経営資源の中で最も重要な資源である「人」を通して、企業の成長をサポートする事業を行う株式会社ジェイック。
第二新卒やフリーターなどの人材を、育成した後に企業に紹介するハイブリッド型サービス「就職カレッジ®」、大学連携型就職サービス「新卒カレッジ」と、実績あるメソッドをベースとした教育研修サービスを事業の柱としています。
新しい事業を次々と展開している同社に、Matcher Scoutを導入した経緯や得られた成果についてお伺いしました。
採用のオンライン化による内定承諾率の低下や、マンパワー不足などの課題をクリアできる新たなチャネルを探していました
新卒採用における求める人物像をお教えください
今後、弊社を担っていくことができる人材を求めています。成長意欲や主体性、リーダーシップが大切な要素です。
新しい事業をどんどん展開しているので、その事業を牽引していくようなリーダー的存在を採用したいと考えています。これから働く目的や何をしたいかなど、学生が目指している方向性と弊社のミッションが同じ方向を向いているかどうかをみています。
学生の傾向としては、自分自身の中で基準をしっかりと持っていたり、何かに打ち込んできたりした人が多い印象です。
新卒採用の状況をお聞かせください。
基本的な採用戦略立案から、入社後の新人研修までを2名体制で行っています。
新卒で募集している職種は総合職で、採用目標人数は15名です。キャリアを積んだ後には、営業職、アドバイザー職、マーケティング職になる場合もあります。
採用チャネル・サービスは主にエージェント、ナビ媒体、スカウトを利用しています。
既存の採用チャネルやサービスではどのような課題がありましたか?
21年卒までは新卒採用イベントなどの学生とリアルでお会いできるチャネルから安定的に採用できていました。しかし、コロナ禍における採用のオンライン化によって自社の魅力づけが難しくなり、なかなか内定承諾につながらなくなってしまったことが課題でした。
オンラインでも魅力づけができて、内定承諾に繋がるような媒体はどこなのか。母集団の質が高いところはどこなのか。この2点について結構模索していましたね。
また、エージェントのみを利用して採用目標人数を達成すると費用が膨大になってしまいます。早期の段階では費用帯を安くするためにナビ媒体やスカウトなどのサービスを用い、学生を採用したいと考えていました。
2名での採用体制であるため、なるべく工数をかけずに、今までとは異なる母集団にリーチすることを目指していました。
工数をかけずに優秀な学生とお会いし、利用している採用チャネルの中で最も多くの内定を出すことができました
どのようなことを期待して、Matcher Scoutを導入することに決めましたか?
多くの学生さんにアプローチできて、なおかつサービスの母集団の質が高く、工数のかからないチャネルは何かをかなり検討した上で、Matcher Scoutを導入しました。
主な期待は、Matcher Scoutであれば弊社の求める人物像にマッチした学生さんをたくさん送客してくださるだろうというところにありました。スカウト代行によって工数も削減しつつ優秀な学生にリーチできるのが、弊社に合ったサービスだと思ったポイントです。
Matcher Scoutを導入して得られた成果はありますか?
弊社の母集団全体のうち、Matcher Scout経由でお会いした学生の数は2番目に多いです。他のサービスでは自分たちで工数をかけてスカウトを打っているため、工数をかけずに母集団の数を確保できるのはありがたかったです。
また、Matcher Scout経由でお会いした学生は採用過程において評価の高い人が多かった印象です。
24卒では10名の学生にMatcher Scout経由で内定をお出ししました。利用している他の採用チャネルと比べて最も多くの内定数を出せており、優秀な学生さんとお会いできている実感があります。課題だったマンパワー不足や内定承諾率の低下も解消でき、本当に助かっています。