新卒採用コラム|マッチャースカウト

インターンシップの募集方法8選|企業側のお悩み別に集客方法を解説|新卒採用ダイレクトリクルーティングサービス Matcher Scout

Written by Admin | Jul 12, 2021 3:00:00 PM

「インターンシップの募集方法がわからない」「インターンシップで多くの学生を集客したい」と考える採用担当者の方も多いのではないでしょうか。

早期での優秀な人材獲得や即戦力の育成など、インターンシップにはさまざまなメリットがあります。本記事では、インターンシップ募集から開催までの進め方や、成功のポイントなどを解説していきます。

インターンシップを実施する重要性

インターンシップは学生が会社で働く体験をする機会として設けられています。実際に多くの企業でインターンシップが導入されています。

実際に株式会社マイナビの調査によると、27卒のインターンシップを「実施した・実施予定」と回答した企業は69.8%でした。前年の65.7%と比較すると、年々増加していることがわかるでしょう。

では、インターンシップを実施する目的は一体どのようなものがあるのでしょうか。

【参考】株式会社マイナビ『2027年卒 インターンシップ・キャリア形成支援活動に関する企業調査<インターンシップ・キャリア形成支援活動について> 』

インターンシップを実施するメリット

企業側がインターンシップを実施するメリットとしては以下の3つがあげられます。

インターンシップを実施するメリット

  • 早期に優秀な学生と接点を作る
  • 入社後のミスマッチを防止できる
  • 面接ではわからない学生の業務適性を図る

就職活動の早期化や売り手市場により、新卒採用市場では人材獲得競争が激しくなっています。インターンシップは、優秀な人材を早期に見極められるうえ、入社後のミスマッチを防ぐことが可能です

上記の3つのメリットによって、現在インターンシップに力を入れている企業が増えています。

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インターンシップの種類 

一言に「インターンシップ」といっても、時期・期間・開催形式など様々な方法で分類することができます。

時期別 サマーインターンシップ、秋インターンシップ、冬インターンシップ
期間別 1dayインターンシップ・5daysインターンシップ・長期インターンシップ
開催形式別 オンラインインターンシップ・対面インターンシップ
新定義別 オープンカンパニー、キャリア教育。汎用的能力・専門活用型インターンシップ、高度専門型インターンシップ

自社の特徴に合わせてインターンシップを設計していくと良いでしょう。詳しくは以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。

【参考】インターンシップ企画の設計方法|事例を時期・場所などに分けて紹介

インターンシップの募集時期

では、企業側がインターンシップの募集をいつから開始すれば良いのでしょうか。

株式会社キャリタスの26卒の学生を対象にした調査によると、学生がインターンシップに参加する時期としては以下のようになりました。

26卒の学生がインターンシップに参加した時期

  1. 2024年8月:29.4%
  2. 2024年9月:21.6%
  3. 2024年12月:9.4%

以上の結果から、大学3年次の夏休みにサマーインターンシップに参加する学生が多いことが分かります。インターンシップの選考には約1〜2ヶ月かかるため、サマーインターンシップに学生を集客するのであれば募集開始時期の目安は5・6月です。

実際にマイナビなどの大手ナビサイトでは、インターンシップ情報を掲載できる「プレサイト」が毎年6月1日にオープンし、サマーインターンシップに向けて多くの企業が募集を開始します。利用する場合は、4月中旬ごろから見積もりなどを進めておくと安心です。

また、インターンシップへの参加率が3番目に高かったのが、冬期インターンシップが開催される12月です。この時期に向けて学生を集客する場合は、10月頃から募集を開始しておくとよいでしょう。

【参考】株式会社キャリタス『インターンシップ等に関する特別調査』

【媒体別】インターンシップの募集方法8選

ここではインターンシップの募集方法について解説します。媒体ごとの特徴を押さえて、自社に適した募集方法を選びましょう。

▼インターンシップの募集方法8選

①ダイレクトリクルーティング
②SNS(ソーシャルリクルーティング)
③オウンドメディアリクルーティング
④大学のキャリアセンター
⑤求人サイト
⑥人材紹介
⑦合同説明会
⑧リファラル採用

①ダイレクトリクルーティング

会いたい学生に自らアプローチできるというメリットを活かし、自社の求める人物像にフィットする学生や興味関心が高そうな学生に絞って募集できることが特徴です。

数を絞って募集をし、早期から関係を持ってコミュニケーションを図りたい企業との相性が良いでしょう。

一方で、自社から学生に対してアプローチする形となるため、運用工数はかかります。

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②SNS(ソーシャルリクルーティング)

X(旧Twitter)・Instagram・FacebookといったSNSを用いた採用手法です。

現在の採用市場ではデジタルネイティブ世代の学生が多いです。デジタルネイティブとは幼い頃からインターネットに触れて育ってきた人のことを指し、1990年代以降の学生を指します。

彼らは生活のあらゆる面でSNSを活用しており、就職活動においてもSNSを利用しています。実際に株式会社マイナビの調査によると、26卒の学生がSNSを活用して就職活動を実施していた割合が68.2%でした

では、デジタルネイティブの学生はどのようなSNSを用いて就職活動の情報収集をするのでしょうか。同調査によると、情報収集に用いるSNSとして以下のものがあげられています。

就職活動の情報収集として用いたSNS(複数回答)

  1. LINE(公式アカウントなどのトーク機能を利用):45.6%
  2. X(旧Twitter):36.4%
  3. Instagram:32.7%
  4. Youtube:26.0%
  5. LINE(オープンチャット):16.7%

このように様々なSNSを用いて学生は情報収集を行っているとわかるでしょう。インターンシップの集客をする上では認知度を上げることが大切です。SNSを駆使して学生に魅力的なコンテンツを提供できると、インターンシップの母集団を形成しやすくなるでしょう。

【参考】株式会社マイナビ『SNS就活最前線!SNSを活用する学生の事情(第1章)』

③オウンドメディアリクルーティング

自社が保有している採用サイトやブログ等を用いて情報発信を行う採用手法です。自社への志望度が高い学生に対しては自社の細かい魅力をアピールできるため、非常に効果的です。

では、どれくらいの人が採用ホームページを見るのでしょうか。株式会社キャリタスの調査によると、就職活動中に企業の採用ホームページに「かなり目を通した」と回答した24卒の学生は69.7%と非常に高い結果でした。

また、コーポレートサイトにおいても「かなり目を通した」「目を通した」と回答した学生の合計が9割を超えており、多くの学生が自社の採用サイトをみていることがわかるでしょう。

オウンドメディアリクルーティングでは、学生に魅力的なコンテンツを発信できるように、適宜更新をしていくことが大切です。実際に、同調査では、デザインや情報が古いことが志望度に影響すると回答した学生の割合は88.1%でした

自社の最新情報を常に提供しつつ、競合他社と差別化して魅力を訴求できると良いでしょう。ただし、企業の認知度が少ない場合、あまり効果が見込めないので注意が必要です。

【参考】株式会社キャリタス『2024年卒採用ホームページに関する調査』

④大学のキャリアセンター

就職活動についての情報を学生に届けるため、大学にはキャリアセンターと呼ばれる部署が設置されています。

キャリアセンターを利用することで、大学や学部などの絞り込みをかけて募集することが可能です。エンジニアなどの専門職で募集をかけたいときなどに利用すると良いです。

大学によっては企業からの募集が多いところがあります。また、キャリアセンターで応募しようとする学生は、自社への志望度が高い状態ではないことが多いです。

そのため他社との差別化を図る必要があります。内容など独自性のあるものをアピールするようにしましょう。

⑤求人サイト

インターンをしたいという明確な目的を持って企業を探している学生がいるため、応募数が他媒体と比べて多いことが特徴です。掲載には数十万〜数百万円のコストがかかりますが、学生から応募数を獲得したい場合には有用でしょう。

就活サイトとは別に、インターンシップの募集に特化した専用サイトもあるため、活用すると効果的です。また、職種特化型などのサイトもあるため、それぞれ比較し、自社の求人にあったサイトを利用しましょう。

⑥人材紹介

エージェントを介して自社の求める人物像にフィットする学生や、興味関心が高そうな学生を紹介してもらうことができます。

ただし、自社とマッチすると思われる学生のみに絞り込んでいるため量のコントロールが難しいことに注意しましょう。

⑦合同説明会

合同説明会に参加することで、学生に直接企業の魅力や情報を伝えることに加えて、インターンシップの告知もできます。

合同説明会に参加する学生は、就職活動に対して意欲的に取り組んでいる学生が多い傾向です。そのため、自社にあった学生を見つけられるきっかけにもなります。

⑧リファラル採用

内定者や社員に大学の後輩などを紹介してもらうことも効果的です。内定者や社員が紹介する学生のため、自社にマッチした優秀な学生にアプローチすることができるでしょう。

長期インターンの場合は、現役インターン生に紹介してもらう手法をとることが可能です。自社をよく知るインターン生を活用することで、優秀かつ自社にマッチした学生に対して効率よくアプローチすることができるでしょう。

インターンシップ募集の開始前に準備するべきこと

インターンシップ募集前に準備するべきことは以下のとおりです。

インターンシップ募集開始前に準備するべきこと

  1. インターンシップの目的を決める
  2. インターンシップの日程を決める
  3. 関係者との調整を行う
  4. 募集要項を作成する

①インターンシップの目的を決める

インターンシップを開催する目的によって、開催する種類やコンテンツが変わってきます。主な目的として、次の3つが考えられるでしょう。

インターンシップの目的

  1. 優秀な人材とのつながりを持つ
  2. 学生の自社への志望度・関心を高める
  3. 即戦力となる人材を採用する

まずは自社がインターンシップを通して達成したいことを決め、そこから目的や詳細を考えていきましょう。

(1)優秀な人材との繋がりを持つ

インターンシップの目的の1つとしてまず挙げられるのが「優秀な人材と繋がりを持つ」ことです。

インターンシップは3年生の夏〜冬にかけて行われることが多く、この時期に就職活動を行う学生は、就職への意欲が高い学生が多いといえます。

「優秀な人材と繋がりを持ちたい」という場合は、早めにインターンシップを開催して、自社にマッチする優秀な学生との繋がりを早期に持つのがおすすめです。

(2)学生の自社への志望度・関心を高める

学生の自社に対する志望度・関心を高めるためにも、インターンシップの実施は有効です。インターンシップが開催される時期は、学生もまだ志望業界を定めていないことが多く、幅広い業界を見ることになるでしょう。

そのため、インターンシップ開催は自社に関心がなかった学生に興味・関心を持ってもらう絶好のチャンスとなります。自社への志望度を高めるためにも、実際の業務体験を通じて「ここで働きたい」と思わせることが重要です。

(3)即戦力となる人材を採用する

長期インターンシップから優秀な学生を採用したい場合は即戦力となる人材を採用することが重要です。

長期インターンシップは、学生に実際の業務を体験してもらうので、即戦力となりそうな能力のある学生を見極める絶好の機会になります。

「自社ですぐに活躍できる学生を採用したい」という場合は、能力を見極めることができる長期インターンシップがおすすめです。

②インターンシップの日程を決める

目的に合わせて内容を決めたら、必要な日数に応じて日程を決めましょう。複数日のインターンシップを実施する場合は、学生が長期休みに入り時間がある8月~9月がおすすめです

また長期休み以外にインターンシップを実施する場合でも、複数の候補日を用意する・授業のない土日、祝日に実施するといった工夫をすることで、参加する学生数を増やすことができます。学生の予定に併せて、柔軟に対処すると良いでしょう。

③関係者との調整を行う

インターン開催には社内での連携が必須です。特に長期インターンなどでは受け入れ部署の予定との兼ね合いもあるため、緻密に連絡を取り合う必要があります。

学生はできるだけ多くの部署を跨いで、様々な立場の社員と交流したいはずです。できるだけ幅広い交流ができるように、調整していきましょう。

また、実際に日程が決まったら関係者に事前に共有したいことは以下の4つです。

  • インターンの内容について
  • インターンの目的は何か
  • 指導係は誰か
  • 学生が出社する日程はいつか

社員の中で目標と内容についての理解が一致している状態でインターンに望めるようにすることが重要です。

④募集要項を作成する

ここまでの工程を踏まえて、インターンシップの募集要項を作成していきましょう。募集要項に記載するべき以下の項目を踏まえて作成すると良いでしょう。

  • インターンシップのプログラム内容
  • 実施期間
  • 実施場所
  • 求める学生
  • 参加特典
  • 交通費

■ すぐに使える!募集要項のテンプレート

「インターンシップの募集要項を作るのに手間がかかってしまう」とお悩みの採用担当者の方も多いのではないでしょうか。そんな方は、以下の募集要項のテンプレートを使ってみてください。

プログラム内容  
スケジュール  
対象学生  
開催日時  
開催場所  
応募期間  
応募方法  
選考方法  
待遇・条件  

■ 記入例

以下の記入例を参考に募集要項を作成してみてください。

プログラム内容 【短期集中型】次世代ビジネスを体感する!3Days 就業体験プログラム
スケジュール 【3日間のタイムスケジュール】

Day 1:オリエンテーション & 現場体感

10:00~12:00:業界・企業研究

13:00~15:00:オフィスツアー & 先輩社員のデスク訪問

15:00~18:00:グループワーク開始

Day 2:企画立案 & 中間発表

10:00~15:00:解決策のアイディア出し

15:00~17:00:中間フィードバック(現場社員からのフィードバックあり)

17:00~18:00:プレゼン資料作成

Day 3:最終発表・座談会

10:00~14:00:企画修正・最終リハーサル

14:00~16:00:マネージャーに最終プレゼン

16:00~18:00:座談会・個別フィードバック

対象学生 大学3年生全学部全学科(文系理系問わず誰でも参加できます)

「チームで1つの成果物を作りたい方」「企業研究・業界研究がしたい方」にぜひ来て欲しいです!

開催日時 第1期: 2026年8月18日(火) ~ 8月20日(木)

第2期: 2026年8月25日(火) ~ 8月27日(木)

第3期: 2026年9月8日(火) ~ 9月10日(木)

各日 10:00 ~ 18:00(休憩1時間)

開催場所 本社オフィス
応募期間 選考締切:2026年6月15日(月)

最終締切: 2026年7月15日(水)

応募方法 自社採用ホームページよりエントリー
選考方法 ①エントリーシート・適性検査

エントリーシートの質問は以下の2つです。

「学生時代力を入れたこと」(300文字)
「インターンシップを通して学びたいこと」(200文字)

②面接

③参加確定(面接の合否は1週間以内でお知らせします)

待遇・条件 交通費全額支給・昼食支給あり

※参加特典※

  • 社員からのフィードバックシートを授与
  • 参加者全員に本選考への優遇ルートをご案内

インターンシップ募集を開始した後の流れ

インターンシップの募集を開始した後はどういった流れで進めていけば良いのでしょうか。インターンシップの募集を開始した後の流れは以下の通りです。

インターンシップ募集を開始した後の流れ

  1. インターンシップ選考の実施
  2. インターンシップの開催
  3. インターンシップ後のフォロー・本選考の実施

それぞれ1つずつ解説していきます。

インターンシップ選考の実施

まずはインターンシップに応募した学生の中から参加する学生を選ぶための選考を行いましょう。その際、ES・適性検査・GD・面接といった様々な選考手法を用いて見極めると良いです。これにより、優秀な人材をインターンシップで集めることができるでしょう。

ただし、1dayインターンシップといった短期間のインターンシップは「会社の認知度を高め、自社に興味を持ってもらうこと」を目的としているため、選考を実施しないケースがあります。

インターンシップの開催

インターンシップの選考が終了したら、いよいよインターンシップを開催していきましょう。

インターンシップ当日になると思わぬトラブルが起きるかもしれません。そういった事態に迅速に対処できるように、あらかじめ事前準備を怠らないようにしましょう。

インターンシップ後のフォロー・本選考の実施

インターンシップを開催した後は参加した学生のフォローを行いましょう。インターンシップに参加した学生は自社に興味を持ってくれている可能性が高いです。そういった学生を逃さないためにもインターンシップ後には丁寧なフォローをすると良いでしょう。

インターンシップ後のフォローに関しては以下の記事を参考にしてみてください。

【参考】インターンシップ後のフォロー、何をする?手法や成功ポイントを解説

【悩み別】インターンシップの募集を成功に導く対策3選

インターンシップの学生を募集する中で企業はさまざまな悩みを抱えると思います。ここでは、以下の3つの悩みに応じた対策法を紹介します。

【悩み別】インターンシップの募集を成功に導く対策3選

  1. 応募者数が不足している場合
  2. 参加辞退者数が多い場合
  3. 質の高い参加者の確保が難しい場合

①応募者数が不足している場合

「インターンシップの募集を初めてもなかなか応募者が集まらない」というのは、多くの企業が抱える悩みです。

こうした悩みを持っている場合、主に採用広報の面で問題があると考えられます。具体的には以下の3つです。

応募者数不足になる原因

原因1:効果的な告知ができていない
原因2:応募・参加のハードルが高い
原因3:募集要項が詳細に記載されていない

原因1:効果的な告知ができていない

学生に効果的な告知ができていないことが1つの原因として考えられるでしょう。では、「効果的な告知」とはどんな内容なのでしょうか。それは、「学生の興味を惹く・メリットがある内容になっている」ことです。

「プログラムの内容に興味があるからインターンシップに参加する」という学生は多いです。実際に、株式会社ワンキャリアの26卒を対象にした調査ではサマーインターンシップにエントリーする上で重視することとして、以下の項目があげられています。

26卒の学生がサマーインターンシップにエントリーする上で重視していたこと

  1. 開催内容が興味を惹く内容であるか:40.1%
  2. 参加報酬(選考直結・優遇あり):17.6%
  3. 企業の知名度が高い:11.8%
  4. 開催日数:10.4%
  5. 開催形式:6.0%

【参考】株式会社ワンキャリア『2026年卒 就活実態調査』

このように、学生がインターンシップにエントリーする上で「開催内容が興味を惹く内容であるか」は非常に重視されていることがわかるでしょう。

また、学生を惹きつけるインターンシップは高い話題性から、自然に口コミが拡散されることにも期待できます。「業界理解や自己分析ができる」「実際の業務を体験できる」など、学生のニーズが高い企画立案が学生の集客につながるでしょう。

また、インターンシップだけでなく「早期選考を確約する」のように、インターンシップに参加したことでその後の選考にもつながるようなメリットを提示することでも学生を惹きつけることができるでしょう。

原因2:応募・参加のハードルが高い

学生にとって応募・参加のハードルが高いと、インターンシップの母集団形成が上手くいかない場合があります。

株式会社キャリタスの27卒を対象にした調査によると、インターンシップに参加したい時期は「8月」が94.8%と最も高く、続いて「9月」が86.8%でした。夏休みとなる8月・9月に参加したい学生が多いことから、8月・9月にインターンシップの応募・参加のハードルが下がることが考えられます。

【参考】株式会社キャリタス『キャリア意識やインターンシップ等に関する調査』

また、多くの大学がテスト期間に入る7月中旬~7月下旬、1月中旬~2月初旬を避けてインターンシップを開催したり、面接による選考を行わず、書類のみでインターンシップの参加可否を決定する等、忙しい学生でも参加しやすくすると良いでしょう。

原因3:募集要項が詳細に記載されていない

インターンシップの募集要項が詳細に記されていない場合、学生からの応募が減ってしまうおそれがあります。

株式会社キャリタスの調査によると、インターンシップを探す際、83.3%の学生が「プログラム内容の詳細が記載されていること」を重視したと回答しています。

募集要項には、インターンシップの選考フローやプログラム内容、タイムスケジュールなどの情報をなるべく詳細に記載しましょう。

情報量が少ないと「学業と両立できるのか」「インターンシップに参加して得られるものがあるのか」など、学生が不安を覚える原因にもなります。

【参考】株式会社キャリタス『インターンシップ等に関する特別調査』

②参加辞退者数が多い場合

インターンシップの参加辞退者数が多い場合はまず、辞退理由を把握し対策を講じる必要があります。さまざまな辞退理由が考えられますが、主に次の3つのパターンが考えられるでしょう。

インターンシップの参加辞退理由

  • 他社のインターンと日程が被っている
  • ミスマッチによる辞退
  • 参加するモチベーションの低下

ここでは、それぞれの対策法を紹介します。

■ 他の企業のインターンと日程が被っている

【対策】

  • 対策の1つに競合他社と日程が被らないような日程を用意する。
  • 自社でしか体験できないようなプログラムで他社との差別化を図る。
  • 早期選考参加確約や報酬金を用意する。

<インターンに報酬金を提供している企業例>

  • LINE株式会社(50000円)
  • リクルート株式会社(60000円)

■ミスマッチによる辞退

【対策】

  • 詳細なプログラムを明確にし、透明性の確保する。
  • 参加によって得られる成果を適切に伝える。

■参加するモチベーションの低下

【対策】

  • 選考の合否連絡とインターンシップの日程を短くする。
  • 参加者限定のイベントを用意し、その存在を示唆する。

③質の高い参加者の確保が難しい場合…

企業によっては、インターンシップに参加する学生の量は確保できるが、スキルや志向が自社のニーズにあった質の高い応募者を確保するのが難しいこともあると思います。この場合は、過去の経験や考え方に重きをおいて書類選考や面接段階を行いましょう。

また、選考前に自社の採用人物像にあった人材をダイレクトリクルーティングや人材紹介、大学との提携を通じて推薦してもらうこともできます。

インターンシップで学生を集客する際の注意点

最後にインターンシップで学生を集客する際の注意点について、以下の3つを解説していきます。

インターンシップで学生を集客する際の注意点

  1. どんな学生に来てほしいかを明確にする
  2. 複数の採用手法を組み合わせる
  3. 学生のニーズに合わせた訴求をする

①どんな学生に来てほしいかを明確にする

求める人物像を明確にし、インターンシップにどんな学生が来てほしいかを明確にしましょう

インターンシップで形成した母集団はそのまま本選考における母集団にもなります。そのため、インターンシップの段階でどんな学生に来てほしいかを明確にしておくことで、採用のミスマッチを防ぐことができるでしょう。

「インターンシップで求める学生をどのように設定すれば良いのかがわからない」とお悩みの採用担当者の方には採用ペルソナを作成してみることがおすすめです。弊社で採用ペルソナの設計フローについてまとめているので、参考にしてみてください。

【無料DL】採用ペルソナ設計のワークフロー

②複数の採用手法を組み合わせる

単一の採用手法だけを用いるのではなく、複数の採用手法を組み合わせることで多くの学生をインターンシップに集客することができます。その際には各採用手法ごとの特徴を理解しておくと良いでしょう。

例えば、ソーシャルリクルーティングを用いて自社の認知度を高めながら、ダイレクトリクルーティングで自社にあった人材に対してアプローチをかけることで自社の認知度向上と質の高い母集団形成を同時に行うことができます。

③学生のニーズに合わせた訴求をする

学生がインターンシップで知りたい情報に合わせて、募集方法を設計していくと良いでしょう。では、学生がインターンシップで知りたい情報とはどういった内容なのでしょうか。

株式会社インディードリクルートパートナーズが27卒の学生に実施した調査によると、インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムへの参加目的は以下のようになりました。

インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムへの参加目的

  1日以下 2日以上〜5日未満 5日以上
1位 業種理解:71.9% 仕事理解:71.1% 仕事理解:77.3%
2位 仕事理解:69.5% 業種理解:66.3% 業種理解:70.9%
3位 企業・各種団体等の事業内容理解:38.5% 企業・各種団体・職場の雰囲気を知る:34.8% 企業・各種団体・職場の雰囲気を知る:44.2%
4位 企業・各種団体・職場の雰囲気を知る:34.7% 企業・各種団体等の事業内容理解:31.4% 企業・各種団体等の事業内容理解:35.6%
5位 採用選考に有利だと思ったから:22.5% 採用選考に有利だと思ったから:19.9% 採用選考に有利だと思ったから:30.8%

このような学生のインターンシップの参加目的を満たせるようなコンテンツを用意することが重要といえるでしょう。加えて、魅力的なインターンシップを企画するだけではなく、そのインターンシップが「学生の役に立つ」ということを募集の段階で伝える必要があるでしょう。

【参考】株式会社インディードリクルートパートナーズ『2027年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査』

学生から人気を集めている企業の事例

ここまで、インターンシップで学生を多く集めるポイントや、募集方法について解説してきました。ここからは、実際に学生からの人気を集めているベンチャー企業のインターンの事例を紹介します。

株式会社Speee

speeeでは

  • 事業創造
  • 経営戦略
  • 組織づくり

の3つのコースをインターンで実施しています。

特に経営戦略コースは、選考通過率が約0.5%未満の超難関のプログラムです。高難易度のインターンを設計することで、優秀層の学生を集客することに成功しています。

【参考】株式会社Speee『新卒ビジネス職』

株式会社メルカリ

メルカリが実施した「BOLD INTERNSHIP in USA」は、アメリカ合衆国50州のうち1州へ学生を派遣するインターンシップです。

インターンの内容は、現地でのヒアリングによる課題の発見から、メルカリがアメリカで戦うための新規サービスの立案・プロトタイプの作成までを実施します。

渡航費や食費などの経費は全て支給され、学生にとって貴重な機会を提供しています。

【参考】株式会社メルカリ『採用情報』

インターンシップの母集団形成にはMatcher Scout

「求めるような学生になかなか出会えない」、「母集団形成がうまくいかない」といったお悩みを抱えている新卒採用担当の方におすすめしたいのが、Matcher Scoutです。

Matcher Scoutとは、採用担当者の煩雑な業務負担を極限まで削減した新卒採用向けのダイレクトリクルーティングサービスで、採用早期の春・夏インターンシップの母集団形成にも利用することができます。Matcher ScoutはOB・OG訪問アプリ「Matcher」に登録している学生の中から、採用要件にマッチした学生に弊社の担当者が代理でスカウトを送信します。

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まとめ

いかがでしたか?

この記事のポイントは以下の通りです。

  • インターンの募集の際は各媒体の特徴を理解し、目的に合わせて使い分けよう
  • ターゲット学生が求めているものを理解してインターンを企画しよう
  • インターンの内容は社員の人柄や職場の雰囲気が伝わるものにしよう

上記のポイントを抑えて、インターンシップの募集・集客を成功させましょう。