本記事では、実際にスカウト型ダイレクトリクルーティングサービス『Matcher Scout』を運営する弊社が、新卒採用を効率化したい人事の皆様向けに、新卒でダイレクトリクルーティングを提供している20社を比較しています。
費用面・実績など、様々な視点からの比較しているので、
「費用が安いサービスを知りたい!」
「優秀層にアプローチできるものがよい!」
など、あらゆる採用ニーズに応えることができる記事になっています。
ダイレクトリクルーティングの料金に関しては、ある程度の相場が決まっています。
下記の記事を参考に、導入を検討しているダイレクトリクルーティングサービスが、相場より高いのか安いのかを検討してみるのもおすすめです。
【参考】ダイレクトリクルーティングの費用を紹介!安くすませる方法とは?
弊社が提供するMatcher Scoutは
- 初期費用、運用代行手数料が0円!
- 優秀層に効果的にアプローチができる!
- 候補者の選定からスカウトメッセージ文の作成、スカウト送信まですべて丸投げできる!
といった点が特徴のダイレクトリクルーティングサービスです。
「採用工数を減らしたい」「初期費用を掛けたくない」という方におすすめです。
下記から、Matcher Scoutの詳しいサービス紹介を無料でダウンロードできます。
ダイレクトリクルーティングとは?
ダイレクトリクルーティングとは特定の候補者に対して企業側からアプローチする採用戦略のことです。
ダイレクトリクルーティングでは、求職者が求人広告を見たり、人材紹介会社や求職者の登録サイトを通じて応募するのを待つ従来の「待ちの採用手法」を脱し、企業自身が求職者をターゲットにして直接アプローチする「攻めの採用」ができます。
ダイレクトリクルーティングは、特定の業界や高度なスキルを持つ候補者を求める際に有効な手法です。
しかし、労力と時間がかかることもあり、他の採用手法と組み合わせて使用されることもあります。
【参考】ダイレクトリクルーティングとは?相場・利用の流れを解説【事例あり】
ダイレクトリクルーティングの流れ
ダイレクトリクルーティングのフローは上図の通りです。
ダイレクトリクルーティングを効果的に行うためには、戦略的なアプローチが欠かせません。
ここでは、効果的なダイレクトリクルーティング戦略の5つのステップを紹介します。ステップ1:採用ニーズの明確化
まずは、自社がどのような人材を求めているのかを明確にしましょう。
そのためには、採用目的や事業戦略、組織の課題などを整理し、必要なスキルや経験、ポテンシャルなどを定義する必要があります。
ステップ2:ダイレクトリクルーティングで使う媒体選定
ターゲット候補者を明確にしたら、次はその候補者を探し出す必要があります。
サービスによってどのような学生にスカウトを送ることができるのかは異なります。
自社の求める人材に合わせた媒体選択が重要です。
ステップ3:魅力的なスカウト文の作成
候補者に興味を持ってもらうためには、魅力的なスカウトを作成することが重要です。
そのためには、自社のカルチャーやミッション、キャリアビジョンなどを具体的に伝え、候補者が入社後にどのような活躍ができるのかをイメージできるようにしましょう。
ステップ4:適切なアプローチ方法の検討
魅力的なスカウト文を作成しても、適切なアプローチ方法でなければ、候補者に届かない可能性があります。
例えば、スカウトをとにかくたくさん送ったり、しつこく送信しても学生からの応募は見込めないでしょう。
候補者の属性や状況に合わせて、パーソナライズされたメッセージを送るなど、効果的なアプローチ方法を検討しましょう。
また、SNSやオンラインツールなどを活用し、多様なコミュニケーション手段を活用するのも効果的です。
ステップ5:採用プロセスの最適化
採用プロセスを最適化することで、採用コストの削減や採用スピードの向上につながります。
スムーズに選考することができれば選考時の離脱を防ぐことができ、ダイレクトリクルーティングの効用を最大化できるでしょう。
【参考】カジュアル面談は意味ない?効果的な質問例と選考に繋げるコツを解説
ダイレクトリクルーティングにかかる費用
ダイレクトリクルーティングの料金形態には成功報酬型と定額制の2つがあります。
成功報酬型は採用成功時にのみ費用が発生するため、リスクなく採用できることが特徴です。
その一方で、採用成功人数が多くなると費用は割高になってしまいます。
定額型は成功報酬型とは対照的に、契約した機関に対して費用が発生するため、ダイレクトリクルーティングで多くの人材を採用したい企業にオススメです。
ただし、採用に成功しなくても費用が発生することに留意する必要があります。
これらに加えて採用代行オプションや、運用サポートオプション、基本料などがさらに発生する場合もあります。
下記の記事にさらに詳しくまとめていますのでこちらも参考にしてください。
【参考】ダイレクトリクルーティングとは?相場・利用の流れを解説【事例あり】
ダイレクトリクルーティングが注目されている背景
近年ダイレクトリクルーティングが新卒採用担当者から注目されています。。
その理由として、以下の3つが背景として挙げられます。
- 少子化による若者の減少
- 企業と学生間のミスマッチ
- オンライン化による自社の魅力づけの難化
少子化による若者の減少
学生が多ければ、応募を待つだけである程度の学生数を集めることができたでしょう。
しかししかし少子化によって売り手市場が続く現在において、応募を待つだけでは十分な候補者を確保することが難しくなってきているのです。
そのため、中途採用で活用されるイメージが強いダイレクトリクルーティングですが、新卒採用での利用も拡大しています。
企業と学生間のミスマッチ
また「企業と学生間のミスマッチ」も、ダイレクトリクルーティングが重要になってきている理由として挙げられます。
というのもダイレクトリクルーティングでは企業側が「この人を採用したい!」と感じたターゲット学生にピンポイントでアプローチするため、能力面・性格面でのギャップが少なくなるからです。
1987年〜2020年まで、新卒入社3年後までの離職率は30%前後で推移しています。
【参考】厚生労働省「新規学卒者の離職状況」
採用したい学生にピンポイントでアプローチできるダイレクトリクルーティングを活用することで、入社後のギャップを減らしてミスマッチを予防できます。
オンライン化による自社の魅力づけの難化
新型コロナウイルス感染症の流行により、2020年度から採用活動をWEB上で実施する企業が急激に増加しました。
オンライン化に対応するための設備を整えることやノウハウを溜めることに集中していた担当者様も多いのではないでしょうか?
採用オンライン化の課題として、2021年卒では「ノウハウ」が63.3%、「社内の環境・設備」が61.0%と上位に挙げられています。
一方で2022年卒になると、「自社の魅力の伝達」が課題であると回答した企業が57.3%とその年で最も多い結果となりました。
【参考】株式会社リクルート 就職みらい研究所「就職白書2022」
学生に直接アプローチするダイレクトリクルーティングでは、オンライン化によって難しくなった自社の魅力づけを行うことが可能です。
ダイレクトリクルーティングとその他の求人サービスとの違い
ダイレクトリクルーティングと他の採用手法の違いを比較します。
ナビ媒体との違い
ダイレクトリクルーティングとナビ媒体は、それぞれに異なる特徴があります。
そのため、どちらが向いているのかは、自社の採用ニーズや状況によって異なります。
例えば、以下のような場合には、ダイレクトリクルーティングが向いていると言えます。
- 自社が求める人材を明確に定義できている
- スピード感を持って採用を進めたい
- ミスマッチを防ぎたい
一方、以下のような場合には、ナビサイトが向いていると言えます。
- 幅広い求職者にリーチしたい
- 採用コストを抑えたい
ダイレクトリクルーティングとナビサイトを併用することで、より効果的な採用活動を実現することも可能です。
人材紹介との違い
人材紹介とは、人材紹介会社が、企業と求職者をマッチングするサービスです。
人材紹介会社は、企業の採用ニーズをヒアリングし、それに合致する求職者を探して、紹介する役割を担います。
人材紹介会社には採用手数料が発生するため、採用コストは比較的高めです。
ダイレクトリクルーティングのメリット・デメリット
ダイレクトリクルーティングには、どんなメリットデメリットがあるのでしょうか。
ダイレクトリクルーティングのメリット
まず、ダイレクトリクルーティングのメリットについて説明します。
精度、スピード、コスト面での優位性
求める人材のプロファイルを明確に定めることで、ミスマッチの少ない採用が可能となり、採用後の離職率を下げることができます。
また、潜在層への直接アプローチにより、スピード感をもって優秀な人材を獲得することが可能です。
さらに、人材紹介会社などの中間マージンを必要としないため、採用コストの削減も見込めます。
自社カルチャー・ミッションとのマッチング強化が期待できる
ダイレクトリクルーティングでは、自社が求める人材を直接アプローチするため、自社のカルチャーやミッションとのマッチング度合いを重視した採用を行うことができます。
これにより、自社にフィットした人材を採用することができ、定着率の向上をもたらすでしょう。
採用ブランディングにもプラスの影響を与える
ダイレクトリクルーティングは、自社が求める人材に直接アプローチする手法であるため、自社の知名度や魅力をアピールできます。
また、採用活動を通じて自社のカルチャーやミッションを発信することで、ブランディングの改善も可能です。
ダイレクトリクルーティングのデメリット
続いてデメリットを説明します。
採用担当者の負担増
ダイレクトリクルーティングでは、自社で採用候補者を探し出し、直接アプローチをかけるため、採用担当者の負担が増加する可能性があります。そのため、採用担当者の採用スキルや経験を強化する必要があるほか、採用プロセスの効率化を図ることも重要です。
適切なターゲット選定の難しさ
ダイレクトリクルーティングでは、自社が求める人材を直接アプローチするため、ターゲット選定の精度が重要となります。
しかし、優秀な人材は必ずしも公開されている情報を発信しているとは限らず、ターゲット選定に苦労するケースも少なくありません。
【参考】導入すべき?ダイレクトリクルーティングのメリット・デメリット比較
ダイレクトリクルーティングを導入すべき企業の特徴
ダイレクトリクルーティングが適している企業はどのような企業なのでしょうか?
詳しく解説します。
自社がダイレクトリクルーティングを導入すべきかを確認してみてください。
ダイレクトリクルーティングを導入すべき企業の特徴は以下の3つです。
- 認知度が低い企業
- 自社にマッチした人材を採用したい企業
- 採用コストを削減したい企業
認知度が低い企業
1つ目の特徴は認知度が低い企業です。
従来型の採用であれば、就活生が自社のことを検索して応募するのを待つ「待ちの採用」が一般的でした。
しかし就活生は自分が知らない企業のことを検索することはありません。
そのため、ベンチャー企業や中小企業など知名度の低い企業は採用に苦戦してしまいますよね。
そういった企業がダイレクトリクルーティングを導入し、自社からスカウトメールを送ることで、就活生に認知を持ってもらえる可能性があります。
ダイレクトリクルーティングは「自社の魅力に自信があるが、認知度が競合に負けている」とお悩みの企業にオススメです。
自社にマッチした人材を採用したい企業
2つ目は自社にマッチした人材を採用したいと考えている企業です。
ダイレクトリクルーティング
また、弊社が運営するMatcher Scoutでは
- 卒業年度
- 文理区分
- 学歴
- 所在地
- 希望業種
- 希望職種
- 希望する企業規模
- 部活動経験
- インターン経験
- TOEIC点数
- 外国語スキル
- プログラミング、デザインスキル
- 最終ログイン日
等のワードで学生を検索することができるため、自社にマッチした人材にピンポイントでスカウトを送ることができます。
【参考】Matcher Scout
採用コストを削減したい企業
ダイレクトリクルーティングを上手に運用することで、費用を抑えて採用することができます。
例えば、SNSを活用してダイレクトリクルーティングを実施した場合、採用媒体にかかる費用は0円に抑えられます。
ほかには成果報酬型のダイレクトリクルーティングを活用した場合。
「ナビ媒体に掲載したけど応募が来ない」「合同説明会に参加したがうまく母集団を形成できなかった」と悩んでいる企業の方はダイレクトリクルーティングを導入することで費用対効果の高い採用活動を実現できるかもしれません。
【参考】【新卒採用】母集団形成に効果的な採用手法を8つ紹介します
【新卒・比較】ダイレクトリクルーティング20社を紹介!
では具体的にどんなダイレクトリクルーティングサービスが存在するのでしょうか。
ここでは、新卒採用向けに提供されているダイレクトリクルーティングサービス20社を徹底比較します。
▼ご紹介するサービス一覧
- Matcher Scout
- dodaキャンパス
- キミスカ
- OfferBox
- Wantedly
- iroots
- ジョブラス新卒
- OpenWorkリクルーティング
- Smartthon
- サポーターズ
- あさがくナビコミュニケーター
- Future Finder
- ONE CAREER CLOUD
- ガクセン
- GAKUSENGLOBAL
- CheerCareer
- ViViViT
- LabBase
- TECHOFFER
- paiza新卒
Matcher Scout
こちらは弊社サービスのMatcher Scoutです。
OB・OG訪問アプリMatcherに登録頂いている学生に向けて、リクルーティング活動を行います。
特徴は初期費用・運用手数料が0円の成功報酬型である点で、内定承諾時にはじめて70万円(1人あたり)の費用がかかります。
ダイレクトリクルーティングに必要な候補者選定からスカウトメールの送信、日程の調整などの採用業務を代行し、人事部の採用業務の負担を削減・効率化できます。
0円で弊社にアウトソーシングできるので「初期コストのリスクを抑えたい」という方におすすめです。
弊社サービスのご利用検討については、まずはお気軽にこちらからお問い合わせください。
dodaキャンパス
dodaキャンパスは株式会社ベネッセホールディングスと、dodaを運営するパーソルキャリア株式会社の合弁会社である、株式会社ベネッセi-キャリアが運営するサービスです。
総登録学生数は約99万人(※総登録学生数:24卒~27卒 2023年5月時点)、であり、充実したデータベースから求める学生を探すことができます。
料金は定額制と成功報酬制の2種類を用意しています。
定額制
定額制プランは、大学3年次の4月~大学4年次の3月までオファーを送ることができるプランで、
初年度限定プランには、
- 3名プラン
- 5名プラン
- 採用上限人数無制限プラン
の3つのプランがあります。
採用上限人数無制限プランは、dodaキャンパスを初めて利用する企業限定のプランで「採用上限人数無制限」「料金90万円」「つながり上限枠600枠」とお得に利用することができます。
成功報酬プラン
成功報酬制プランは、初期費用0円で利用することができます。
成功報酬料金は35万円です。
【参考】dodaキャンパス料金プラン
キミスカ
キミスカの特徴は、スカウトの種類が「プラチナスカウト、本気スカウト、気になるスカウト」の3つがある点です。
上記の3つはスカウトを送信する学生が、採用要件に近いかどうかで使い分けができます。
開封率もプラチナスカウト・本気スカウトが高く、プラチナスカウトは79.1%・本気スカウトは73.9%です。
登録者数も10万人を超えており、多くの学生が登録しています。
【参考】https://kimisuka.com/contents/LP/alp2/
OfferBox
OfferBoxの特徴は、利用している学生の数とスカウト文の開封率の高さです。
利用している学生数は24万人以上、スカウト文の開封率は89%あります。
開封率が高いため、認知度向上に課題のある企業におすすめのサービスです。
【参考】OffeeBoxの料金プラン
Wantedly
Wantedlyでは、中途、新卒・インターン、業務委託などさまざまな採用ニーズに合わせて募集を掲載できます。
プランは3種類あり、契約したプランによって「管理画面に入れる人数」「ダイレクトスカウト送信可能数」が異なります。
いずれのプランも掲載数、応募者数に上限はありません。
【参考】Wantedly(ウォンテッドリー)の有料プラン価格・掲載料金について
iroots
irootsは、エンジャパン株式会社が運営するビジネス・エンジニア職向けの新卒ダイレクトリクルーティングサービスです。
企業間全審査制をとっており、学生の「本音・詳細プロフィール」が集まるプラットフォームとなっています。
2011年のサービス開始以降、累計17万人が使用しています。
【参考】https://iroots.jp/lp/company/
ジョブラス新卒
ジョブラス新卒は株式会社アイデム JOBRASSグループが運営しているダイレクトリクルーティングサービスです。
「スペシャルオファー」「マッチングオファー」「インターンオファー」の3種類のオファーが利用でき、高い開封率・承諾率・返信率であることが特徴の1つです。
【参考】JOBRASS新卒
OpenWorkリクルーティング
OpenWorkの特徴は「クチコミ情報」です。
OpenWorkユーザーは、1,100万件の社員のクチコミから企業をリサーチします。
そのため、入社後のギャップが少ない採用を実現しています。
費用については、新卒採用は1名採用あたり40万円ですが23年卒については無料となっています。
【参考】https://www.vorkers.com/recruiting
Smartthon
Smartthonは株式会社prdが運営する、新卒・インターン採用支援サービスです。
プランが4種類あり、FREEプランは初期費用なし・月額無料で利用することができます。
「スワイプカード」を配信し、学生が「興味あり」「興味なし」の反応をします。
「興味なし」の反応をした学生に対して、アンケートを実施することも可能です。
【参考】https://ent.smartthon.com/plan
サポーターズ
サポーターズは、エンジニア人材と企業を結ぶサービスです。
ハイレベルなエンジニア学生を育成する仕組みが整っており、勉強会やハッカソン、ピッチコンテストも開催されています。
エンジニア職はもちろん、総合職領域の採用も幅広くカバーしています。
【参考】https://biz.supporterz.jp/
あさがくナビコミュニケーター
2年連続でダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1を獲得しており、幅広い学生へのダイレクトアプローチが可能です。
業界初の「アバター検索」や、AIが自動でマッチする学生をレコメンドしてくれる「AIスカウト機能」など充実した機能が揃っていることも特徴です。
【参考】https://service.gakujo.ne.jp/newgraduate/navi
Future Finder
Future Finderは、AIを統計心理学を用いて活躍可能性の高い人材を数値化し、気になる学生にスカウトを送れるサービスです。
ダイレクトリクルーティングの他にも求人サイトを運営しており、適合性の高い学生にレコメンド表示することもできます。
ONE CAREER CLOUD
就活サイト「ONE CAREER」を運営する株式会社ワンキャリアが、2022年2月にリリースしたスカウトサービスです。
「ONE CAREER」のデータベースを活用できます。
HR総研×楽天みん就「1年を通じて最も利用した就職サイト」調査で文理問わず2位を獲得した実績があり、幅広い学生層にリーチすることが可能です。
【参考】https://service.onecareercloud.jp/service/scout
ガクセン
ガクセンでは、書類審査と、2時間に及ぶ面談でスクリーニングされた優秀な学生のみが登録しています。
登録されている学生は、学生団体のリーダー経験や、自ら企業に営業をかけて収益を上げた経験のある学生などが多く、行動力のある学生にピンポイントでアプローチできます。
GAKUSEN GLOBAL
日本で学ぶ外国人留学生をピンポイントにスカウトして採用できるサービスです。
組織力向上や海外進出に向けて活躍が期待できるグローバル人材の確保に向けて、安定的に労働力を確保する手段として活用することができます。
CheerCareer
ベンチャー・成長企業を希望する学生に特化したスカウトサービスで、スカウト応募率は36.7%(2020年度12月時点)。
求人掲載前の原稿入稿サポートや、掲載後の改善提案など、カスタマーサクセスのサポートがあります。
【参考】https://cheercareer.jp/staticpages/lp01
ViViViT
学生のポートフォリオを見てスカウトを送れる、デザイナー特化型のダイレクトリクルーティングサービスです。
作品数は110万点以上あり、スキルや得意なジャンル、志望職種などから検索可能です。
【参考】https://www.vivivit.com/mediainfo
LabBase
LabBaseは理系学生に特化したダイレクトリクルーティングサービスで、特に工学系の学生の登録が多いところが特徴です。
上位校3人に1人が登録しており、スカウト返信率は約40%と他社平均スカウト返信率の倍以上を記録しています。
【参考】https://business.labbase.jp/
TECH OFFER
40,000件の研究室DBと100万件の技術キーワードを保有する、理系新卒に特化したターゲットリクルーティングツールです。
技術キーワードや大学、所属研究室などでターゲットを設定し、各層ごとのオファー文を作成したらオファーを自動配信できます。
paiza新卒
ITエンジニア採用に特化したpaiza新卒では、独自テストで学生の技術レベルを可視化しています。
ITエンジニア業界志望の学生だけがサービスに登録しており、技術力があり自主開発をおこなうレベルの学生と出会えます。
【参考】https://paiza.jp/pages/recruiters/student/service
ダイレクトリクルーティング実施時によくある質問
ダイレクトリクルーティングを実施する際によく生じる疑問点について解説します。
1. 他の採用手法と併用できますか?
はい、ダイレクトリクルーティングは他の採用手法と併用することができます。
ダイレクトリクルーティングは、優秀な人材への積極的なアプローチを可能にする手法です。しかし、すべての人材に効果があるわけではありません。
そのため、ダイレクトリクルーティングと他の手法を併用することで、より多くの人材にアプローチし、採用成功率を高めることができます。
具体的な併用例
求人掲載:求人サイトや転職エージェントなどを通じて、幅広い人材にアプローチする
リファラル採用:社員やOB/OGからの紹介を通じて、人材を獲得する
イベント開催:採用イベントやセミナーなどを通じて、自社をアピールし、人材を獲得する
2. 個人情報の取り扱いについては注意が必要ですか?
はい、ダイレクトリクルーティングでは、個人情報の取り扱いについて注意が必要です。
ダイレクトリクルーティングでは、求職者の氏名や連絡先などの個人情報を取得する必要があります。この個人情報は、採用活動以外の目的で使用してはいけません。
また、個人情報の漏洩や不正アクセスを防止するために、適切なセキュリティ対策を講じる必要があります。
具体的には、以下の点に注意しましょう。
- 個人情報の取得・利用・提供の目的を明確にする
- 個人情報の取得・利用・提供の範囲を最小限にする
- 個人情報の取得・利用・提供に同意を得る
- 個人情報の漏洩・不正アクセスを防止するためのセキュリティ対策を講じる
3. コストはどれくらいかかりますか?
ダイレクトリクルーティングのコストは、利用するサービスやプランによって異なります。
自社運用型のダイレクトリクルーティングの場合、人材データベースの利用料や、スカウトメールの送信料などが必要です。
プラットフォーム型のダイレクトリクルーティングの場合、サービス利用料や、スカウトメールの送信料などがかかります。
ハイブリット型のダイレクトリクルーティングの場合、自社運用型とプラットフォーム型の両方のコストが発生します。
具体的なコストは、各サービスの公式サイトで確認することができます。
4. どのプラットフォームがおすすめですか?
ダイレクトリクルーティングのプラットフォームは、さまざまな種類があります。
各プラットフォームには、それぞれ特徴や強みがあります。
そのため、自社の採用ニーズや予算に合ったプラットフォームを選ぶことが大切です。
具体的には、以下の点に注目して選びましょう。
- 求職者データベースの質・量
- スカウトメールの送信機能
- 採用管理機能
- コスト
5. 効果測定はどうすればいいですか?
ダイレクトリクルーティングの効果を測定することで、採用活動の成果を把握することができます。
ダイレクトリクルーティングの効果測定には、以下の指標がよく用いられます。
- 応募数
- 面接数
- 内定数
- 入社数
これらの指標を定期的に測定することで、採用活動の進捗状況や課題を把握することができます。
また、応募者の属性や応募経路などのデータも収集しておくと、より効果的な採用活動につなげることができます。
具体的には、以下の点に注意して効果測定を行いましょう。
- 測定したい指標を明確にする
- 測定方法を決める
- 測定結果を分析する
ダイレクトリクルーティングは、採用活動の「攻め」を実現する革新的な手法です。
しかし、効果的に活用するためには、事前の準備と運用が重要です。
この記事で紹介したよくある質問を参考に、自社の採用活動に最適なダイレクトリクルーティングを検討してみてください。
ダイレクトリクルーティングの検討で意識すべき7つのこと
これまでダイレクトリクルーティングサービスを提供している20社をご紹介してきました。
一方で、「ダイレクトリクルーティングサービスをどの様に選んだら良いのか分からない・・・」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのような方のために、ここではダイレクトリクルーティングサービスを選ぶ際のポイントを7点紹介します。
- 採用したい学生像と登録している学生がマッチしているか
- 学生の登録者数
- 料金体系
- 費用・コスト
- 登録企業数・企業からの口コミ
- スカウトの承認率・開封率
- サービス利用画面
各ポイントでは、比較材料となる情報を集める方法や、問い合わせをする際のテンプレートまで、詳しく記載しております!
1、採用したい学生像と登録している学生がマッチしているか
まず「自社が採用したい学生像と登録している学生がマッチしているか」が重要です。
ダイレクトリクルーティングサービスの中には、理系やエンジニア志望の学生が多く登録しているものもあれば、体育会系の学生が多く登録しているサービスもあります。
ダイレクトリクルーティングサービスを導入する際は、まず自社が採用したい学生像を明確にし、その学生像とサービスに登録している学生がマッチしているかを確認するのがよいでしょう。
実際どのように調べるか
「どのような学生が登録しているのか」について調べるには、気になるサービスのホームページから問い合わせてみると良いでしょう。
例えば、弊社が運営している新卒向けダイレクトリクルーティングサービス Matcher Scoutの登録学生層を調べるには、こちらのページの必要項目を記入していただき、お問い合わせ内容で「どのような学生がいるか見たい」をご選択ください。
基本的に、どのサービスでも2〜3分程度でお問い合わせを行うことができます。
もし具体的な問い合わせ内容をフォームに記入する必要がある場合は、以下のテンプレートをご使用ください。
お問い合わせテンプレート
ご担当者さま
お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。
御社サービスにどのような学生がご登録されているのかを知りたく、問い合わせいたしました。
登録学生の特徴などが詳しく記載された資料をいただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●
2、学生の登録者数
先ほど比較ポイントとして挙げた「採用したい学生像と登録している学生がマッチしているか」は質的なマッチ度を測るポイントでした。
一方で、自社に合うサービスを選ぶ際は、量的な目線も考慮する必要があります。
極論ですが、自社の求める人材が1人しかサービスに登録していなかったら、そのサービスで母集団形成を行うことは難しいですよね。
そのため「学生の登録者数」もしっかりとチェックしておきましょう。
実際どのように調べるか
ホームページ上に学生登録者数を記載している企業もあるので、まずは気になるサービスのホームページをチェックしてみましょう。
一方で、こちらのページに記載してあるデータは、最新でない場合や、細かい情報が載っていない場合があります。
その場合は先ほどご紹介したように、ホームページから問い合わせてみるとよいでしょう。
お問い合わせテンプレート
ご担当者さま
お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。
御社サービスに登録されている△△年卒の最新の学生数を知りたく、連絡いたしました。
よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●
3、料金体系
比較検討時に考慮すべきポイント3点目は、料金体系です。
ダイレクトリクルーティングは大きく「月額課金型」と「成功報酬型」の2つに分かれます。
月額課金型は毎月費用がかかり、成功報酬型は内定承諾など、一定のラインに達して初めて費用がかかります。
どちらの料金体系でもメリット・デメリットがあるため、自社にあっているのはどちらか慎重に検討してから選ぶようにしましょう。
「ダイレクトリクルーティングの費用についてもっと知りたい!」という方は、下記の記事も併せてご覧ください。
【参考】ダイレクトリクルーティングの費用を紹介!安くすませる方法とは?
実際どのように調べるか
料金体系については、ホームページに記載されている場合が多いです。
基本的には、『トップページ』もしくは『よくある質問』のページに記載されています。
もし上記のどちらにも載っていない場合は、以下のテンプレートを使って問い合わせてみましょう。
お問い合わせテンプレート
ご担当者さま
お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。
御社サービスの利用を検討しているのですが、料金体系についてお伺いしたく連絡いたしました。
また費用感についても教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●
4、費用・コスト
比較検討時に考慮すべきポイント4点目が、費用です。
料金体系ごとの平均費用は、 月額課金型:60~70万/年 成功報酬型:30~50万/人 となっています。
当然ですが「採用に関するコストは低ければ低い方がいい」と考える方は多いでしょう。
そのためダイレクトリクルーティングサービスを比較検討する際、費用面は重要になってきます。
その際重要なのが、純粋なサービスの料金だけでなく、人件費など運用にかかる社内のコストも併せて考えるということです。
ダイレクトリクルーティングサービスには、候補者の選定からスカウト文の送信まですべてを代行するものから、運用はすべて企業側が行うものまで幅広く存在します。
当然サポートが多いサービスは費用が高くなるでしょう。
ダイレクトリクルーティングサービスを選ぶ際は、掲載されている料金だけを見るのではなく「どんなサポートを提供してくれるのか」「導入することでどの程度採用業務を効率化できるのか」も同時に考慮する必要があります。
ただしダイレクトリクルーティングの運用コストを考えるのは難しく、手間がかかる作業です。
そこでMatcherScoutでは、ダイレクトリクルーティング工数算出表を作成しました。
こちらの表を使うと
- ダイレクトリクルーティングを自社で運用した場合、1名採用するのに人件費がどれだけかかるのか
- 自社のリソースでダイレクトリクルーティングを運用することは可能なのか
などが分かるようになります。
「ダイレクトリクルーティングの導入を考えているけど、自社で運用するかすべて依頼するか迷っている」という方におすすめの表です。
実際どのように調べるか
料金体系はホームページに掲載されている場合が多いですが、詳しい費用については情報が公開されていない可能性が高いです。
その場合は、お問い合わせページから資料請求してみましょう。
オプションで料金がかかるサービスもあるため、自社で運用する際の見積もりを出してもらうのも良いです。
お問い合わせテンプレート
ご担当者さま
お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。
御社サービスの利用を検討しているのですが、具体的な費用についてお伺いしたく連絡いたしました。
よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●
5、登録企業数・企業からの口コミ
比較検討時に考慮すべきポイント5点目が、登録企業数・企業からの口コミです。
ダイレクトリクルーティングサービスの導入を考えている企業の方は「サービスを導入しても上手くいくか分からない・・・」という不安を抱えている方も多いと思います。
そのような場合は、登録企業数と企業からの口コミに着目してみましょう。
登録者数が多く評判の良いサービスであれば、失敗するリスクが低く、安心して導入しやすいです。
またサービスを導入している企業の中に「自社と同じ規模・業界」の会社がないかも併せてチェックしておきましょう。
同じ業界の会社が多数利用しているサービスであれば、自社の採用要件に近い学生が多く登録していると考えられます。
「どのサービスでを使えばいいのか分からない」という場合は、競合他社や同じ業界の会社がどんなダイレクトリクルーティングサービスを使っているのかを調べるのも、1つの手段です。
実際どのように調べるか
登録企業数はホームページに掲載されている場合が多いです。
サービスの導入事例がある場合は、そちらも参考にしてみてください。
弊社が運用しているMatcher Scoutの導入事例はこちらからご覧いただけます。
導入事例を見る際は、以下の3つのポイントに当てはまる企業の記事を参考にしてみましょう。
- 業界が同じ
- 企業規模が似ている
- 導入前の課題が似ている
また、サービスを導入している企業の傾向についてホームページから問い合わせてみてもよいです。
お問い合わせテンプレート
ご担当者さま
お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。
現在、御社サービスの利用を検討しています。
そこで、御社のサービスを利用されている企業様の数や傾向についてお伺いしたく連絡いたしました。
よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●
6、スカウトの承認率・開封率
比較検討時に考慮すべきポイント6点目が、スカウトの承認率と開封率です。
ダイレクトリクルーティングでは、学生にスカウトメールを送信するため、スカウトの承認率と開封率が重要になります。
承諾率・開封率を左右する要因は、以下の点が挙げられます。
- 利用サービス(ダイレクトリクルーティングサービス全体の承諾率・開封率)
- 自社の認知度(学生が企業のことを知っているか、興味を持っているか)
- スカウト文章(自社の魅力を伝えられているか、学生に合う文章になっているか)
スカウトが承認されなければ意味がないため、承認率・開封率が高いダイレクトリクルーティングサービスを利用するのがおすすめです。
承認率・開封率は公開されていない場合もあるため、サービスを運営する会社にヒアリングを行い、複数の会社の承諾率を比較検討するのがよいでしょう。
その上で、自社の魅力を学生にしっかりと伝えられるスカウト文を作成しましょう。
【参考】会いたい気持ち、届いてますか?熱意を伝えるスカウトタイトル5つの例
実際どのように調べるか
スカウトの承諾率や開封率は、公開していない企業が多いです。
そのためホームページから問い合わせるのが良いでしょう。
サービス全体平均のスカウト承諾率/開封率だけではなく、自社と似ている企業のスカウトの承諾率/開封率についても聞いてみると比較がしやすいです。
お問い合わせテンプレート
ご担当者さま
お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。
現在御社のサービスの利用を検討しており、そこでスカウトの平均開封率・承諾・返信率についてお伺いしたく連絡しました。
また、以下の条件に似ている過去事例の開封/承諾/返信率のデータもあわせてご紹介いただくことは可能でしょうか?
業界:▲▲
従業員数:212名
エリア:全国
募集職種:総合職
お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●
7、サービス利用画面
実際に利用しやすいサービスかどうかを比較することも、ダイレクトリクルーティングサービスを検討する際に重要なポイントです。
例えば「学生のプロフィールが見やすいか」「スカウトはどのように送るのか」「学生の特徴を絞り込んで検索できるか」などがダイレクトリクルーティング運用時の工数を決める重要なポイントになります。
サービス導入前にUIやUXを把握しておくことで、「思ってたよりもスカウトを送る工数がかかる…」といった事態を防ぎましょう!
実際どのように調べるか
サービス利用画面はホームページに載っていないことがほとんどです。
問い合わせを行い、サービス利用画面を見せて欲しい旨を連絡しましょう。
お問い合わせテンプレート
ご担当者さま
お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。
御社のサービス導入を検討しており、UI/UX面を確認したくご連絡しました。
- スカウトを送る際の手順
- 求める人物像に当てはまる学生を検索する機能はあるか
- 集客するイベントごとに送信するスカウトを変更することは可能か
もし可能でしたら、サービス利用画面を見ながら以上の点についてご教示いただきたいです。
お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●
自社に最適なダイレクトリクルーティングとは?
上記にてダイレクトリクルーティングサービス20社を比較してきました。
続いて、新卒採用を実施する際に人事部が抱えがちな3つのお悩み別に「どのダイレクトリクルーティングサービスがおすすめなのか」を紹介します。
- 自社に興味を持つ学生が少ない
- 自社の採用要件にあった学生の応募が少ない
- 人手不足で新卒採用に使える時間・人員が足りない
お悩み① 自社に興味を持つ学生が少ない
まず「自社に興味を持つ学生が少ない」「母集団形成が思うようにできない」という悩みについてです。
このケースでは、ダイレクトリクルーティングサービスを通じて、スカウト文の送信数を増やし、1人でも多くの学生にアプローチを行う必要があるでしょう。
アプローチを増やすには「スカウト文の送信数に制限がないサービス」を利用するのがおすすめです。
<おすすめのダイレクトリクルーティングサービス>
- スカウト文の送信に制限がない
- 登録している学生数が多い
お悩み② 自社の採用要件にあった学生の応募が少ない
次に「自社にマッチする学生に出会えない」「理系やエンジニアなど専門職を志望する学生に出会いたい」「新卒だが即戦力を採用したい」といった悩みについてです。
このケースでは「登録している学生のプロフィールを、細かく見ることができるサービス」を利用するのがよいでしょう。
具体的に、以下のようなことを見ることができるか確かめてみましょう。
- 過去の経験
- 志望業界
- 性格診断
<おすすめのダイレクトリクルーティングサービス>
- 学生が細かくプロフィールを設定している
- エンジニアやデザイナーなど専門職に特化している
お悩み③ 人手不足で新卒採用に使える時間・人員が足りない
最後に「人手不足で新卒採用に使える時間・人員が足りない」という悩みについてです。
このケースでは、候補者の選定やスカウト文の送信など、ダイレクトリクルーティングに関わるすべての業務をまとめて依頼できるサービスがおすすめです。
学生とのやり取りが減るので、リソース不足の際に有効な手段といえます。
<おすすめのダイレクトリクルーティングサービス>
- ダイレクトリクルーティングに必要な手間をすべて代行してくれる
ダイレクトリクルーティング運用時の5つの注意点
ここまでは、ダイレクトリクルーティングサービスの種類とその選び方について見てきました。
ではダイレクトリクルーティングを利用する場合、どの点に注意すればよいのでしょうか。
以下の5つの点について解説していきます。
- 成功報酬型と定額制どちらが自社に合うのかを事前に確認しておく
- スカウト文の送信は個別送信なのか一斉送信なのか
- スカウト文の内容を適宜変更する
- 利用開始時期を早めに設定する
- 生の最終ログイン日を確認する
注意点① 成功報酬型と定額制どちらが自社に合うのかを事前に確認しておく
先程も記載しましたが、ダイレクトリクルーティングには成功報酬型と定額制の2種類があります。
会社の状況・課題によってマッチする料金体系が異なるため、契約を結ぶ前にどちらが費用対効果が良いのか確認しておくようにしましょう。
注意点② スカウト文の送信は個別送信なのか一斉送信なのか
ダイレクトリクルーティングにおけるスカウト文には、個別送信型と一斉送信型の2種類があります。
一斉送信は同じスカウト文を、一度に多くの学生に送信するものです。 工数が少なく一度に多くの学生にアプローチできますが、カスタマイズされた文言ではないため、開封率や返信率が低くなる可能性があります。
「開封率・返信率を上げたい」という場合は、学生ごとに内容を変更できる個別送信型がよいでしょう。
ダイレクトリクルーティングサービスによって、個別送信なのか一斉送信なのかは変わるため、目的に応じてどちらを使用するか決めるのかをおすすめします。
注意点③ スカウト文の内容を適宜変更する
最後に「スカウト文の内容を適宜変更する」ことです。
自社でダイレクトリクルーティングを運用する場合、効果の高いスカウト文の特徴を社内で把握し、将来の採用活動に生かすことが重要になります。
ABテストを実施し、どのような文言なら開封率・承諾率が上がるのか把握するようにしましょう。
【参考】2,500回のABテストで分かった、返信率の高いスカウト文章とは?
【参考】2,500回のABテストで分かった、開封率の高いスカウトタイトルとは?
注意点④ 利用開始時期を早めに設定する
経団連が定めている「就活ルール」の廃止や、新型コロナウイルス感染症の流行などを背景に、新卒採用が早期化しています。
優秀な学生ほど早めに就職活動を開始して内定を獲得する傾向があります。
獲得した内定が多くなると、スカウトの開封率や承諾率も低くなるため、早い時期から学生との接点を持っておくことが大切です。
ダイレクトリクルーティングの運用は、採用活動の早期の段階から実施しましょう。 サービスによっては早期利用に別途で料金が発生する場合もあります。
注意点⑤ 学生の最終ログイン日を確認する
登録学生がアクティブユーザーでなければ、スカウトを送っても開封・返信がされない可能性があります。スカウトを送るときは学生の最終ログイン日を確認するようにしましょう。
基本的に1ヶ月以上ログインされていない場合は、スカウトが開封されにくいと判断できます。 またログインしたのが最近でも、登録した日数が浅い学生はプロフィール記載が十分に記載されていない場合が多いです。
ログイン日が最近で、プロフィールの記載が十分ある学生で絞り込みをしましょう。
まとめ
- ダイレクトリクルーティングは従来型の「待ちの採用手法」を脱した新しい攻めの採用手法
- ダイレクトリクルーティングを活用することで採用工数や費用を削減できる
- ダイレクトリクルーティングにおいてスカウトメールの開封・返信率は重要な手法である
- 自社の採用のニーズによってツールを慎重に選択する必要がある
いかがだったでしょうか。
今回は数あるダイレクトリクルーティングサービスの中で20のサービスに絞り、比較を行ってきました。
自社の採用状況・課題によって最適なサービスが異なるため、導入時は比較検討を必ず行いましょう。