企業ができる口コミサイトにおける対策3選
投稿された口コミに対して、企業側はどのように対応していけば良いのでしょうか。
口コミサイトで実際に確認
1つ目は、「口コミサイトで実際に確認」することです。
まずは実際に、どのような口コミが投稿されているかを確認することが大切です。
求職者が口コミを見て、応募をやめてしまうことを防ぐために、
「どのような口コミが投稿されているのか?」
「間違った情報はないか?」
「自社として改善出来る点はないか?」
考えていくことが必要です。
誤情報に削除依頼をする
2つ目は、「誤情報に削除依頼をする」です。
口コミサイトは、誰でも気軽に書き込むことが可能な分、明らかに誤った情報や、悪質な情報が書き込まれている可能性が大いにあります。
誤情報や悪質な口コミによって求職者が応募をやめてしまうことがないよう、そういった口コミにはしっかりと対応していく必要があります。
多くの口コミサイトでは、悪質な口コミに関してのみ削除依頼を行うことができるので、できる限り迅速に対応していくのがいいでしょう。
口コミに返信する
3つ目が、「口コミに返信する」ことです。
口コミサイトによっては、口コミに返信する機能があるので、そういった場合には積極的に利用していくことが効果的です。
MIRRORが行った調査によると、「口コミ返信が与えるユーザーの心象の変化はあったか?」という質問に対して、
口コミ評価点☆3.0の場合、
「好印象である」「やや好印象である」の割合が
返信なし 41.9%
返信あり 63.5%
口コミ評価点☆1.0の場合、
「いい印象は抱かない」の割合が
返信なし 41.8%
返信あり 16.8%
となっており、返信機能を使うことで求職者の印象を大幅に向上させることができることがわかります。
自社の印象アップに繋げるためにも、返信機能の活用を前向きに検討しましょう!
【参考】自社の口コミを活用した新しいカタチの採用広報サービスMIRROR
企業が行うべき口コミ改善方法
口コミサイトにおける企業ができる対策について取り上げましたが、サイト以外の面に対しては、どのような対策ができるのでしょうか。
具体的には、以下5つが挙げられます。
- 口コミ分析ツールの利用
- 社員や退職者との積極的なコミュニケーション
- 口コミ内容の利用
- ネガティブな口コミの予防
- 採用情報発信の強化
口コミ分析ツールの利用
口コミ分析ツールとは、SNSやブログ、口コミサイトなどさまざまな媒体に投稿されているユーザーの口コミを自動で収集・分析できるツールです。
数多くある口コミを自社だけで収集し、分析するのは現実的ではありません。
そこで、口コミ分析ツールを用いて収集したデータを元に、自社の採用活動における問題点を把握し、今後の採用活動を改善していきましょう。
社員や退職者との積極的なコミュニケーション
口コミサイトへの書き込みをするのは、現役の社員か、退職した元社員です。
彼らがネガティブな口コミを書き込んでいる場合は、社内で不満が蔓延している可能性があります。
日常的に社員とコミュニケーションを取り、退職者には退職理由をしっかりとヒアリングし、社内の不満を解消して行くことで、長い目で見たときに、口コミの改善に繋げることができます。
口コミ内容をあえて利用する
自社に寄せられている悪い口コミをあえて利用して、求職者に向けてアピールしていくことも有効です。
例えば、現状「女性が働きにくい会社」というネガティブな口コミが寄せられているとしたら、
「〇〇年までは女性役員率が〇%でしたが、現在は女性が働きやすい会社作りを目指しており、〇〇年現在女性役員率〇%まで向上しています。」
など、あえて自社の説明会で、自社に寄せられているネガティブな口コミに触れることで、逆にポジティブな印象を求職者に与えることができます。
採用活動におけるネガティブな口コミを防止する
口コミは、現役社員や元社員だけではなく、インターンシップに参加した学生や、採用の段階で選考から漏れた人からの口コミも含まれます。
彼らに対して、誠実ではない対応をすると、彼らがネガティブな口コミを書き込む可能性もあります。
採用活動に対しても、誠実な対応を心掛けることで、ネガティブな口コミを防ぐことができます。
企業・採用情報発信の強化
口コミに対する対策として、企業・採用情報発信の強化も重要になってきます。
ネガティブな口コミを打ち消すために、自社の魅力を採用ホームページで発信していくだけではなく、社員との座談会を開催したり、InstagramやXを用いて発信したりしていくことも、有効な手段です。
自社の魅力を効果的に発信する方法
それでは、どのようにして効果的に自社の魅力を発信するのがよいのでしょうか。
採用オウンドメディアの利用
採用オウンドメディアとは、自社の採用を目的とした、企業や組織が持つメディアのことです。
採用サイトとの違いに関しては、採用サイトは、求職者をターゲットに、給与や会社概要などの具体的かつ正確な企業情報を発信していく目的である一方で、採用オウンドメディアは、求職候補者をターゲットに、社風や、実態を発信し、企業に興味をもってもらうことが目的です。
採用オウンドメディアを活用することで、自社の認知度を高めたり、求職者の入社後のミスマッチを防いだりできるというメリットがあります。
SNSの活用
InstagramやXなどの活用も、採用活動にとって重要なツールです。
SNSを利用して、幅広く、リアルタイムで自社の情報を発信していくことができます。
例えば、「社員へのインタビュー記事」や、「福利厚生制度の実際」など、
公式サイトでは得ることがでいないリアルな情報を発信することで、親近感が上がり、求職者の好感度アップに繋がるでしょう。
おわりに
いかがでしたか?
本記事では、口コミが採用に与える影響と、効果的な対策方法についてご紹介しました。
インターネット上に様々な情報が溢れる今の時代、口コミとうまく向き合っていくことで、企業のイメージアップに繋げることもできます。
情報と適切に向き合って、採用活動に有効的に活用していきましょう。
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