【意味ある?】1dayインターンシップの効果を高める4つの要素
2023/10/11

1dayインターンシップとは?

1dayインターンシップとは、学生が企業の仕事内容や雰囲気を1日で体験できる制度です。

企業にとっては、自社の魅力を多くの学生に伝えたり、優秀な人材を見つけたりする機会になります。

また、学生にとっては、就活で役立つネタを見つけたり、自分の適性や志望動機を確認したりする機会になります。

1dayインターンシップの実施目的

企業が1dayインターンシップを実施する目的は、主に次の3つです。

  1. 学生に自社の仕事内容や社風を体験してもらうこと
  2. 採用活動の効率化や精度向上を図ること
  3. 学生とのコミュニケーションを通じて、自社の魅力や強みをアピールすること

1dayインターンシップでは、学生は実際に企業の職場に足を運び、社員と交流したり、業務体験をしたりします。

これにより、学生は企業の雰囲気や文化を感じることができますし、自分に合った仕事かどうかを判断できるでしょう。

また、企業は学生に対して自社のビジョンや価値観、採用条件などを伝えられます

これらの情報は、学生が就職活動をする際に重要な判断材料となるでしょう。

プログラム内で、学生にグループワークやプレゼンテーションなどの課題に取り組んでもらうことで、企業は学生のコミュニケーション能力や問題解決能力、創造性などを評価することも可能です。

また、学生の興味や志向、モチベーションなども把握することができます。これらの情報は、企業が将来的に学生を採用する際に有利なデータとなります。

1dayインターンシップの参加状況インターンの参加率

上記の表からわかる通り、1dayインターンに参加したことのある学生は約6割程度です。

コロナ禍を経てインターンのオンライン実施が普及したことで、1dayインターンシップの参加ハードルが下がっています。

コロナ終息後も1dayインターンシップの参加者の割合は増え続けると考えられます。Matcher Scoutお問い合わせページへ移動

「1dayインターンシップ」の呼び方について

経団連は2022年度採用から1dayインターンシップの禁止を発表しました。

この措置は、

  • 実際の仕事の体験を伴わない場合が多く、単なる企業説明会になっている
  • 学業に影響する平日の開催が多く、学生の負担が大きい
  • 採用活動の隠れみのに利用されて、学生の早期決定を促すことがある

という1dayインターンシップの内容に対する批判に対応したものです。

インターンシップは5日以上の期間で実施し、実務体験を含むことが求められています。

そのため、企業では1dayインターンシップという呼称を用いず「1dayインターンシップインターンシップお仕事体験」「1day ジョブ」などといった表現をしている場合がほとんどです。

1dayインターンシップの種類

1dayインターンの様子

では、1dayインターンシップにはどのようなものがあるのでしょうか?

[講義・セミナー型]

企業の事業についてや業務・キャリアパスについての説明を行います。

1dayインターンシップで最も多い形式です。

[見学・体験型]

実際にオフィスや工場を見学してもらうプログラムです。

企業の普段の様子を確認できるため、短い時間で効率よく就活生に自社で働くイメージを持ってもらうことができます。

[プロジェクト・ワークショップ型]

参加者をグループに分けて、企業が指定した課題に取り組んでもらうプログラムです。

課題の例として

  • 新規事業
  • 企業の経営施策立案

などがあげられます。

グループワークの様子を確認することで、優秀な学生を絞り込むことも可能です。

1dayインターンシップを開催するメリット

1dayインターンシップを開催する企業は多数あります。

なぜ多くの企業が費用をかけてまで1dayインターンシップを開催するのでしょうか?

ここからはメリットを紹介します。

採用活動の効率化

1dayインターンシップに参加した学生は、企業の文化や仕事内容を直接見て触れることができます。

これにより、学生の興味や適性を確認しやすくなり、学生も自分に合った企業を見つけやすくなるでしょう。

これは、採用活動の時間やコストを削減する効果があります。

効率の良い母集団形成

1dayインターンシップでは、学生に実際の業務やプロジェクトに参加させることができます。これは、学生に専門的なスキルや知識を身につけさせるだけでなく、企業の方針や価値観を伝えることもできます。これは、将来的に優秀な人材を確保する機会となります。

自社の認知度の改善

1dayインターンシップに参加した学生は、企業の魅力や特徴を実感させることが可能です。

学生に対する企業のイメージや評判を向上させる効果があります。

また、学生は自分のSNSやブログなどでインターンシップの感想や体験を発信することもあるでしょう。

これは、他の学生に対する企業のPR活動になるといえます。

1dayインターンシップを開催するデメリット

メリットが大きい1dayインターンシップですが、デメリットもいくつか存在します。

  • 準備や運営に多くの時間やコストがかかる
  • 1日では学生の能力や適性を十分に把握できない
  • 学生のモチベーションや関心が低い場合がある
  • 学生とのコミュニケーションやフォローアップが難しい

Matcher Scoutをつかえば簡単に母集団形成ができます

1dayインターンシップは、学生が企業の雰囲気や仕事内容を体験できる貴重な機会です。

しかし、多くの企業が同じような内容で実施しているため、学生の興味を引くのが難しくなっています。

「インターンシップに人が集まるか不安」という採用担当者の方に、学生に直接アプローチできるMatcher Scoutをおすすめします。Matcher Scoutお問い合わせページへ移動

Matcher Scoutは、新卒向けのダイレクトリクルーティングサービスです。

OB訪問アプリ「Matcher」に登録している学生の中から、条件にあった学生にスカウトを代理送信いたします。

【Matcherが代行するスカウト業務】

  • スカウト送信対象学生の抽出
  • スカウト文章の作成
  • スカウト文章のABテスト
  • スカウト送信
  • 日程調整

Matcherの最大の特徴は、採用担当者の煩雑な業務負担を極限まで削減できることです。

ダイレクトスカウトはピンポイントでターゲット学生にアプローチできる一方で、どうしても採用にかかる工数が増えてしまい、採用担当者にとって大きな負担になります。

そこでMatcher Scoutを活用すれば、スカウト送信にかかる工程を代行してくれます。

さらに、これまでスカウトを代理送信してきたことで成功率の高いスカウト文章のノウハウ等も蓄積されており、そのノウハウを利用することも可能です。

料金体系も成功型報酬型なので、コストの面でも効率的に採用活動ができます。

新卒採用をお考えの方は、是非Matcherを活用してみてはいかがでしょうか?

興味がございましたら、お問い合わせフォームより、ご連絡いただけますと幸いです。

【参考】3分でわかるMatcher Scout

【ステップ別】1dayインターンシップをの設計方法

1dayインターンの設計方法では、1dayインターンシップの企画方法はどのようにすればいいのでしょうか?ここでは、1dayインターンシップの企画方法を分かりやすく教えていきます。

1. 目的と目標を明確にする

まずは、1dayインターンシップを実施する目的と目標を明確にしましょう。

目標とは、目的を達成するために具体的にどんなことを行うのか、どんな指標で1dayインターンを評価するのかです。

例えば、以下のような目的と目標が考えられます。

目的:新卒採用のために自社の魅力をアピールする

目標:1dayインターンシップに参加した学生の80%以上が自社に興味を持つようにする

目的:社内のイノベーションを促進する

目標:1dayインターンシップに参加した学生からアイデアやフィードバックを得る

目的と目標を明確にすることで、1dayインターンシップの内容や対象者、宣伝方法などが決めやすくなります。

2. 内容とスケジュールを決める

次に、1dayインターンシップの内容とスケジュールを決めましょう。内容とは、1dayインターンシップで何を体験させるのか、どんな学びや楽しみがあるのかです。スケジュールとは、1dayインターンシップで何時から何時まで何を行うのか、どんな流れになるのかです。例えば、以下のような内容とスケジュールが考えられます。

内容

自社の事業やサービスに関するワークショップやプレゼンテーション

スケジュール

- 10:00~10:30 受付・オリエンテーション
- 10:30~11:30 自社紹介・事業説明
- 11:30~12:30 昼食・社員との交流
- 12:30~14:30 ワークショップ(事業やサービスに関する課題解決)
- 14:30~15:30 プレゼンテーション(ワークショップの成果発表)
- 15:30~16:00 フィードバック・質疑応答・アンケート

3. 対象者を決める

次に、1dayインターンシップの対象者を決めましょう。

対象者を決めるには自社の求める人材像を定める必要があります。

求める人材像を決めるためのフレームワークを図解で解説したので参考にしてください。

例えば、以下のような対象者と募集方法が考えられます。

- 対象者:大学生・大学院生・専門学校生・短大生・高専生など、就職活動を控えた学生(20名)

- 募集方法:自社のホームページやSNS、インターンシップ情報サイトなどで告知し、申し込みフォームから応募を受け付ける求める人材像策定のための情報収集

4. インターンシップの要件を整理する

ここまで考えた要件を下記の5W1Hのフレームワークを用いてわかりやすくまとめましょう。

要件を整理することで抜け漏れを防ぐことができます。

1dayインターンシップを実施している企業例

学生からの評価が高い1dayインターンシップを企画している企業の事例を2つ紹介します。

青山商事株式会社

青山商事は1dayインターンシップでは「スーツコーディネート」講座を実施しています。

参加者はグループディスカッションを通して、自分の好みや目的に合ったスーツやネクタイの組み合わせを考え、そのプレゼンテーションを行うプログラムです。

プログラムを通じて参加者はスーツの正しい着方やマナーについてもレクチャーを受けることができます。

これは、就職活動やビジネスシーンで役立つ知識なので、学生人気も高いです。

青山商事の商品と業態の特徴を生かした特徴的なインターンシップになっています。

【参考】インターンシップ|新卒採用|青山商事

日本TCS

日本タタ・コンサルタンシーサービシズ(日本TCS)は、インド発のグローバルITサービス企業です。

同社の1dayインターンシップでは、世界各地のTCS社員と協力してWebシステム開発のプロジェクトを進める「ハイブリッドモデル」を体験できます。

環境や文化の違いによるトラブルや仕様変更に対応しながら、時間内でのプロジェクトクリアを目指します。

このインターンシップは、多国籍環境でのプロジェクト進行やプロジェクトマネージャーの重要性を学ぶことができるそうです。

同社のインターンには毎年1万人以上が応募するなど、高い学生人気を誇ります。

【参考】年間1万人以上が応募する「日本TCS」1Dayインターンに迫る | ビズリーチ・キャンパス

インターンシップ企画代行サービス3選

「1dayインターンシップを開催できるほど業務に余裕がない!」という方はいませんか?

そんな多忙な採用担当者にはインターンシップ企画代行サービスがおすすめです。

以下で4つのサービスを紹介しますので是非お役立てください。

株式会社プロジェクトHRソリューションズ

特徴

  • インターンシップの企画から運営まで一貫してサポート
  • インターンシップの目的やターゲットに合わせてオーダーメイドでプランニング
  • インターンシップの集客やフォローアップなど、採用成果につながる施策を提案

費用

見積もり内容によって変動。 企業の規模やインターンシップのスタイル、期間などに応じて柔軟に対応できます詳細はお問い合わせください。

URL:設計・構築・運用支援まで、 一気通貫型の支援

株式会社ジャンプ

特徴

  • 採用3C分析をベースとしたオリジナルプログラムの企画・制作
  • インターンシップ後の採用プロセスを含めたグランドデザインの構築
  • 運営が軌道に乗るまでしっかり伴走し、改善活動も支援

URL:インターンシップ企画・制作

株式会社ネオキャリア

特徴

  • 独自性の高いインターンシップを企画できる
  • ターゲットや企業の強みにあわせたプログラム設計
  • 10,000社を超える豊富な支援事例

費用

■基本料金

インターンシップ企画立案・運営サポート 50万円~

オリジナルコンテンツ開発費 100万円~

【参考】インターンシップ企画とは?費用やコンテンツ内容、導入事例をご紹介

株式会社セイル

特徴

  • 就業体験ができる仕事体験ワーク等のプログラム設計に強みがある
  • あらゆる業界・職種に対応可能
  • データ納品後、ライセンス料などは一切なし

費用

企画コンサルティング:30万円~

セミカスタマイズ制作:90万円~

フルカスタマイズ制作:150万円~

【参考】セイルのインターンシップ企画・制作 | 株式会社セイル

Matcher Scoutならリスクなしで人材を採用することができます

「母集団形成をするために1dayインターンシップを開催したいが、費用や工数が不安」という方にMatcher Scoutをおすすめします。3分で分かるMatcher Scoutの資料ダウンロードを喚起する画像

Matcher Scoutは、新卒向けのダイレクトリクルーティングサービスです。

OB訪問アプリ「Matcher」に登録している学生の中から、条件にあった学生にスカウトを代理送信いたします。

【Matcherが代行するスカウト業務】

  • スカウト送信対象学生の抽出
  • スカウト文章の作成
  • スカウト文章のABテスト
  • スカウト送信
  • 日程調整

Matcherの最大の特徴は、採用担当者の煩雑な業務負担を極限まで削減できることです。

ダイレクトスカウトはピンポイントでターゲット学生にアプローチできる一方で、どうしても採用にかかる工数が増えてしまい、採用担当者にとって大きな負担になります。

そこでMatcher Scoutを活用すれば、スカウト送信にかかる工程を代行させられます。

さらにこれまでスカウトを代理送信してきたことで成功率の高いスカウト文章のノウハウ等も蓄積されており、そのノウハウを利用することも可能です。

料金体系も成功型報酬型なので、コストの面でも効率的に採用活動ができます。

新卒採用をお考えの方は、是非Matcherを活用してみてはいかがでしょうか?

興味がございましたら、お問い合わせフォームより、ご連絡いただけますと幸いです。

【参考】3分でわかるMatcher Scout

おわりに

1dayインターンシップを企画する際のポイントについて解説してきました。

インターンシップの内容によって就活生の志望度は大きく変化します。

この記事の内容を踏まえたプログラムを企画しましょう。