【比較表あり】新卒ダイレクトリクルーティングのサービス31選
2025/01/27

比較的新しい採用手法でありながらも、採用に欠かせないものとして定着しはじめているダイレクトリクルーティング。 「興味はあるけど、どういった手法なのかわからない」と導入を検討しきれていないご担当者様も少なくないのではないでしょうか。

本記事では、実際にスカウト型ダイレクトリクルーティングサービス『Matcher Scout』を運営する弊社が、新卒採用向けにダイレクトリクルーティングを提供している20社を中心に、ダイレクトリクルーティングサービス全31サービスを比較表を用いてご紹介します。

また、数多くあるダイレクトリクルーティングサービスの中から自社にピッタリなサービスの選び方についても解説しているので、ぜひサービス検討の参考にしてみてください。

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ダイレクトリクルーティングとは?

ダイレクトリクルーティングとは、特定の候補者に対して企業側からアプローチする採用戦略のことです。

ダイレクトリクルーティングでは、求職者が求人広告を見たり、人材紹介会社や求職者の登録サイトを通じて応募するのを待つ従来の「待ちの採用手法」を脱し、企業自身が求職者をターゲットにして直接アプローチする「攻めの採用」ができます。

ダイレクトリクルーティングの説明ダイレクトリクルーティングは、特定の業界や高度なスキルを持つ候補者を求める際に有効な手法です。しかし、労力と時間がかかることもあり、他の採用手法と組み合わせて使用されることもあります。

ダイレクトリクルーティングが注目されている背景

近年ダイレクトリクルーティングサービスが注目されている背景として、少子高齢化に伴う労働人口の減少が挙げられます。

厚生労働省の調査によると、令和6年10月の有効求人倍率は1.25倍でした。ここから、働きたいと思っている人(有効求職者数)の数に対して、求人を出している企業の数(有効求人数)が多いということがわかります。

したがって、売り手市場で採用活動を成功させるためには、求職者からのエントリーを待つだけではなく、企業側から求職者にアプローチする必要があると言えるでしょう。

【参考】厚生労働省「一般職業紹介状況(令和6年10月分)について」

◎学生の3人に1人がダイレクトリクルーティングを通じて選考応募している

それでは実際に、どれほどの学生がダイレクトリクルーティングサービスを使用しているのでしょうか。

株式会社リクルートが2023年に行った調査によると、24卒学生の約3人に1人が企業の選考へのエントリー経路として「逆求人やスカウトなど、ダイレクトリクルーティングサービス」を挙げています。

ここから、ダイレクトリクルーティングサービスを採用活動に取り入れることは、学生に自社にエントリーしてもらうための、有効な手段であると言えます。

【参考】株式会社リクルート「採用活動中間調査 就職活動状況調査 データ集 2024年卒」

ダイレクトリクルーティングとその他求人サービスの違い

ダイレクトリクルーティングと他の採用手法の違いを比較します。

◎ナビ媒体との違い

ダイレクトリクルーティングとナビ媒体、人材紹介の比較

ナビ媒体とは、企業の求人情報が掲載されたオンラインプラットフォームのことを指します。自社から候補者にアプローチするダイレクトリクルーティングと反対に、ナビ媒体では掲載した企業情報を求職者が見つけ、応募してくれるのを待つという特徴があります。

▼ダイレクトリクルーティングが向いている企業の特徴

  • 今までとは異なる学生層にアプローチしたい
  • 母集団の数も質もバランスよく採用を進めたい

▼ナビ媒体が向いている企業の特徴

  • 幅広い求職者にリーチしたい
  • 採用コストを抑えたい

ダイレクトリクルーティングとナビ媒体を併用することで、より効果的な採用活動を実現することも可能です。

◎人材紹介との違い

人材紹介とは、人材紹介会社が企業と求職者をマッチングするサービスです。人材紹介会社は、企業の採用ニーズをヒアリングし、そのニーズに合致する求職者を探して、紹介する役割を担います。

▼人材紹介が向いている企業の特徴

  • 自社とのマッチ度が高い学生に絞って会いたい
  • 会える学生の数が少なくても大丈夫

人材紹介会社には採用手数料が発生するため、採用コストは比較的高めです。

ダイレクトリクルーティング運用の流れ

ダイレクトリクルーティングでは、登録された学生の属性やプロフィールを確認した上で、自社の求める人物像にマッチした人材にスカウトを送ります。

スカウトを受け取った学生が承諾すると、会社説明会やカジュアル面談といったイベントの日程調整ができるようになります。

▼ダイレクトリクルーティング運用の基本的な流れ

  1. ダイレクトリクルーティングで求める人材の要件定義
  2. 企業ページなど運用前の設定
  3. 求人票やスカウトメールテンプレートの作成
  4. スカウト対象者の検索・選定
  5. スカウトメール送信
  6. 応募者との日程調整
  7. カジュアル面談/会社説明会などの実施
  8. ES〜選考
  9. 内定

ダイレクトリクルーティングサービスによって、登録している学生の属性や、1ヶ月ごとに送れるスカウト通数、料金体系などが異なっています。

また、企業ページ作成や学生の選定、スカウト送信などの代行など、サービスによって得られる支援も違うため、各サービスの強みと弱みをヒアリングすることが重要です。

ダイレクトリクルーティングを導入すべき企業の特徴

それでは、ダイレクトリクルーティングが適している企業にはどのような特徴があるのでしょうか?自社がダイレクトリクルーティングを導入すべきかを確認してみてください。

ダイレクトリクルーティングを導入すべき企業の特徴は以下の3つです。

  • 自社にマッチした人材を採用したい企業
  • BtoBなど学生からの認知度が低い企業
  • 採用単価を抑えて新しい採用手法を取り入れたい企業

自社にマッチした人材を採用したい企業

ダイレクトリクルーティングの最大の特徴は、「企業側が興味のある学生に対して、ピンポイントでアプローチできる」という点です。

ナビ媒体や合同説明会などの採用手法では、自社にエントリーする学生の母集団をコントロールできません。そのため、そこに自社にマッチする学生がいなければ、選抜する工数が余分にかかってしまうこともあるでしょう。

人材紹介では自社に合った学生に絞って接点を作ることはできますが、出会える学生の量はエージェントに委ねられます。また、エージェントとの求める人材の擦り合わせが十分ではない場合、なかなか良い学生に出会えないケースもあるでしょう。

ダイレクトリクルーティングでは、膨大な学生のデータベースの中から求める人材の要件で絞り込み、スカウトを送ります。そのため、自社とマッチした人材を見つけやすく、また、候補者選定の余分な工数もかかりにくいです。

BtoBなど学生からの認知度が低い企業

従来型の採用であれば、就活生が自社のことを検索して応募するのを待つ「待ちの採用」が一般的でした。

しかし就活生は自分が知らない企業のことを検索することはありません。そのため、ベンチャー企業や中小企業など知名度の低い企業は採用に苦戦してしまいますよね。

そういった企業がダイレクトリクルーティングを導入し、自社からスカウトメールを送ることで、就活生に認知してもらえます。

ダイレクトリクルーティングは「自社の魅力に自信があるが、認知度が競合に負けている」とお悩みの企業にオススメです。

採用単価を抑えて新しい採用手法を取り入れたい企業

「学生からの応募が少ないのではないかと不安…」「選考通過率が低いので、今までリーチできなかった学生層にもアプローチしたい…」などの動機で、新しい採用手法を試してみたい場合にも、ダイレクトリクルーティングがオススメです。

成功報酬型のプランを提供しているサービスも多いため、費用面でのリスクなく、今までアプローチできなかった学生層と出会うことができます。

また、運用代行がついているサービスを利用すれば、学生選定やスカウト送信などに工数をかける必要もありません。このような理由から、新規で導入する採用媒体としてのハードルが低いことが特徴だと言えるでしょう。

ダイレクトリクルーティングのメリット

まず、ダイレクトリクルーティングを導入する際のメリットについて説明します。メリットは以下の4点です。

▼ダイレクトリクルーティングのメリット

  • 精度、スピード、コスト面での優位性がある
  • 自社カルチャー・ミッションとのマッチング強化が期待できる
  • 採用ブランディングにもプラスの影響を与えることができる
  • 転職潜在層へアプローチできる

精度、スピード、コスト面での優位性がある

求める人材のプロファイルを明確に定めることで、ミスマッチの少ない採用が可能となり、採用後の離職率を下げることができます。

また、潜在層への直接アプローチにより、スピード感をもって優秀な人材を獲得することが可能です。さらに、人材紹介会社などの中間マージンを必要としないため、採用コストの削減も見込めるでしょう。

自社カルチャー・ミッションとのマッチング強化が期待できる

ダイレクトリクルーティングでは、自社が求める人材を直接アプローチするため、自社のカルチャーやミッションとのマッチング度合いを重視した採用を行うことができます。

これにより、自社にフィットした人材を採用することができ、定着率の向上をもたらすでしょう。

採用ブランディングにもプラスの影響を与えることができる

ダイレクトリクルーティングは、自社が求める人材に直接アプローチする手法であるため、自社の知名度や魅力をアピールできます。

また、採用活動を通じて自社のカルチャーやミッションを発信することで、ブランディングの改善も可能です。

転職潜在層へアプローチできる

ダイレクトリクルーティングサービスを用いて転職潜在層へアプローチすることも可能です。転職について、「まだ深くは考えていないけれど良い企業が見つかったら転職したい」と考えている転職希望者も多いでしょう。

ダイレクトリクルーティングを用いてそういった転職潜在層と接点を持つことで、優秀な人材を採用できるきっかけになります。

売り手市場の現在、優秀な転職者は一度転職市場に出れば他社との激しい競争が発生し、自社で獲得することが難しくなってしまいます。ダイレクトリクルーティングを用いて、早めに転職潜在層と接点を持つことで、他社にまだ見つかっていない優秀な人材を採用することができるでしょう。

ダイレクトリクルーティングのデメリット

続いてデメリットを説明します。デメリットは以下の2点です。

▼ダイレクトリクルーティングのデメリット

  • 採用担当者の負担の増加
  • 適切なターゲット選定が難しい

採用担当者の負担の増加

ダイレクトリクルーティングでは、自社で採用候補者を探し出し、候補者それぞれにスカウトメールを送る採用手法です。したがって採用担当者の業務負担が増加する可能性があります。

そのため、採用担当者の採用スキルや経験を強化する必要があるほか、採用プロセスの効率化を図ることも重要です。

適切なターゲット選定が難しい

ダイレクトリクルーティングでは、自社が求める人材を直接アプローチするため、ターゲット選定の精度が重要となります。

しかし、ターゲット選定のためには、自社の採用課題を分析したうえで、そのようなスキルを持った人材を採用していくのか設定する必要があります。適切なターゲット選定を行うことができなければ、ダイレクトリクルーティングを用いる効果が半減してしまうでしょう。

適切なターゲット選定を行うために、社内でヒアリングを行ったり、調査を行ったりして、自社の課題を適切に理解することが重要です。

ダイレクトリクルーティングにかかる費用

比較的費用のリスクなく始められるダイレクトリクルーティングサービスですが、実際にどれくらいの費用がかかるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

ここではダイレクトリクルーティングにかかる費用について、詳しくご紹介します。

ダイレクトリクルーティングの料金形態

ダイレクトリクルーティングサービスの料金体系

ダイレクトリクルーティングの料金形態には成功報酬型と定額制(前金型)の2つがあります。

◎定額型(前金型)

定額型は、数か月から1年単位で料金を先に支払う料金形態で、料金相場としては、新卒採用に対しては年間60-150万円、中途採用に対しては年間300-400万円ほどです。

そのため、ダイレクトリクルーティングを通じて多くの人材を採用したい企業にとってはオススメである一方で、採用に成功しなくても費用が発生してしまうというリスクがあると言えるでしょう。

◎成果報酬型

成果報酬型は、応募があった場合や、内定承諾された場合にのみ成果報酬を支払う料金形態で、料金相場としては新卒採用の場合は1人当たり30-70万円ほど、中途採用の場合は年収の15%程度からです。

そのため、費用面のリスクなく取り入れられる一方で、採用成功人数が多くなると費用が割高になってしまうリスクがあると言えるでしょう。

また、どちらの料金形態の場合でも、これらに加えて採用代行オプションや基本料などがさらに発生する場合もあります。

ダイレクトリクルーティングサービスの選び方

「ダイレクトリクルーティングの重要性については理解できたけど、どの媒体を選んだらいいかわからない...」とお困りの方も多いのではないでしょうか。

ここでは、ダイレクトリクルーティングサービスの選び方についてご紹介しますので、後ほどご紹介するダイレクトリクルーティングサービスの比較表と合わせて参考にしてみてください。

▼ダイレクトリクルーティングサービスの選び方

  1. 登録者層から選ぶ
  2. 登録者数から選ぶ
  3. 予算から選ぶ
  4. スカウトメールの承認率・開封率から選ぶ
  5. 検索機能の使いやすさから選ぶ
  6. 登録者企業数・企業からの口コミで選ぶ

①登録者層から選ぶ

一口にダイレクトリクルーティングサービスといっても、幅広い学生が多く登録しているものもあれば、理系やエンジニア志望の学生が多く登録しているもの、転職希望者が多く登録しているものまで、さまざまです。

ダイレクトリクルーティングサービスを導入する際は、まず自社が採用したいターゲットを明確にし、そのターゲットとサービスに登録している求職者がマッチしているかを確認するのがよいでしょう。

▼実際どのように調べるか

「どのような学生が登録しているのか」について調べるには、気になるサービスのホームページから問い合わせてみると良いでしょう。

例えば、弊社が運用しているMatcherScoutは45,000人(25卒)以上の学生が登録しており、そのうちGMARCH・関関同立を超える学歴層は60%を超えています。登録者はOB・OG訪問を目的とした自身のキャリア形成に意欲的な学生が多いという特徴があります。

詳しい登録学生層が気になる方は、こちらのページの必要項目を記入していただき、お問い合わせ内容で「どのような学生がいるか見たい」をご選択ください。

基本的に、どのサービスでも2〜3分程度でお問い合わせを行うことができます。

もし具体的な問い合わせ内容をフォームに記入する必要がある場合は、以下のテンプレートをご使用ください。

▼お問い合わせテンプレート

ご担当者さま

お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。
御社サービスにどのような学生がご登録されているのかを知りたく、問い合わせいたしました。
登録学生の特徴などが詳しく記載された資料をいただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●

②登録者数から選ぶ

先ほどは、ダイレクトリクルーティングを選ぶ観点として「登録者層」という質的な観点をご紹介しましたが、「登録者数」という量的な観点から選ぶことも可能です。

極論ですが、自社の求める人材が1人しかサービスに登録していなかったら、そのサービスで母集団形成を行うことは難しいですよね。そのため「学生の登録者数」もしっかりとチェックしておきましょう。

▼実際どのように調べるか

ホームページ上に学生登録者数を記載している企業もあるので、まずは気になるサービスのホームページをチェックしてみましょう。一方で、こちらのページに記載してあるデータは、最新でない場合や、細かい情報が載っていない場合があります。

その場合は先ほどご紹介したように、ホームページから問い合わせてみるとよいでしょう。

▼お問い合わせテンプレート

ご担当者さま

お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。

御社サービスに登録されている△△年卒の最新の学生数を知りたく、連絡いたしました。
よろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●

③予算から選ぶ

ダイレクトリクルーティングサービスを導入するにあたって、自社の予算を考慮する必要もあるでしょう。

料金体系ごとの平均費用は、定額型:60〜70万/年 成功報酬型:30〜50万/人 となっています。ダイレクトリクルーティングサービスを選択する際に、自社の予算とダイレクトリクルーティングサービスの予算から選ぶことも重要です。

当然ですが「採用に関するコストは低ければ低い方がいい」と考える方は多いでしょう。そのためダイレクトリクルーティングサービスを比較検討する際、費用面は重要になってきます。

その際重要なのが、純粋なサービスの料金だけでなく、人件費など運用にかかる社内のコストも併せて考えるということです。

ダイレクトリクルーティングサービスには、候補者の選定からスカウト文の送信まですべてを代行するものから、運用はすべて企業側が行うものまで幅広く存在します。当然サポートが多いサービスは費用が高くなるでしょう。

ダイレクトリクルーティングサービスを選ぶ際は、掲載されている料金だけを見るのではなく「どんなサポートを提供してくれるのか」「導入することでどの程度採用業務を効率化できるのか」も同時に考慮する必要があります。

ただしダイレクトリクルーティングの運用コストを考えるのは難しく、手間がかかる作業です。

そこでMatcherScoutでは、ダイレクトリクルーティング工数算出表を作成しました。

こちらの表を使うと、以下のようなことが分かります。

  • ダイレクトリクルーティングを自社で運用した場合、1名採用するのに人件費がどれだけかかるのか
  • 自社のリソースでダイレクトリクルーティングを運用することは可能なのか

「ダイレクトリクルーティングの導入を考えているけど、自社で運用するかすべて依頼するか迷っている」という方におすすめの表です。

▼実際どのように調べるか

料金体系はホームページに掲載されている場合が多いですが、詳しい費用については情報が公開されていない可能性が高いです。

その場合は、お問い合わせページから資料請求してみましょう。

オプションで料金がかかるサービスもあるため、自社で運用する際の見積もりを出してもらうのも良いです。

▼お問い合わせテンプレート

ご担当者さま

お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。

御社サービスの利用を検討しているのですが、具体的な費用についてお伺いしたく連絡いたしました。

よろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●

④スカウトメールの承認率・開封率から選ぶ

ダイレクトリクルーティングサービスを選ぶ際に重要なポイントとして、スカウトメールの承認率・開封率も挙げられます。

ダイレクトリクルーティングでは、学生にスカウトメールを送信するため、スカウトの承認率と開封率が重要になります。

承諾率・開封率を左右する要因は、以下の点が挙げられます。

  • 利用サービス(ダイレクトリクルーティングサービス全体の承諾率・開封率)
  • 自社の認知度(求職者が企業のことを知っているか、興味を持っているか)
  • スカウト文章(自社の魅力を伝えられているか、求職者に合う文章になっているか)

スカウトが承認されなければ意味がないため、承認率・開封率が高いダイレクトリクルーティングサービスを利用するのがおすすめです。

承認率・開封率は公開されていない場合もあるため、サービスを運営する会社にヒアリングを行い、複数の会社の承諾率を比較検討するのがよいでしょう。

その上で、自社の魅力を学生にしっかりと伝えられるスカウト文を作成しましょう。

▼実際どのように調べるか

スカウトの承諾率や開封率は、公開していない企業が多いです。

そのためホームページから問い合わせるのが良いでしょう。

サービス全体平均のスカウト承諾率/開封率だけではなく、自社と似ている企業のスカウトの承諾率/開封率についても聞いてみると比較がしやすいです。

▼お問い合わせテンプレート

ご担当者さま

お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。

現在御社のサービスの利用を検討しており、そこでスカウトの平均開封率・承諾・返信率についてお伺いしたく連絡しました。
また、以下の条件に似ている過去事例の開封/承諾/返信率のデータもあわせてご紹介いただくことは可能でしょうか?

業界:▲▲
従業員数:212名
エリア:全国
募集職種:総合職

お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●

⑤検索機能の使いやすさから選ぶ

実際に利用しやすいサービスかどうかを比較することも、ダイレクトリクルーティングサービスを検討する際に重要なポイントです。

例えば「学生のプロフィールが見やすいか」「スカウトはどのように送るのか」「学生の特徴を絞り込んで検索できるか」などがダイレクトリクルーティング運用時の工数を決める重要なポイントになります。

サービス導入前にUIやUXを把握しておくことで、「思ってたよりもスカウトを送る工数がかかる…」といった事態を防ぎましょう!

▼実際どのように調べるか

サービス利用画面はホームページに載っていないことがほとんどです。

問い合わせを行い、サービス利用画面を見せて欲しい旨を連絡しましょう。

▼お問い合わせテンプレート

ご担当者さま

お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。

御社のサービス導入を検討しており、UI/UX面を確認したくご連絡しました。

  • スカウトを送る際の手順
  • 求める人物像に当てはまる学生を検索する機能はあるか
  • 集客するイベントごとに送信するスカウトを変更することは可能か

もし可能でしたら、サービス利用画面を見ながら以上の点についてご教示いただきたいです。

お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●

⑥登録企業数・企業からの口コミで選ぶ

ダイレクトリクルーティングサービスを選ぶ際に、登録企業数・企業からの口コミを確認することも重要です。

ダイレクトリクルーティングサービスの導入を考えている企業の方は「サービスを導入しても上手くいくか分からない・・・」という不安を抱えている方も多いと思います。

そのような場合は、登録企業数と企業からの口コミに着目してみましょう。登録者数が多く評判の良いサービスであれば、失敗するリスクが低く、安心して導入しやすいです。

またサービスを導入している企業の中に「自社と同じ規模・業界」の会社がないかも併せてチェックしておきましょう。同じ業界の会社が多数利用しているサービスであれば、自社の採用要件に近い学生が多く登録していると考えられます。

「どのサービスでを使えばいいのか分からない」という場合は、競合他社や同じ業界の会社がどんなダイレクトリクルーティングサービスを使っているのかを調べるのも、1つの手段です。

▼実際どのように調べるか

登録企業数はホームページに掲載されている場合が多いです。

サービスの導入事例がある場合は、そちらも参考にしてみてください。

弊社が運用しているMatcher Scoutの導入事例はこちらからご覧いただけます。

導入事例を見る際は、以下の3つのポイントに当てはまる企業の記事を参考にしてみましょう。

  1. 業界が同じ
  2. 企業規模が似ている
  3. 導入前の課題が似ている

また、サービスを導入している企業の傾向についてホームページから問い合わせてみてもよいです。

▼お問い合わせテンプレート

ご担当者さま

お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。

現在、御社サービスの利用を検討しています。

そこで、御社のサービスを利用されている企業様の数や傾向についてお伺いしたく連絡いたしました。

よろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●

採用手法ごとの特徴分析の資料ダウンロード

【新卒採用】おすすめのダイレクトリクルーティングサービス20選

ここからは、新卒採用で使えるダイレクトリクルーティングサービス20選をご紹介していきます。

「サービスが多すぎてどう選べばいいか分からない」とお困りのご担当者様に向け、本記事では各サービスを以下の4つの強みでジャンル分けしました。

▼各サービスの強み

  • 登録学生者数が多い
  • 工数/費用削減が期待できる
  • 独自の機能がある
  • 特徴的な学生層を保有している

新卒スカウトサービス比較表20選ダイレクトリクルーティングサービス選びの参考になれば幸いです。

1 Matcher Scout|工数/費用削減

Matcher Scoutこちらは弊社が運営する、運用代行型の新卒向けダイレクトリクルーティングサービスMatcher Scoutです。

ダイレクトリクルーティングサービスを運用する際に発生する、アカウント準備・候補者選定・スカウト送信・日程調整・分析をすべて弊社が代行します。

400社を超える企業様のダイレクトリクルーティングを運用代行してきたプロフェッショナル集団が運用代行しますので、クオリティもご安心ください。工数・費用を削減しつつ、採用単価も抑えて採用することができるサービスとなっております。

「採用単価を抑えたい…」「採用担当者が足りない…」「求めている学生からの応募が集まらない…」「採用ノウハウがないが、ダイレクトリクルーティングを運用したい…」という企業様にオススメです。

▼MatcherScoutの特徴
特徴:運用代行で工数をかけずに母集団確保ができる
登録者数:要問い合わせ
料金体系:以下3パターン
①後期×成功報酬型…初期費用0円+成功報酬45万円/人 ※入社に至らなかった場合は、全額返金
②早期×成功報酬型…初期費用10万円+成功報酬60万円/人 ※入社に至らなかった場合は、全額返金
③早期×前金型…運用代行で工数をかけずに母集団確保ができる

  • 2名採用プラン:初期費用60万円(スカウト送信数6,000通/卒年)
  • 4名採用プラン:初期費用120万円(スカウト送信数10,000通/卒年)
  • 10名採用プラン:初期費用300万円(スカウト送信数15,000通/卒年)
【参考】MatcherScout公式HP

2. OfferBox|登録学生者数が多い

OfferBoxOfferBoxの特徴は、利用している学生の数とスカウト文の開封率の高さです。

利用している学生数は24万人以上、スカウト文の開封率は89%あります。

開封率が高いため、認知度向上に課題のある企業におすすめのサービスです。

▼OfferBoxの特徴
特長:学生が利用するスカウトサービスNo.1
登録者数:24万人
料金体系:早期定額型 / 成功報酬型
1ヶ月のスカウト通数:40~400通

【参考】OfferBox「OfferBoxの料金プラン」

3. ONE CAREER CLOUD|登録学生者数が多い

ONE CAREER CLOUD就活サイト「ONE CAREER」を運営する株式会社ワンキャリアが、2022年2月にリリースしたスカウトサービスです。「ONE CAREER」のデータベースのなかから、気になる学生を見つけることができます。

HR総研×楽天みん就「1年を通じて最も利用した就職サイト」調査で文理問わず2位を獲得した実績があり、幅広い学生層にリーチすることが可能です。

▼ONE CAREER CLOUDの特徴
特徴:新卒市場最大級の学生データにアクセスできる
登録者数:32万人
料金体系:要問い合わせ
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】ONE CAREER CLOUD「スカウト」

4. キャリアチケットスカウト|工数/費用削減

career ticket scoutキャリアチケットスカウトは、スカウト承諾率20%で業界高水準。

カスタマーサクセス担当が、ターゲット学生のすり合わせをした上で、自社の魅力を最大限に引き出した企業ページを作成します。また、導入後も効果的なオファーの書き方・運用方法のレクチャー・採用目標の振り返りなども併走。

スカウト代行やオファー数追加などのオプションもあるため、自社の採用ニーズに合わせてカスタマイズすることが可能です。

▼キャリアチケットスカウトの特徴
特長:業界高水準のスカウト承諾率
登録者数:要問い合わせ
料金体系:定額型 / 成功報酬型
1ヶ月のスカウト通数:400~450通

【参考】キャリアチケットスカウト 公式HP

5. mikketa|工数/費用削減

mikketamikketaは、工数削減に特化した新卒採用ダイレクトリクルーティングサービスです。

プロフィールと適性検査をもとに、自社に最適な学生にスカウトを一括送信できるため、スカウト文面を考える工数を削減することができます。

またCVR改善で役立つ定期レポートが配信されるため、自社の採用活動を効率的に改善することが可能です。

▼ mikketaの特徴
特長:条件にマッチする学生へのスカウト一括送信可能
登録者数:要問い合わせ
料金体系:要問い合わせ
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】mikketa 公式HP

6. OpenWorkリクルーティング|工数/費用削減

openworkリクルーティングOpenWorkの特徴は「クチコミ情報」です。OpenWorkユーザーは、1,100万件の社員のクチコミから企業をリサーチします。

そのため、入社後のギャップが少ない採用を実現しています。

新卒採用にかかる費用が1名採用あたり40万円であるため、他のダイレクトリクルーティングサービスよりも安価に利用することができます。

▼OpenWorkリクルーティングの特徴
特長:新卒の採用単価は40万円/人なので低コストで利用できる
登録者数:要問い合わせ
料金体系:成功報酬型
1ヶ月のスカウト通数:企業スコアにより変動

【参考】OpenWorkリクルーティング

7. キミスカ|独自の機能キミスカ

スタートアップから大企業まで導入実績3,000社以上、登録学生数累計83.4万人を誇るキミスカ。キミスカでは、適性検査の結果を元に、自社で活躍している社員と似ている学生を検索できます。

また、学生の自己PRについて自動的に解析し、より学生に響く訴求やスカウト文章作成ができるなどターゲット学生に対して効果的にアプローチが可能です。

▼キミスカの特徴
特長:高評価学生の類似学生をレコメンド検索できる
登録者数:20万人
料金体系:採用枠プラン
1ヶ月のスカウト通数:50~3700通

【参考】キミスカ「料金プラン」

8. iroots|独自の機能

irootsエンジャパン株式会社が運営するビジネス・エンジニア職向けの新卒ダイレクトリクルーティングサービスです。企業間全審査制をとっており、学生の「本音・詳細プロフィール」が集まるプラットフォームとなっています。

irootsは、学生の性格・価値観分析37項目の定量指標と、最大6000文字のプロフィールテキストから、志向・価値観に基づく検索ロジックを株式会社Insight Techと共同開発。入社後に活躍できる人材を手間なく、短時間で精度高く検索することができるでしょう。

2011年のサービス開始以降、累計17万人の学生が使用しています。

▼irootsの特徴
特長:自然言語処理技術を活用した志向・価値観に基づく独自の検索ロジックあり
登録者数:要問い合わせ
料金体系:要問い合わせ
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】iroots 公式HP

9. Wantedly|独自の機能

Wantedly

ダイレクトリクルーティングサービスでは一年を通して利用するプランが基本ですが、Wantedlyでは単月から利用ができます。新卒フィルターを利用できる「プラス」プランでは、1ヶ月あたり15 万円で50通のスカウトを送ることが可能です。

スカウトの返信率も約20%と高い数値であるため、「急に追加で採用が必要になった」というようなニーズにも対応することができます。

▼Wantedlyの特徴
特長:単月から利用可能
登録者数:中途・新卒合わせて19万人
料金体系:定額型
1ヶ月のスカウト通数:50通

【参考】Wantedly 公式HP

10. dodaキャンパス|独自の機能

dodaキャンパスdodaキャンパスは株式会社ベネッセホールディングスと、dodaを運営するパーソルキャリア株式会社の合弁会社である、株式会社ベネッセi-キャリアが運営するサービスです。

登録学生にはベネッセi-キャリアならではのキャリア教育を実施しており、就活の軸がしっかりしている優秀な学生に会える可能性が高いでしょう。

総登録学生数は約113万人(※総登録学生数:25卒〜28卒 2024年6月時点)であり、低学年向けのスカウトも送れるため、インターンへの集客にも活用できます。

▼dodaキャンパスの特徴
特長:低学年向けのスカウト送信もできる
登録者数:6.5万人(オファー対象者数)
料金体系:定額型 / 成功報酬型
1ヶ月のスカウト通数:200~600通

【参考】dodaキャンパス 公式HP

11. ABABA|独自の機能

ABABA他社の選考実績から「最終面接まで進んだ優秀な学生」などを見つけることができる独自の機能を有するABABA。

他社で最終面接まで進んだ学生に絞りこめるため、「ES」「1次面接」などの選考をスキップしても学生の質を保ちやすく、選考時間の削減に繋がります。

また、不採用通知の代わりとなるABABAオリジナルフォーマット「お祈りエール」を活用することで、候補者と優良な関係を維持しながら、採用担当者の負担も削減可能です。

▼ABABAの特徴
特長:学生の他社での選考実績が見れる
登録者数:4.5万人
料金体系:成功報酬型
1ヶ月のスカウト通数:無制限

【参考】ABABA 公式HP

12. ビズリーチキャンパス|特徴的な学生層

ビズリーチキャンパス

ビズリーチキャンパスが有するデータベースの約8割が上位校に属する学生であり、また、他のスカウト型サービスとの重複率が低く、独自の登録学生が多いです。

また、自社のOB/OGリストを掲載して社員訪問受付機能を活用することで、スカウトを受け取った学生の自社への入社意欲を高めることも期待できます。

▼ビズリーチキャンパスの特徴
特長:上位校が約8割を占める学生データベースにアクセスできる
登録者数:16.5万人
料金体系:要問い合わせ
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】ビズリーチキャンパス 公式HP

13. ジョブラス新卒|特徴的な学生層

JOBRASS新卒

ジョブラス新卒は株式会社アイデム JOBRASSグループが運営しているダイレクトリクルーティングサービスです。登録学生の4割以上が上位校であり、1人ひとりにしっかり送る「スペシャルオファー」では開封率が70%、応諾率が24%と歩留まり率が高いという特徴があります。年間システム利用料の20万円と月額5万円で、最低25万円〜利用可能です。

▼ジョブラス新卒の特徴
特長:上位校が約4割を占める学生データベースにアクセスできる
登録者数:8万人
料金体系:定額型
1ヶ月のスカウト通数:200~500通

【参考】JOBRASS新卒

14. Smartthon|特徴的な学生層

Smartthon

株式会社prdが運営する、新卒・インターン採用支援サービスです。Smartthonには審査を突破した学生のみが登録でき、登録ユーザーの99.8%が早慶MARCH以上の学生です。

通常のスカウトメールではなく、Smartthon独自の「スワイプカード」を配信し、学生が「興味あり」「興味なし」の反応をします。また、「興味なし」の反応をした学生に対して、アンケートを実施することも可能です。

▼Smartthonの特徴
特長:登録ユーザーの99.8%が早慶MARCH以上の学生
登録者数:要問い合わせ
料金体系:要問い合わせ
1ヶ月のスカウト通数:100通

【参考】Smartthson 公式HP

15. CheerCareer|特徴的な学生層

チアキャリア

1学年あたり約5万人のベンチャー・成長企業を希望する学生が利用する就活サイトです。

チアキャリアのユーザーは営業・コンサルまたはエンジニア職を希望する割合が高く、働く意欲が高い学生が多く登録しています。また、登録学生の半数以上がGMARCH、関関同立以上の上位校学生です。

運用面では、求人掲載前の原稿入稿サポートや掲載後の改善提案などのサポートがあります。

▼CheerCareerの特徴
特長:ベンチャー・成長志向の学生が集まっている
登録者数:5万人
料金体系:定額型
1ヶ月のスカウト通数:600~1200通

【参考】CheerCareer 公式HP

16. BaseMe(旧:エシカル就活)|特徴的な学生層

BaseMe(旧エシカル就活)

BaseMe(旧エシカル就活)は、ビジョンや泥臭い行動経験を持ち、入社後も活躍できる人材を採用できる、スカウト型採用プラットフォームです。

登録者の約50%が長期インターンなどの実践経験を持っており、幹部候補となりうる優秀層にアプローチすることができます。

スカウト機能がメインですが、企業ページに掲載する「採用情報」からのエントリー、あるいはイベントや説明会、インターン情報を掲載する「イベント情報」からのエントリーも期待できます。

▼BaseMeの特徴
特長:長期インターン経験などのある学生が集まっている
登録者数:1万名
料金体系:要問い合わせ
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】BaseMe 公式HP

17. キャリアセレクト|特徴的な学生層

キャリアセレクト

キャリアセレクトは、新卒のエンジニア採用に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。登録学生の90%がプログラミング経験者であるため、即戦力として新卒の人材を採用することができます。

利用企業は、サイバーエージェントやクックパッドなど、WEB系企業が中心となっています。

▼キャリアセレクトの特徴
特長:プログラミング経験者のエンジニア採用ができる
登録者数:要問い合わせ
料金体系:要問い合わせ
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】キャリアセレクト 公式HP

18. サポーターズ|特徴的な学生層

サポーターズ

サポーターズは、エンジニア人材と企業を結ぶサービスです。ハイレベルなエンジニア学生を育成する仕組みが整っており、勉強会やハッカソン、ピッチコンテストも開催されています。エンジニア職はもちろん、総合職領域の採用も幅広くカバーしています。

▼サポーターズの特徴
特長:国内最大級のエンジニア学生データベースにアクセスできる
登録者数:7000人
料金体系:要問合せ

【参考】サポーターズ 公式HP

19. LabBase|特徴的な学生層

LabBase

LabBaseは理系学生に特化したダイレクトリクルーティングサービスで、特に工学系の学生の登録が多いところが特徴です。MARCH・国公立以上の理系学生が80%以上登録しており、スカウト返信率は約40%と他社平均スカウト返信率の倍以上を記録しています。

▼LabBaseの特徴
特長:理系院生が最も役に立ったNo.1スカウトサービス
登録者数:要問い合わせ
料金体系:定額型
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】LabBase 公式HP

20. ViViViT|特徴的な学生層

Vivivt

学生のポートフォリオを見てスカウトを送れる、デザイナー特化型のダイレクトリクルーティングサービスです。作品数は110万点以上あり、スキルや得意なジャンル、志望職種などから検索可能です。

▼ViViViTの特徴
特長:デザイナーの採用で国内最大級の実績
登録者数:要問い合わせ
料金体系:要問い合わせ
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】ViViViT 公式HP

【中途採用】おすすめのダイレクトリクルーティングサービス6選

ここからは、中途採用で使えるダイレクトリクルーティングサービス6選をご紹介していきます。

中途比較表6選

「サービスが多すぎてどう選べばいいか分からない」とお困りのご担当者様に向け、本記事では各サービスを以下の4つの強みでジャンル分けしました。

▼各サービスの強み

  • 登録者数が多い
  • 工数/費用削減が期待できる
  • 独自の機能がある
  • 特徴的な登録者層を保有している

1.BizReach(ビズリーチ)|登録者数が多い

BIZREACH(ビズリーチ)

BizReachは、247万人以上(2024年4月現在)の即戦力人材が登録するデータベースから直接検索して、「欲しい」人材を見つけられるサービスです。会員は全員審査を通過しているため、転職意欲が高く、質の高い人材と出会うことができるでしょう。

▼BizReachの特徴
特徴:独自の審査を通過した即戦力人材と出会うことができる
登録者数:247万人
料金体系:要問合せ
1ヶ月のスカウト通数:要問合せ
【参考】BizReach公式HP

2.Linkedln|登録者数が多い

Linkdlen

Linkedlnは全世界で10億人、日本では400万人以上が利用している世界最大級のビジネス特化型SNSです。Linkedlnはダイレクトリクルーティングの側面を持ちつつも、ビジネスSNSとしての側面も強いため、企業からのメッセージというより、あくまでも個人からのメッセージのように捉えられやすく、求職者からの返信率が非常に高いという特徴もあります。

▼Linkedlnの特徴
特徴:ビジネスシーンに特化したSNS
登録者数:400万人(日本)
料金体系:要問合せ
1ヶ月のスカウト通数:30通(追加購入可能)
【参考】LinkedIn公式HP

3.Eingt Career Design|特徴的な登録者層を保有している

eight career design

Eingt Career Designは、名刺アプリ「Eight」に登録している転職潜在層にダイレクトリクルーティングできるサービスです。登録者には役職者層が多く、すでに活躍している人材であるため、既存のサービスではアプローチできなかった優秀な人材にアプローチすることが可能です。また、Eingt Career Design経由での内定承諾までの平均期間は1-2か月のため、採用担当者の工数を最低限に抑えることができるでしょう。

▼Eingt Career Designの特徴
特長:利用者の56%が管理職のため、優秀な活躍人材を採用できる
登録者数:350万人
料金体系:要問合せ
1ヶ月のスカウト通数:要問合せ
【参考】Eingt Career Design公式HP

4.リクルートダイレクトスカウト|費用削減が期待できる

リクルートダイレクトスカウト

リクルートスカウトダイレクトは、人材業界で60年以上の実績を持つ株式会社リクルートが提供するダイレクトリクルーティングサービスです。導入費用は0円のため、入社時課金が発生するまでの間、0円で利用することができます。また、幅広い年齢層、年収帯、業種の人が登録しているため、自社が求めている人材に出会える可能性が高いと言えるでしょう。

▼リクルートダイレクトスカウトの特徴
特徴:幅広い層の求職者にアプローチできる。
登録者数:要問い合わせ
料金体系:成果報酬型
1ヶ月のスカウト通数:無制限
【参考】リクルートダイレクトスカウト公式HP

5.ミイダス|独自の機能がある

ミイダス

独自の「可能性診断」によって組織の特徴や自社で活躍する人材の特徴などをデータで可視化し、その結果をもとに自社に必要な人材を検索することができるサービスです。ミイダスに新規登録したばかりの求職者にも、条件に合致していれば自動でアプローチをするため、スカウト送信にかかる工数も不要です。面接をするだけでは見極められない、自社にフィットする人材にアプローチできるでしょう。

▼ミイダスの特徴
特徴:独自の「可能性診断」を用いてスカウトを送信することができる
登録者数:要問合せ
料金体系:定額制
1ヶ月のスカウト通数:無制限
【参考】ミイダス公式HP

6.doda ダイレクト|登録者数が多い

dodaダイレクト

dodaダイレクトは日本最大級の登録者数を持つダイレクトリクルーティングサービスです。一般的には1カ月近くかかる面接設定が最短1日で設定可能であるため、急な欠員にも対応することができるでしょう。

また、専門的な知識を持つ専属のカスタマーサクセスによるサポート体制も魅力のひとつです。

▼doda ダイレクトの特徴
特徴:日本最大級の登録者数
登録者数:373万人
料金体系:定額制/成果報酬制
1ヶ月のスカウト通数:400通
【参考】dodaダイレクト公式HP

【業種別】おすすめのダイレクトリクルーティングサービス5選

ここからは、特定の業種に特化した、中途採用向けのダイレクトリクルーティングサービス5選をご紹介していきます。

業種特化型中途スカウトサービス比較表

「サービスが多すぎてどう選べばいいか分からない」とお困りのご担当者様に向け、本記事では各サービスを以下の4つの強みでジャンル分けしました。

▼各サービスの強み

  • 登録者数が多い
  • 工数/費用削減が期待できる
  • 独自の機能がある

1.Findy|エンジニア|登録者数が多い、工数の削減が期待できる

Findy

Findyはエンジニア採用に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。AIによりスキル判定で自社にぴったりのエンジニアとマッチングすることができます。

また、興味のあるエンジニアへ「いいね」をおすことでマッチングし、マッチしたユーザーのみにスカウトを送る仕組みのため、工数を削減して運用することができるでしょう。

▼Findyの特徴
特徴:業界トップクラスの登録者数
登録者数:10万人
料金体系:要問合わせ
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ
【参考】Findy公式HP

2.Forkwell Jobs|エンジニア|独自の機能がある

Forkwell Jobs

Forkwell Jobsはハイスキルの即戦力かつ転職顕在層にアプローチ可能なダイレクトリクルーティングサービスです。また、エンジニアがストレスなくスカウトを受け取れる「仕組み」で高いスカウト開封率(65.2%)とスカウト返信率(16.9%)を実現しています。また企業と求職者の魅力をどちらも「見える化」することで、高い定着率を実現しているため、「採用してもエンジニアがすぐに辞めてしまう...」といった事態を防ぐことができるでしょう。

▼Forkwell Jobsの特徴
特徴:スカウトの高い開封率・返信率
登録者数:5.9万人
料金体系:要問合せ
1ヶ月のスカウト通数:要問合せ
【参考】Forkwell Jobs公式HP

3.Green|IT、Web業界|登録者数が多い、費用削減が期待できる

Greenの公式HP画像GreenはIT、Web業界の経験者採用に強いダイレクトリクルーティングサービスです。120万人を超える求職者はIT、Web系の人材が過半数を占め、39歳以下の人材が70%を占めています。また、年収に応じて変動する成功報酬型ではなく、職種に応じた一律の成功報酬型の料金形態であるため、採用コストを大幅に削減することができるでしょう。

▼Greenの特徴
特徴:採用コストを大幅に削減することができる
登録者数:120万人
料金体系:成果報酬型
1ヶ月のスカウト通数:1000通
【参考】Green公式HP

4.MSJobs|管理部門・士業領域|登録者数が多い

Ms-Japan

Ms Jobsは管理部門・士業領域に特化した成果報酬型のダイレクトリクルーティングサービスです。創業30年の管理部門・士業領域に特化したノウハウや独自の登録者獲得ルートを持つ点が特徴です。採用ニーズの高い有資格者が多数登録しているため、自社のニーズにフィットする人材と出会うことができるでしょう。

▼MSJobsの特徴
特徴:独自のノウハウ、登録者獲得ルート
登録者数:8.5万人(直近5年間の新規登録者数)
料金体系:成果報酬型
1ヶ月のスカウト通数:無制限
【参考】Ms-Japan公式HP

5.paiza転職|IT/Weエンジニア|独自の機能がある

paiza転職

paiza転職は、国内最大のエンジニア・IT人材データベースを持つダイレクトリクルーティングサービスです。従来の資格系テストだけでは判断ができないエンジニアの開発スキルを独自のテストとジャッジシステムで可視化することで、自社が求める実力のエンジニアにセグメントした採用を行うことが可能です。

▼paiza転職の特徴
特徴:プログラミングスキルチェックを用いて求職者のスキルを可視化
登録者数:63万人
料金体系:成果報酬型
1ヶ月のスカウト通数:要問合せ
【参考】Paiza転職公式HP

ダイレクトリクルーティングサービス検討時のよくある疑問

ここでは、ダイレクトリクルーティングを実施する際によく生じる疑問点について解説します。

Q. 他の採用手法と併用できますか?

はい、ダイレクトリクルーティングは他の採用手法と併用することができます。

ダイレクトリクルーティングは、優秀な人材への積極的なアプローチを可能にする手法です。しかし、すべての人材に効果があるわけではありません。

そのため、ダイレクトリクルーティングと他の手法を併用することで、より多くの人材にアプローチし、採用成功率を高めることができます。

具体的な併用例

  • 求人掲載:求人サイトや転職エージェントなどを通じて、幅広い人材にアプローチする
  • リファラル採用:社員やOB/OGからの紹介を通じて、人材を獲得する
  • イベント開催:採用イベントやセミナーなどを通じて、自社をアピールし、人材を獲得する

Q. コストはどれくらいかかりますか?

ダイレクトリクルーティングのコストは、利用するサービスやプランによって異なります。

自社運用型のダイレクトリクルーティングの場合、人材データベースの利用料や、スカウトメールの送信料などが必要です。

プラットフォーム型のダイレクトリクルーティングの場合、サービス利用料や、スカウトメールの送信料などがかかります。

ハイブリット型のダイレクトリクルーティングの場合、自社運用型とプラットフォーム型の両方のコストが発生します。

具体的なコストは、各サービスの公式サイトで確認することができます。

Q. 効果測定はどうすればいいですか?

ダイレクトリクルーティングの効果を測定することで、採用活動の成果を把握することができます。

ダイレクトリクルーティングの効果測定には、以下の指標がよく用いられます。

▼ダイレクトリクルーティングの効果測定によく使われる指標

  • 応募数
  • 面接数
  • 内定数
  • 入社数

これらの指標を定期的に測定することで、採用活動の進捗状況や課題を把握することができます。

また、応募者の属性や応募経路などのデータも収集しておくと、より効果的な採用活動につなげることができます。具体的には、以下の点に注意して効果測定を行いましょう。

▼効果測定時に意識するべきポイント

  • 測定したい指標を明確にする
  • 測定方法を決める
  • 測定結果を分析する

ダイレクトリクルーティングは、採用活動の「攻め」を実現する革新的な手法です。

しかし、効果的に活用するためには、事前の準備と運用が重要です。

この記事で紹介したよくある質問を参考に、自社の採用活動に最適なダイレクトリクルーティングを検討してみてください。

ダイレクトリクルーティングを成功させるためのポイント5選

 1.特別感のあるスカウトメールを送る

ダイレクトリクルーティングサービスは、企業側から求職者に直接アプローチする採用手段です。そのため、「あなたに興味がある」ということをメッセージで強く伝えることで、求職者に特別感を感じてもらうことが大切です。

一斉送信感のあるメールでは、求職者はメールを開いてくれません。「なぜあなたにメールを送ったのか」「あなたにどこが自社とマッチすると感じたのか」などをスカウトメールに記入することで、特別感を演出するようにしましょう。

 2.PDCAを回しながら運用することでノウハウを蓄積する

ダイレクトリクルーティングサービスを運用するにあたって、PDCAを回しながら運用することが大切です。PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の頭文字を取った品質向上のための指標のことです。

スカウトメールを送るごとに、開封率や承諾率、返信率を確認することで、どのようなメールを送るのが最も効果的なのか分析しましょう。そして、それをもとに改善を重ねていくことで、少しずつノウハウを蓄積していきましょう。

 3.担当者を決める

ダイレクトリクルーティングは、スカウトメールを送信する人材の選定からメール送信、応募者との日程調整から実際の面接・面談まで、行うべき作業が多く、担当者の負担が大きいことが予想されます。

したがって、しっかりと成果を出すためには、ダイレクトリクルーティングサービスを運用するための専任の担当者を決めるのがよいでしょう。

 4.スカウトメールを送る曜日と時間に気を付ける

LAPRS株式会社が行った調査によると、曜日ごとのスカウトメール返信率は以下の通りでした。

▼曜日ごとのスカウトメール返信率

  • 日曜日 18.52%
  • 月曜日 17.96%
  • 火曜日 18.03%
  • 水曜日 20.62%
  • 木曜日 17.35%
  • 金曜日 17.69%
  • 土曜日 19.12%

この結果から、水曜日に送られたスカウトに対する返信率が明確に高くなっていることが分かります。反対に、木曜日と金曜日は返信率が低くなっていることが分かります。

続いて、同調査によると、時間ごとのスカウトメール返信率は以下の通りでした。

時間ごとの返信率

最も返信率が高いのは午前10時という結果になりました。 また、比較的午前中と午後8時の返信率が高く、反対に午後3時から7時の返信率が低いことがわかります。

以上の結果より、水曜日の午前中か、20時頃にスカウトメールを送信するのが良いと言えるでしょう。

【参考】LAPRS株式会社「4万5千件のスカウトから分析した、返信率が高い曜日と時間(2024年版)」

5.利用開始時期を早めに設定する

経団連が定めている「就活ルール」の廃止を背景に、新卒採用が早期化しています。優秀な学生ほど早めに就職活動を開始して内定を獲得する傾向があります。

獲得した内定が多くなると、スカウトの開封率や承諾率も低くなるため、早い時期から学生との接点を持っておくことが大切だと言えるでしょう。

ダイレクトリクルーティングの運用は、採用活動の早期の段階から実施しましょう。 サービスによっては早期利用に別途で料金が発生する場合もあります。

はじめてのダイレクトリクルーティングならMatcher Scout

「ダイレクトリクルーティングサービスを導入してみたいが、時間をかけられない」「採用担当だけでは手が回らない」といったお悩みを抱えている新卒採用担当の方におすすめしたいのが、Matcher Scoutです。

Matcher Scoutとは、採用担当者の煩雑な業務負担を極限まで削減した新卒採用向けのダイレクトリクルーティングサービスです。OB・OG訪問アプリ「Matcher」に登録している学生の中から、採用要件にマッチした学生に弊社の担当者が代理でスカウトを送信します。

Matcher Scout をおすすめする理由

  • スカウト送信や日程調整などの労力のかかる作業は全て弊社が代行
  • GMARCH・関関同立を中心とした登録学生層
  • OB・OG訪問に積極的に取り組む、主体性のある優秀な学生が多い
  • 初期リスクの少ない成功報酬型と最安採用単価30万円の前金型から選べる
  • 自社のニーズに合わせてオプションプランもご用意

以上の理由より、工数をかけずに効率的な採用活動を行うことができます。弊社の担当者と一緒に採用活動を成功させませんか?

ご興味をお持ちいただけましたら、まずはお気軽にお問い合わせ・資料請求をお願いいたします!

詳しくは以下の資料で詳しく説明しているので、是非ご覧ください。

【サービス説明資料】3分でわかるMatcher Scout

【導入事例】運用負荷は一番少ない。「効率的」に「会いたい学生」に会えるツール

採用手法ごとの特徴分析の資料ダウンロード

まとめ

今回は数あるダイレクトリクルーティングサービスの中で31のサービスに絞り、比較を行ってきました。

▼本記事のまとめ

  • ダイレクトリクルーティングは従来型の「待ちの採用手法」を脱した新しい攻めの採用手法
  • ダイレクトリクルーティングを活用することで採用工数や費用を削減できる
  • ダイレクトリクルーティングにおいてスカウトメールの開封・返信率は重要な手法である
  • 自社の採用のニーズによってツールを慎重に選択する必要がある

自社の採用状況・課題によって最適なサービスが異なるため、導入時は比較検討を必ず行いましょう。