近年、当たり前の存在となったSNS。気軽に利用できることから、採用活動においても利用する企業が増加しています。
本記事では、採用におけるSNS活用のメリット・デメリット、メディア別の特徴や運用を成功させる秘訣など、徹底的に解説していきます。
そもそもSNS採用って何?
SNS採用(ソーシャルリクルーティング)とは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(=SNS)を利用した採用手法のことです。
ここでいうSNSとは、InstagramからTwitter、Facebook、YouTubeまで多岐に渡ります。
これまでは、大手ナビサイトや求人広告に掲載し、求職者を募るという形が一般的でした。
しかし2000年以降のIT革命によって、WEBにアクセスできる人が増えた結果、近年では多くの企業がSNS採用を導入しています。
その中でもSNS採用は、利用者数が多い20代の若手・新卒採用を中心に行われることが多いようです。
なぜSNS採用(ソーシャルリクルーティング)が注目されているのか
ではなぜこのSNS採用が、近年注目されるようになったのでしょうか。
一言でいうと、「SNSに時間を使う若者が増加しているから」です。
学生はパソコンよりも、スマホやタブレットを利用する時間が長い傾向にあり、頻繁に使う連絡手段はメールよりもSNSと、10年前と比較すると学生の利用するメディアが大きく変化しています。
スマートフォンの登場によって、新聞・テレビなどのマスメディアよりも、TwitterやInstagramなどのソーシャルメディアが若者を動かす影響力を持つようになりました。
このような学生のトレンドに合わせ、採用の手法も変わってきています。
学生側から企業にアプローチし企業が学生を選定する、といった従来の一方的な方法よりも、学生と企業の双方向的なコミュニケーションを重視する採用が増えています。
これは、少子高齢化の影響で、売り手市場になっていることも1つの要因といえるでしょう。
【引用】東京新聞「仕事はある…人は足りない 東京は2023年平均求人倍率1.78倍 労働力の奪い合いに<深掘りこの数字>」
東京新聞によると、東京都の有効求人数(企業がハローワークに登録している求人の数)と有効求職者(働きたい人数)の推移は上記のグラフのようになっています。
有効求人数は35万人である一方で、有効求職者数は20万人を下回っています。
このことから、東京都内だけで人手不足はこの差分の約15万人にも及ぶことがわかります。
したがって、これまでのような「待ちの採用」だけでは人が集まらないため、SNS採用のような「攻めの採用」が増加しているのです。
そのため、気軽にコミュニケーションが取れる「SNSのフットワークの軽さ」や「その拡散性」、「学生へのアプローチが簡単にできること」などが注目されているといえるでしょう。
企業から求職者にスカウトを行うダイレクトリクルーティングも、「攻めの採用」といえます。
「ダイレクトリクルーティングについて詳しく知りたい!」という方は、下記の記事も併せてご覧ください。
【参考】導入すべき?ダイレクトリクルーティングのメリット・デメリット比較
【最新版】就活にSNSを利用している学生は6割近くもいる
では、就職活動において、どれほどの学生がSNSを活用しているのでしょうか。
就職活動でSNSで情報収集をしている2025年卒業の学生は約60%もいることがこのグラフから読み取れます。
▼学生が就職活動の情報収集に活用するSNSランキング
1位:文章投稿型SNS(例:X/Twitter) 55.4%
2位:写真投稿型SNS(例:Instagram) 51.1%
3位:動画投稿型SNS(例:TikTok, YouTube) 40.7%
4位:メッセージアプリのグループチャット(例:LINE オープンチャット) 35.7%
5位:コミュニティ型SNS(例:Facebook, LinkedIn) 19.1%
また、どのSNSを活用しているかについての質問では、半数以上の学生が、X(旧:Twitter)のような文章投稿型SNSを使っていることがわかります。
その次に多いのはInstagramのような写真投稿型SNSで、こちらも半数の学生が活用しています。
また、企業が採用活動でSNSを利用していることについてどう思うか、という質問では、7割近くの学生が業界や企業理解の参考になる、と答えており、企業のSNS活用に肯定的な意見が多い結果となりました。
【参考】半数以上の就活生が就職活動でSNSを活用する一方、企業のSNSの活用率は約3割
企業の新卒採用におけるSNS活用状況は?
ここまでで、6割もの学生が就職活動にSNSを使っていることが分かりました。
では、どのくらいの企業が新卒採用でSNS採用を実施しているのでしょうか?
上記のグラフの結果より、SNSを採用活動の一環として活用している企業は3割であることが分かります。
就活生のSNS活用は6割であるにもかかわらず、企業の活用は3割にとどまっています。
企業がSNSを採用活動に導入することで、就活生にアプローチできる機会が増えること、さらにSNSを導入していない企業に比べて有利に採用活動を進めることができるかもしれません。
▼企業が採用活動で活用するSNSランキング
1位:写真投稿型SNS(例:Instagram) 60.8%
2位:メッセージアプリのグループチャット(例:LINE オープンチャット) 59.5%
3位:動画投稿型SNS(例:TikTok, YouTube) 27.0%
4位:文章投稿型SNS(例:X/Twitter) 27.0%
5位:コミュニティ型SNS(例:Facebook, LinkedIn) 6.8%
続いて、上記の結果より、6割の企業がInstagramなどの写真投稿型SNSを利用しており、最も多いことが分かります。
しかし、学生が最も活用しているX(旧:Twitter)のような文章投稿型SNSは、約7割の企業が活用していない、という結果になりました。
学生の活用しているSNSと企業の活用しているSNSがマッチしていないことが読み取れます。
【参考】PR TIMES「半数以上の就活生が就職活動でSNSを活用する一方、企業のSNSの活用率は約3割」
学生は企業のSNSでどんな情報を求めている?
ここまでで、企業がSNS採用を行う必要性について把握していただけたでしょうか?
では、学生はSNSでの情報収集としてどんな情報を求めているのでしょうか。
▼企業に対して、オンライン上でどのような情報を発信してほしいですか?(複数回答)
1位:一日の仕事の流れ 41.1%
2位:社内の人間関係・職場の雰囲気 37.3%
3位:福利厚生 35.3%
2023年時点で就職活動を行っていた学生対象のアンケートでは、、「一日の仕事の流れ」を知りたい学生が4割と最も多く、「社内の人間関係・職場の雰囲気」が次に多い結果となりました。
仕事の流れや職場の雰囲気など、より日常的で、働く将来を創造しやすい情報をSNSで求めている学生が多いようです。
さらに、企業のSNSをどのようなフォーマットで発信してもらいたいかという質問については、視覚的に見やすくまとまっている「画像」が良い、という声が48.5%と、最も多い結果となりました。
なお、この「画像」には、Instagramでの発信だけでなく、X(旧:Twitter)での発信も含まれています。
画像といっても風景写真などではなく、文字情報を見やすくまとめた画像が人気のようです。
その次に人気な情報フォーマットは、カジュアルで簡単に見られる「短尺動画」が44.8%となっています。
見やすく手軽に理解できる情報フォーマットが学生から求められていることが分かります。
【参考】Z世代就活生の58.1%が情報収集にSNSを活用。採用コンテンツは「一目で理解できる」「短時間で要点がつかめる」「共感できる」を評価
SNS採用のメリット7選
ここまででSNS採用の概要・学生の動向を紹介したところで、続いてはSNS採用のメリットを紹介していきます。 まとめると下記の様になります。
▼SNS採用のメリット
- 気軽にコミュニケーションが取れる
- 情報が拡散されやすい
- 幅広い層にリーチが可能
- SNS採用はコストがかからない
- 採用ブランディングが行える
- 求職者・採用候補者と長く繋がれる
- ミスマッチを防止できる
①気軽なコミュニケーションが取れる
〇ポイント
SNS上の返信や投稿に慣れている学生が多いため、反応をもらえる可能性が高い。
日常的に利用しているアカウントとは別に、就職活動用のSNSアカウントを持つ学生がいることをご存知でしょうか。
同じ年卒の学生同士や、狙っている企業のアカウントなどと繋がり、情報収集のためにSNSを利用する人が増えてきています。 投稿や返信が簡単にできるプラットフォームを活用することで、従来よりも気軽で、対等なコミュニケーションが取れます。
また、学生にとっても比較的気軽なコミュニケーションができる場となっているため、学生の本音も知りやすい環境になっていると言えます。
②情報が拡散されやすい仕組み
〇ポイント
X(旧Twitter)のリツイート等で拡散されれば、1つの投稿で多くの学生と繋がることができる。
Twitterにおいてはリツイート、フェイスブックではシェア、インスタではリポスト、など、SNSには情報を拡散する仕組みが備わっています。
良い情報、面白い内容のものは多くの人の目に触れられやすくなっています。
採用活動においてどれだけの学生にリーチできるのかが母集団形成において重要なため、採用とSNSは相性が良いと言えるでしょう。
また、拡散されるときは、拡散した人のフォロワーに情報が流れる仕組みになっているため、社員が友人や知人に紹介するリファラル採用の仕組みと相性が良いです。
例えば社員が採用アカウントの投稿を拡散したとき、その社員の後輩などが投稿を見る可能性が高いです。 情報が拡散されやすい仕組みをうまく活用すれば、リファラル採用を成功させることができます。
③幅広い層にリーチが可能
〇ポイント
就職活動をまだしていない学生にもリーチできる
新卒採用では基本的に、特定の卒業年度の学生のみに対してアプローチをします。
一方で、SNSではある特定のユーザーのみと繋がるのではなく、幅広く多様な人と繋がれる仕組みとなっています。
そのため、現在は就職活動をしていない大学1、2年生や、またはそれよりも下の世代など、自社に関心がある様々な層へとリーチできます。
将来を見据えて継続的に繋がっておくことで、自社への関心も高まり、志望度の高い学生と出会える可能性があります。
④コストがかからない
〇ポイント
ほとんどのSNSは、無料ではじめることができるため、費用面での負担が少ない。
SNSは基本的に無料で登録・発信ができます。
そのためリスクが少なく始められます。 もしもSNSが自社の採用形態と相性が合わなかったとしても、いつでもアカウントを停止できます。
最初から最後まで完全無料で利用できるのは、他の採用媒体には無い特徴です。
⑤採用ブランディングが行える
〇ポイント
投稿数を増やしていくことで、求職者からの自社へのイメージアップを期待できる。
ある商品を買おうとした時に、公式サイトに掲載された情報よりも、口コミサイトに寄せられたユーザーのコメントや評価を参考にすることが多いのではないでしょうか?
採用活動においてもユーザー側、つまり学生からの評判が自社イメージ形成に大きな影響を与えます。
SNS採用では、一方的に情報公開する従来のような採用広報ではなく、学生との双方向的なコミュニケーションの中で自社の情報を発信していくことが可能です。 そのため自社に対する学生側のイメージが、より具体的に形成されやすい傾向にあります。
SNSにおける学生とのコミュニケーションの中で信頼が得られると、学生同士の情報交換の中でも自社のプラスなイメージが伝わっていきます。 このような他者からの評価が伝わると自社への信頼が信用に変わり、自社に対するポジティブなイメージが確固たるものになりやすいです。
SNSで発信するコンテンツや学生との直接的なコミュニケーションによって、採用ブランディングを行うことができます。
⑥求職者・採用候補者と長く繋がれる
〇ポイント
SNSでは継続的にコミュニケーションが発生するため、求職者と長く繋がれる。
SNSで採用を行うことのメリットとしては「求職者・採用候補者と長く繋がれる」があげられます。
この「長く繋がる」ということは、学生からの認知度・印象のためにも非常に重要です。
SNSのDM、リプライなどで日々フォロワーとコミュニケーションを取っておけば、今すぐに効果が出なくても、将来的に「入社したい!」と思ってもらえるかもしれません。
一過性に終わらない、継続的に繋がれる点がSNS採用の大きなメリットの1つといえるでしょう。
⓻ミスマッチを防止できる
〇ポイント
「等身大の求職者」を知ることができるため、入社後のミスマッチが発生しにくい。
いわゆる履歴書のようなかしこまった経歴ではなく、日々の悩み、休日の過ごし方、ふと思ったことなどが記録されているのがSNSです。
本来、面接で見ていたような学生のリアルな思考や感性といったところがその前段階で見られます。
リアルな部分において共感性が高い場合は、入社後のすれ違いも少ないでしょう。
SNSには「等身大の自分」を投稿する人が多いため、その人がどんな人なのか・本来の性格を知ってから、アプローチをかけることができます。
面接では聞き出せないようなその人の本質が理解できるため、「この人思ってた人と違う!」というようなミスマッチも予防できるでしょう。
ミスマッチについて詳しく知りたい方は、下記の記事も併せてご覧ください。
【参考】【すぐできる】新卒採用のミスマッチが起こる原因と7つの対策を紹介
SNS採用を導入することで期待できる5つの効果
①求人掲載により母集団形成が可能
②企業ブランディング、企業理解度向上につながる
③企業認知度UPが狙える
④DMによるスカウトできる
⑤求職者との連絡ツールとしての活用できる
上記5つがSNS採用を導入することで期待できる効果です。
従来までの求人サイトやナビサイト、人材紹介サービス等と違い、企業ブランディングや採用広報など、使い方次第であらゆる効果が期待できるのがSNSの特徴です。
しかし、期待できる効果が多い分、SNSを使用する目的を事前に定め、それに即した運用を行わなければ求める効果は得られません。
そのため自社の採用課題は何か、課題に適した媒体はどれか、効果を得られる運用はどのようなものかをあらかじめ明確にしておくことが重要です。
SNS採用のデメリット3選
続いては、SNS採用のデメリットを紹介していきます。 デメリットも知りつつ、SNS採用の導入の可否を検討しましょう。
①炎上のリスクがある
先述したように、SNSは拡散されやすい仕組みとなっています。
自社にとってポジティブな印象付けに役立つような内容が拡散されたらとても有益ですが、一方でネガティブな内容が拡散されてしまう可能性があることも忘れてはいけません。 不特定多数に向けて公開されているため、一度拡散されてしまったら消すことができません。
炎上しやすい投稿の特徴として、主に以下の3つがあげられます。
- ユーザーを不快にさせる投稿(モラルやマナーに反した投稿・上から目線の投稿)
- センシティブな投稿(ジェンダーや宗教に関する投稿)
- 誤投稿(個人アカウントと間違えて企業アカウントに投稿)
故意ではなくても失言してしまうことや、炎上する可能性が十分あることをしっかりと念頭に入れて利用しましょう。
【参考】パワハラ、プライバシー侵害の可能性も…弁護士語る“TikTokで新入社員を踊らせる”動画の危うさ | 女性自身
炎上のリスクを最低限まで抑えるには?
炎上のリスクを抑えるために、以下のチェックポイントを実践してみるとよいでしょう。
▼炎上リスクを抑えるための方法
- センシティブな投稿は避ける
- 価値観を否定する・押しつけるような投稿は避ける
- チームで運用する。
- 運用マニュアルの作成
リスクを抑えるために最も大切なことは、投稿内容の十分な検討です。
ジェンダーの問題など、人によって意見が異なるようなセンシティブな話題に触れること、人の価値観を否定するような投稿は避けましょう。
2022年にある企業の採用担当者が「待遇を求める人とは働きたくない」という旨の投稿をし、「ブラック」だと炎上した事例がありました。
現在の就活生の価値観として、待遇やワークライフバランスに注目している学生も増えています。
自身の仕事に対する価値観を当たり前だと思わずに、慎重に投稿内容を検討することが必要です。
また、チームでの運用やマニュアルの作成を導入することによって、複数人で投稿内容を確認する仕組みが確立するため、その分炎上リスクは下がるでしょう。
炎上してしまった場合、企業のイメージに大きく影響が出てしまうため、採用アカウントを運用する際は以上のポイントを意識しながら進めてみてください。
②工数が大きい
SNS採用をうまくいかせるには頻繁に更新することが重要です。
日々大量の情報が流れるSNSでは、情報の鮮度が高いものが多いほど関心を高めるのに有利に働きます。
自社アカウントの注目度を高めるには、その分時間をかけて運用する必要があります。
また、SNSは他の採用媒体と比較して気軽なコミュニケーションが取りやすいため、それだけ多くの学生を相手に返信やいいねなど、何らかの反応をする必要があります。 反応が遅いとそれだけ関心度も低くなるため、SNS採用を成功させるには工数をかけても良いという覚悟が必要です。
③コンテンツの内容に左右される
ナビ媒体などの採用を目的としたメディアの利用者は、『採用』という一つの目的に沿った情報収集を行います。
一方で、SNSでは様々な情報がランダムで流れ、採用に特化した媒体ではありません。
日々大量な情報が流れるなかで利用者の関心を引くためには、採用媒体よりも大きな努力が必要となります。
コンテンツの内容が薄いとその分得られる反応も薄くなります。 SNSのアカウントを運用する場合は、興味を惹けるような内容を考えられるように注意しましょう。
採用に苦しむ中小企業こそSNS採用がおすすめ!
大手企業は知名度が必然的に高く、学生にも認知されている場合が多いです。 一方、中小企業では採用における認知度が低い場合が多く、母集団形成の段階で学生が集まりにくいです。
採用における認知度を上げるためには、SNSの特徴の一つである情報の拡散力を活用すると良いでしょう。
採用HPなどに記載するフォーマルな魅力訴求ではない、カジュアルな情報発信によって、自社に対して興味を持つためのハードルが低くなります。
また、SNSは利用料がかからないため、採用コスト削減に繋がります。 そのため、中小企業でもSNS採用は効果的です。 中小企業の採用に関しては、下記の記事に詳しくまとめています。
【参考】採用課題解決|中小企業の本当の採用課題とは?採用成功の方法を解説!
【成功事例あり】SNS別の特徴と実際の企業の投稿例をご紹介!
「SNS採用導入してみたいけど、他社がどんな形で運用しているのか分からないと不安・・・」 「自社の採用に最適なSNSを知りたい!」 という方も多いでしょう。
それぞれのメディアで獲得できるユーザーの特徴は異なります。 自社が求める人材が多く集まりそうなものを選ぶことが重要です。
以下では、それぞれの媒体の特徴、利用年代、運用工数についてをまとめました。
1つずつ企業の事例とともに詳しく見ていきましょう。
【信頼性の高い】Facebook
《実際の投稿例》
《ポイント》
実名での登録が原則となっているFacebookは、他のメディア媒体と比較して信頼性が高いのが特徴です。
投稿内容も長文が添えられることが多いため、ナビ媒体と、他のメディアの中間に位置しているような感覚で使うと良いでしょう。 企業の採用専用ページを立ち上げて、運用しましょう。 また、他のHPへ誘導しやすいのも特徴です。
《Facebookはこんな企業におすすめ》
- 信頼性のあるSNSを使いたい!
- 比較的年代が上の人にもアプローチをしたい!
【拡散力が強い】X(旧Twitter)
《実際の投稿例》
URL:株式会社サイバーエージェント X(旧Twitter)
《ポイント》
拡散力の強いX(旧Twitter)では、個性的なツイートをすることで話題を呼ぶことが可能です。
意図的に拡散するためのリツイート機能の他にも、いいねマークを押した投稿がタイムラインに乗るなど、他のメディアよりも拡散力が強いことが特徴です。
拡散されやすい分、不特定多数の人の目に触れる機会が多くなるため、炎上リスクも高くなっていることに注意しましょう。
X(旧Twitter)で採用活動を行っているアカウントは、絵文字や顔文字などを使用している場合が多いです。 親しみやすさを演出することで、カジュアルな雰囲気を出せます。
《Twitterはこんな企業におすすめ》
- 拡散力のあるSNSを使って、多くの人に自社を知ってもらいたい!
- フォロワーと積極的にコミュニケーションを取りたい!
【世界観を伝える】Instagram
《実際の投稿例》
《ポイント》
写真や動画を投稿に添えることが必須となっているInstagram。視覚的な訴求がしやすいことが特徴です。
自社の雰囲気、企業の持つ世界観などが伝えやすいメディアとなっています。
Instagramでは他メディアとは異なり、URLリンクで外部ページに飛ばしにくい構造となっているため、他媒体への誘導は難しいことに留意しましょう。
投稿の雰囲気を統一して、ファッショナブルな演出をしている企業が多い傾向にあります。
トップに出てくる画像の色味を統一したり、イラストを使用したりして、パッと目に止まるような投稿にするよう意識しましょう。
また、ハッシュタグを使うこともおすすめです。
《Instagramはこんな企業におすすめ》
- 動画と画像で自社の情報を分かりやすく伝えたい!
- 20代が多く利用するSNSを使いたい!
【情報伝達の確実性が高い】LINE
《実際の投稿例》
URL: 日本生命相互会社 公式ライン
《ポイント》
LINE@というLINE公式アカウントと統合させる仕組みを使うことで、企業の情報を発信することが可能です。
他のメディアよりプライベートなSNSとなるので、炎上する可能性は比較的低くなっています。
普段使いしている利用者の多いメディアなので、ユーザーに偏りも少ないことも特徴です。
新着情報をメッセージとして送ることができるため、情報を見逃す可能性が他のメディアと比較して低いことが利点です。
従来のメルマガのように使用することで、学生に確実に情報を届けることができます。
通知を煩わしく感じるとブロックされてしまう可能性が高いため、メッセージを送信する頻度には注意が必要です。
《LINEはこんな企業におすすめ》
- 候補者に対し、確実に情報を届けたい!
- 1対1で候補者と丁寧にやり取りしたい!
【ディープな魅力を伝える】Youtube
《実際の投稿例》
《ポイント》
事業内容の解説や、社内環境を見せる動画を公開することで、自社の魅力を他メディアよりもディープに伝えることができるYouTube。
学生との直接的なコミュニケーションを取ることは難しいですが、充実した内容で自社をより身近に感じさせることが可能です。
就活攻略チャンネルなど、就職活動に関わる投稿も多くされているため、関連動画として自社の動画が出てきやすくなるでしょう。
投稿をするためには、簡単な動画編集技術は必須です。
テロップなどを入れることで、内容を理解しやすいものにするよう意識しましょう。
また、YouTube用に作成した動画を短く編集し、他メディアと組み合わせて発信していくと効果的です。
《YouTubeはこんな企業におすすめ》
- 自社の社風、社員、オフィス環境などを動画で分かりやすく伝えたい!
【社会人が利用する】リンクトイン(LinkedIn)
《実際の投稿例》
《ポイント》
リンクトイン(LinkedIn)は、全世界で7億5600万人のユーザー数がいる、「ビジネス用SNS」です。
登録は原則実名となっていることに加え、拡散力も持ち合わせており、FacebookとX(旧Twitter)を融合させたようなサービスといえます。
リンクトインは、社会人経験のある人が利用することが多いため、中途採用向きで新卒採用には向いていません。 「中途採用に困っている!」という方は、転職希望者とのマッチングとして導入を検討してみるとよいでしょう。
《LinkedInはこんな企業におすすめ》
- 利用者が実名で、信頼性が担保されたSNSを使いたい!
- 中途採用に力を入れていきたい!
【参考】LinkedInを新卒採用に活用する方法を解説|本当に使える?
【やりがいや価値観でマッチング】Wantedly
《実際の投稿例》
《ポイント》
Wantedlyは、企業の価値観や理念と応募者を「共感」でマッチングする採用サービスです。
ほかのSNSと異なる点は、給与条件についての記載をNGにしている点です。
その分、会社の理念や考え方に共感した応募者が集まりやすくなるというメリットがあります。
また、ユーザーは350万人を超え、IT人材といわれる、デザイナーやエンジニア、マーケターが多いことも特徴です。
企業は新卒やインターン、中途から業務委託など、様々な雇用形態で募集することができるため、新卒から転職希望者まで、多様な人材とマッチングが可能になります。
《Wantedlyはこんな企業におすすめ》
- 自社の価値観に共感した人材を募集したい!
- 新卒以外にも、中途などの幅広い雇用形態で募集したい!
SNS採用を行う5ステップ
続いては、SNS採用を導入する際の手順について紹介していきます。
まとめると以下のような流れになります。
①SNS採用の目的を決める
②採用ターゲットを定め、ペルソナを設定する
③発信するコンテンツ内容を決める
④運用マニュアルを作成する
⑤実際に運用をして、振り返る
1つずつ具体的に見ていきましょう。
①SNS採用の目的を決める
SNS採用を始める上で、どのような状態がゴールなのかをまず明確にします。
「幅広い学生にアプローチするために、自社の認知度をもっと高めたい」
「入社後のギャップが生まれないように、リアルな情報をもっと学生に届けたい」
など、自社が現在抱えている課題と、その先にある目標が何かを確かめます。
もし自社の課題が漠然としている場合は、選考参加率、内定辞退率など、採用における各項目の歩留まり率を算出してみると良いです。
平均歩留まり率と比較しながら、どの過程を改善するとより良い採用活動が行えるのかを把握しましょう。
また、SNS採用によって本当に自社の抱えている課題が解決するのかについてもこの段階で検討します。
②採用ターゲットを定め、ペルソナを設定する
「SNSで集客したい人物像」 「何人ほど採用したいのか」 など、ここではSNS採用を行う上での基準となる部分を設定します。
上述したメリット・デメリットを参考に、SNS採用で集客したい人物とはどのような特徴を持っているのかについて考えていきます。
「エンジニア職募集のためにプログラミング経験者を5名ほど採用したい」というように、求める人物像が定まることで、次のアクションプランが立てやすくなります。
求める人物像を設定したら、次はペルソナを作りましょう。 ペルソナ作りでは、求める人物像に当てはまるようなある1人の人物の趣味、長所や短所、行動特性などを具体的に想像します。
例えば求める人物像が「プログラミング経験者」であれば、
- ゲーム好き
- 長所は好きなことにのめり込めるところで、短所は頑固になりやすいところ
- 休日はYoutubeを参考にプログラミングを独学している
というようなペルソナを設定することができます。
このようにペルソナを設定することで、求める人物像を採用するにはどのようにアプローチしていけば良いのかが明確になります。
③発信するコンテンツ内容を決める
次に、自社で設定したペルソナに当てはまるような人材に向けて発信するためのコンテンツ内容を考えます。
考えておくべきことは以下の2つです。
- 発信するSNS媒体を決定する
- ユーザーが求める情報を踏まえてコンテンツ内容を決定する
この際、各メディアの特徴とユーザーについて把握していることが大切です。
例えば、Twitterでは文字での表現がメインとなるため文章への関心度が比較的高く、Instagramでは写真などの視覚情報がメインのためビジュアル的なこだわりが強い人が多いと予想できます。
このように、ペルソナがどのような特徴を持っているのかを確認し、それに合わせて使用するSNSの媒体を選定し、効果的に集客ができるようにしましょう。
使用するSNSの媒体を選定した後は、その媒体で何を発信していくのかについて決めていきます。
通常の採用広報よりもカジュアルに自社の情報を発信していくことができ、学生と気軽にコミュニケーションを取っていけることがSNS採用の最大の特徴です。
そのことを活かしたコンテンツ作りを行うように意識していきましょう。
先ほどのアンケート結果より、現在就職活動を行っている学生が企業の運営するSNSから最も得たいのは「社員の雰囲気」に関する情報です。
他にも「採用スケジュールや説明会、インターン開催などの詳細」や、「仕事内容」に関する情報を求めている学生も比較的多いです。
SNSならではのカジュアルさで企業のリアルに近い情報を発信しつつ、採用に関する情報を更新することを心がけましょう。
④運用マニュアルを作成する
- 運用スケジュールをたてる
- ルールを決定する
SNS運用を成功させるには、定期的かつ継続的な運用が必要です。
「この曜日のこの時間に誰がどのコンテンツをあげる」というようにスケジュールを決めておくことで、定期的かつ継続的な運用が可能になります。
事前に配信スケジュールを決定しておくことで、スムーズにSNSを更新していけるようにしましょう。
また、SNSには、炎上・拡散してしまうリスクがあります。このようなリスクを未然に回避するため、運用上のルールを予め決めておきましょう。
例えば、SNSアカウントを複数人で運用し、各メディアの担当を週ごとに割り振るなどのルールが効果的です。
チームで運用することによって、投稿内容を事前に確認し合い、更新担当を週ごとに振り分けることができるため、リスクや負担を下げることが可能です。
担当を振り分ける際は、コンテンツに合わせて採用、営業、内定者など複数の立場から情報を発信できるように意識しましょう。
社内の情報を複合的な目線から発信していくことで、学生はより立体的に自社のイメージを膨らますことができます。
⑤実際に配信をして、振り返る
SNS採用を成功させるためには、配信のタイミングも重要です。
X(旧Twitter)、Instagram、Youtubeなどでは、掲載したコンテンツのインプレッション数などから、どれほどのユーザーに情報が届いたのかを追っていくことができます。 ユーザーの目に触れやすい時間帯なども把握することができるので、次回配信の際に参考にしましょう。
また、自社コンテンツのなかで人気が高いものの特徴を見つけることも可能です。
リアルなユーザーが求めている情報は何かを把握し、コンテンツ内容や配信スケジュールの見直しを行いながら、改善していきましょう。
SNS採用を成功させるための6つのポイント
SNS採用は、闇雲にはじめても中々上手くはいきません。 成功させるためには、いくつかのポイントがあります。 ここでは「SNS採用で意識しておくと良いこと」を6つ紹介していきます。
(1)自社のターゲット層がよく利用するSNSを選ぶ
(2)SNSを利用する目的を明らかにしてから、コンテンツを企画する
(3)継続的に発信できるだけのリソースを確保する
(4)他媒体では伝わらない「会社のリアル」を伝える
(5)競合分析を忘れずに行う
(6)アウトバウンド施策でフォロワーを増やす
(1)自社のターゲット層がよく利用するSNSを選ぶ
まず「自社のターゲット層がよく利用するSNSで発信する」ことが重要です。
先程も触れましたが、各SNSによって利用者が多い年代が異なります。
「50代以上をターゲットとしているのに、Instagramで発信を行ってしまう」 「新卒の集客を行いたいのに、リンクトインを使用する」 といったことが無いように注意しましょう。
(2)SNSを利用する目的を明らかにしてから、コンテンツを企画する
「なぜ採用活動で、SNSを利用することにしたのか」を明確にすることも重要です。
SNSを使用する目的を確定しないまま、情報発信をはじめてしまうと、 「発信する内容の一貫性がなくなり、本来の運用方針からずれてしまう」 「SNS採用の成功基準が明確にならず、効果測定が適切に行えない」 といった問題が発生することがあります。
そのような問題を防ぐためにも
- 自社の採用における問題点はなにか
- SNSを使うことによってどうやってその問題解決できるか
- 大手ナビサイトや人材紹介にはない、SNS採用の魅力はなにか
を事前に確認してからSNS採用を開始するのがよいでしょう。
目的を確認してからSNS採用を開始すると、軸が明確になり、発信する内容も一貫したものになります。
(3)継続的に発信できるだけのリソースを確保する
3つ目に重要なことは「継続的に発信できるだけのリソースを確保する」です。
SNSは数分の間に、何千・何万という投稿があり、新規で発信された情報が上位に表示されます。
そのため更新回数が少ないと、他のアカウントが発信した情報に埋もれてしまい、自社の発信した情報がフォロワーに届きづらくなってしまいます。
自社の情報を適切に届けるためにも、
- コンテンツ製作
- メッセージのやり取り
- フォロー作業
などに使える人員、時間を充分に確保しておくようにしましょう。
SNSは運用に手間がかかりますが、採用活動を継続的に行っていくためには、欠かせない手段です。
十分な工数を確保してから、SNSの発信を行うようにしましょう。
(4)他媒体では伝わらない「会社のリアル」を伝える
4つめに重要なことは「他媒体では伝わらない会社のリアルを伝える」ことです。
SNSは求人広告やナビサイト、人材紹介とは異なり、自社の世界観や採用に対する想いなどを自由度高く発信できるのがメリットです。
また先程も紹介しましたが学生の60%以上は、企業のSNSで「社員の雰囲気を知りたい」と回答しています。
そんな学生からのニーズに応えるためにも、SNSでは「会社のリアル」を伝えるように意識することが重要です。
(5)競合分析を忘れずに行う
5つ目に重要なこととして挙げられるのが「競合分析を行うこと」です。
これは、コンテンツ作成前に行っておくのがよいでしょう。
自社と同業界・同規模の会社が、どの様にSNS採用を行っているのか知ることは、コンテンツの独自性だけでなく、効果の高いコンテンツの作成にも繋がります。
「同業界で同規模の○○株式会社は、Twitterでの発信を増やして採用が上手くいっている。だから自社もTwitterでの発信を増やした方が良いのではないか」 と仮説を立てることで、成果の出るコンテンツ製作が出来るようになるでしょう。
(6)アウトバウンド施策でフォロワーを増やす
6つ目に重要なこととして挙げられるのが「アウトバウンド施策でフォロワーを増やす」ことです。
SNS採用で言うアウトバウンド施策とは
- 競合他社のフォロワーをフォローすること
- フォロワーの投稿へ、積極的にいいね、リツイートを行うこと
- フォロワーに対してDMを送信し、コミュニケーションを取ること
などが挙げられます。
特に、競合他社の採用アカウントのフォロワーに対するフォローは、自社アカウントのフォロワー増加に高い効果が見込めます。
潜在層に対し積極的にアプローチを行うことで、自社に興味を持つフォロワーと多く繋がりましょう。
人事の個人アカウントも積極的に運用しよう!
最近、採用担当者による個人アカウントの運用が注目を集めています。 ここでは、そんな採用担当者による個人アカウントの運用について解説します。
採用担当者による個人アカウントの運用とは?
SNS採用における個人アカウントとは、担当者自身が、個人で社名や名前を公開して運用するアカウントのことを指します。
下記のようなプロフィールのアカウントを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
個人アカウントを運用するメリット
個人アカウントを運用するメリットは大きく2つあります。
①企業ブランディングの向上
1つ目のメリットは、企業ブランディングの向上です。
SNSにおいて、企業の公式アカウントがフォロワーを集めることは非常に難しいです。
なぜなら、企業アカウントは人間味や個性を出すことが難しいためです。
一方、個人アカウントであれば人間味あふれた内容を発信することができるため、多くの人に共感してもらえるためです。
また、個人アカウントの運用は複数の担当者で同時に行うことが一般的なため、それぞれのアカウントの個性により様々な形で会社のブランディングをはかることができます。
②発信者自身の資産になる
2つ目のメリットは、発信者自身の資産になることです。
最近では採用の現場においてもフォロワーが多く、つながりの多いアカウントの価値が高まっています。
フォロワー数やつながりの多さがそのまま発信力となり、発信力の大きさが形成できる母集団の大きさに関わるためです。
そのため、転職においてもフォロワーが多いアカウントを運用していることが強みになります。
実際フォロワーが多く十分に育ったアカウントでは、SNSのDMで企業からスカウトが届くこともあります。
こうした背景から、個人アカウントの運用は自分の資産の1つになるのです。
SNS採用の代行サービスをご紹介!
「SNS採用を開始したいけど、運用負担が大きすぎて社内のリソースが足りない・・・」 とお悩みの方はいませんか。
そんな方には「SNSの採用を代行してもらえるサービス」がおすすめです。 下記では、SNS採用の代行サービスを数社紹介します。 SNS採用導入時の参考にしてみてください。
1、【instagram、若者の採用に強い】エアリク
エアリクは、SNSの運用代行サービスを提供する会社です。 実績も多数あり、「InstagramにおけるSNS採用」に特化しています。
若者が多く使用するInstagramでSNS採用を行いたい、という場合はこちらのサービスがおすすめです。
【参考】エアリク 公式ホームページ
2、【コストを抑えて結果を出す】Nu Realize株式会社
Nu Realize株式会社では「採用特化型のSNSアカウント運用代行サービス」を提供しています。
具体的には
- 採用戦略設計
- SNS戦略設計
- SNSアカウント開設
- SNS運用代行 等
自社の採用課題にマッチしたサポートを行ってもらえます。
【参考】Nu Realize株式会社 SNS採用支援サービス
3、【マーケティング・デザインに強い】wakaru株式会社
wakaru株式会社は採用に特化したSNSマーケターやデザイナーが多数在籍しています。そのため、視覚的に訴求できる投稿の作成を依頼できることが魅力です。
wakaru株式会社が運用している求職者向けメディアは、総フォロワー数が6万人を超えており、実績が高いことも特徴です。
また、SNS採用の運用代行だけでなく、wakaru株式会社が運営するメディアとのタイアップコンテンツの制作も依頼できる点もポイントです。
4、【採用課題全般の解決なら】トラコム株式会社
トラコム株式会社はSNS採用特化の企業ではありませんが、年間1万社の採用課題を解決しています。
- Instagram運用代行
- Facebook+MEO運用代行
のほか母集団形成や採用ブランディングなど採用課題全般の解決を実現してくれます。
5、【幅広い企業の実績がある】株式会社リプカ
株式会社リプカはInstagramを中心としたSNS運用代行サービスを提供しています。
instgram以外でもtiktokやX(twitter)、Youtubeなど就活生世代が利用している媒体に網羅的に対応してもらえます。
大手、中小問わず幅広い企業の300アカウント以上のSNS運用実績があるためノウハウが蓄積されていることもポイントです。
【参考】株式会社リプカ 公式ホームページ
6、【採用活動のコンサルティング会社】株式会社RXプロ
「株式会社RXプロ」は、企業の採用を支援するコンサルティング会社で、SNS採用に特化したサービスがあります。
SNS採用プランでは、コンセプトの設計から運用まで一任でき、自社リソースを節約できます。サービス内容はSNSの選定から採用までの全フェーズを提供し、経験豊富なプロが担当します。
SNS採用プランは40万円〜です。
7、【採用広報全般に強い】株式会社hypex
「株式会社hypex」は、SNS広告を活用した高度なターゲティングを行う採用支援コンサルティング会社です。
SNS採用代行では、X(旧Twitter)・Instagram・Facebookを活用した採用広告の運用を提供しています。
データドリブンなSNS戦略を採用し、効果を最大化しながら改善を行います。
特に企業認知度が低い、募集が難しい、内定辞退が多い企業におすすめです。
サービス内容は
- ターゲットに刺さるSNS採用広告の制作
- データドリブンな広告運用
などです。
他にも、採用ブランディングなどの採用広報サービスや、採用サイトの制作も依頼できるサービスが特徴です。
リファラル採用においてもSNSを活用できる!
SNSは、リファラル採用におけるコミュニケーションツールとしても有用です。
LINEなど個人への連絡ツールとしてはもちろん、TwitterやFacebookを使用することで繋がりを持つ多くの人に募集していることを伝えることができるでしょう。
たまたま転職を考えていた友人へのアピールにもなりえます。
気軽に情報が発信でき、連絡の取りやすいSNSを活用することでリファラル採用をより効率的に行うことができます。
【参考】 新卒でリファラル採用を行うメリットとその方法とは?
効率よく採用活動をするならMatcher Scout
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さいごに
いかがでしたか。
現代の主な情報拡散ツールとして使われているSNSをうまく活用することで、採用において様々な利点をもたらすことができます。 発信する内容には十分気をつけながら、運用していきましょう。