部、製品・サービスのPSIRT機能との連携あり)
  • テレワーク環境を含む働き方改革の推進に寄与するアクションプランの立案と遂行
  • 配属当初は、経験・能力に応じて業務を配分します。

【ポジションの魅力・やりがい・キャリアパス】

最新のセキュリティ技術の習得やその導入遂行等を通じて、セキュリティ技術のプロフェッショナルとしてキャリア構築が可能です。

(セキュリティ技術やテレワーク環境・働き方改革の両面で幅広い業務をご担当いただけます。)

【働く環境】

●配属組織/チーム

配属部は部長相当職2名、課長相当職7名。部員約24名で構成されています。

配属チームは、課長相当職2名、主任相当職3名、シニア2名、派遣1名の8名で構成。

セクターのセキュリティ事務局となっており、セクター区処会社のセキュリティ管理方針の取り纏め、情報セキュリティ施策の強化・徹底を通じ、事業貢献するといった高い意識を持ったメンバーで構成されています。

●働き方

コロナ規制緩和後も個人の効率性やチームでのアウトプット最大化を目指し、より効果的な働き方をめざしています。

勤務地は下記記載の茨城県日立市です。サポート的に東京オフィスも出張等で対応いただきます。

その中でリモートワークや出勤地の調整を実施しています。

<東京オフィス>秋葉原ダイビル(東京都千代田区)

※上記内容は、募集開始時点の内容であり、入社後必要に応じて変更となる場合がございます。予めご了承ください。

応募資格

【必須条件】

①ITシステムの開発・構築の経験があり、情報セキュリティの重要性を理解し、情報セキュリティ対策の実行や統制のご経験

②関係各所との連携・調整、プロジェクト管理でのPDCAに基づくコミュニケーション能力及び、相互の関係において信頼関係を構築できるような対人応対能力

【歓迎条件】

・情報処理安全確保支援士、ネットワークスペシャリスト 等の資格を有していること

・語学力(目安TOEICスコア 700点以上)

【求める人物像】※期待行動・コンピテンシー等

【全職種共通(日立グループ コア・コンピテンシー)】

・People Champion(一人ひとりを活かす):

 多様な人財を活かすために、お互いを信頼しパフォーマンスを最大限に発揮できる安心安全な職場(インクルーシブな職場)をつくり、積極的な発言と成長を支援する。

・Customer & Society Focus(顧客・社会起点で考える):

 社会を起点に課題を捉え、常に誠実に行動することを忘れずに、社内外の関係者と協創で成果に責任を持って社会に貢献する。

・Innovation(イノベーションを起こす):

 新しい価値を生み出すために、情熱を持って学び、現状に挑戦し、素早く応えて、イノベーションを加速する。

【その他職種特有】

・複雑な状況への対処:効率的な問題解決のため、複雑かつ膨大で、矛盾することもある情報を分析する。

・責務の遂行:コミットメント(約束や責務)を遂行するために、自分および他者に対する説明責任を負う。

・ビジネスの見識:ビジネスと市場に関する知識を活用して、組織の目標に向かって前進する。

・戦略的思考:将来の可能性を見据え、画期的な戦略に変える。

・信頼の獲得:正直、誠実、真摯な対応を通して、他者からの信用と信頼を得る。

【最終学歴】

高卒以上

待遇

【想定ポジション】

課長クラス

※募集開始時の想定であり、選考を通じて決定の上、オファー時にご説明いたします。

【給与】

■想定月給:585,000~715,000円

■想定年収:10,000,000~12,000,000円

【勤務時間】

8:50~17:20(実働7時間45分、休憩45分)

※事業所によって時間帯が異なる場合あり。

【参考】“成長”に向けた人財マネジメントの転換

富士通株式会社

富士通は「ジョブ型人材マネジメント」の考え方に基づく新たな人事制度を導入しました。

ジョブディスクリプションの作成に加え、独自の仕組みである「FUJITSUレベル」を導入。

職責に準じた給与レベルにすることで、従業員の主体的な業務遂行を後押しします。

【参考】富士通が一般社員4.5万人向けに導入したジョブ型新制度

実際のジョブディスクリプション例

新しいビジネスモデルを考え、インフラビジネス変革に挑戦するビジネスプロデューサー(グループリーダ)

職種

アカウントマネジメント

職務内容

Job description

金融ビッグアカウントである共済事業者に対し、インフラを中心に自社領域の拡大と新規、他社領域の獲得に向けた活動を推進。

共済における外部環境は必ずしも良好なものではなく、人口の減少や高齢化、保険や地域金融機関との競争も激しく、業務の効率化やシステムコストの最適化は必須である。事業課題やシステム課題に対して最適な解決策を提案していくことが求められる。

商談の推進においては、アカウントSEや社内関連部署を統率してお客様とのリレーション構築を推進するとともに、計画的かつスピーディな商談推進を牽引するなど、ビジネス拡大に向けた取組みを牽引する。

個人に期待する役割やミッション

Roles and responsibilities

当部のミッション達成に向け、グループリーダとして下記を推進。

  • 組織力発揮に向けた部下指導と育成。
  • グループメンバー及びSE他関係者、外部のステークホルダーを取りまとめビジネスを推進。
  • 幹部社員とともに、部下を巻き込んでアカウントプランを実行するためのアクションプランの立案と実行を行う。
  • インフラビジネスの中でも、特に新規、他社領域の開拓と端末ビジネスのリーダとして従事いただきます。

必須のキャリア、スキル、資格など

Basic qualifications

以下2項目以上の経験必須

  • 営業としてチームリーダーの経験
  • アカウント営業経験
  • SI/サービスビジネスの営業経験
  • 保険業界の担当営業として経験
  • 金融業界での業務経験

歓迎するキャリア、スキル、資格など

Preferred qualifications

以下の経験があること

  • 大規模プロジェクトの推進
  • 新規、他社ビジネスの推進
  • 熱意をもって社内外ステークホルダを巻き込んでいけること

語学力

Language requirements

英語:リテラシーとしての英語レベル (目安TOEIC500点)

募集元企業名

Corporate Name

富士通株式会社

配属想定組織

Unit

Financial Services事業本部

備考

Notes

勤務地

Location

本社・汐留シティセンター

【参考】日立や富士通が導入するジョブ型雇用、上司の裁量による職務拡大を防げるか

KDDI

KDDIは2022年4月より、管理職を含む全社員にジョブ型人事制度を導入しました。

これは「大企業に入れば一生安泰とは考えず、自分が会社にどう貢献し、成長したいかという目線を持つ学生が増えている」というKDDIの採用に対する危機感に対応するものです。

新制度では、30職種のジョブディスクリプション(職務記述書)を設定しているようです。

一律の初任給を廃止し、上記のジョブディスクリプションに応じた給与設計にすることで採用力強化を目指します。

人事評価についても、上司による一方向の評価を改め、360度評価に変更しました。

【参考】全社員に「ジョブ型人事制度」導入するKDDIが目指す人材育成

実際のジョブディスクリプション例

(DD001)ビジネスプロデューサー<web3新規事業/サービスの戦略策定・事業推進>

求人カテゴリー

経営企画・事業企画

仕事内容

<お任せすること>

2023年3月にメタバース・Web3サービス「αU(アルファーユー)」を始動し、今後もweb3のマスアダプションを目指す複数の新規サービス/プロジェクトの立ち上げを予定しています。

それを踏まえ、本ポジションでは、ビジネスディレクターとして、Web3関連の事業計画の立案、戦略策定、プロダクトマーケットフィットを見据えた業務・事業推進をお任せいたします。

<具体的には>

Web3領域(NFTマーケット、Dapps、DeFiなど)をご担当いただきます。

担当テーマは状況に応じ柔軟に設定可能ですが、具体的には以下業務をご担当いただく想定です。

  •  サービス仮説、ビジネスプラン、事業計画の策定、具体化
  •  提携/協業/コンテンツホルダーとのアライアンス交渉
  •  サービス開発ディレクション
  •  ビジネススキーム実現のための法的論点の整理
  •  次世代の金融領域に関する業界動向の調査業務 など

募集背景

通信領域の事業環境の厳しさが増す中、KDDIは通信を軸に周辺ビジネスの拡大を進めています。

なかでも、Web2(情報流通)からWeb3(価値流通)のイノベーションが起こる期待が高まる中、従来のインターネットビジネスにおける事業モデルの転換を見据え、Web3領域での新規事業創出を目指しています。

今後大きくスケールする事業を創るにあたり、非常に重要な成長局面を迎えています。

新しい分野であるため、マーケティング、会計、法令、技術、UIUXなど、多数の判断軸で物事を捉える必要があり、専門の組織を新設し、今後の重要なポジションを担っていただける人材を募集することといたしました。

採用メッセージ

事業もチームも立ち上げ直後のフェーズのため、ゼロベースに近い状態で事業立ち上げに携わることができます。

バズワードを抜け出ていない「Web3」領域で、持続可能な事業を創るという高いハードルにも、楽しみながらチャレンジできます。

KDDIのアセットを存分に活用し、エンタメ、金融など、さまざまな業種・業界においてご活躍の場を拡げることも可能です。

配属予定組織では、以下の実施が可能です。

  • 社長直下の組織でスピード感を持った業務
  • 新しい技術領域を取り扱う、次の時代に必要とされるサービスの発明
  • 自分で提案したものが実行しやすい環境
  • 政府系機関との協力、国内外の大手企業・スタートアップへの投資やアライアンス検討を通じた幅広い人脈の形成

必須のスキル・経験

  • 財務・会計・金融の基礎知識
  • 課題発見と課題解決能力に優れ、自律自走して行動できる方
  • 正解がない環境を楽しめる方
  • 目まぐるしく変わる事業環境をいち早く捉え、柔軟に思考できる方

以下のいずれかにあてはまる方

  • IT、金融いずれかの分野で新規事業の立ち上げ経験、またはサービス担当としての経験をお持ちの方
  • NFT、DeFi、TokenEconomyなどWeb3領域に関する強い興味関心や事業経験をお持ちの方
  • プロジェクトオーナーとして社内外のステークホルダーを巻き込み、強い推進をしていただける方
  • ベンチャーキャピタルでのご経験をお持ちの方
  • あると好ましいスキル・経験
  • ビジネスレベルの英会話能力をお持ちの方
  • グローバル事業の経験がある方
  • チームマネジメント経験

求める人物像

  • ブロックチェーンやNFTサービスなど新たな分野に携わってみたい方
  • 目まぐるしい変化を楽しみ、すぐに環境適応ができる方
  • 固定概念にとらわれず、新しいアウトプットを自発的に生み出せる方
  • ユーザーファーストでビジネスやサービスを設計、企画するのが好きな方
  • 物事をポジティブに捉え、向上心が高く意欲的に行動できる方
  • 多方面でコミュニケーションを取り、周囲の人を巻き込みながら物事を推進できる方

参考情報

・KDDIのオープンイノベーションに関する取り組み(KOIF+∞Labo)

・メタバース・Web3サービス「αU(アルファーユー)」ニュースリリース

勤務地

渋谷キャスト

【参考】KDDI版 ジョブ型人事制度 「プロを創り、育てる制度」

おわりに

この記事のまとめ

  • ジョブディスクリプションとは、ジョブディスクリプションとは、職務の内容を詳しく記述した文書のこと
  • ジョブディスクリプションはジョブ型採用の実施に必要不可欠である
  • ゼネラリスト採用にはジョブディスクリプションは適さない
  • 新卒向けにジョブディスクリプションを作成する場合はキャリア形成や実際の業務をイメージできる内容にするべき

    是非この記事を参考に自社のジョブディスクリプションを作成してみてください。