【比較表あり】新卒ダイレクトリクルーティングのサービス20選
2024/05/30

比較的新しい採用手法でありながらも、採用に欠かせないものとして定着しはじめているダイレクトリクルーティング。 「興味はあるけど、どういった手法なのかわからない」と導入を検討しきれていないご担当者様も少なくないのではないでしょうか。

本記事では、実際にスカウト型ダイレクトリクルーティングサービス『Matcher Scout』を運営する弊社が、新卒採用を効率化したい人事の皆様向けに、新卒でダイレクトリクルーティングを提供している20社を比較しています。

各サービスの特徴ごとにまとめた比較表も用意しているので、ぜひサービス検討の参考にしてみてください。

採用手法ごとの特徴分析の資料ダウンロード

ダイレクトリクルーティングとは?

ダイレクトリクルーティングとは、特定の候補者に対して企業側からアプローチする採用戦略のことです。

ダイレクトリクルーティングでは、求職者が求人広告を見たり、人材紹介会社や求職者の登録サイトを通じて応募するのを待つ従来の「待ちの採用手法」を脱し、企業自身が求職者をターゲットにして直接アプローチする「攻めの採用」ができます。

ダイレクトリクルーティングが「攻め」の採用手法であることを解説した図

ダイレクトリクルーティングは、特定の業界や高度なスキルを持つ候補者を求める際に有効な手法です。

しかし、労力と時間がかかることもあり、他の採用手法と組み合わせて使用されることもあります。

ダイレクトリクルーティングとその他求人サービスの違い

ダイレクトリクルーティングと他の採用手法の違いを比較します。

ダイレクトリクルーティングとナビ媒体、人材紹介の違いを比較した表

ナビ媒体との違い

ナビ媒体とは、企業の求人情報が掲載されたオンラインプラットフォームのことを指します。

自社から候補者にアプローチするダイレクトリクルーティングと反対に、ナビ媒体では掲載した企業情報を求職者が見つけ、応募してくれるのを待つという特徴があります。

▼ダイレクトリクルーティングが向いている企業の特徴

  • 今までとは異なる学生層にアプローチしたい
  • 母集団の数も質もバランスよく採用を進めたい

▼ナビ媒体が向いている企業の特徴

  • 幅広い求職者にリーチしたい
  • 採用コストを抑えたい

ダイレクトリクルーティングとナビ媒体を併用することで、より効果的な採用活動を実現することも可能です。

人材紹介との違い

人材紹介とは、人材紹介会社が企業と求職者をマッチングするサービスです。

人材紹介会社は、企業の採用ニーズをヒアリングし、そのニーズに合致する求職者を探して、紹介する役割を担います。

▼人材紹介が向いている企業の特徴

  • 自社とのマッチ度が高い学生に絞って会いたい
  • 会える学生の数が少なくても大丈夫

人材紹介会社には採用手数料が発生するため、採用コストは比較的高めです。

ダイレクトリクルーティングの流れ

ダイレクトリクルーティングでは、登録された学生の属性やプロフィールを確認した上で、自社の求める人物像にマッチした人材にスカウトを送ります。

スカウトを受け取った学生が承諾すると、会社説明会やカジュアル面談といったイベントの日程調整ができるようになります。

▼ダイレクトリクルーティング運用の基本的な流れ

  1. ダイレクトリクルーティングで求める人材の要件定義
  2. 企業ページなど運用前の設定
  3. 求人票やスカウトメールテンプレートの作成
  4. スカウト対象者の検索・選定
  5. スカウトメール送信
  6. 応募者との日程調整
  7. カジュアル面談/会社説明会などの実施
  8. ES〜選考
  9. 内定

ダイレクトリクルーティングサービスによって、登録している学生の属性や、1ヶ月ごとに送れるスカウト通数、料金体系などが異なっています。

また、企業ページ作成や学生の選定、スカウト送信などの代行など、サービスによって得られる支援も違うため、各サービスの強みと弱みをヒアリングすることが重要です。

ダイレクトリクルーティングにかかる費用

ダイレクトリクルーティングの料金形態には成功報酬型と定額制の2つがあります。

ダイレクトリクルーティングの料金体系を新卒と中途で比較した表

成功報酬型は採用成功時にのみ費用が発生するため、リスクなく採用できることが特徴です。その一方で、採用成功人数が多くなると費用は割高になってしまいます。

定額型は成功報酬型とは対照的に、契約した期間に対して費用が発生するため、ダイレクトリクルーティングで多くの人材を採用したい企業にオススメです。

ただし、採用に成功しなくても費用が発生することに留意する必要があります。

これらに加えて採用代行オプションや、運用サポートオプション、基本料などがさらに発生する場合もあります。

下記の記事にさらに詳しくまとめていますのでこちらも参考にしてください。

【参考】ダイレクトリクルーティングの費用を徹底解説!サービス8選の比較も

ダイレクトリクルーティングを導入すべき企業の特徴

それでは、ダイレクトリクルーティングが適している企業にはどのような特徴があるのでしょうか?

自社がダイレクトリクルーティングを導入すべきかを確認してみてください。

ダイレクトリクルーティングを導入すべき企業の特徴は以下の3つです。

  • 自社にマッチした人材を採用したい企業
  • BtoBなど学生からの認知度が低い企業
  • 新しい採用手法を試してみたい企業

自社にマッチした人材を採用したい企業

ダイレクトリクルーティングの最大の特徴は、「企業側が興味のある学生に対して、ピンポイントでアプローチできる」という点です。

ナビ媒体や合同説明会などの採用手法では、自社にエントリーする学生の母集団をコントロールできません。そのため、そこに自社にマッチする学生がいなければ、選抜する工数が余分にかかってしまいます。

人材紹介では自社に合った学生に絞って接点を作ることはできますが、出会える学生の量はエージェントに委ねられます。また、エージェントとの求める人材の擦り合わせが十分ではない場合、なかなか良い学生に出会えないケースもあるでしょう。

ダイレクトリクルーティングでは、膨大な学生のデータベースの中から求める人材の要件で絞り込み、スカウトを送ります。そのため、自社とマッチした人材を見つけやすく、また、候補者選定の余分な工数もかかりにくいです。

BtoBなど学生からの認知度が低い企業

従来型の採用であれば、就活生が自社のことを検索して応募するのを待つ「待ちの採用」が一般的でした。

しかし就活生は自分が知らない企業のことを検索することはありません。そのため、ベンチャー企業や中小企業など知名度の低い企業は採用に苦戦してしまいますよね。

そういった企業がダイレクトリクルーティングを導入し、自社からスカウトメールを送ることで、就活生に認知してもらえます

ダイレクトリクルーティングは「自社の魅力に自信があるが、認知度が競合に負けている」とお悩みの企業にオススメです。

新しい採用手法を試してみたい企業

「学生からの応募が少ないのではないかと不安…」「選考通過率が低いので、今までリーチできなかった学生層にもアプローチしたい…」などの動機で、新しい採用手法を試してみたい場合にも、ダイレクトリクルーティングがオススメです。

成功報酬型のプランを提供しているサービスも多いため、費用面でのリスクなく、今までアプローチできなかった学生層と出会うことができます。

また、運用代行がついているサービスを利用すれば、学生選定やスカウト送信などに工数をかける必要もありません。

このような理由から、新規で導入する採用媒体としてのハードルが低いことが特徴だと言えるでしょう。

【比較表あり】新卒ダイレクトリクルーティングサービス20選

ここからは、新卒採用で使えるダイレクトリクルーティングサービス20選をご紹介していきます。

「サービスが多すぎてどう選べばいいか分からない」とお困りのご担当者様に向け、本記事では各サービスを以下の4つの強みでジャンル分けしました。

▼各サービスの強み

  • 登録学生者数が多い
  • 工数/費用削減が期待できる
  • 独自の機能がある
  • 特徴的な学生層を保有している

Matcher Scout独自で作成した新卒スカウトサービス比較表20選。以下の見出しで紹介するサービス名、登録学生数、強み、特徴、料金体系、1ヶ月あたりのスカウト通数がまとめられている。

ダイレクトリクルーティングサービス選びの参考になれば幸いです。

1. ONE CAREER CLOUD|登録学生者数が多い

ONE CAREER CLOUDの公式HP画像。「国内最大級の学生データベース」と記載されている。

就活サイト「ONE CAREER」を運営する株式会社ワンキャリアが、2022年2月にリリースしたスカウトサービスです。「ONE CAREER」のデータベースのなかから、気になる学生を見つけることができます。

HR総研×楽天みん就「1年を通じて最も利用した就職サイト」調査で文理問わず2位を獲得した実績があり、幅広い学生層にリーチすることが可能です。

▼ONE CAREER CLOUDの特徴
強み:登録学生者数が多い
特徴:新卒市場最大級の学生データにアクセスできる
登録者数:32万人
料金体系:要問い合わせ
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】ONE CAREER CLOUD「スカウト」

2. OfferBox|登録学生者数が多い

OfferBoxの公式HP画像。「OfferBoxで新卒採用を強化する」という文字が中央に大きく書かれている。

OfferBoxの特徴は、利用している学生の数とスカウト文の開封率の高さです。

利用している学生数は24万人以上、スカウト文の開封率は89%あります。

開封率が高いため、認知度向上に課題のある企業におすすめのサービスです。

▼OfferBoxの特徴
強み:登録学生者数が多い
特長:学生が利用するスカウトサービスNo.1
登録者数:21万人
料金体系:早期定額型 / 成功報酬型
1ヶ月のスカウト通数:40~400通

【参考】OfferBox「OfferBoxの料金プラン」

3. Matcher Scout|工数/費用削減

Matcher Scoutの公式HP画像。「その採用工数、本当に必要ですか?」と書かれている。

こちらは弊社サービスのMatcher Scoutです。国内最大級のOB・OG訪問アプリであるMatcherに登録頂いている学生に向けて、リクルーティング活動を行います。

ダイレクトリクルーティングに必要な候補者選定からスカウトメールの送信、日程の調整などの採用業務を代行し、人事部の採用業務の負担を削減・効率化できます。

0円で弊社にアウトソーシングできるので「初期コストのリスクを抑えたい」という方におすすめです。

弊社サービスのご利用検討については、まずはお気軽にこちらからお問い合わせください。

▼Matcher Scoutの特徴
強み:工数/費用削減が期待できる
特長:運用代行で工数をかけずに母集団確保ができる
登録者数:要問い合わせ
料金体系:要問い合わせ
1ヶ月のスカウト通数:無制限

【参考】3分でわかるMatcher Scout

4. キャリアチケットスカウト|工数/費用削減

キャリアチケットスカウトの公式HP画像。「量より質の新卒採用支援サービス」と書かれている。

キャリアチケットスカウトは、スカウト承諾率20%で業界高水準。

カスタマーサクセス担当が、ターゲット学生のすり合わせをした上で、自社の魅力を最大限に引き出した企業ページを作成します。また、導入後も効果的なオファーの書き方・運用方法のレクチャー・採用目標の振り返りなども併走。

スカウト代行やオファー数追加などのオプションもあるため、自社の採用ニーズに合わせてカスタマイズすることが可能です。

▼キャリアチケットスカウトの特徴
強み:工数/費用削減が期待できる
特長:業界高水準のスカウト承諾率
登録者数:要問い合わせ
料金体系:定額型 / 成功報酬型
1ヶ月のスカウト通数:400~450通

【参考】キャリアチケットスカウト 公式HP

5. mikketa|工数/費用削減

mikketaの公式HP画像。「新卒採用をもっと手軽に、もっとスマートに。」と中央に大きく書かれている。

mikketaは、工数削減に特化した新卒採用ダイレクトリクルーティングサービスです。

プロフィールと適性検査をもとに、自社に最適な学生にスカウトを一括送信できるため、スカウト文面を考える工数を削減することができます。

またCVR改善で役立つ定期レポートが配信されるため、自社の採用活動を効率的に改善することが可能です。

▼ mikketaの特徴
強み:工数/費用削減が期待できる
特長:条件にマッチする学生へのスカウト一括送信可能
登録者数:要問い合わせ
料金体系:要問い合わせ
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】mikketa 公式HP

6. OpenWorkリクルーティング|工数/費用削減

OpenWorkリクルーティングの公式HP画像。「中途も新卒も働きがいを採用力に」と書かれている。

OpenWorkの特徴は「クチコミ情報」です。OpenWorkユーザーは、1,100万件の社員のクチコミから企業をリサーチします。

そのため、入社後のギャップが少ない採用を実現しています。

新卒採用にかかる費用が1名採用あたり40万円であるため、他のダイレクトリクルーティングサービスよりも安価に利用することができます。

▼OpenWorkリクルーティングの特徴
強み:工数/費用削減が期待できる
特長:新卒の採用単価は40万円/人なので低コストで利用できる
登録者数:要問い合わせ
料金体系:成功報酬型
1ヶ月のスカウト通数:企業スコアにより変動

【参考】OpenWorkリクルーティング

7. キミスカ|独自の機能

キミスカの公式HP。「どこよりも先にアプローチ!ターゲット学生の母集団形成ならキミスカ」と書かれている。

スタートアップから大企業まで導入実績3,000社以上、登録学生数累計83.4万人を誇るキミスカ。

キミスカでは、適性検査の結果を元に、自社で活躍している社員と似ている学生を検索できます。

また、学生の自己PRについて自動的に解析し、より学生に響く訴求やスカウト文章作成ができるなどターゲット学生に対して効果的にアプローチが可能です。

▼キミスカの特徴
強み:独自の機能がある
特長:高評価学生の類似学生をレコメンド検索できる
登録者数:20万人
料金体系:採用枠プラン
1ヶ月のスカウト通数:50~3700通

【参考】キミスカ「料金プラン」

8. iroots|独自の機能

irootsの公式HP。「企業完全審査制」と中央に大きく書かれている。

エンジャパン株式会社が運営するビジネス・エンジニア職向けの新卒ダイレクトリクルーティングサービスです。企業間全審査制をとっており、学生の「本音・詳細プロフィール」が集まるプラットフォームとなっています。

irootsは、学生の性格・価値観分析37項目の定量指標と、最大6000文字のプロフィールテキストから、志向・価値観に基づく検索ロジックを株式会社Insight Techと共同開発。入社後に活躍できる人材を手間なく、短時間で精度高く検索することができます。

2011年のサービス開始以降、累計17万人の学生が使用しています。

▼irootsの特徴
強み:独自の機能がある
特長:自然言語処理技術を活用した志向・価値観に基づく独自の検索ロジックあり
登録者数:要問い合わせ
料金体系:要問い合わせ
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】iroots 公式HP

9. Wantedly|独自の機能

Wantedlyの公式HP画像。「欲しい人材にあなたからアプローチ」と書かれている。

ダイレクトリクルーティングサービスでは一年を通して利用するプランが基本ですが、Wantedlyでは単月から利用ができます

新卒フィルターを利用できる「プラス」プランでは、1ヶ月あたり15 万円で50通のスカウトを送ることが可能です。

スカウトの返信率も約20%と高い数値であるため、「急に追加で採用が必要になった」というようなニーズにも対応することができます。

▼Wantedlyの特徴
強み:独自の機能がある
特長:単月から利用可能
登録者数:中途・新卒合わせて19万人
料金体系:定額型
1ヶ月のスカウト通数:50通

【参考】Wantedly 公式HP

10. dodaキャンパス|独自の機能

dodaキャンパスの公式HP画像。「長期間利用可能・専任サポートで使いこなせるダイレクトリクルーティング」と書かれている。

dodaキャンパスは株式会社ベネッセホールディングスと、dodaを運営するパーソルキャリア株式会社の合弁会社である、株式会社ベネッセi-キャリアが運営するサービスです。

登録学生にはベネッセi-キャリアならではのキャリア教育を実施しており、就活の軸がしっかりしている優秀な学生に会える可能性が高いです。

総登録学生数は約99万人(※総登録学生数:24卒〜27卒 2023年5月時点)であり、低学年向けのスカウトも送れるため、インターンへの集客にも活用できます。

▼dodaキャンパスの特徴
強み:独自の機能がある
特長:低学年向けのスカウト送信もできる
登録者数:6.5万人
料金体系:定額型 / 成功報酬型
1ヶ月のスカウト通数:200~600通

【参考】dodaキャンパス 公式HP

11. ABABA|独自の機能

ABABAの公式HP画像。「最終面接まで進んだ優秀層だけにアプローチ」と書かれている。

他社の選考実績から「最終面接まで進んだ優秀な学生」などを見つけることができる独自の機能を有するABABA。

他社で最終面接まで進んだ学生に絞りこめるため、「ES」「1次面接」などの選考をスキップしても学生の質を保ちやすく、選考時間の削減に繋がります。

また、不採用通知の代わりとなるABABAオリジナルフォーマット「お祈りエール」を活用することで、候補者と優良な関係を維持しながら、採用担当者の負担も削減可能です。

▼ABABAの特徴
強み:独自の機能がある
特長:学生の他社での選考実績が見れる
登録者数:4.5万人
料金体系:成功報酬型
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】ABABA 公式HP

12. ビズリーチキャンパス|特徴的な学生層

ビズリーチキャンパスの公式HP。「会いたい学生に会う方法がある」と記載されている。

ビズリーチキャンパスが有するデータベースの約8割が上位校に属する学生であり、また、他のスカウト型サービスとの重複率が低く、独自の登録学生が多いです。

また、自社のOB/OGリストを掲載して社員訪問受付機能を活用することで、スカウトを受け取った学生の自社への入社意欲を高めることも期待できます。

▼ビズリーチキャンパスの特徴
強み:特徴的な学生層を保有している
特長:上位校が約8割を占める学生データベースにアクセスできる
登録者数:16.5万人
料金体系:要問い合わせ
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】ビズリーチキャンパス 公式HP

13. ジョブラス新卒|特徴的な学生層

JOBRASS新卒の公式HP。「学生に直接オファーできる逆求人型就活サイト」と書かれている。

ジョブラス新卒は株式会社アイデム JOBRASSグループが運営しているダイレクトリクルーティングサービスです。

登録学生の4割以上が上位校であり、1人ひとりにしっかり送る「スペシャルオファー」では開封率が70%、応諾率が24%と歩留まり率が高いという特徴があります。

年間システム利用料の20万円と月額5万円で、最低25万円〜利用可能です。

▼ジョブラス新卒の特徴
強み:特徴的な学生層を保有している
特長:上位校が約4割を占める学生データベースにアクセスできる
登録者数:8万人
料金体系:定額型
1ヶ月のスカウト通数:200~500通

【参考】JOBRASS新卒

14. Smartthon|特徴的な学生層

Smartthonの公式HP画像。「ハイエンド採用は、知ってもらうことから」と記載されている。

株式会社prdが運営する、新卒・インターン採用支援サービスです。

Smartthonには審査を突破した学生のみが登録でき、登録ユーザーの99.8%が早慶MARCH以上の学生です。

通常のスカウトメールではなく、Smartthon独自の「スワイプカード」を配信し、学生が「興味あり」「興味なし」の反応をします。また、「興味なし」の反応をした学生に対して、アンケートを実施することも可能です。

▼Smartthonの特徴
強み:特徴的な学生層を保有している
特長:登録ユーザーの99.8%が早慶MARCH以上の学生
登録者数:要問い合わせ
料金体系:成功報酬型
1ヶ月のスカウト通数:100通

【参考】Smartthson 公式HP

15. CheerCareer|特徴的な学生層

CheerCareerの公式HP。「コロナ禍でも驚異のスカウト応募22.93%」と記載されている。

1学年あたり約5万人のベンチャー・成長企業を希望する学生が利用する就活サイトです。

チアキャリアのユーザーは営業・コンサルまたはエンジニア職を希望する割合が高く、働く意欲が高い学生が多く登録しています。また、登録学生の半数以上がGMARCH、関関同立以上の上位校学生です。

運用面では、求人掲載前の原稿入稿サポートや掲載後の改善提案などのサポートがあります。

▼CheerCareerの特徴
強み:特徴的な学生層を保有している
特長:ベンチャー・成長志向の学生が集まっている
登録者数:5万人
料金体系:定額型
1ヶ月のスカウト通数:600~1200通

【参考】CheerCareer 公式HP

16. BaseMe(旧:エシカル就活)|特徴的な学生層

BaseMeの公式HP画像。「他のチャネルでは出会えない、ハイクラス人材へ直接スカウト」と書かれている。

BaseMe(旧エシカル就活)は、ビジョンや泥臭い行動経験を持ち、入社後も活躍できる人材を採用できる、スカウト型採用プラットフォームです。

登録者の約50%が長期インターンなどの実践経験を持っており、幹部候補となりうる優秀層にアプローチすることができます。

スカウト機能がメインですが、企業ページに掲載する「採用情報」からのエントリー、あるいはイベントや説明会、インターン情報を掲載する「イベント情報」からのエントリーも期待できます。

▼BaseMeの特徴
強み:特徴的な学生層を保有している
特長:長期インターン経験などのある学生が集まっている
登録者数:1万名
料金体系:要問い合わせ
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】BaseMe 公式HP

17. キャリアセレクト|特徴的な学生層

キャリアセレクトの公式HP。「エンジニア学生に理想の会社を」と書かれている。

キャリアセレクトは、新卒のエンジニア採用に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。

登録学生の90%がプログラミング経験者であるため、即戦力として新卒の人材を採用することができます。

利用企業は、サイバーエージェントやクックパッドなど、WEB系企業が中心となっています。

▼キャリアセレクトの特徴
強み:特徴的な学生層を保有している
特長:プログラミング経験者のエンジニア採用ができる
登録者数:要問い合わせ
料金体系:要問い合わせ
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】キャリアセレクト 公式HP

18. サポーターズ|特徴的な学生層

サポーターズの公式HP。「新卒エンジニア採用ならサポーターズ」と書かれている。

サポーターズは、エンジニア人材と企業を結ぶサービスです。

ハイレベルなエンジニア学生を育成する仕組みが整っており、勉強会やハッカソン、ピッチコンテストも開催されています。

エンジニア職はもちろん、総合職領域の採用も幅広くカバーしています。

▼サポーターズの特徴
強み:特徴的な学生層を保有している
特長:国内最大級のエンジニア学生データベースにアクセスできる
登録者数:7000人
料金体系:成功報酬型
1ヶ月のスカウト通数:制限なし

【参考】サポーターズ 公式HP

19. LabBase|特徴的な学生層

LabBaseの公式HP画像。「優秀な理系学生がすぐ見つかる、すぐ会える」とか書かれている。

LabBaseは理系学生に特化したダイレクトリクルーティングサービスで、特に工学系の学生の登録が多いところが特徴です。

MARCH・国公立以上の理系学生が80%以上登録しており、スカウト返信率は約40%と他社平均スカウト返信率の倍以上を記録しています。

▼LabBaseの特徴
強み:特徴的な学生層を保有している
特長:理系院生が最も役に立ったNo.1スカウトサービス
登録者数:要問い合わせ
料金体系:定額型
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】LabBase 公式HP

20. ViViViT|特徴的な学生層

ViViViTの公式HP.。「ポートフォリオを見てスカウトし放題」とか書かれている。

学生のポートフォリオを見てスカウトを送れる、デザイナー特化型のダイレクトリクルーティングサービスです。

作品数は110万点以上あり、スキルや得意なジャンル、志望職種などから検索可能です。

▼ViViViTの特徴
強み:特徴的な学生層を保有している
特長:デザイナーの採用で国内最大級の実績
登録者数:要問い合わせ
料金体系:要問い合わせ
1ヶ月のスカウト通数:要問い合わせ

【参考】ViViViT 公式HP

採用手法ごとの特徴分析の資料ダウンロード

ダイレクトリクルーティングの検討で意識すべき7つのこと

これまでダイレクトリクルーティングサービスを提供している20社をご紹介してきました。

一方で、「ダイレクトリクルーティングサービスをどの様に選んだら良いのか分からない・・・」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そのような方のために、ここではダイレクトリクルーティングサービスを選ぶ際のポイントを7点紹介します。

▼ダイレクトリクルーティング検討時に意識するべきこと

  1. 採用したい学生像と登録している学生がマッチしているか
  2. 学生の登録者数
  3. 料金体系
  4. 費用・コスト
  5. 登録企業数・企業からの口コミ
  6. スカウトの承認率・開封率
  7. サービス利用画面

各ポイントでは、比較材料となる情報を集める方法や、問い合わせをする際のテンプレートまで、詳しく記載しております!

1. 登録学生層と求める人物像のマッチ度

まず「自社が採用したい学生像と登録している学生がマッチしているか」が重要です。

ダイレクトリクルーティングサービスの中には、理系やエンジニア志望の学生が多く登録しているものもあれば、体育会系の学生が多く登録しているサービスもあります。

ダイレクトリクルーティングサービスを導入する際は、まず自社が採用したい学生像を明確にし、その学生像とサービスに登録している学生がマッチしているかを確認するのがよいでしょう。

▼実際どのように調べるか

「どのような学生が登録しているのか」について調べるには、気になるサービスのホームページから問い合わせてみると良いでしょう。

例えば、弊社が運営している新卒向けダイレクトリクルーティングサービス Matcher Scoutの登録学生層を調べるには、こちらのページの必要項目を記入していただき、お問い合わせ内容で「どのような学生がいるか見たい」をご選択ください。

基本的に、どのサービスでも2〜3分程度でお問い合わせを行うことができます

もし具体的な問い合わせ内容をフォームに記入する必要がある場合は、以下のテンプレートをご使用ください。

▼お問い合わせテンプレート

ご担当者さま

お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。
御社サービスにどのような学生がご登録されているのかを知りたく、問い合わせいたしました。
登録学生の特徴などが詳しく記載された資料をいただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●

2. 学生の登録者数

先ほど比較ポイントとして挙げた「採用したい学生像と登録している学生がマッチしているか」は質的なマッチ度を測るポイントでした。

一方で、自社に合うサービスを選ぶ際は、量的な目線も考慮する必要があります

極論ですが、自社の求める人材が1人しかサービスに登録していなかったら、そのサービスで母集団形成を行うことは難しいですよね。

そのため「学生の登録者数」もしっかりとチェックしておきましょう。

▼実際どのように調べるか

ホームページ上に学生登録者数を記載している企業もあるので、まずは気になるサービスのホームページをチェックしてみましょう。

一方で、こちらのページに記載してあるデータは、最新でない場合や、細かい情報が載っていない場合があります。

その場合は先ほどご紹介したように、ホームページから問い合わせてみるとよいでしょう。

▼お問い合わせテンプレート

ご担当者さま

お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。

御社サービスに登録されている△△年卒の最新の学生数を知りたく、連絡いたしました。
よろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●

3. 料金体系

比較検討時に考慮すべきポイント3点目は、料金体系です。

ダイレクトリクルーティングは大きく「月額課金型」と「成功報酬型」の2つに分かれます。

月額課金型は毎月費用がかかり、成功報酬型は内定承諾など、一定のラインに達して初めて費用がかかります。

どちらの料金体系でもメリット・デメリットがあるため、自社にあっているのはどちらか慎重に検討してから選ぶようにしましょう。

「ダイレクトリクルーティングの費用についてもっと知りたい!」という方は、下記の記事も併せてご覧ください。

【参考】ダイレクトリクルーティングの費用を紹介!安くすませる方法とは?

▼実際どのように調べるか

料金体系については、ホームページに記載されている場合が多いです。

基本的には、『トップページ』もしくは『よくある質問』のページに記載されています。

もし上記のどちらにも載っていない場合は、以下のテンプレートを使って問い合わせてみましょう。

▼お問い合わせテンプレート

ご担当者さま

お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。

御社サービスの利用を検討しているのですが、料金体系についてお伺いしたく連絡いたしました。
また費用感についても教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●

4. 費用・コスト

比較検討時に考慮すべきポイント4点目が、費用です。料金体系ごとの平均費用は、 月額課金型:60〜70万/年 成功報酬型:30〜50万/人 となっています。

当然ですが「採用に関するコストは低ければ低い方がいい」と考える方は多いでしょう。そのためダイレクトリクルーティングサービスを比較検討する際、費用面は重要になってきます。

その際重要なのが、純粋なサービスの料金だけでなく、人件費など運用にかかる社内のコストも併せて考えるということです。

ダイレクトリクルーティングサービスには、候補者の選定からスカウト文の送信まですべてを代行するものから、運用はすべて企業側が行うものまで幅広く存在します。

当然サポートが多いサービスは費用が高くなるでしょう。

ダイレクトリクルーティングサービスを選ぶ際は、掲載されている料金だけを見るのではなく「どんなサポートを提供してくれるのか」「導入することでどの程度採用業務を効率化できるのか」も同時に考慮する必要があります。

ただしダイレクトリクルーティングの運用コストを考えるのは難しく、手間がかかる作業です。

そこでMatcherScoutでは、ダイレクトリクルーティング工数算出表を作成しました。

こちらの表を使うと

  • ダイレクトリクルーティングを自社で運用した場合、1名採用するのに人件費がどれだけかかるのか
  • 自社のリソースでダイレクトリクルーティングを運用することは可能なのか

などが分かるようになります。

「ダイレクトリクルーティングの導入を考えているけど、自社で運用するかすべて依頼するか迷っている」という方におすすめの表です。

▼実際どのように調べるか

料金体系はホームページに掲載されている場合が多いですが、詳しい費用については情報が公開されていない可能性が高いです。

その場合は、お問い合わせページから資料請求してみましょう。

オプションで料金がかかるサービスもあるため、自社で運用する際の見積もりを出してもらうのも良いです。

▼お問い合わせテンプレート

ご担当者さま

お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。

御社サービスの利用を検討しているのですが、具体的な費用についてお伺いしたく連絡いたしました。

よろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●

5. 登録企業数・企業からの口コミ

比較検討時に考慮すべきポイント5点目が、登録企業数・企業からの口コミです。

ダイレクトリクルーティングサービスの導入を考えている企業の方は「サービスを導入しても上手くいくか分からない・・・」という不安を抱えている方も多いと思います。

そのような場合は、登録企業数と企業からの口コミに着目してみましょう。

登録者数が多く評判の良いサービスであれば、失敗するリスクが低く、安心して導入しやすいです。

またサービスを導入している企業の中に「自社と同じ規模・業界」の会社がないかも併せてチェックしておきましょう。

同じ業界の会社が多数利用しているサービスであれば、自社の採用要件に近い学生が多く登録していると考えられます。

「どのサービスでを使えばいいのか分からない」という場合は、競合他社や同じ業界の会社がどんなダイレクトリクルーティングサービスを使っているのかを調べるのも、1つの手段です。

▼実際どのように調べるか

登録企業数はホームページに掲載されている場合が多いです。

サービスの導入事例がある場合は、そちらも参考にしてみてください。

弊社が運用しているMatcher Scoutの導入事例はこちらからご覧いただけます。

導入事例を見る際は、以下の3つのポイントに当てはまる企業の記事を参考にしてみましょう。

  1. 業界が同じ
  2. 企業規模が似ている
  3. 導入前の課題が似ている

また、サービスを導入している企業の傾向についてホームページから問い合わせてみてもよいです。

▼お問い合わせテンプレート

ご担当者さま

お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。

現在、御社サービスの利用を検討しています。
そこで、御社のサービスを利用されている企業様の数や傾向についてお伺いしたく連絡いたしました。

よろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●

6. スカウトの承認率・開封率

比較検討時に考慮すべきポイント6点目が、スカウトの承認率と開封率です。

ダイレクトリクルーティングでは、学生にスカウトメールを送信するため、スカウトの承認率と開封率が重要になります。

承諾率・開封率を左右する要因は、以下の点が挙げられます。

  • 利用サービス(ダイレクトリクルーティングサービス全体の承諾率・開封率)
  • 自社の認知度(学生が企業のことを知っているか、興味を持っているか)
  • スカウト文章(自社の魅力を伝えられているか、学生に合う文章になっているか)

スカウトが承認されなければ意味がないため、承認率・開封率が高いダイレクトリクルーティングサービスを利用するのがおすすめです。

承認率・開封率は公開されていない場合もあるため、サービスを運営する会社にヒアリングを行い、複数の会社の承諾率を比較検討するのがよいでしょう。

その上で、自社の魅力を学生にしっかりと伝えられるスカウト文を作成しましょう。

【参考】会いたい気持ち、届いてますか?熱意を伝えるスカウトタイトル5つの例

▼実際どのように調べるか

スカウトの承諾率や開封率は、公開していない企業が多いです。

そのためホームページから問い合わせるのが良いでしょう。

サービス全体平均のスカウト承諾率/開封率だけではなく、自社と似ている企業のスカウトの承諾率/開封率についても聞いてみると比較がしやすいです。

▼お問い合わせテンプレート

ご担当者さま

お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。

現在御社のサービスの利用を検討しており、そこでスカウトの平均開封率・承諾・返信率についてお伺いしたく連絡しました。
また、以下の条件に似ている過去事例の開封/承諾/返信率のデータもあわせてご紹介いただくことは可能でしょうか?

業界:▲▲
従業員数:212名
エリア:全国
募集職種:総合職

お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●

7. サービス利用画面

実際に利用しやすいサービスかどうかを比較することも、ダイレクトリクルーティングサービスを検討する際に重要なポイントです。

例えば「学生のプロフィールが見やすいか」「スカウトはどのように送るのか」「学生の特徴を絞り込んで検索できるか」などがダイレクトリクルーティング運用時の工数を決める重要なポイントになります。

サービス導入前にUIやUXを把握しておくことで、「思ってたよりもスカウトを送る工数がかかる…」といった事態を防ぎましょう!

▼実際どのように調べるか

サービス利用画面はホームページに載っていないことがほとんどです。

問い合わせを行い、サービス利用画面を見せて欲しい旨を連絡しましょう。

▼お問い合わせテンプレート

ご担当者さま

お世話になります。
株式会社〇〇 新卒採用担当の●●です。

御社のサービス導入を検討しており、UI/UX面を確認したくご連絡しました。

  • スカウトを送る際の手順
  • 求める人物像に当てはまる学生を検索する機能はあるか
  • 集客するイベントごとに送信するスカウトを変更することは可能か

もし可能でしたら、サービス利用画面を見ながら以上の点についてご教示いただきたいです。

お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
新卒採用担当 ●●

ダイレクトリクルーティングサービス検討時のよくある疑問

ここでは、ダイレクトリクルーティングを実施する際によく生じる疑問点について解説します。

Q. 他の採用手法と併用できますか?

はい、ダイレクトリクルーティングは他の採用手法と併用することができます

ダイレクトリクルーティングは、優秀な人材への積極的なアプローチを可能にする手法です。しかし、すべての人材に効果があるわけではありません。

そのため、ダイレクトリクルーティングと他の手法を併用することで、より多くの人材にアプローチし、採用成功率を高めることができます。

具体的な併用例)

求人掲載:求人サイトや転職エージェントなどを通じて、幅広い人材にアプローチする

リファラル採用:社員やOB/OGからの紹介を通じて、人材を獲得する

イベント開催:採用イベントやセミナーなどを通じて、自社をアピールし、人材を獲得する

Q. コストはどれくらいかかりますか?

ダイレクトリクルーティングのコストは、利用するサービスやプランによって異なります

自社運用型のダイレクトリクルーティングの場合、人材データベースの利用料や、スカウトメールの送信料などが必要です。

プラットフォーム型のダイレクトリクルーティングの場合、サービス利用料や、スカウトメールの送信料などがかかります。

ハイブリット型のダイレクトリクルーティングの場合、自社運用型とプラットフォーム型の両方のコストが発生します。

具体的なコストは、各サービスの公式サイトで確認することができます。

Q. どのプラットフォームがおすすめですか?

ダイレクトリクルーティングのプラットフォームは、さまざまな種類があります。

各プラットフォームには、それぞれ特徴や強みがあります。

そのため、自社の採用ニーズや予算に合ったプラットフォームを選ぶことが大切です。

具体的には、以下の点に注目して選びましょう。

  • 求職者データベースの質・量
  • スカウトメールの送信機能
  • 採用管理機能
  • コスト

Q. 効果測定はどうすればいいですか?

ダイレクトリクルーティングの効果を測定することで、採用活動の成果を把握することができます。

ダイレクトリクルーティングの効果測定には、以下の指標がよく用いられます。

  • 応募数
  • 面接数
  • 内定数
  • 入社数

これらの指標を定期的に測定することで、採用活動の進捗状況や課題を把握することができます。

また、応募者の属性や応募経路などのデータも収集しておくと、より効果的な採用活動につなげることができます。

具体的には、以下の点に注意して効果測定を行いましょう。

  • 測定したい指標を明確にする
  • 測定方法を決める
  • 測定結果を分析する

ダイレクトリクルーティングは、採用活動の「攻め」を実現する革新的な手法です。

しかし、効果的に活用するためには、事前の準備と運用が重要です。

この記事で紹介したよくある質問を参考に、自社の採用活動に最適なダイレクトリクルーティングを検討してみてください。

ダイレクトリクルーティング運用時の5つの注意点

ではダイレクトリクルーティングを利用する場合、どの点に注意すればよいのでしょうか。

以下の5つの点について解説していきます。

  1. 成功報酬型と定額制どちらが自社に合うのかを事前に確認しておく
  2. スカウト文の送信は個別送信なのか一斉送信なのか
  3. スカウト文の内容を適宜変更する
  4. 利用開始時期を早めに設定する
  5. 生の最終ログイン日を確認する

1. 成功報酬型と定額制どちらが自社に合うのかを事前に確認しておく

先程も記載しましたが、ダイレクトリクルーティングには成功報酬型と定額制の2種類があります。

会社の状況・課題によってマッチする料金体系が異なるため、契約を結ぶ前にどちらが費用対効果が良いのか確認しておくようにしましょう。

2. スカウト文の送信は個別送信なのか、一斉送信なのか

ダイレクトリクルーティングにおけるスカウト文には、個別送信型と一斉送信型の2種類があります。

一斉送信は同じスカウト文を、一度に多くの学生に送信するものです。 工数が少なく一度に多くの学生にアプローチできますが、カスタマイズされた文言ではないため、開封率や返信率が低くなる可能性があります

「開封率・返信率を上げたい」という場合は、学生ごとに内容を変更できる個別送信型がよいでしょう。

ダイレクトリクルーティングサービスによって、個別送信なのか一斉送信なのかは変わるため、目的に応じてどちらを使用するか決めるのかをおすすめします。

3. スカウト文の内容を適宜変更する

最後に「スカウト文の内容を適宜変更する」ことです。

自社でダイレクトリクルーティングを運用する場合、効果の高いスカウト文の特徴を社内で把握し、将来の採用活動に生かすことが重要になります。

ABテストを実施し、どのような文言なら開封率・承諾率が上がるのか把握するようにしましょう。

4. 利用開始時期を早めに設定する

経団連が定めている「就活ルール」の廃止を背景に、新卒採用が早期化しています。

優秀な学生ほど早めに就職活動を開始して内定を獲得する傾向があります。

獲得した内定が多くなると、スカウトの開封率や承諾率も低くなるため、早い時期から学生との接点を持っておくことが大切です。

ダイレクトリクルーティングの運用は、採用活動の早期の段階から実施しましょう。 サービスによっては早期利用に別途で料金が発生する場合もあります。

5. 学生の最終ログイン日を確認する

登録学生がアクティブユーザーでなければ、スカウトを送っても開封・返信がされない可能性があります。スカウトを送るときは学生の最終ログイン日を確認するようにしましょう。

基本的に1ヶ月以上ログインされていない場合は、スカウトが開封されにくいと判断できます。 またログインしたのが最近でも、登録した日数が浅い学生はプロフィール記載が十分に記載されていない場合が多いです。

ログイン日が最近で、プロフィールの記載が十分ある学生で絞り込みをしましょう。

ダイレクトリクルーティングのメリット・デメリット

最後にダイレクトリクルーティングのメリットとデメリットをご紹介します。

自社の抱える採用ニーズにあっている手法かどうかを再度確認してみてください。

ダイレクトリクルーティングのメリット

まず、ダイレクトリクルーティングのメリットについて説明します。

精度、スピード、コスト面での優位性

求める人材のプロファイルを明確に定めることで、ミスマッチの少ない採用が可能となり、採用後の離職率を下げることができます。

また、潜在層への直接アプローチにより、スピード感をもって優秀な人材を獲得することが可能です。

さらに、人材紹介会社などの中間マージンを必要としないため、採用コストの削減も見込めます。

自社カルチャー・ミッションとのマッチング強化が期待できる

ダイレクトリクルーティングでは、自社が求める人材を直接アプローチするため、自社のカルチャーやミッションとのマッチング度合いを重視した採用を行うことができます。

これにより、自社にフィットした人材を採用することができ、定着率の向上をもたらすでしょう。

採用ブランディングにもプラスの影響を与える

ダイレクトリクルーティングは、自社が求める人材に直接アプローチする手法であるため、自社の知名度や魅力をアピールできます

また、採用活動を通じて自社のカルチャーやミッションを発信することで、ブランディングの改善も可能です。

ダイレクトリクルーティングのデメリット

続いてデメリットを説明します。

採用担当者の負担増

ダイレクトリクルーティングでは、自社で採用候補者を探し出し、直接アプローチをかけるため、採用担当者の負担が増加する可能性があります。

そのため、採用担当者の採用スキルや経験を強化する必要があるほか、採用プロセスの効率化を図ることも重要です。

適切なターゲット選定の難しさ

ダイレクトリクルーティングでは、自社が求める人材を直接アプローチするため、ターゲット選定の精度が重要となります。

しかし、優秀な人材は必ずしも公開されている情報を発信しているとは限らないため、ターゲット選定に苦労するケースも少なくありません。

はじめてのダイレクトリクルーティングならMatcher Scout

ダイレクトリクルーティングの運用を成功させるには、スカウト上において効果的な訴求を行うノウハウを持っていることが重要です。

Matcher Scoutであれば、スカウト文面の作成から候補者との連絡までを弊社が担当するため、ダイレクトリクルーティングが初めてでノウハウがない企業様でも安心してご利用いただけます。

Matcher Scout をおすすめする理由

  • 初期費用・運用費用は一切かからず、リスクの少ない完全成功報酬型
  • スカウト送信や日程調整などは弊社が代行
  • 求める人材に合った学生に絞ってスカウトを代理送信
  • GMARCH・関関同立を中心とした登録学生層
  • OB・OG訪問に積極的に取り組む、主体性のある優秀な学生が多い

以上の理由より、費用面でのリスクを心配せずに、効率的な採用活動を進めることができます。

ご興味をお持ちいただけましたら、まずはお気軽にお問い合わせ・資料請求をお願いいたします!

詳しくは以下の資料で詳しく説明しているので、是非ご覧ください。

【サービス説明資料】3分でわかるMatcher Scout

【導入事例】運用初年度から成果あり!工数をかけずに200名の応募を獲得し、求める人材と出会えました。

採用手法ごとの特徴分析の資料ダウンロード

まとめ

今回は数あるダイレクトリクルーティングサービスの中で20のサービスに絞り、比較を行ってきました。

▼本記事のまとめ

  • ダイレクトリクルーティングは従来型の「待ちの採用手法」を脱した新しい攻めの採用手法
  • ダイレクトリクルーティングを活用することで採用工数や費用を削減できる
  • ダイレクトリクルーティングにおいてスカウトメールの開封・返信率は重要な手法である
  • 自社の採用のニーズによってツールを慎重に選択する必要がある

自社の採用状況・課題によって最適なサービスが異なるため、導入時は比較検討を必ず行いましょう。