【事例あり】27卒インターンシップの企画と立て方を解説!
2025/04/30

27卒のインターンシップの開催に向けて、企画を考えている採用担当者の方も多いでしょう。その際、
「どのように企画を立てたらよいか分からない」
「学生が自社に興味を持つような企画を立てたい」
このように考えている方もいるかと思います。

この記事では、そんな採用担当者様に向けて、企画の立て方やインターンシップの定番の企画、学生の興味を惹く面白い企画までご紹介していきます。

27卒|インターンシップとは

インターンシップは、就職活動中に学生に就業体験に参加してもらい、業界・企業への理解度を高めてもらうものです。インターンシップは期間別、時期別にそれぞれ3つに分けることができます。

期間別|短期・中期・長期インターンシップの違い

インターンシップは、期間別で主に3つに分けられます。

期間別|3つのインターンシップ

  • 短期インターンシップ・1day仕事体験
  • 中期インターンシップ
  • 長期インターンシップ

株式会社マイナビの調査によると、26卒の夏季休暇中のインターンシップ参加方針として、「期間が短い(半日・1日)就業体験のあるプログラムを中心に参加していきたい」と答えた学生が24.3%と最も多い結果となりました。続いて、「期間が短い(2~3日程度)就業体験のあるプログラムを中心に参加していきたい」が19.1%となりました。

それぞれの期間によって、実施できる内容が異なります。短期・中期・長期インターンシップの詳細について以下で詳しくご紹介します。

【参考】株式会社マイナビ『2026年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)』


❚ 短期インターンシップ・1day仕事体験

短期インターンシップは短くて半日から1日、長くて1日から5日ほどのインターンシップのことです。短期インターンシップは半日から1日のものを1day仕事体験と呼びます。短期インターンシップ・1day仕事体験は、学生の自社への志望度は低いものの、参加人数は集まりやすいことが特徴です。

短期インターンシップ・1day仕事体験に多いのは以下の形式です。

短期インターンシップ・1day仕事体験で実施されやすい形式

  • セミナー型
  • グループワーク型
  • 職場見学型

短い期間で完結する内容になるため、会社説明や業界説明を行うセミナー型や、複数人で課題に取り組むグループワーク型、実際に会社に来て見学する職場見学型の3つがあります。

❚ 中期インターンシップ

中期インターンシップは5日から2週間、長くて1ヶ月ほどのインターンシップのことです。特徴として、短期インターンシップ・1day仕事体験より学生の志望度はやや高まるものの、集客の難易度もやや高まることがあげられます。

中期インターンシップに多いのは以下の形式です。

中期インターンシップで実施されやすい形式

  • グループワーク
  • 業務体験

中期インターンシップでは、短期インターンシップよりも期間が長いため、より実務に近いインターンシップの内容を実施します。グループワークの内容も短期インターンシップよりも複雑で難易度の高いものにすることが多いです。中期インターンシップは学生と社員との交流する機会も自然と長くなるため、学生の自社への志望度の向上が見込めるでしょう。

❚ 長期インターンシップ

長期インターンシップは1ヶ月から1年以上にわたって実施するインターンシップのことです。長期インターンシップの特徴として、学生の自社への志望度が高いものの、集客の難易度は高まることがあげられます。

長期インターンシップに多いのは以下の形式です。

長期インターンシップで実施されやすい形式

  • 業務体験

長期インターンシップでは、社員が行っている実際の業務に参加してもらうことがほとんどです。そのため、学生は実際に自社で働いたイメージが湧きやすく、志望度が高まりやすくなるほか、場合によっては入社につながることもあります。

時期別|夏・秋・冬のインターンシップの違い

インターンシップは、開催される時期によって実施内容や期間が異なる場合が多いです。

ここでは、サマーインターンシップ・秋インターンシップ・冬インターンシップの違いについて解説していきます。

❚ サマーインターンシップ

サマーインターンシップは7月~9月に実施されるインターンシップで、大学3年生の学生が参加します。例えば27卒の場合、2025年の7~9月に実施されるものがサマーインターンシップです。

サマーインターンシップは学生の自社への志望度が低いことが多いですが、会社のことを知ってもらう最初の接点となります。そのため、サマーインターンシップでは短期インターンシップ・1day仕事体験を実施するなど、参加のハードルを下げる必要があります。

❚ 秋インターンシップ

秋インターンシップは9月〜11月に開催されます。秋冬インターンシップとして開催する企業も多く、企業によっては早期選考直結のインターンシップとして開催することもあります。

この時期はサマーインターンシップを通して業界・会社理解を深めて就職活動の方向性が定まった学生も多いため、秋インターンシップでは自社への志望度が高い学生が集まりやすい一方、大学の授業と日程がかぶりやすいため、日程を多く用意するなどの対策が必要になります。

❚ 冬インターンシップ

冬インターンシップは12月~2月に開催されます。冬インターンシップは早期選考直結としている企業も多く、選考参加への意欲が高い学生が集まりやすいです。

この時期はより自社への理解を深めてもらえる中期インターンシップの実施がおすすめです。

27卒インターンシップの準備はいつからはじめるべきか

インターンシップの準備は、インターンシップ実施月の半年前を目安に始めることがおすすめです。一般的にインターンシップの募集を開始するのが実施月の2~3カ月前のため、募集開始に間に合うように早い段階から準備を始めましょう。

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インターンシップの企画の立て方

インターンシップの企画の立て方は主に以下の4点です

インターンシップの企画の立て方

  1. 前回のインターンシップの振り返りをする
  2. ターゲットを明確にする
  3. 訴求したい自社の魅力を決める
  4. 企画の内容、実施時期を具体的に決める

1.前回のインターンシップの振り返りを行い、目的を設定する

今回のインターンシップの計画を立てる前に、前回のインターンシップの振り返りをしましょう。うまくいった点、改善点をそれぞれ書き出すことで、今回のインターンシップで気を付けるべき点や改善するべき点が明確になります。

振り返りの例

良かった点 ・インターンシップの目標エントリー数を超えた

・参加後アンケートで「企業理解が深まった」との回答が7割を超えた

課題 ・その後の会社説明会への参加率が低く、目標の75%しか集めることができなかった

・インターンシップ実施日から、次の案内メールを送るまでに期間があいてしまった

インターンシップの改善案 ・企業理解が高まっただけでなく志望度も高められるように、より自社の強みを生かした企画内容にする

・インターンシップ実施後のフォローメールを翌日中に送る

今回のインターンシップの目的 選考に進みたくなるよう、企業理解、魅力の訴求を重視する

2.ターゲットを明確にする

どんな学生にインターンシップに参加してほしいのか、ターゲットとなる学生を決めます。この際、求める人物像をもとにインターンシップのターゲットを決めましょう。ターゲットを決めるときに考えたいことは以下の2つです。

ターゲットを決めるときに考えたいこと

  • インターンシップの目的から考える
  • 社風や募集予定の職種から考える

先ほど考えたインターンシップの目的に沿う学生をターゲットとして考えます。例えばインターンシップの目的が企業理解・魅力の訴求を促すことだとすると、「現時点で自社に関心の薄い、幅広い学生」をターゲットとして考えることができます。

また、社風や本選考で募集予定の職種からターゲットを絞ることもおすすめです。例えば和気あいあいとした雰囲気の職場の場合は、「明るく人と関わることが好きな学生」のように絞ることができるでしょう。

❚ インターンシップと本選考のターゲットはほとんど同じ

インターンシップと本選考のターゲットは、基本的に同じになります。本選考に参加してほしい学生との最初の接点がインターンシップであるため、インターンシップと本選考でターゲットを分ける必要はありません。

一方で、インターンシップは幅広い学生への企業の認知拡大を目的にすることも多いため、そのような場合は本選考のターゲットよりも幅広く設定しても良いでしょう。インターンシップで集まった学生を、本選考でより自社にマッチした人材に絞っていくというかたちになります。

3.訴求したい自社の魅力を決める

次に、訴求したい自社の魅力を決めていきます。設定したターゲットが興味を惹かれるような自社の魅力を訴求することが大切です。企業の魅力は以下の7つで分類することが可能です。

企業の魅力の7つの分類

  1. 事業内容の特徴
  2. ミッション・ビジョン
  3. 競合と比較したときの自社の強み
  4. 社風・文化
  5. 社員の特徴
  6. 福利厚生
  7. 働き方

以上の点から、ターゲットが興味を惹かれそうな自社の魅力を考えていきましょう。

4.企画の内容、実施時期を具体的に決める

さいごに、これらを踏まえてインターンシップの企画内容や実施時期を具体的に決めていきます。

インターンシップの企画の内容を考える際、まず検討しておきたいのは構成です。ターゲットに訴求したい自社の魅力をどのように伝えることができるのか、「実施する季節」「実施する期間」「プログラムの目的」、「プログラムの形式」を踏まえてどんな構成にするかを考えていきます。インターンシップの構成

例えば、インターンシップの目的として「選考につながるよう企業理解、魅力の訴求を重視する」を設定したとします。そのためプログラムの目的は企業理解、選考につなげるために実施する時期は就職活動の初期段階の学生と接点が持てる夏(7~9月)、もしくは本選考直前となる冬(12~2月)が考えられます。

実施する期間は自社への魅力を重点的に訴求したいため短期インターンシップの3日間と設定し、形式は実践的に体験できるグループワークと、社員から魅力を訴求できる座談会を行うとします。

このようにインターンシップの構成を4つの観点から考えると、インターンシップのかたちがある程度見えてくることがわかるのではないでしょうか。

【業界別】インターンシップの企画例一覧表

ここでは、業界別にインターンの企画例を一覧表でご紹介します。自社の業界ならではの企画例を参考にしてみてください。

業界名 企画例
メーカー ・新商品の企画立案

・製造現場の見学

商社 ・営業職の業務体験

・新規開拓ワーク体験

金融 ・M&A業務体験

・金融商品開発体験

小売 ・店舗を想定した実務体験

・販売戦略の立案

サービス ・コンサルティング:クライアントに施策提案

・不動産:賃貸仲介事業体験・街づくり企画立案

インフラ ・鉄道:旅行プランの作成・運転体験
IT・通信 ・プログラミング体験

・データ分析、ウェブサイト改善施策立案

広告 ・商品の広告企画立案

・プロモーション企画立案

出版 ・編集者体験

・書籍の新規企画立案

マスコミ ・新聞社:取材体験

・テレビ:AD、監督体験

【定番】インターンシップの企画プログラムの類型

ここでは、インターンシップの定番のプログラムの類型を紹介します。短期インターンシップ・1day仕事体験、中期インターンシップ、長期インターンシップごとに紹介していきます。

定番のインターンシップ企画プログラムの類型

  • 【1day・短期】事業の企画立案ワーク
  • 【1day・短期】自己分析ワークショップ
  • 【1day・短期~長期】業務体験ワーク
  • 【中期・長期】現場での受け入れ

【1day・短期】事業の企画立案ワーク

事業の企画立案ワークは、短期インターンシップ・1day仕事体験~中期インターンシップでよく実施される企画です。企業理解や業務理解が目的で、新規事業開発やすでにある商品を使ったワークをもとに行います。参加者の学生をグループに分け、課題に沿ってグループワークを実施します。

テーマの問題設定から解決するまでに高い問題解決能力や柔軟性などを要求するため、学生にとって難易度の高いワークです。その一方で企業の業務理解にもつながるため、最も多く行われているインターンシップ企画の定番といえるでしょう。

◎企画立案ワークのテーマ例

「弊社の○○(商品名)の売り上げを半年以内に2倍にする施策を提案してください」
「弊社が3年後に月間売上1億円を達成するための新規事業アイデアを考えてください」
「Z世代に刺さる〇〇(商品/サービス)の新たな活用方法を提案してください」

◎企画立案ワークの実施スケジュール例

  1. 会社説明・ワーク内容の説明
  2. グループごとにアイスブレイクの時間(自己紹介など)
  3. 1回目の企画立案タイム
  4. 途中経過として社員に発表、社員はFBを行う
  5. 2回目の企画立案タイム、発表準備
  6. 社員の前で発表
  7. 社員からのFB、まとめ

【1day・短期】自己分析ワークショップ

自己分析ワークショップは、短期インターンシップ・1day仕事体験でよく実施される企画です。業務理解が目的ではなく、就活をしている学生自身の自己分析を促す目的で行います。そのため、学生にとって就職活動の初期段階であるサマーインターンシップで実施すると良いでしょう。企業知識なども必要ないため、学生にとっても参加しやすいワークといえます。

◎自己分析ワークのテーマ例

「グループ内でインタビューし合い、相手の『強み・弱み・価値観』を分析し、キャッチコピーをつけて発表してください」
「モチベーショングラフ・自分史の作成を行ってください」
「人生グラフを描いて転機となった出来事を共有し合い、それぞれこれまでの人生を一言で表してください」

◎自己分析ワークショップの実施スケジュール例

  1. 会社説明・ワーク内容の説明
  2. (グループワークの場合)グループごとにアイスブレイクの時間
  3. 自己分析ワーク
  4. (グループワークの場合)グループで共有・ワーク
  5. まとめ

【1day・短期~長期】業務体験ワーク

業務体験ワークは、社員が普段行っている業務内容の一部を体験してもらう企画です。そのため、1day仕事体験・短期インターンシップから長期インターンシップまで、どのインターンシップの企画例にも対応できます。

このインターンシップでは企業理解や業務理解を目的に実施します。実際の業務の一部を学生に体験してもらうため、学生も実際に働くイメージがつきやすく、ミスマッチを減らすことにつながるでしょう。

◎業務体験ワークのテーマ例

「コンペ形式で1チームを選出するので、クライアントの課題に沿った企画を提案してください」
「SNSを活用した○○(商品/サービス)のファンづくり施策を考えてください」

◎業務体験ワークの実施例(コンサルティング企業の場合)

  1. 会社説明・ワーク内容の説明
  2. グループごとにアイスブレイクの時間(自己紹介など)
  3. グループワーク(データ分析・ヒアリングの準備)
  4. 想定のクライアント企業にヒアリング
    グループワーク(課題抽出・施策の考案)
  5. 途中経過として社員に発表、社員はFBを行う
  6. グループワーク(施策の再検討・企画書の作成)
  7. 想定クライアント企業にプレゼン
  8. 社員からのFB、まとめ

複数日程の場合、ヒアリング→分析→企画立案→プレゼンのように、実際の業務内容により近づくようスケジュールを考え、それぞれのワークで十分を時間をとるとよいでしょう。

【中期・長期】現場での受け入れ

現場での受け入れは、実際に自社で業務を行ってもらうため、中期から長期インターンシップに向いています。目的は業務理解以外にも自社の文化や働き方の理解を深め、自社の志望度を高めることです。

エンジニアなどの専門職や、プランナーや編集者などで職種別採用を行っている場合、学生のスキルを見極めることもできるためおすすめです。インターンシップのスケジュールは、実際に定時で働いてもらうこともあれば、シフト制で働いてもらうこともあるため、企業規定で決まっていない場合は学生と話し合って決めることがおすすめです。3分で分かるMatcher Scoutの資料ダウンロードを喚起する画像

【面白い】学生の印象に残るインターンシップの企画例

続いて、学生の印象に残るユニークなインターンシップを実施した企業事例を5つ紹介していきます。ユニークな企画を立てたい採用担当者様はぜひ参考にしてください。

ユニークなインターンシップ企業事例

  • アイデアの作り方を学ぶ|株式会社電通「アイデアの学校」
  • 賞金200万円あり|株式会社タイミー「次世代経営会議」
  • キャンプ型のインターンシップ|株式会社ノースサンド「キャンプインターンシップ」
  • NYで業務を学ぶ|株式会社ファーストリテイリング「GLOBAL STUDY PROGRAM」
  • 2週間のAD体験|TBSホールディングス「バラエティ制作塾」

アイデアの作り方を学ぶ|株式会社電通「アイデアの学校」

株式会社電通は国内最大の広告代理店で、インターンシップとして「アイデアの学校」を実施しています。「アイデアの学校」は、アイデアの出すコツ、使い方、磨き方を教える8日間のインターンシップです。

コースの種類(2024年実施)

  • 表現クリエイティブコース
  • 未来クリエイティブコース
  • 熱狂クリエイティブコース

◎面白い企画ポイント

  • 「アイデア」を学生に教えるという、電通が得意とする領域をインターンシップの企画として活かしている
  • インターンシップの内容から、自社を受ける学生のアイデア構成のスキルを高めることも可能

【参考】株式会社電通『電通インターンシップ アイデアの学校 2024』

賞金200万円あり|株式会社タイミー「次世代経営会議」

株式会社タイミーはスキマバイトサービスを運営する会社で、インターンシップとして「次世代経営会議」を実施しています。「次世代経営会議」は、企業理解を深めながら、タイミーの今後を考える3日間のインターンシップです。

厳しい選考を勝ち抜いた少人数の優秀な学生とともに、タイミーの事業創造プロセスを理解するプログラムです。賞金は総額200万円で、MVPチーム、MVPプレイヤーそれぞれに100万円となっています。

◎面白い企画ポイント

  • 賞金の用意と少人数になるまで選考を行うことで、インターンシップに対する士気を高める工夫がされている

【参考】株式会社タイミー『インターンシップ・イベント』

キャンプ型のインターンシップ|株式会社ノースサンド「キャンプインターンシップ」

株式会社ノースサンドはコンサルティングファームで、「キャンプインターンシップ」を実施しています。「キャンプインターンシップ」は、コンサル×キャンプと銘打ち、自然の中でのワークを通して行われる、2日間の「最強のコンサルタントをつくる体験型インターン」です。2024年は8月に1泊2日で行われました。

◎面白い企画ポイント

  • キャンプという非日常空間でディスカッションやグループワークに取り組むことができる

【参考】株式会社ノースサンド『ノースサンド、2026年度「キャンプインターンシップ」募集開始のお知らせ』

NYで業務を学ぶ|株式会社ファーストリテイリング「GLOBAL STUDY PROGRAM」

株式会社ファーストリテイリングは、「ユニクロ」などを運営しているアパレル企業で、インターンシップのひとつとして「GLOBAL STUDY PROGRAM」を実施しています。「GLOBAL STUDY PROGRAM」は7日間の海外渡航型プログラムで、2025年度はニューヨークに渡航する予定です。

現地調査や現場社員との議論を通して経営課題を見出し、解決策を立案します。大学1年生から参加可能のため、将来国際的に活躍したい多くの学生が参加するプログラムです。

◎面白い企画ポイント

  • 実際に海外に視察に行き、現場が抱えている本質的な課題の解決施策立案経験ができる

【参考】株式会社ファーストリテイリング『GLOBAL STUDY PROGRAM New York渡航型プログラム』

2週間のAD体験|TBSホールディングス「バラエティ制作塾」

TBSホールディングスは総合メディアグループで、テレビの放送や映像制作など幅広い業務を展開している企業です。そのなかでも多様な内容があるTBSテレビのインターンシップのひとつに、「バラエティ制作塾」があります。

「バラエティ制作塾」では、TBSテレビの人気バラエティ番組の制作現場で約2週間AD業務を体験することができます。TBSバラエティ制作塾【講習編】に参加した学生のみ参加できるため、学んだことを実践できるインターンシップとなっています。

◎面白い企画ポイント

なかなか体験できない業務を一定期間実際に体験することができるため、学生の業務理解が進む

【参考】TBSテレビ『TBSバラエティ制作塾』

学生が興味を持つインターンシップ企画立案のコツ

学生が興味を持つ企画立案のコツとして、以下の2点があげられます。

学生が興味を持つ企画立案のコツ

  1. 「業界理解」ができる企画にする
  2. 「企画の難易度」が適切か定期的に見直す

1.「業界理解」ができる企画にする

株式会社キャリタスの調査によると、インターンシップ等に参加してよかったこととして「興味のある業界について知識や理解が深まった」が82.5%と最も多い結果となりました。

インターンシップ等に参加してよかったこと

  • 興味のある業界について知識や理解が深まった 82.5%
  • 社員と交流できた  59.3%
  • 実践的な仕事を経験できた          58.2%
  • 他の学生と交流できた            53.6%
  • 自分の適性を知ることができた        47.3%

【参考】株式会社キャリタス『26卒学生の9月後半時点の就職意識調査 ~キャリタス就活 学生モニター2026調査(2024年10月発行)』

この結果より、業界理解や社員との交流、実務に近い内容にすることが学生の満足度を高めることにつながることが分かります。

2.「企画の難易度」が適切か定期的に見直す

株式会社キャリタスの同調査によると、インターンシップ等に参加して不満に思ったこととして「内容が難しすぎた/簡単すぎた」が29.8%と最も多い結果となりました。

インターンシップ等に参加して不満に思ったこと

  • 内容が難しすぎた/簡単すぎた     29.8%
  • 仕事のイメージが掴めなかった     26.4%
  • 実践的な仕事を経験できなかった    26.4%
  • 会社の雰囲気がわからなかった     23.9%
  • 時間や日数が短かった         23.9%

企画内容の難易度が学生と合っていないと仕事のイメージが掴みにくく、学生の満足度も下がりやすくなります。企画した内容の難易度が学生にとってちょうどよいものか把握することは難しいですが、インターンシップ後にアンケートを実施するなどして、よりよい企画内容になっていたかどうか、定期的に見直すことが大切です。

インターンシップの企画に強い!企画代行会社3社を紹介

ここでは、企画代行会社を3社ご紹介します。

企画代行会社3社

  • 株式会社セイル
  • 株式会社ネオキャリア
  • 株式会社エイムソウル

株式会社セイル

株式会社セイルはインターンシップの企画制作を行っており、実際の就業に近いインターンシップ体験が可能です。株式会社セイル 公式HP

◎特徴

  • リアルな就業体験が可能
  • 約20年間で200社以上の制作実績があり、業界・職種さまざまなパターンに対応可能
  • 自社の特徴を踏まえて企画を提案・制作
  • プログラム設計から資料作成までワンストップでサポート

◎料金目安

  • 企画コンサルティング:30万円~
  • セミカスタマイズ制作(既成のフレームを利用):100万円~
  • フルカスタマイズ制作:200万円~

【参考】株式会社セイル 公式HP

株式会社ネオキャリア

株式会社ネオキャリアは10,000社を超える採用支援実績を踏まえてインターンシップの企画立案を行うサービスです。株式会社ネオキャリア 公式HP

◎特徴

  • 採用戦略を踏まえて立案するインターンシップ企画
  • 企業の強みを活かしたオリジナルインターンシッププログラムの開発
  • 10,000社の採用支援実績をもとに行われる企画立案

◎基本料金

  • インターンシップ企画立案・運営サポート:50万円~
  • オリジナルコンテンツ開発費:100万円~

【参考】株式会社ネオキャリア 公式HP

株式会社エイムソウル

株式会社エイムソウルは、インターンシップに必要なワークキットや台本、スライドなどをまとめたインターンパックを販売しています。株式会社エイムソウル 公式HP

◎特徴

  • インターン用に開発されたグループワークパッケージを用いることで、準備ゼロ・低予算でインターンシップや選考までのフォローイベントの実施が可能
  • グループワークは新規ビジネス立案ワークと広告プラン立案ワークの2種類から選べる
  • インターンシップ当日の司会・運営依頼にも対応可能
  • レンタル形式であり、1か月単位で利用

◎料金

1ヶ月:11.4万円~

【参考】株式会社エイムソウル 公式HP

インターンシップに学生を集客するならMatcher Scout

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おわりに

いかがでしたでしょうか。

この記事では、27卒のインターンシップで学生の興味を惹く企画例について定番から面白い事例までご紹介していきました。27卒のインターンシップに向けてぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。