新卒採用において、インターンシップは欠かせないイベントになっています。インターンシップに参加する学生を受け入れるには準備やリスクがあります。本記事では、それぞれ詳しく解説します。
インターンシップとは企業が学生を受け入れて、実際に仕事を体験させる制度のことを指します。
学生がインターンシップに参加する目的として、将来のキャリアについて考えることが挙げられますが、企業は優秀な人材へアプローチできることに加えて、自社の学生に対する認知度の向上が期待できるでしょう。さらに、入社後のミスマッチによる早期離職を防ぐこともできます。
25年卒以降は以下の条件を満たした就業体験は、インターンシップとして採用活動開始に活用してもよいということになりました。
▼採用活動に利用可能なインターンシップの条件
【参考】文部科学省・厚生労働省・経済産業省『インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方』
したがって、上の図のタイプ3「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」とタイプ4「高度専門型インターンシップ」の場合、インターンシップとして採用活動に利用可能です。
インターンシップのルール改正により、インターンシップで獲得した情報を採用活動に活用できるようになったことで、企業のインターンシップの実施や、学生のインターンシップへの参加が活発になっています。
株式会社キャリタスが実施した調査によると、2024年度の採用活動においてインターンシップやオープン・カンパニーを実施した企業の割合は約8割にのぼりました。
また、2025年度の採用活動において「インターンシップ等の実施を検討している」と答えた企業の割合は76.4%で、前年度(71.5%)を上回る数値でした。
ここからほとんどの企業でインターンシップを実施しており、その傾向は27卒以降も続いていくことがわかるでしょう。
【参考】株式会社キャリタス『2026 年卒・新卒採用に関する企業調査-採用方針調査』
一方で、学生のインターンシップ参加状況はどのようになっているのでしょうか。株式会社マイナビが行った調査によると、26卒の学生のうちインターンシップ・仕事体験に参加した学生の割合は85.3%でした。また、インターンシップ・仕事体験の平均参加者数は5.2社でした。
ここから、非常に多くの学生がインターンシップに参加しており、また1人当たり複数社のインターンシップに参加していることがわかります。
【参考】株式会社マイナビ『マイナビ 2026年卒 大学生 広報活動開始前の活動調査』
インターンシップの開催するメリットに次のようなものがあります。
▼インターンシップを開催するメリット
それぞれについて詳しく解説します。
インターンシップを通じて、学生の適性や能力を直接確認できるため、自社に合った人材を見極めることができます。
また、近年の就活市場は売り手市場になっており、優秀な人材は多くの会社からアプローチを受けている場合が多いです。そのため早い段階からインターンシップなどを通じて優秀な人材と接点を持ち、自社を知ってもらっておくことが大切です。
学生に対して企業の魅力を直接伝える機会となるため、企業ブランドの向上につながります。特に業界内で知名度が低い企業でも、インターンシップを通じて優秀な学生にアピールし、応募者数の増加につなげることができるでしょう。
学生はフレッシュな視点を持っているため、従来の業務プロセスや課題に対して新しいアイデアを提供してくれることがあります。特に、デジタルネイティブ世代の視点は、企業のDX推進やマーケティング施策において有益なヒントを与えることが期待されます。
インターンシップは、単なる採用手法にとどまらず、企業の成長にも貢献する有効な取り組みと言えます。
インターンシップを実施することで、学生が自社の業務内容や社風を肌で実感することができ、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
株式会社マイナビが行った調査によると、20代の早期退職(入社後半年以内)の理由は以下のようになりました。
▼20代が早期離職する理由
1位 上司・先輩からの理不尽な指摘や指導があった(43.0%)
2位 職場の雰囲気が良くなかった・自分に合わなかった(38.4%)
3位 仕事内容に対する給与が見合っていないと感じた(36.5%)
4位 上司・同僚など職場の人間関係が合わなかった(34.2%)
ここから、20代の若者が早期離職する理由としては、職場の雰囲気や人間関係など、選考の段階では判断しにくい部分で違和感を感じ、退職を決意している人が多いことがわかります。
インターンシップを通して実際に働く社員や、将来同期となりうる学生と関わったり、実際の業務を体験したりすることで、入社後のミスマッチを防止することができるでしょう。
【参考】株式会社マイナビ『早期離職に繋がる入社後のギャップとは?-年代別の理由と企業の対策を紹介』
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特に長期インターンシップにおいては学生に実際の業務を担当してもらうことで、入社前に即戦力人材に育成することが可能です。
新卒採用は「ポテンシャル採用」と呼ばれ、入社後に研修を通して自社で使用するスキルを身につけてもらうことが多いです。しかし、長期インターンシップや内定者インターンシップを通して入社前から自社で必要となるスキルを習得してもらうことができれば、入社後の研修期間を大きく短縮することができるでしょう。
インターンシップの開催するデメリットに次のようなものがあります。
▼インターンシップを開催するデメリット
それぞれについて詳しく解説します。
インターンシップの運営には、人件費や教材の準備、業務サポートの時間など、多くのリソースが必要です。特に短期間のインターンでは、インターン生が戦力化する前に終了するため、教育コストがかかるだけで終わってしまう可能性があります。
インターン生には、企業の内部情報や業務プロセスをある程度公開する必要があります。そのため、機密情報の漏洩リスクが伴います。競合他社に情報が渡る可能性や、SNSなどで意図せず情報が拡散されるリスクもあるため、情報管理には慎重な対応が求められます。
インターンシップを採用活動の一環として行う企業も多いですが、必ずしも参加者がその企業を志望するとは限りません。インターン後に他社へ流れてしまうケースもあり、採用につながらない場合は投資対効果が低くなる可能性があります。
インターンシップの受け入れまでに必要な準備に以下のようなものがあります。
▼インターンシップの受け入れに必要な準備
インターンシップは自由度が高いため、何から決めれば良いか悩む方も多いでしょう。「他社がやっているから」という何となくの理由で始めてしまうと、募集対象の学生像や募集方法、開催内容を考えることが難しく、効果的な施策にならない可能性があります。
重要なのは、「なぜ自社がインターンシップに取り組むのか?」を明らかにすることです。他社を参考にしつつも、自社にとって最適なアプローチが何であるか考えると良いでしょう。
▼開催目的の具体例
①で設定したいインターンシップを行う目的を達成できるようなプログラム内容を決定しましょう。学生に人気のインターンシップのプログラム内容や、インターンシップの内容事例などは後ほど詳しくご紹介します。
インターンシップのプログラム内容が決定した後で、具体的な開催日程を決定します。短期インターンシップの場合、参加する学生を最大化できるような日程を選定する必要があります。
株式会社キャリタスによると、企業がインターンシップ等を実施する時期は以下のようになりました。
▼インターンシップ等の実施時期
1位 8月(75.8%)
2位 9月(67.8%)
3位 12月(58.7%)
4位 1月(53.8%)
5位 11月(50.7%)
【参考】株式会社キャリタス『2026 年卒・新卒採用に関する企業調査-採用方針調査』
この結果から、夏休みとなる8月・9月が最も多く、選考が本格化する春休み前の12月・1月に開催することが多いことが分かります。夏・冬休みのような、学生が時間にゆとりのある長期休暇にインターンシップを開催すると参加候補者は多くなるでしょう。
しかし、長期休暇に短期インターンシップを開催する企業も多いので、複数日程開催するなど柔軟に対応する必要があるでしょう。長期インターンシップの場合、一定期間にわたって継続的に実施されるため、特定の開催日程を決める必要はありません。しかし、インターン生の教育時間を確保するためにも繁忙期にインターンシップの募集をかけることは避けた方が良いでしょう。
インターンシップを成功させるためには、開催内容に加えて当日参加する社員の予定を確保する必要があります。当日参加する社員の役割には、次のようなものがあります。
当日参加する学生の成果物に対して、実際に業務を行っている社員からフィードバックをするようにしましょう。これによって、学生が業務に際して求められているものを明らかにでき、入社後のミスマッチを防止できます。
インターンシップに参加する学生からさまざまな質問が発生することがあるでしょう。社員が質問対応をすることで、入社前後のギャップや必要なスキル等について説得力のある説明ができます。会社の信頼感向上に繋げることができるので、非常に重要な役割となります。
インターンシップの開催に際して、さまざまな費用が必要になります。具体的には以下の3つになります。
▼インターンシップの開催に採否して必要になる費用
企業がインターンシップの募集をするためには、外部サービスを利用して広告を掲載することが一般的です。この場合、月額約3万円〜30万円程度が相場になります。新卒採用の求人掲載も同時に可能なサイトでは、20万円以上のサイトが多くなっているようです。
また、初期費用や広告掲載料自体は無料で、採用が決定した時点で費用が発生する「成果報酬型」のサービスもあります。成果報酬型の場合、文系の学生で採用一人当たり約10万円、理系では15〜25万円程度が相場と言われています。
インターンシップ開催で最も大きい費用は交通費になります。本社の位置によって交通費の大きさは異なりますが、多くの企業は関東圏に位置しているため学生は交通費を抑えられます。しかし、地方の学生にとってはとても負担の大きいものとなります。
近年では、学生の費用負担の多さが問題となっていることから、企業が交通費を負担するケースが多くなっています。特に地方から参加する学生に対しては、交通費の申請をすれば全額支給するなど、非常に積極的な姿勢を見せています。
インターンシップに参加した学生に給与が発生するものがあります。有給のインターンシップにおける給与の相場は、以下のようになっています。
▼インターンシップの給与相場
ただし、有給のインターンシップは無給のインターンシップに比べて少なく、全体の約3割程度にとどまっています。
オンラインで開催する場合は、ミーティングリンクを事前に共有する必要があります。また、対面開催の場合は参加する学生を収容できるスペースの確保が必要となります。当日確保できていなかった等がないよう、事前に確保しましょう。
インターンシップを開催する際に法的な理由から準備する書類はありませんが、誓約書と雇用契約書の2書類を用意すると良いでしょう。
それぞれが必要な理由について詳しく解説します。
インターンシップを開催する際、社外秘のデータ等を利用する場合があるでしょう。これらを学生が情報を漏洩してしまった場合、企業の信用や存続に大きな影響を与えてしまいます。これを防ぐために、知り得た企業の機密情報や個人情報を外部に漏らさないことを約束する誓約書を用意すると良いでしょう。
インターンシップに対して報酬を支払う場合は、雇用関係が成立するため、雇用契約書を作成する必要があります。「アルバイト契約」「業務委託契約」など、インターンシップの形態に合わせて選びましょう。
インターンシップの開催内容は「プロジェクト型」と「就業型」の2つに分られます。
それぞれについて詳しく解説します。
プロジェクト型のインターンシップでは学生を4〜5名のグループに振り分けて、テーマを与えて話し合いを行い、最後にプレゼンテーションを行ってもらいます。企業から与えられるテーマは実践的な課題が多く、商品開発・新事業の提案など多岐にわたります。
このインターンシップでは開催されたプロジェクトなどが口コミで広がることで、企業の広報活動につながったり、学生の企業に対する理解を促進することでミスマッチの防止を図ることができます。
以下にプロジェクト例を紹介します。
【株式会社ADKホールディングス】
株式会社ADKホールディングスでは、消費者の行動調査などを実際に数値分析しながら世の中の課題やインサイトに対して課題を立てて、学生に戦略や企画を構築してもらう5日間のインターンシップを実施しています。
5日間のインターンシップの中では、最前線で活躍する社員による様々な講座も実施されており、実際に学生がワークを行う中で成長できるようなプログラムになっています。
【参考】株式会社ADKホールディングス『ADK Breakthrough Camp』
【株式会社NTTドコモ】
株式会社NTTドコモのDX支援のインターンシップでは、企業や自治体の課題にITで挑み、最適なDXソリューションを設計・提案するインターンシップを行っています。ワークの中では要件定義や提案書の作成などSEの上流工程を体験し、その後チームで提案を発表します。それに対して実際の現場社員がフィードバックし、ブラッシュアップしていくことでNTTドコモのソリューションエンジニア職の仕事について理解を深めることができます。
【参考】株式会社NTTドコモ『ビジネス創造インターンシップ|新卒採用』
【株式会社ファーストリテイリング】
株式会社ファーストリテイリングが実施しているGLOBAL STUDY PROGRAMは一週間NYに渡航し、現地調査、現場社員との議論を通して経営課題を立案するインターンシップです。実際に現地に出向き、リアルな経営課題を経営者と討論することで、異国の地でglobalビジネスを展開することへの挑戦や難しさを体感することができます。
【参考】株式会社ファーストリテイリング『GLOBAL STUDY PROGRAM』
【ソフトバンク株式会社】
ソフトバンク株式会社が行っているインターンシップでは、実際に課題を抱えている地方に出向き、地元の住民や企業、自治体にインタビューを行うことで土地の条件や金銭面の負担などだけではなく、地域住民や行政との協力関係の構築など、課題解決におけるリアルな難しさを体感できるインターンシップです。同行するメンター社員の助言を求めつつ、課題の解決策を自治体に本気で提案しにいくことで、働くことのリアルな姿を肌で実感することができます。
【参考】株式会社ソフトバンク『TURE-TECH|地方創生インターンシップ』
学生に実際に企業で一定期間働いてもらい実戦経験の中で多くのことを学んでもらう形式です。社員による指導が必要なため、社員の成長や学生の柔軟な思考が企業の成長につながることでしょう。
しかし、学生の管理や業務の準備など、プロジェクト型のインターンシップに比べて企業側の負担が大きい点には注意する必要があります。
▼就業型インターンシップの実際の企業事例
【株式会社NTTデータ】
株式会社NTTデータが実施している「現場受入れ型」インターンシップでは、実際に現場のプロジェクトに配属され、プロジェクトの業務を体験することができます。
開発、運用、技術、営業など学生が関心のある業務内容から参加プロジェクトを選ぶことができます。実際の職場に参加することで、業務内容や働き方について深く理解を深めることができ、学生にとっても企業にとっても入社後のミスマッチを防ぐことができるでしょう。
【参考】株式会社NTTデータ『Internship 未来の仕組みをITでつくる ~ここでしか参加できない、NTT DATAプレミアムインターン~』
それでは、学生はインターンシップにどのようなコンテンツを求めているのでしょうか。
株式会社キャリタスが行った調査によると、学生が参加したいと考えるインターンシップの内容は以下のようになりました。
▼参加したいインターンシップのプログラム内容
1位 業界や企業の概要を理解できるもの(90.1%)
ここから、インターンシップにおいては実際の業務や社員との交流を通して業界理解や企業理解を期待している学生が多いことがわかります。
また、いくら就職活動の早期化が進んでいるとはいっても、あくまでも学生の本業は学業です。全ての学生が平等に参加しやすいよう、インターンシップは学生の長期休みに合わせて開催することがオススメです。
ここまでインターンを開催するにあたっての詳しい準備内容やコンテンツ内容をご紹介しました。本章ではインターンシップを実施する際の注意点についてご紹介します。
インターンシップにはさまざまなリスクも常について回るため、それらに対する対策もしっかりと行わなければいけません。
▼インターンシップ中に起こりうるリスク
▼リスクを避けるための対策
インターンシップを行う際には、まず初めにインターンシップを通して学生にどのようなことを期待しているのか、しっかりと説明することが重要です。そのために、いきなりワークや職場体験に移るのではなく、業界・企業説明からインターンシップのゴールまで、丁寧に説明することで、学生にとって有意義なインターンシップとなるよう心掛けましょう。
インターンシップを通して学生と密なコミュニケーションを取ることが大切です。インターンシップでは、実際の実務に近い内容を扱うことが多く、社会で働いたことがない学生にとってはハードルが高いことが多いでしょう。そのため、学生にワークを一任するのではなく、こまめにフィードバックを行うことで、学生の業務理解や成長を促すことが重要です。
特にオンライン開催の場合は社員の数に対して学生の数が多くなることが多いです。その際は人事社員だけではなく現場の社員に協力を依頼したり、参加学生の人数を絞ったりして参加学生1人1人とコミュニケーションを取れるように意識しましょう。
インターンシップを実施する際には、パワハラやセクハラには細心の注意を払う必要があるでしょう。先ほど、意識して学生とコミュニケーションを取る必要があると解説しましたが、その内容にも注意が必要です。
例えば業務と関係がないプライベートな内容をしつこく追及したり、時間外での就業を強制したりすることはパワハラに該当するおそれがあります。
些細な言動であっても学生が不快な思いをしてしまった場合、SNSなどで拡散されるなど、思わぬトラブルに発展する可能性があります。企業イメージを損ねないためにも、インターンシップに参加する社員の研修をしっかり行い、パワハラ・セクハラを防げるようにしましょう。
長期インターンシップをはじめ、一部のインターンシップでは有給で行われる場合がありますが、適性な賃金を支給する必要があります。
インターンシップであるとはいえ、学生にはその期間自社の社員として高いモチベーションを持って取り組んでもらう必要があります。そのためには適正な賃金の支給はもちろん、労働基準法を守り、学生に安心して取り組んでもらえるようにしましょう。
せっかくインターンシップを企画しても、応募者が少なければ意味がありません。競争が激しい売り手市場で、どうすれば学生の注目を集めることができるのでしょうか。
ここでは、インターンシップの集客方法について、5つの例を紹介します。
▼インターン生の集客方法
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さて、最後に、インターンシップの成功事例を2つ紹介します。ぜひ、コンテンツや募集方法などを参考にしてみてください。
まず、口コミ就活情報サイト「楽天みん就」の、インターンシップの人気企業ランキングにおいて、5年連続で1位を獲得した「ニトリ」の魅力的なプログラム内容を紹介します。
インターンシップ参加志望理由別ランキング「プログラムが面白い」においても3位にランクインしていることから、学生からの満足度が高いことがうかがえます。
ニトリのインターンシップには、3つの特徴があります。
事業内容を一方的に説明するのではなく、自己分析や就活の進め方など学生の就職活動の軸や価値観を見つけることをサポートするとともに、流通業界や分業の仕組みを学ぶ機会を提供しています。
「就活の進め方からレクチャーしてくれるサマーインターンだった。就活生を一から応援してくれる姿勢が伝わってきた」(文系・早慶クラス)
ニトリは自社アピールを控えめにし、学生がインターンシップを通じてニトリに関心を持ってもらおうという意図を持っているのです。
インターンシップ後や面接後には、学生に個別のフィードバックやリクルーターを提供するサービスを行い、他社との差別化を図っています。
「長期間のインターンシップでやりがいがあった。リクルーターがついて、会社の理解も深めることができた」(文系・上位国公立大)
「自分の興味のある部門に参加でき、社員さんからのフィードバックがよかった」(文系・上位私立大)
このように、ニトリは、インターンシップを学生のキャリア支援として捉えており、囲い込みを目的としていません。
このような姿勢が、学生からの人気の理由となっているのではないでしょうか。
ニトリのインターンシップには、「キャリアデザイン」「イノベーティブ」「IT」「低学年」と多彩なコースがありますが、なかでも人気な「キャリアデザインコース」のプログラム内容を紹介します。
「キャリアデザインコース」の内容は、大きく分けて2つの部で構成されています。
YouTubeで学生の就職活動に役立つ動画を見せ、オンラインで質問に答えるコーナーを設けています。
また、9月以降には、業界研究セミナーを行い、社長自らも登壇して流通業やチェーンストアの使命などを話します。
4つの就業体験から選んでグループワークをする仕事体験です。
このように、ニトリのインターンシップは「学生目線である」「フィードバックが手厚い」「業務体験型である」ことから、面白くてためになるという口コミが学生の間で広がっています。
【参考】ニトリ新卒HP『ニトリを体験するINTERNSHIP』
【参考】東洋経済ONLINE『「学生からウケがよい」インターンシップTOP10社』
【参考】楽天グループ株式会社『楽天みん就 2025年卒 インターン人気企業ランキング』
株式会社サイバーエージェントは、人気のインターネットテレビ局「ABEMA」を運営するほか、インターネット広告事業では国内で最も多くのシェアを持っている企業です。
同社では、エンジニアの学生向けに様々なインターンシップを提供しており、参加者からの満足度が高く、「参加してよかったエンジニアサマーインターンランキング」で第3位にランクインしています。
【参考】株式会社サポーターズ『参加してよかったエンジニアサマーインターンランキング2023』
インターンシップの内容は豊富で、参加者は自分の興味やスキルに合わせて選ぶことができます。
また、社員からの丁寧な指導やフィードバック、そして他の参加者との刺激的な交流が、インターンシップの魅力の一つとなっているようです。
インターンシップの内容は以下の通りです。
【インフラエンジニア向けクラウド技術体験型インターン】
【ゲームクライアント向け開発型インターン】
【Go言語やサーバーサイド開発が学べるインターン】
【アプリケーション開発にチームで取り組むインターン】
【全職種向け実践就業型インターン】
【参考】CyberAgent|エンジニア採用広報『サイバーエージェントの2023年サマーインターンシップを一挙紹介!』
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【導入事例】利用チャネルの中で最も多い内定数!工数をかけなくても多くの優秀な学生にお会いできました
いかがでしたか?
本記事では、政府の就活ルール見直しでインターンシップの重要度が高まる中、その種類や動向、2025年卒以降の変化、学生の求めること、プログラムの作成方法などを詳しく紹介しました。
本記事を参考にして、学生のニーズを把握し、自社にぴったりのインターンシッププログラムを作って、採用につなげましょう。