【2023年最新】採用代行サービス14社を比較!料金や注意点も解説
2023/04/20

「事務業務に追われ、なかなか採用の本質的な改善が行えない…」

このような状況でお困りな採用担当者様も多いのではないでしょうか。

目の前の作業をこなすだけでは、自社の採用活動を本質的に改善することは難しいですよね。

そのような際には、採用代行(RPO)の導入を検討してみましょう。

自社が求める人材をピンポイントで採用し、工数を減らしたいという方は以下の記事もご参照ください。

【参考】「採用戦略の立て方」を4ステップで徹底解説!鍵はフレームワーク?
【参考】導入すべき?ダイレクトリクルーティングのメリット・デメリット比較

採用代行(RPO)って何?

採用代行とは

採用代行とは、採用活動に関する業務の代行を請け負うサービスのことです。

RPO(=Recruitment Process Outsourcing)とも呼ばれています。

近年、採用活動の激化に伴い、採用担当者の業務量が増加しています。

「最低限の採用活動を行うだけで手一杯になってしまっている」

「集客にばかり気を取られて、学生との時間を十分に確保できていない」

このような状況を回避するべく、採用活動における一部または全ての業務のアウトソーシングを行う企業が増加しています。

採用代行は違法ではない!

『採用代行』と調べた際に、『違法』という関連キーワードが出てきて不安になった担当者様もいるのではないでしょうか。

結論としては、採用代行を請け負う者が厚生労働省または就業地を管轄する都道府県労働局長から許可を得ている場合、採用代行は違法ではありません。

また、特別な資格なども必要ありません。

採用代行を利用する際は、委託先に「委託募集の許可を取っているか」について確認しましょう。

業務委託の範囲によっては許可が必要ない場合もあります。

【参考】職業安定法|e-Gov法令検索

【参考】職業安定法施行規則 | e-Gov法令検索

採用代行と人材紹介の違いは?

採用代行では、人材の募集から選考、内定に至るまで採用に関わる全ての業務を委託することができます。

人材紹介では、人材紹介会社の保有するデータベースから自社とマッチしている候補者を紹介し、候補者と自社との間に入り、面接などの日程調整や入社時の交渉などを行います。

どちらも候補者の募集から内定までに関わりますが、あくまでも人材紹介は母集団形成における人材との引き合わせに注力したサービスです。

採用代行に委託できる業務内容

採用代行は、具体的にはどのような業務を委託できるのでしょうか。

以下では、採用代行に委託できる業務5つについて紹介します。

どこまでを採用代行に委託するのが良いのか検討する際の参考にしてみてください。saiyou-outsourcing_1

①採用計画の立案

自社における採用課題の把握や採用戦略の策定を委託することができます。

採用競合や市場の分析、採用ターゲットの設定なども依頼することができるため、プロの知見を借りて採用活動を根本から見直したい場合には、この領域の委託を行うとよいでしょう。

その際は「採用コンサルティング」を得意とする代行会社に依頼することをおすすめします。

「採用コンサルティング」を専門とする具体的な代行会社は、本記事後半で紹介していますので参考にしてみてください。

②求人の作成・掲載

求人原稿の作成や掲載を委託できます。

採用ターゲットに沿った求人媒体の選定や、採用市場を加味した求人作成も可能なため、単なる工数削減はもちろん、質の向上も見込めます。

また、近年主流になりつつあるダイレクトリクルーティングのスカウトやDMの送信を依頼することもできます。

③候補者・書類管理

応募者の書類や情報の管理、書類選考通過者との面接日程の調整などを委託できます。

自社で行うには煩雑になりがちな管理系の業務ですが、委託時の引継ぎがしやすく、手軽に工数削減を叶えることができます。

④選考代行

説明会開催や、書類選考・適性検査、面接官業務の代行を委託できます。

面接官代行では、面接官不足の解消や工数削減が期待できますが、一方で、自社の雰囲気を候補者に伝えづらいといったデメリットもあるため、利用の検討は慎重に行いましょう。

⑤その他業務

上記以外にも、

  • 採用センターや私書箱の設置
  • 選考データのまとめ・分析
  • SNS運用
  • 内定者フォローや入社後研修

など、様々な業務を委託することが可能です。

採用代行(RPO)のコスト・料金について解説

採用代行サービスによって料金や費用形態も異なります。

以下では、採用アウトソーシングを行う際の主な費用や料金形態について紹介します。

月額一律料金型

月額一律で料金が発生するタイプです。

料金は候補者管理や日程調整連絡など任せる業務内容の範囲によって変動しますが、多忙な時期と閑散期との間でかかる費用は変わりません。

従量課金型

業務量により料金が変動するタイプです。

基本的には依頼する期間と業務量、対応件数によって費用が決まります。

内容に応じて追加料金が発生する場合、初期費用がかかる場合があります。

【図参照】業務あたりの料金例

サービスにより、業務あたりの料金は違います。

では各業務あたりにかかる料金の目安を紹介します。

業務あたりの採用代行料金例

採用代行(RPO)が今必要とされる理由

オフィス内の様子

それでは、採用代行サービスが今必要とされる理由は何でしょうか?

以下では、採用代行のニーズが近年高まっている背景を解説します。

採用の早期・長期化による採用の激化

2025年卒以降の「就活ルール」廃止によって、採用の早期化・長期化が進むと懸念されています。

「就活ルール」とは、就職活動によって学業に支障をきたすことを防ぐため、経団連が定めた決まりのことです。

採用活動に関する広報、選考、内定出しの解禁日がそれぞれ決められていて、経団連に加盟している多くの日本企業がこのルールに従って採用活動を進めてきました。

一方で、経団連に非加盟の企業が早期の採用活動を行うことで優秀な人材を確保できることや、ルールの形骸化などが理由で、2025年卒以降にこのルールは廃止される予定です。

これに伴い、今まで指定された期日内での採用活動を行っていた大手を含めた多くの企業が、採用活動の開始時期を早めることが予想されます

少子化によって労働力の確保が難しくなっている中、採用の早期化・長期化が進むことで、採用は激化します。

特に、採用市場において企業認知度の低いベンチャーなどは、より採用活動を強化して、優秀な人材の確保に努めることが必要です。

そこで、候補者に自社の魅力を最大限アピールするために、採用代行を利用することで採用のプロが持つナレッジを活かそうと需要が高まっています。

【参考】 新卒一括採用は本当にやるべき?現状を把握し、今後の対応を考える

採用手法の多様化による業務負担の増加

ダイレクトリクルーティングやSNS採用など、近年、インターネットの普及により採用手法が多様化しています。

上述した採用の激化に伴い、様々な採用手法を活用しながら自社の求める人材を確保しようとする企業が増加しています。

つまり、様々な採用手法を駆使しなければ、優秀な人材を確保することが難しくなっているのが現状です。

使用する採用媒体が増えることによって、運用のために必要な業務が増えていきます。

そのため採用担当者にかかる業務負担が増加します。

そのため、注力するべき業務に集中できるよう、工数の削減ができる採用代行のニーズが高まっています。

【参考】 【新卒採用】母集団形成に効果的な採用手法を8つ紹介します

採用代行(RPO)のメリット

比較検討する様子

次に、採用代行を依頼するメリットについてご紹介していきます。

①採用のプロのナレッジを活用!自社に最適な採用が見つかりやすい

採用代行を提供している企業は、様々な会社で採用活動を行っています。

そのため、どのように自社をアピールすれば求職者にとって魅力的に映るのかというナレッジを豊富に持っています

自社の求める人物像に合わせた採用手法の選定、候補者との日程調整連絡など、効果的に採用活動を進める方法が採用のプロの手助けによって見つかりやすくなります。

②工数が削減!重要度の高い業務に集中できる

初めの擦り合わせさえしっかりと行っていれば、煩雑な業務を採用代行に任せることができます。

選考予約のリマインド連絡を行ったり、選考日程の再調整連絡など、採用活動を進める上で必要最低限行わなければならない業務がいくつかあります。

このような業務は比較的単純な作業が多い一方で、なるべく早く対応しなければ候補者のモチベーションを低めてしまう可能性が高いものです。

採用代行に任せることで、効果的なタイミングで歩留まりの改善を狙うことが可能です。

また、採用担当者の業務負荷が軽減されることで、念入りに準備を行う必要がある面接や内定者フォローなどに集中でき、結果的に採用活動全体を効率よく進めていくことに繋がります。

③コストを軽減!社内で採用担当を増やすより負担が少ない場合も

現在の体制で採用活動を進めることが難しい場合、社内で採用担当者を増やすことも検討されると思います。

一方で、教育にかかる時間や人件費を考えると、なかなか新しい人員を導入することが難しいケースもあります。

採用代行に依頼をすることで、それらのコストを軽減して採用活動を進めていくことが可能です。

将来的なことを考えると社内で採用を行える人員が増えた方が良い場合もあるため、自社の状況に合わせて決定しましょう。

採用代行(RPO)のデメリット

話し合う様子

上記したメリットの他に、採用代行には以下のようなデメリットもあります。

採用代行を依頼することが自社に適しているかどうかを総合的に判断しましょう。

①認識のズレは採用のミスマッチに繋がる

採用のプロだからといって自社の採用業務の丸投げは厳禁です。

自社について、採用の方向性について言語化して伝達することを怠ると、求める人物像とは異なった人材を採用してしまうなどのミスマッチに繋がります。

採用代行担当者とのコミュニケーションは通常、電話やメールでのやりとりになります。

意思の疎通がしっかりと取れているか、相互の認識にズレがないかなどを定期的に確認する必要があります。

依頼前のミーティングでは、採用要件やペルソナ、採用の目標、自社の魅力をできるだけ言語化し、齟齬なく委託先に伝えられるよう準備しましょう。

委託後のミーティングでは、採用活動の現状、各採用歩留まりや今後の展開について把握しておくと、スムーズにコミュニケーションを取ることができます。

②社内での採用ノウハウが貯まりにくい

最終的には社員のみで採用を行い、自社が求める人材を採用できるようになる必要があります。

そのためには社内で採用ノウハウを貯めていくことが重要です。

採用代行に依頼し、その年度での採用活動が成功したとしても、社内で採用のノウハウがなければ採用成功の再現性がありません。

採用代行に任せきりにせず、定期的にミーティングを行いましょう。

現状の採用活動について話し合いながら、成功や失敗の原因、改善のための対策、気を付けるべき点などをメモとして残しておくと良いです。

採用活動終了後に振り返りを行い、どの時点でどのような施策を行うと効果的だったのかなどをまとめると社内でナレッジを貯めることができます。

③学生との関係性を築きにくくなる

委託する業務内容によっては、学生と社員が交流する機会が減ってしまう場合があります。

面接や内定者フォロー、学生との連絡など、コミュニケーション機会が減ることで、学生側は社内の雰囲気などを感じ取ることが難しくなります。

学生と社員との関係性を構築できなければ、その後の内定承諾率低下や入社後の離職に繋がります。

採用代行を依頼する場合は、委託する業務内容の幅に気をつけて、学生と社員が交流する機会をしっかりと設けられるように注意しましょう。

追加料金の発生や、頼みたい業務を任せきれない場合も

委託先によって、任せられる業務内容や料金が異なります。

会社によっては、自社の頼みたい業務を行ってもらえない場合や、追加料金が発生する場合もあります。

契約後に「この業務には対応できません」と言われると、採用計画に支障が出てしまいます。

事前に委託したい業務についての詳細と費用について話し合い、お互いに認識のズレがない状態で依頼するようにしましょう。

採用代行(RPO)サービスの種類

採用代行(RPO)のサービスは大きく3つに区別することができます。

総合型サービス

1つ目は総合型サービスです。採用計画の立案から内定後のフォローに至るまでを総合的に支援するサービスとなります。

総合型サービスを利用することで、状況に応じて様々な提案をもらいながら採用計画を推進することができます。

コンサルティング型サービス

コンサルティング型サービスは採用戦略の策定を支援するなど、コンサルティングに重きを置いたサービスとなります。

このようなサービスを利用することで、自社のみで採用活動を行うよりも効率的に計画を実現することができます。

代行特化型サービス

基本的には採用業務の中で実務を代行するサービスとなります。このサービスの利用により、社内に人手が少ないといった課題を解決することが可能です。

【最新版】14社比較│採用代行(RPO)のサービス紹介

ここでは、採用代行(RPO)サービスを提供する厳選9社を総合型サービス・コンサルティング型サービス・代行特化型サービスに分類し、それぞれ紹介していきます。

総合型サービス

採用業務全体を総合的に支援するサービスを5社ご紹介します。

《株式会社ネオキャリア》株式会社ネオキャリア

特徴:

  • 土日祝も対応できる自社内コールセンターあり。
  • 採用戦略策定や運用はそれぞれ専門の担当者がサポート。
  • 年間10000社以上の企業の利用実績あり。

依頼可能業務の例:

  • 現状課題の把握と明瞭化
  • 採用戦略立案(スケジュール設計等)
  • 媒体調査と分析、選定の提案
  • 求人広告原稿制作
  • 書類選考、スクリーニング
  • 適性検査・筆記試験
  • 内定連絡
  • 内定者研修の企画・実施
  • 定着化支援に関する業務
  • 研修の連絡業務等

料金:月額10万~

【参考】株式会社ネオキャリア「採用代行(RPO)」

《HeaR株式会社》HeaR株式会社

特徴:

  • 累計100社以上の支援実績。
  • 媒体運用経験の多いリクルーターがチーム体制で支援を行う。
  • 採用戦略と紐づけ、自社の強みを活かした母集団形成を行うことで成果最大化を図る。

依頼可能業務の例:

  • ペルソナ/インサイト設計
  • 4P分析
  • ダイレクトリクルーティング
  • 母集団形成施策
  • 数値管理・振り返り
  • 内製化支援

料金:個別見積もり

【参考】HeaR株式会社「採用代行支援」

《株式会社キャリアマート》株式会社キャリアマート

特徴:

  • 採用業務の一部のみでも月額1万円から対応可能。
  • 年間1000社以上の支援実績。支援内容をフルカスタマイズできる。
  • 支援期間は最短3日から可能。

依頼可能業務の例:

  • 採用計画立案
  • スケジュール作成
  • スカウト配信代行
  • エントリー受付設定
  • 選考日程調整
  • 適性検査案内
  • 内定フォローコール
  • 採用振り返り

料金:個別見積もり

【参考】株式会社キャリアマート「Career Mart」

《株式会社ONE》株式会社ONE

特徴:

  • スタッフ全員が採用のエキスパート
  • 雇用形態に限らず対応が可能
  • オーダーメイド型のプラン

依頼可能業務の例:

  • 採用戦略検討
  • 競合、市場分析
  • スカウト、DMの作成配信
  • 書類選考
  • 一次面接の実施
  • 内定者連絡
  • 入社書類作成
  • 採用サイト制作

料金:個別見積もり

【参考】株式会社ONE「採用代行」

《ESSTNER株式会社》ESSTNER株式会社

特徴:

  • リピート率96%の実績
  • 月々の稼働時間で料金が決まる明朗会計
  • 業界唯一の返金保証つき

依頼可能業務の例:

  • 採用課題の洗い出し
  • 求人媒体の運用
  • エージェントへの依頼
  • 応募者対応
  • 合否連絡
  • 会社説明会代行(Web)
  • 書類選考
  • 一次面接(Web)
  • 入社前基本研修(Web)
  • 採用結果分析

料金:月額9万円(ベーシックプラン・6か月契約)

【参考】ESSTNER株式会社「i-recruiting」

コンサルティング型サービス

コンサルティングに重きを置いたサービスを5社ご紹介します。

《株式会社パソナ》株式会社パソナ

特徴:

  • 専門コンサルタントがBPO導入から立ち上げまで全面サポート
  • 様々なサービス形態を組み合わせたベストソリューションを提案
  • 人事/採用のプロフェッショナルと連携し、ワンストップでサポート

依頼可能業務の例:

  • 採用戦略策定
  • 採用計画作成
  • 人材要件策定
  • 採用フロー構築
  • 選考支援
  • 応募受付
  • 選考ステータス管理
  • 各採用チャネル対応
  • 問い合わせ対応

料金:個別見積もり

【参考】株式会社パソナ「採用代行・派遣管理」

《株式会社ベクトル》株式会社ベクトル

特徴:

  • 様々な企業での採用経験のあるコンサルタントが、「地に足の着いた戦略」を提案。
  • 様々な切り口で情報を収集、分析し、御社の課題を抽出。
  • 人事のトータルコンサルティング会社として、採用後までを見据えたフォロー、提案が可能。

依頼可能業務の例:

  • 就活ウェブサイト管理
  • Web DM本文作成
  • 企業説明会の準備
  • 企業説明会の導入
  • 選考日程の調整
  • 選考への呼び込み
  • 内定フォロー
  • 入社前研修

料金:個別見積もり

【参考】株式会社ベクトル「新卒採用代行」

《ランスタッド株式会社》ランスタッド株式会社

特徴:

  • 海外における採用知見やグローバルでの採用支援(RPO)の豊富な実績
  • オンサイトでのサポート運営
  • バイリンガルのリクルーターが複数名在籍

依頼可能業務の例:

  • 採用戦略の作成
  • 新たなチャネルの開拓
  • エージェント対応
  • 面接対応
  • 内定者フォロー

料金:個別見積もり

【参考】ランスタッド株式会社「RPO(採用代行)サービス」

《マンパワーグループ株式会社》マンパワーグループ株式会社

特徴:

  • リピート率90%以上
  • 一部業務のみの代行も可能
  • スタッフ常駐やセンター活用など柔軟な人員配置

依頼可能業務の例:

  • 採用窓口設置
  • 会社案内送付
  • 説明会会場設営
  • 司会代行
  • 適性検査結果集計
  • 面接代行
  • 内定通知書作成

料金:100万円/月(フルタイム常駐の場合)

【参考】マンパワーグループ株式会社「採用代行・RPO」

《アデコ株式会社》アデコ株式会社

特徴:

  • 総合人材サービス業として世界一の売上高
  • 雇用形態にかかわらずトータルでサポート可能
  • 複数拠点や全国での採用など、広範囲・多人数にも対応

依頼可能業務の例:

  • 募集企画
  • 採用サイト制作・運用
  • 面接調整
  • エントリー者データベース作成
  • 書類選考
  • 1次面接
  • 説明会運営
  • 採用結果分析

料金:個別見積もり

【参考】アデコ株式会社「採用アウトソーシング」

代行特化型サービス

採用業務の実務面を中心に代行するサービスを4社ご紹介します。

《株式会社アールナイン》株式会社アールナイン

特徴:

  • 人材領域に関するプロフェッショナル約500名が在籍
  • 年間30,000件を超える採用実務の代行実績あり
  • 約500社の採用代行実績から、それぞれの業界の特性や組織体制に合わせた柔軟な対応が可能

依頼可能業務の例:

  • プロジェクト管理
  • ATS管理
  • エージェントコントロール
  • 選考管理代行
  • 書類選考代行
  • 内定者フォロー面談
  • 内定者研修

料金:個別見積もり

【参考】株式会社アールナイン「R09の採用アウトソーシング」

《株式会社キャスター》株式会社キャスター

特徴:

  • リクルーター・応募者対応担当・原稿担当の3名のチーム体制で担当。
  • 350社の知見と、自社開発の採用管理ツールで算出したデータを根拠に 『データドリブン採用』 を実践。
  • 採用担当者を自社で雇用したり、派遣スタッフを配置する場合と比較し、柔軟性高く、すぐに採用業務を始めることが可能。

依頼可能業務の例:

  • 採用戦略の立案・プランニング
  • ダイレクトリクルーティング
  • 求人媒体の運用
  • エージェント対応
  • 応募者対応
  • 採用広報

料金:初期費用:11万円(税込)、月額:41.8万円~(税込)

【参考】株式会社キャスター「CASTER BIZ recruiting」

《株式会社キャリアパワー》

特徴:

  • 人材のプロ、キャリアパワーのノウハウで採用計画の遅延を防止
  • 採用後の定着までをアフターフォロー
  • 面接は自社で実施など、部分的なアウトソースも可能

依頼可能業務の例:

  • データ管理
  • 電話業務
  • 代行業務
  • 入力業務
  • 発送業務
  • 適性検査

料金:個別見積もり

【参考】株式会社キャリアパワー「採用代行サービス」

《株式会社HRアソシエ》株式会社HRアソシエ

特徴:

  • リピート率90%以上
  • 最適なプランを適正価格で提供し、採用予算の投資対効果を最大限に高める
  • 企業の採用状況の変化に合わせて柔軟に対応

依頼可能業務の例:

  • 求人サイト運用
  • 応募者対応
  • 選考調整
  • 面接代行
  • 採用サイト制作
  • 内定者、新入社員研修

料金:個別見積もり

【参考】株式会社HRアソシエ

法人採用代行サービスVSフリーランスの採用代行

近年で増加するフリーランスの採用代行。ここではフリーランスの採用代行について詳しく解説をします。

フリーランスと法人の採用代行の違い

今まで紹介してきた法人の採用代行との違いについて詳しく見ていきましょう。

①仕組み

法人採用代行会社では契約後に、担当者が割り振られます。

一方で、フリーランスの会社は、契約を結ぶ際、依頼する個人の間で直接契約をします。

②コスト 

法人では3つの料金プランがあると説明しましたが、フリーランスの場合、料金の設定は人それぞれとなります。

約20〜30万円が相場の料金で、月額で業務委託費を取っているプランが多いです。

フリーランス採用代行のメリット

フリーランスに委託するメリットは多々あります。その中で3つの良い点について具体的に見ていきたいと思います。

①法人よりもコストがかからない場合がある

法人でもフリーランスでも、採用代行を依頼する場合は、必ずコストが発生します。

フリーランスの場合は、安く発注できることが多く、コストを抑えて採用代行を依頼することができます。

また、社員として人事を採用するよりも、フリーランスの採用代行に依頼した方が安く済むので、コストをかけたくない方にもおすすめです。

②採用代行が必要な時だけ依頼できる

フリーランスの採用代行は、繁忙期のみピンポイントで依頼することができるのも良い点です。

法人に採用代行を依頼した場合、あまり採用ニーズが高くない期間でも料金が発生することが少なくありません。

そこで、フリーランスの採用代行は、必要なタイミングで依頼できるため、不必要な料金が発生しなくて済みます。

③対応者の経歴やスキルが詳しく分かる

法人の採用代行は、契約締結後に担当者が分かることがほとんどです。

また、チームで業務にあたることがあるため、担当者が随時変わることも少なくありません。

フリーランス代行では契約前にあらかじめ担当者自身と直接会話することができるため、経歴や業務スキルを分かった上で契約をすることができます。

そのため、自社との相性が合う担当者を見極めることができるのもメリットでしょう。

フリーランス採用代行のデメリット

次は、フリーランスに委託するデメリットを紹介します。

①採用側の増員の難しさ

フリーランスの採用代行は1人で活動を行っている場合が多く、自社で採用を強化したいと思っていても、依頼できる業務内容には限度があります。

そのため、人員の変更や採用人数の増加には、フリーランスの採用代行では対応しきれない点があります。

②違法に事業を行っている場合がある

採用代行は、職業安定法の「第三者が企業に人を紹介する」という点で委託募集にあたります。

このことから、厚生労働省または就業地を管轄する都道府県労働局長から許可を得る必要があります。

依頼したフリーランスが許可を得ていないと違法であり、トラブルになりかねません。

優秀なフリーランスを見つける3つのコツ

フリーランスを見つける時に3つのコツを、重要視する点をふまえて紹介します。

優秀なフリーランスを見つける3つのコツ①:フリーランス採用代行としての実績

フリーランスに依頼する時にチェックすべきこと、それは実績です。

実際に、契約を結ぶ前に採用の取引回数や業務歴など成功率についてはぜひヒアリングをしてみましょう。

また、業績を聞く際には、その業績の具体的な内容についても詳しく聞くことで、自社にあった優秀な人材とマッチできることでしょう。

優秀なフリーランスを見つける3つのコツ②:レスポンスの迅速さ

レスポンスの速さは業務の意欲を見極める上で非常に重要なことです。

もし、業務依頼を行う際に、採用活動において応募者や求人からの連絡に対して、どれだけ素早く対応するかが鍵です。

レスポンスの速さというものは、他の競合会社と差をつけるために大事なポイントです。

優秀なフリーランスを見つける3つのコツ③:採用代行の料金の妥当性

できるだけ採用代行のコストを削減したいと考えていても、あまりにも安い料金で採用代行を行っているフリーランスには注意が必要です。

中でも、業績や経験を積もうと採用代行を行っているフリーランスが、安い料金を設定をしている場合があります。

プロに依頼をしたい場合は依頼内容と料金の妥当性を考えて探すようにするといいかもしれませんね。

以上のように、採用代行をフリーランスにお願いする際のメリット・デメリットと併せて紹介しました。

委託前に実績や連絡スピードなどを確認し、信頼して任せられる相手なのか、自社のニーズとマッチしているかを判断しましょう。

採用代行(RPO)サービス導入前の注意点

会議する様子

実際に採用代行をお願いすることになった際、注意しておくべき点は何でしょうか?

採用代行のメリットを最大限活かすために行っておくべきことについて紹介します。

各業務の重要度と工数を調べ、依頼したい業務範囲を決める

採用代行を依頼する前に、現在各業務にどれだけ工数がかかっているのか、また、どの業務は自社で行っておくべきなのかを知っておく必要があります。

採用活動のフローを見ながら、各工程でどのような業務を行っているのか、どれくらいの労力をかけてその業務を遂行しているのかについて書き出してみましょう

採用活動において面接や内定者フォローなどの業務は、学生とのコミュニケーション機会にもなる重要度の高いコア業務です。

書き出した業務にかかる工数と重要度を比較しながら、採用代行に依頼したい業務範囲を決めましょう。

採用要件や自社についてヒアリング前に準備をしておく

採用代行サービスを利用する際は、担当者と自社との間で認識にすれ違いがないことがとても重要です。

採用代行のデメリットにも記載しましたが、認識にズレがあると自社が求める人材を採用できず、ミスマッチにも繋がります。

入念に認識の擦り合わせを行うためには、採用要件や自社の魅力、強みや弱みについて採用代行担当者に伝えられるよう準備をしておくと良いです

自社が採用において課題に感じている点を、採用代行サービスを利用することでどのように解決したいのかについても伝えておきましょう。

業務の依頼範囲や見積もり内容などを文書化し、認識をすり合わせる

任せる業務の内容によって、かかる費用も異なります。

自社が依頼したい業務を行ってもらうためには、どれほどの費用が必要なのかをまず聞きましょう。

それから、その費用に対してどれほどの効果が見られるのかについて検討します。

依頼することで何が得られるのか、逆に失うものは何かを考え、一番効果的な内容で依頼するようにしましょう

依頼する業務内容と費用について決定した後は契約内容をしっかりと確認しましょう。

先方との認識に差があることで、思わぬ費用や工数が発生する場合があります。

事前に契約内容の認識にすれ違いがない状態にしておくことで、運用中のトラブルを回避できます。

進捗の報告頻度や連絡方法などについて事前に確認しておく

実際に運用をしていく際に、どれほどの密度で採用代行担当者とコミュニケーションを取れるかによって採用の成功やノウハウの蓄積に差が出ます。

どれほどの頻度でミーティングを実施するのか、どのような手段で進捗連絡を受け取れるのかについて事前に確認しておきましょう

saiyou-outsourcing_21

Matcher Scoutではスカウト運用業務代行料金が0円!

Matcher Scoutは、新卒向けのダイレクトリクルーティングサービスです。

OB訪問アプリ「Matcher」に登録している学生の中から、採用要件にマッチした学生に弊社担当者がスカウトを代理送信します。

【Matcher Scoutの特徴】

  • 運用に際する事務作業を代行する
  • 独自のA/Bテスト機能で、会いたい学生に会える確率を向上できる
  • MARCH以上の優秀な学生にアプローチが可能
  • 採用成功まで料金は一切かからないため、リスクなく導入できる

まずはお気軽に、下のページからお問い合わせまたは資料請求をお願いいたします。

【参考】3分でわかるMatcher Scout

さいごに

いかがでしたか。

就活の早期化・長期化や採用手法の多様化により、今までよりも採用活動を強化する必要があります。

採用代行を依頼する際は、サービスのメリット・デメリットを知り、自社のニーズと費用対効果を考えることが重要です。

自社にとって最適な方法を見つけ、採用のナレッジも溜めていくようにしましょう。