「キャッチコピー」と聞いて何を思い浮かべますか?
食べ物やサービスの販促のイメージが強い方も多いのではないでしょうか。
実は新卒採用でもキャッチコピーを上手く利用することで、より良い効果が期待できます。
しかし、全く知識がないままキャッチコピーを作ると時間の無駄になることも…。
本記事では、新卒採用における効果的な求人キャッチコピーの作り方を解説します!
作り方だけでなく、コツや事例も紹介するので初心者にもぴったり。
求人キャッチコピーを作って、新卒採用を成功に導きましょう。
人気企業の最新版のキャッチコピー事例をいくつかご紹介します。
企業の魅力を伝え、応募者の心を惹きつけるためには…?
ぜひ、自社の採用キャッチコピー作成の参考にしてみてください。
出典元:株式会社キーエンス|新卒採用
キーエンスが誇る「超」付加価値の創造の源泉が「夢中」であるとアピールしています。
採用メッセージには「本質」「流れる汗」「唯一無二の成長」といったワードが並んでいます。
どれもキャッチコピーやターゲットに即した内容になっていますね。
キーワードを鍵括弧で囲って視認性を高める
出典元:DENTSU INC.RECRUITING 2023
大手広告代理店である電通らしい、デザイン性の高い採用サイトですね。
キャッチコピーから、先駆者となれるような野心や自主性、ユニークさを求められていることが伝わってきます。
出典元:丸紅株式会社|新卒採用サイト
こちらのキャッチコピーは、一見、簡潔で分かりやすいフレーズですね。
しかし、そこには「どんなに困難な課題も、一人一人の強みを集結すれば解決できる」という熱い想いが込められており、「協調性とチャレンジ精神の大切さ」という丸紅の事業活動における共創の姿勢が表れています。
国籍や立場を超えたチームで協力し、大きな壁を動かす総合商社の「哲学」が盛り込まれているともいえるでしょう。
大阪にある広告制作・デザイン会社のトゥモローゲート。
「ブラック」という言葉が示すのは、悪質なブラック企業ではなく、「世界で最もユニークなブラック企業」という意味です。
採用ページをご覧いただければ、その訴求ポイントが明確で、「自己成長を望む」「積極的にキャリアを築きたい」という学生にとって魅力的な内容が盛り込まれています。
キャッチコピーに、あえてネガティブな印象を持つ言葉を使うことで、興味や関心が湧き、思わず企業について知りたくなる効果がある
出典元:株式会社ニトリ|新卒採用サイト
「若者にもっと夢を見てほしい」というニトリの熱い想いが込められたこのキャッチコピーは、単に夢を持つ事の大切さを訴えるだけでなく、ニトリが若者の夢とキャリアに真剣に向き合い、共に成長していく企業であることを力強く伝えています。
学生からの高い満足度を誇るニトリのインターンシップでも、学生目線に立ったキャリアデザインコースを設けるなど、学生に寄り添う姿勢が随所に感じられます。
何者にでもなれる若者である「学生」にフォーカスされて作られたキャッチコピーであることが伺えますね。
「君の」「君を」と語りかけることで、インパクトを出す
広告をメインにコミュニケーションサービスを提供するADK。
シンプルでとても力強いキャッチコピーですね。
「従来の常識に縛られて、違いを恐れてはいけない。一人ひとりの異なる才能や経験、アイディアを結集させることで新しいモノを生み出せる」
という熱い想いが込められています。
「力」を敢えてカタカナ表記にすることで、インパクトを出す
サッポロビールは、日本を代表する大手ビールメーカーです。
「誰かの、いちばん星であれ」。
このキャッチコピーから何を思い浮かべますか?
これには、単においしいビールを造るだけでなく、「人々の心を動かす物語を紡ぎ、人生を彩る存在を目指そう」というメッセージが込められています。
少子高齢化、技術の進歩、グローバル化、働き方改革など、社会は大きく変化しています。
そのような時代だからこそ、サッポロビールは「モノづくり」そのものの意味を問い直しているのでしょう。
また、「いちばん星」というフレーズには、サッポロビールのモチーフである「星」がかけられていて、覚えやすいですね。
会社のロゴとかける
大和ハウスグループのマンション管理会社である大和ライフネクスト。
キャッチコピーにあるように、「お客様の幸せや満足度」を自分で考え、その上でこだわりを持ち続けられるような人材を求めているようです。
記号「」を用いて『カッコ(格好)つける』と読ませる点が面白いです。
大学生の興味も惹きやすいですね。
出典元:小野薬品工業株式会社|採用サイト
製薬業界の中でも新薬開発に特化し、高い開発費率を維持する同社は、「挑戦」を企業理念として掲げています。
これは、画期的な新薬を生み出すという挑戦的な姿勢を端的に表したものであり、同社の強みを象徴する言葉と言えるでしょう。
採用コンセプトを明確にする
世界初の即席麺「チキンラーメン」を開発した日清食品は、今後も世界を舞台に新たな「食」の創造に挑戦する仲間を求めています。
あえて命令口調にすることで、インパクトが大きいキャッチコピーになり、その熱意が表現されています。
日常のあらゆる場面でキャッチコピーを目にしますよね。
しかし、いざキャッチコピーを作る側に立つと分からないことも多いはず。
まずはキャッチコピーの基礎を整理しましょう。
キャッチコピーとは、英単語の「catch」と「copy」を組み合わせた和製英語。
短い文章(=copy)で消費者の関心を引く(=catch)宣伝文句のことです。
有名なキャッチコピーとしては、JR東海の「そうだ 京都、行こう」やカルピス株式会社の「カラダにピース。」などがあります。
モノやサービスが溢れる時代において、消費者にファーストインプレッションでインパクトを与えることは非常に重要です。
一般的なキャッチコピーの最終的な目的は、モノを買ってもらったりサービスを使ってもらう事です。
対して採用キャッチコピーの場合は、自社の求める人材にエントリーしてもらうことが目的になるでしょう。
「人の注意を引く」という抽象的な目的は同じでも、最終的な目的が違います。
覚えやすさやインパクト以外に重視すべき項目があることを意識しましょう。
採用キャッチコピーの中でも、中途向けと新卒向けでは訴求内容が大きく異なります。
中途の求職者は環境や業務内容など、企業に求めるポイントが明確です。
そもそも現職の不満点解消や、挑戦したいことが決まっていない状態で転職する人は少ないですよね。
対して新卒生は、入社したい企業像があいまいなケースが多いです。
社会人経験がないため、志望や適性を企業条件に落とし込むことがまだ困難です。
つまり中途と新卒生には社会人経験の差があるため、新卒採用キャッチコピーでは社会人経験がなくてもイメージできる内容にする必要があります。
採用キャッチコピーは以下の場所での掲載が一般的です。
また通年の採用キャッチコピーとは別に、インターンシップ用のキャッチコピーを作ることも。
インターンシップでの採用が活発化したことで、他企業のインターンシップに埋もれない工夫が必要とされています。
インターンシップについて、動向や設計ノウハウなど詳しいことを知りたい方は、こちらをご覧ください。
【参考】【事例あり】インターンシップ受け入れ完全ガイド|準備から採用まで
採用キャッチコピーといえば、「圧倒的成長!」など自社のやりがいを強調したパターンが多いですよね。
確かに自社のアピールポイントとして、やりがいの訴求は効果的なように思えます。
ところが、学生が企業に求める条件(下表)を見るとその限りではないようです。
調査によると、「働きがいのある会社」は上位には含まれているものの、最も重要視されているわけではないことが伺えます。
また、「安定している」「給料の良い」が年々増加しており、安定志向や待遇面への関心が高まっているようです。
つまり「やりがい」だけではなく、就職志望条件と企業とのマッチングを重視している学生が多いのです。
学生が求めていることを理解した上で作らないと、効果がないキャッチコピーになってしまうので気を付けましょう。
キャッチコピーを上手く利用することで、新卒採用においてより良い採用効果が期待できます。
しかし、全く知識がないままキャッチコピーを作ると時間の無駄になることも…。
しっかりフローに沿って、役に立つキャッチコピーを作りましょう!
まずは採用要件から、求める人物像を明確にしましょう。
採用キャッチコピーの目的はあくまで、自社の求める人材にエントリーしてもらうこと。
試行錯誤してキャッチコピーを作っている間に目的があやふやにならないよう、初めに確認する必要があります。
採用ペルソナについてお悩みの方は、以下の記事を参照ください。
【参考】【初心者向け】採用要件の作り方!求める人物像やペルソナとは違う?
自社の持つアピールポイントの中で、ターゲットにとって魅力的な要素を見つけましょう。
例えば「専門的な知識を学べる」というアピールポイントは、スペシャリストになりたい学生には魅力的ですが、ジェネラリストになりたい学生にはデメリットになります。
学生のニーズを正確に読み取ることは困難です。
アピールしたいことよりも、ターゲットのメリットになるかを一番に考えましょう。
次には、ターゲット以外の学生にネガティブなイメージを与える要素を見つけましょう。
例えば、「バリバリ働く体育会系学生」がターゲットだった場合、「安定志向で慎重に動くタイプの学生」はマッチング度が低いかもしれませんよね。
こういった、ターゲットではない、自社とマッチング度が低そうな候補者の要素も考えましょう。
エントリーが増えることは喜ばしいですが、その分工数がかかってしまうデメリットも。
うまくターゲットを絞り込みましょう。
Step2,3でポイントを書き出した後は、その優先度を決めましょう。
要素それぞれに順位づけをして、1~3位までのものを残します。
入れたい要素を沢山盛り込んでしまうと、かえって何も伝わらないキャッチコピーになってしまいます。
視認性を高めるためにも、かえって要素を絞ったほうが魅力を感じてもらえます。
盛り込む内容が魅力的に見えるフレーズにまとめましょう。
たしかにアピールポイントも大切ですが、ぱっと見の印象はもっと重要です。
情報が溢れているインターネットで就活の情報収集を行う現代の学生にとって、ファーストインプレッションが悪ければ自社を知ろうとしてもらえないからです。
キャッチコピーを作ることで実際にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
3つに絞って紹介します。
多くの企業がひしめき合う中で、まずは学生に存在を認知してもらうことが大切です。
インパクトのあるキャッチコピーであれば、学生の興味を引くでしょう。
また新卒求人広告サイトなどでは、キャッチコピーで目立つことで他社よりもクリックされる可能性を高められます。
クリックされればより詳細な情報を伝えられるため、自社に魅力を感じてもらいやすくなるでしょう。
必ず目に入る位置に書かれるキャッチコピーには、フィルターとしての役割も期待できます。
例えばキャッチコピーを「ガンガン仕事!ドンドン昇進!」とします。
この場合、仕事に自己成長ややりがいを強く求めるタイプの学生が自社に魅力を感じて、応募してきそうです。
反対に、ワークライフバランスを重視する学生は、このようなキャッチコピーの会社は避けるでしょう。
このように、キャッチコピーを上手く使うことでエントリーしてくる学生の志向を絞れます。
エントリー数を増やすだけでなく、学生とのマッチング度をあげることもできるでしょう。
採用コンセプトとは、求める人材に向けた自社のアピールポイントを言語化したものです。採用コンセプトをキャッチコピーに盛り込むことで、一番伝えたい魅力をしっかり覚えてもらえるでしょう。
複数人で採用活動をしていると、アピールするべき要素の優先度がずれてしまいがち。
採用コンセプトを適切に伝えるためにもキャッチコピーの利用が有効です。
採用キャッチコピーのメリットでも紹介したように、キャッチコピーをフィルターのように機能させることもできます。
どのようにすれば学生とのマッチングを高められるのでしょうか?
ここでは、マッチング向上のために意識するべきコツを解説します。
最も大切なコツです。
求める人材が魅力に感じる要素と、自社の持つ魅力要素の共通点を探してキャッチコピーに盛り込みましょう。
将来像をイメージさせるキャッチコピーであれば、会社での将来像に共感できる学生を獲得できます。
しかし新卒生はまだ社会人経験がないため、自社に入社した後の自分の姿を上手くイメージできません。
将来のポジションや業務、どのタイミングで実現できるのかを具体的にキャッチコピーに含めましょう。
採用コンセプト・求める人物像を分かりやすく示しましょう。
無理に学生の幅を広げず明確にすることで「この企業はわたしにぴったりだ!」と思ってもらいやすいです。
仕事にはそれぞれ違ったやりがいがありますよね。
学生はサービスを提供する側より、利用する側の方が身近なはず。
イメージしやすい視点でやりがいをアピールすることで、仕事内容をちゃんと理解した上で魅力を感じてもらえます。
例えばキャッチコピーを「寄り添ってくれて、ありがとう」とすれば、お客さんから感謝される仕事だとアピールができます。
キャッチコピーは一目で理解できる分かりやすさが必須!
分かりにくいキャッチコピーだと、魅力が伝わらないまま読み飛ばされてしまいます。
ここでは、伝わりやすくするために意識するべきコツを解説します。
伝えたいことをできるだけ短い文章にまとめましょう。
一般的にキャッチコピーは12文字が理想的と言われています。
また、25文字より多くなると最後まで読む人はかなり少なくなるようです。
現在の就活生のほとんどは、企業の情報をネットから取得します。
そのため求人媒体やグーグル等の検索結果一覧での見え方はとても重要です。
表示文字数を超えた部分にアピールポイントを記載しても、検索ページからは見えないのでもったいないですよね。
検索結果に魅力要素が見えたほうがクリックしてもらいやすいでしょう。
グーグル検索では、32~40文字程度が表示可能文字数のようです。
また求人媒体を利用する際には、表示可能文字数をしっかり確認しましょう。
数字や具体名を使うことで、アイキャッチ効果が期待できます。
アイキャッチとは、見た人を惹きつける要素のこと。
人間が文章を読んでいるとき、実は全ての単語をしっかり読んでいるわけではありません。
無意識に重要そうな単語だけを拾って、それ以外はスキップして理解していませんか?
数字や具体名は重要な情報なので、目に留まりやすく覚えてもらいやすいです。
また数字や具体名があることで、信頼性を感じてもらえます。
例えば、「圧倒的残業の少なさ」よりも「月平均残業時間1.5h!」の方が信憑性が高そうですよね。
ごまかしが効かない分、事実に即していると印象付けられます。
就活生はまだ学生です。
社会人だと普通に伝わる言葉/事実も、学生にとっては理解しがたいこともあります。
そんなときは比喩表現を使って分かりやすく表記しましょう。
カルビー株式会社は、誰もが知っているポテトチップスでおなじみですね。
新鮮なジャガイモからポテチを作っていることから、ヒントを得て作られたキャッチコピーが「掘りだそう、自然の力。」です。
このキャッチコピーは、ジャガイモや自然の力をそのままキーワードとして使うのではなく、「掘り出す」という比喩表現を用いることで、より深く印象に残るものになっています。
ほとんどの就活生がネットから情報を得る現代では、就活も情報戦と言えます。
多くの情報の中で埋もれないインパクトを持つことは非常に重要!
ここでは、キャッチコピーにインパクトを出すコツを解説します。
視認性が高い文章の黄金比率は漢字②:ひらがな⑦:カタカナ①だと言われています。
ぱっと見でも内容が分かるようにするためにも、黄金比を意識して文章を作りましょう。
出典:株式会社HERP
今あるキャッチコピーの一部を変えるだけでもかなり印象が違うはず。
既にキャッチコピーがある方にもおすすめの方法です。
記号を使うことで文章にメリハリを付けることができます。
ポップな表現にすることで、堅苦しい印象の改善にもつながるでしょう。
記号例
・鍵括弧 【】『』「」
例:キミの【知恵】を貸してくれ
・句点句読点 、。
例:ミライを、見る。
・その他 !?等
例:圧倒的残業?圧倒的成長!
思わず口に出したくなるようなキャッチコピーは、無意識に覚えてしまうものですよね。
リズム感を良くすることでインパクトを高められます。
五七五にまとめたり、ラップのように語尾の音を統一するとよいでしょう。
採用キャッチコピーは企業の魅力を伝えるもの。
ポジティブなキャッチコピーが多い中、あえてマイナスな言葉を使うのも一つの手です。
引っかかりを作ることで、注目を狙いましょう。
出典:トゥモローゲート株式会社
ただし、ネガティブなキャッチコピーはキャッチコピー以外の補足が必須です。
マイナスな印象で終わらないように、採用ページ等には真の意味をしっかり書き記しましょう。
また若者言葉や口語表現を取り入れることもおすすめです。
例えば「人生を変える仕事ってマジ?」など。
マイナスな言葉と同様、他社とは違う引っかかりを作れます。
キャッチコピー等の文章は、対面のコミュニケーションと違い相互的な会話ができません。
そのためどうしても自分と文章の間には距離を感じてしまうものです。
そんな距離がある文章の中で、いきなり「あなたは?」と問いかけられたらインパクトは大きいですよね。
例えば「企業の経営課題を解決」よりも「企業の経営課題、あなたなら解決できる?」の方が強い印象を与えられます。
就活生にはまずは社名を覚えてもらいたいですよね。
しかし就活生は多数の企業の選考を受けるため、なかなか社名を覚えることは難しいようです。
キャッチコピーに入れ込むことで、社名を覚えてもらいましょう。
出典:株式会社ロッテ
このキャッチコピーは、社名の「ロッテ」と改革を意味する「イノベーション」がかけられています。
従来の概念にとらわれずに、イノベーションを起こし続ける人材を求めていることが簡潔に伝わりますね。
いざ、実際にキャッチコピーを作ろうとすると上手くいかないことも…。
ここでは行き詰ったときに有効なサポートツールを紹介します。
挑戦したものの、やはり自社で作ることは難しい場合におすすめ。
コピーライターに発注することで、工数や経験等の問題を解決できます。
専門的な知識が必要なコピーライティングですが、フリーランス発注サイトなどで簡単に依頼できます。
例えばグーグル検索の上位に採用ページを表示させたい場合、SEOに強いコピーライターに依頼すればよいでしょう。
※SEO:Search Engine Optimization(「検索エンジン最適化」)の略。
簡単に言うと、検索結果画面で自分のサイトを上位に表示させるための対策。
必ず入れたい固有名詞やその内容を記入するだけでキャッチコピー案を自動作成してくれます。
コピーメカやぽっとキャッチコピーなど、「キャッチコピーメーカー」で検索すると多くの自動作成ツールを見つけられます。
webサイトで登録等なしに簡単に使えるので是非導入しましょう。
ただし、自動作成ツールなのでユニークさには欠けてしまうデメリットも。
あくまでアイデア出しの際の補助として用いりましょう。
ここでは、作った後の効果的な利用法をご説明します!
PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の頭文字を取った品質向上のための指標です。
改善をして計画に戻すことでサービスをより良くよくし続けることができます。
選考に参加した学生に「求人広告の中でどの部分に魅力を感じたか?」といったアンケートを取ることがおすすめ。
ネットの求人広告など、変えやすいものはすぐに意見を反映させられるでしょう。
求人媒体だけでなく、自社採用サイトやパンフレット等に同じキャッチコピーを入れることで統一感を出せます。
また、同じキャッチコピーを何度も目にすることで覚えやすくなります。
キャッチコピーによってはtoC広告でも用いることができます。
例えば「寄り添ってくれて、ありがとう」といった、顧客視点のキャッチコピーであればtoC広告でも使用できますよね。
この場合学生には、お客さんから感謝される仕事だとアピールができます。
また、働く側の視点からでも魅力的なキャッチコピーになります。
例えば「情熱でワーク!」など。
学生には情熱を持って働ける事をアピールし、顧客には熱心な方が良いサービスを作っているという印象を与えられます。
キャッチコピー運用として工夫できる点は文言のみではありません。
自社サイトやパンフレット等に掲載する際、キャッチコピーとデザインに統一感を出しましょう。
統一感を出すことで、学生が企業イメージを持ちやすくなります。
コーポレートカラーや企業イメージに沿ったデザインにしてもよいでしょう。
いかがでしたか?
新卒向け採用キャッチコピーのメリット等から、作成方法・コツ、運用方法までを解説しました。
キャッチコピーは世の中にありふれていますが、実際に自分で作ろうとすると難しいですよね。
ぜひ今回ご紹介した企業の事例を参考にしつつ、新卒採用を成功に導けるようなキャッチコピーを作っていただけると幸いです!