現在、採用手法の多様化が急速に進んでいます。採用手法を迷われている採用担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、人材紹介(新卒エージェント)サービス35社の特徴をご紹介します。
「人材紹介とはどんなサービスなのか?」
「それぞれの人材紹介サービスにどんな特徴があるのか?」
「採用の流れや費用相場・手数料はどうなっているのか?」
人材紹介サービスについて概要を把握したい、もしくは導入を検討している採用担当者様、必見です!今までの自社の採用活動を振り返りながら、最適な採用手法を選びましょう。
人材紹介(新卒エージェント)とは
人材紹介(新卒エージェント)とは、採用したい企業と求職者の仲介を行うサービスのことです。仲介を行う担当者のことを「エージェント」と呼びます。
基本的に人材紹介サービスは、企業からの求人依頼を受けた人材紹介会社(エージェント)が、企業が求める人物像や条件にマッチした人材を紹介するという流れです。
採用に至った場合は、求人企業と求職者が直接雇用契約を結びます。雇用契約を結んだ段階で、企業から人材紹介会社に報酬を支払う、という仕組みです。
人材紹介サービスでは、企業の採用支援のために様々な採用業務を代行します。
▼代行する業務の例
- 求人票の作成支援
- 自社にマッチした学生の集客
- 面接日程の調整や面談後のフォロー、選考結果連絡
- 内定者の質問対応
- 労働条件の交渉などのやりとり
どんな種類がある?
人材紹介(新卒エージェント)は、業界別・学生の探し方別でサービスごとに分けられます。
業界別には、「総合型」と「特化型」に分けられます。この2つは以下のような違いがあります。
- 「総合型」:幅広い業界・業種を網羅したエージェント
- 「特化型」:業界・職種に特化したエージェント
また、学生の探し方では「登録型」と「サーチ型」に分けられます。
- 「登録型」:人材紹介サービスに登録している学生データベースの中から、マッチする人材を紹介
- 「サーチ型」:登録学生のデータベースを超えて、SNSや他社データの中からマッチする人材を紹介。ヘッドハンティングと呼ばれることも
新卒人材紹介の費用相場は?
新卒人材紹介は、学生が内定を承諾し、入社が確定した時点で料金が発生する「成果報酬型」の料金体系になっています。通常、成果報酬型の場合、学生の内定承諾につながらなかった場合には費用がかかりません。
新卒人材紹介サービスの料金相場は、50万円〜100万円程度であり、年収の20〜25%程度の手数料であることが多いです。理系学生は文系学生よりも高く設定されており、100万円以上になるケースもあります。
中途採用の人材紹介の相場である年収の25%〜35%と比べると少し割安といえます。ただし、新卒人材紹介サービスによって料金体系やサービス内容は異なりますので、利用する際には各社の見積もりや特徴を比較検討することが重要です。
また、人材紹介サービスを利用して入社した学生が早期離職した場合の返金について、全額返金の場合もあれば、半額の返金、返金対応は無い場合もあります。
サービスごとに規定が異なるため、事前に確認する必要があります。
人材紹介と人材派遣の違いは?
人材紹介と似たサービスに人材派遣がありますが、人材派遣は派遣会社と労働者が雇用契約を結び、求人企業に派遣するものです。人材紹介では紹介された人材の選考が可能ですが、派遣された人材の場合は採用選考ができないという違いがあります。
その他の採用手法との違い
ここからは、主要な採用手法と新卒紹介の比較を行いながら、その特徴を明らかにしていきます。以下の表で他の採用手法と新卒紹介の比較を早見表としてまとめているので、是非参考にしてください。
その中でも今回は以下の採用手法について細かく比較していきます。
- 大手就職ナビサイト・合同説明会
- ダイレクトリクルーティング
大手就職ナビサイト・合同説明会との比較
まずは、大手ナビサイト・合同説明会と新卒紹介を比較していきます。就職ナビサイトは、マイナビなどの就職ナビサイトに求人広告を掲載して、募集を募る採用手法です。
また、合同説明会は、リクナビなどが主催する就職イベントに出展することで、学生に接触し、自社の魅力を訴求することで応募を集める採用手法になります。
人材紹介(新卒エージェント)が優位な点
大手ナビサイト・合同説明会と比較して、採用までにかかる時間・かかる工数・候補者のマッチ度において新卒紹介は優れています。新卒紹介では、エージェント経由で人材を紹介してもらえるため、募集から採用までに時間を要するナビサイト・合同説明会よりも短期間で人材を採用できます。また、ナビサイトや合同説明会の場合、応募者へのイベント連絡、面談のスケジュール調整、合否通知など、諸連絡を全て採用担当者が行わなければなりません。
それに対して、新卒紹介では、エージェントが候補者への連絡を代行してくれる場合があるため、採用担当者への負担を削減できます。また、新卒紹介では、予め設定した採用要件に合った人材を紹介してもらえるため、ある程度自社に合った人材から母集団を形成できます。
ナビサイトや合同説明会では、幅広い学生と接触することが可能ですが、候補者を採用要件に合わせて絞ることはできません。また、知名度がある企業にばかり人気が集まってしまい、そもそも母集団形成ができない場合がありますが、新卒紹介の場合は他社の存在に埋もれることなく候補者を集めることができます。
人材紹介(新卒エージェント)が劣る点
大人数の学生と接触できる大手ナビサイトと比べて、新卒紹介では接触できる学生数が絞られてしまう点がデメリットとして挙げられます。登録学生数で見ると、新卒紹介よりも大手ナビサイトの方が多いです。
参考までに、大手ナビサイトマイナビの登録者数は25卒で約90万人であるのに対し、人材紹介(新卒エージェント)では、登録者数が多いところでも50~60万人です。
また、新卒紹介では、初めからある程度採用要件にあった学生で母集団が形成されるため、合同説明会よりも出会える学生の属性が限定されます。「多種多様な学生に出会いたい」、「大人数での採用を検討している」といった場合は、ナビサイトや説明会参加による採用を検討してみましょう。
ダイレクトリクルーティングとの比較
次に、ダイレクトリクルーティングサービスとの比較を行います。ダイレクトリクルーティングとは、データベース上に登録した学生に対して企業側がスカウトを送って、直接アプローチを図る採用手法です。Matcher Scoutやofferbox、キミスカなどのサービスが当たります。
人材紹介(新卒エージェント)が優位な点
ダイレクトリクルーティングに比べて、採用にかかる手間・工数が少ない点において新卒紹介は優れています。ダイレクトリクルーティングは、初期費用が掛からず、また候補者の採用が決まって初めて報酬が発生する成果報酬型であるため、採用コストがおさえられるメリットがあります。
しかしながら、その分採用に係る工数が増加してしまう点がデメリットとして挙げられます。スカウトを送る学生の選定から、スカウトメッセージの送信、面談の日程調整の全てを採用担当者が行わなければなりません。その点、新卒紹介では、求める人材の選定からメッセージ連絡までを、エージェント経由で行うことができるため、採用にかける手間や工数を削減できます。
人材紹介(新卒エージェント)が劣る点
ダイレクトリクルーティングサービスに比べて、新卒紹介は1人当たりの採用単価が高くなる点がデメリットです。通常、ほとんどのダイレクトリクルーティングサービスが、人材紹介費用よりも安く設定されています。
例えば、ダイレクトリクルーティングサービスの1つであるMatcher Scoutでは、後期からの成果報酬型の場合、採用コストは1人あたり45万円、早期×前金型の場合、最安採用単価である一人当たり30万円となります。それに対し、新卒紹介サービスの相場は50〜100万円と、新卒紹介サービスの方が高めの料金設定となっています。
「採用工数はかさんでも良いから、1人当たりの採用コストをなるべく抑えたい…!」という場合は、新卒紹介だけではなく、ダイレクトリクルーティングサービスの利用も検討してみましょう。
先ほど、ダイレクトリクルーティングのデメリットとして、採用コストが抑えられる分、採用に係る工数が増えてしまう点を挙げました。もし、採用コストを抑えたまま、採用工数もかけずに求める人材にアプローチできるダイレクトリクルーティングサービスがあるとしたらどうでしょうか。
それを叶えるのがダイレクトリクルーティングサービスMatcher Scoutです。新卒向けのダイレクトリクルーティングサービスMatcher Scoutでは、OB訪問アプリ「Matcher」に登録している学生の中から、採用要件にマッチした学生にスカウトを送信することができます。
【Matcher Scoutの特徴】
- スカウト送信や日程調整などの労力のかかる作業は全て弊社が代行
- GMARCH・関関同立を中心とした登録学生層
- OB・OG訪問に積極的に取り組む、主体性のある優秀な学生が多い
- 初期リスクの少ない成功報酬型と最安採用単価30万円の前金型から選べる
- 自社のニーズに合わせてオプションプランもご用意
まずはお気軽に、お問い合わせまたは資料請求をお願いいたします。
人材紹介(新卒エージェント)で出会える学生の特徴
人材紹介(新卒エージェント)に登録する学生はどのような傾向を持っているのでしょうか。ここでは人材紹介(新卒エージェント)を利用する学生に当てはまりやすい人物像をご紹介します。
就職活動への意欲が高い学生
人材紹介(新卒エージェント)は、企業と直接話しているエージェントから企業情報を入手できます。そのためナビサイトなどの情報掲載サイトよりも詳細な「生」の情報を入手できます。
またエージェント経由でしか手に入らない非公開求人の情報も存在しており、自分ではリーチできなかったかもしれない情報にもアプローチが可能です。以上の理由から、人材紹介(新卒エージェント)サービスには情報収集への意欲が高く、積極性のある学生が集まりやすい傾向にあります。
素直に聞く力を持った学生
人材紹介(新卒エージェント)を利用することで、就職活動のプロからアドバイスをもらうことが可能です。どのように就職活動を行うとよいのかなどの助言を素直に聞くことができる学生が多いです。
得られたアドバイスから自身の行動を改善していき、自分の力に変えていくことができる主体性も備わっているでしょう。
人材紹介登録〜採用の流れ
ここでは人材紹介(新卒エージェント)に登録してから、学生を採用するまでの流れをご紹介します。
1.契約
まずは、新卒紹介会社のwebページから問い合わせて、新卒紹介サービス会社と契約をします。報酬額や、依頼内容は事前に確認しておきましょう。特に、「人材紹介時に手数料はかかるのか」「人材が入社後すぐに退社した場合に、返金規定はあるのか」については、確認漏れがないようにしましょう。
2.募集人材の条件の確認
自社が設定している採用要件や、求める人物像などの擦り合わせをエージェントと行います。
- 求める人材像
- 将来的なキャリア
- 担当させたい業務
等を具体的に共有しておくことで、エージェントから自社にマッチした学生の紹介を受けやすくなります。認識に相違がないように、丁寧にすり合わせましょう。
3.求人票作成・確認
人材要件を伝えたら、実際の求人票を作成します。
一般的に求人票には、
- 給料
- 勤務地
- 勤務時間
- 仕事内容
- 休日
- 福利厚生
等を掲載します。
学生は求人票を参考に、選考に進むかを判断しているので、間違いがないようにしましょう。
4.募集開始
まずは候補者となる学生を見つけるために、母集団形成を行います。自社が設定している採用要件や求める人物像などの擦り合わせをエージェントと行い、それから自社にフィットした学生をエージェントが見つけ、声をかけていきます。
エージェントから学生を紹介してもらったら、選考を始める前にまずは自社について知ってもらえるイベントへと集客しましょう。会社説明会や面談、インターンシップなどで業務内容や社内環境についての理解を深め、本当に自社の選考に参加したいかの判断材料となる情報を提供します。
5.選考
イベント参加学生に対し、後日エージェントを介して次の段階に進むための連絡を行います。面接日程の調整や面談後のフォロー、選考結果連絡などは全てエージェントが代行します。
このとき、面談やインターンシップでマッチ度が高いと思った優秀な学生に対しては特別選考ルートへの招待などをすると、選考に参加してもらいやすくなるでしょう。イベントで出会った学生の所感などをエージェントに報告しておくとスムーズです。
また、面接後の選考結果連絡をエージェントにする際は、合否理由や判断基準などの詳細を併せて伝えましょう。自社の採用要件に関する認識をより綿密に擦り合わせることができ、より自社とマッチした学生を紹介してもらいやすくなります。
6.内定
内定する学生を決定したら、エージェントに連絡しましょう。学生への最終面接の結果連絡や内定者の質問対応、労働条件の交渉などのやりとりもエージェントが行います。
企業側は、内定通知書の作成や送付を行います。内定フォロー面談などはエージェントに任せきりにせず、連携を取りながら行いましょう。企業側からの内定フォローがないと、学生を不安にさせ、内定辞退につながる可能性があります。
7.入社・費用請求
学生が入社すると、契約した金額が請求されます。人材紹介の利用を続ける場合は、今までの活動を振り返り、次年度により効果的な採用を行うための対策を練りましょう。
人材紹介(新卒エージェント)のメリットとデメリット
それでは、採用手法が多様化している現在、人材紹介(新卒エージェント)を企業が利用するメリットとデメリットは何でしょうか。
まず初めに、人材紹介(新卒エージェント)を利用するメリットからご説明します。
人材紹介(新卒エージェント)のメリット7選
ここでは、人材紹介(新卒エージェント)を利用する7つのメリットを紹介します。
①費用面でのリスクが少ない
人材紹介(新卒エージェント)は、成功報酬型で初期費用がかからない場合が多いです。そのため採用につながらない出費は発生しません。費用面でのリスクが少なく始めることが可能です。
②自社の求める人材と会える可能性が高い
新卒紹介では、通常より少ない採用工数で、自社に求める人材と出会うことができます。
人材紹介(新卒エージェント)を利用する際は、まず担当のエージェントと自社の採用要件に対する認識の擦り合わせを行うことがほとんどです。そのため、採用要件に合わない人材と出会う確率を減らすことができます。
また、候補者との面接スケジュール調整の連絡などをエージェントが代行してくれるため、選考にかかる工数を削減できます。
③自社を学生に認知してもらえる確度が上がる
ナビサイトなどの媒体では、学生が自社のことを見つけてくれるまで待つことしかできません。一方で人材紹介(新卒エージェント)では、エージェントが学生に紹介するため、自社のことを知らない学生層にもアプローチすることが可能です。自社の採用における認知度に関わらず、母集団形成の成功に近づけます。
④ターゲットを狭めて効率的に採用できる
エージェントに紹介してもらう学生の特徴などを細かく設定することで、本当に自社とマッチしていそうな学生のみを紹介してもらうことも可能です。また、新卒紹介会社の中には、体育会系や理系人材など、特定の学生に特化した人材を紹介するサービスも存在しています。
そのため、希望する職種を絞り込んで、ターゲットに合わせた自社の魅力訴求を行うこともできます。このようにターゲットを狭めることで選考にかかる工数を減らすことは可能ですが、学生への要求を高くしすぎたことによる内定承諾率の低下などには注意しましょう。
⑤急な欠員の補完ができる
「せっかく会場を抑えているのに人数がまだ集まっていない」「内定辞退が予想より多く出てしまった」など、急遽人材に欠員が出てしまった経験はあるのではないでしょうか。
大手就職サイトでは、学生の採用までに時間がかかってしまいますが、新卒紹介であれば、エージェント経由で求める人材を直ぐに紹介してもらうことができます。エージェントにアプローチしてもらう学生の人数をコントロールすることで、欠員の補完や採用目標人数に達するための調整が可能です。
⑥学生の本音を聞くことで採用活動の改善につながる
説明会や面談に参加した学生を対象にアンケートを取り、自社の魅力を最大限伝えられる方法を模索している担当者様も多いのではないでしょうか。
人材紹介(新卒エージェント)を利用する場合、学生とのコミュニケーションは担当をエージェントを介して行われます。企業に直接フィードバックしにくいような感想も、エージェントを通して伝わってくるケースがあります。
学生の本音を聞き、改善を続けていくことで、採用活動全体の改善が可能です。
⑦自社の採用に関する第三者的意見を得られる
エージェントは、さまざまな企業と学生をマッチさせてきた採用のプロです。自社が現在行っている採用の良い点と課題点、求める人物を採用するにはどのような施策を行うべきかなどの意見を得ることができます。
人材紹介(新卒エージェント)のデメリット4選
どの採用手法にも強みと弱みがあるため、その両方を把握し、自社に合っているのか総合的に判断する必要があります。ここでは人材紹介(新卒エージェント)のデメリットを4つご紹介します。
①採用単価が高い
新卒紹介を利用したことで、状況によっては一人当たりにかかる採用単価が高くなってしまう場合があります。新卒紹介における採用単価は、50~100万円程度が相場になります。
一気に大勢の採用を計画している場合、全て新卒紹介から採用してしまうと、却って採用コストが割高になる可能性があるため注意が必要です。対策としては、大手求人サイトなど、他のサービスと併用したり、少人数の採用を目的に新卒紹介を利用することなどが考えられます。
②母集団の量を集めることが難しい
人材紹介(新卒エージェント)では、企業にとっても学生にとってもwin-winとなるようなマッチングを行うため、多くの学生にアプローチすることは難しいです。大量採用を考えている場合は別の採用手法を選んだ方が良いでしょう。
人材紹介(新卒エージェント)サービスによって登録している学生数・学生の特徴も異なります。例えば、大手志向が多いものもあれば、ベンチャー志向が多いものもあります。自社にマッチした人材を集めるには、自社の採用要件にあった母集団を形成しているサービスを選ぶ必要があるでしょう。
とにかく多くの学生に自社を知ってもらいたいという場合にはナビサイトの検討が必要です。
③採用要件の認識にすれ違いが起こる可能性がある
担当エージェントに自社が求める人材の説明を綿密に行わなければ、採用要件の認識にすれ違いが起こり、自社とのマッチ度が低い学生ばかり紹介されてしまう可能性があります。人材紹介(新卒エージェント)は採用のプロだからと任せきりにせず、「なぜそのような人物を求めているのか」という背景や、ペルソナなども共有しましょう。
④エージェント頼りになってしまう
学生への魅力付けはエージェントが全てやってくれるからと頼りきってしまうと、自社に採用のノウハウがたまりません。採用を成功させるには、採用活動全体の改善を常に意識する必要があります。
定期的にエージェントとミーティングする時間を設けて採用活動を振り返りながら、成功要因や失敗要因を考察し、そこから得られたナレッジを他の採用媒体でも生かせるようにしましょう。
人材紹介を利用すべき企業の特徴5選
人材紹介を利用するとメリットが大きい企業はどんな企業なのでしょうか?
ここからは、人材紹介を利用したほうがいい企業の特徴をご紹介します。
特徴としては、以下5点です。
- 事業をリードする即戦力の新卒学生に出会いたい
- 選考の途中辞退を減らしたい
- 採用にかかる工数を減らしたい
- 採用コストのリスクを回避したい
- 非公開求人を使って条件に合った学生を採用したい
もし一つでも当てはまっていたら、ぜひ人材紹介サービスの利用を検討してみてください。
①事業をリードする即戦力の新卒学生に出会いたい
「新卒採用をしたいが教育する時間が十分にない」「新規事業で活躍できる優秀な学生が欲しい」という企業には、人材紹介サービスがおすすめです。新卒紹介は、各サービス毎で、登録学生の属性に特色があります。
例えば、エンジニアなどの専門職に特化した人材を紹介するものや、高学歴・体育会系の学生を中心に紹介しているものです。「学生の段階から、制作経験のあるIT人材が欲しい」、「一定以上の学歴がある優秀な学生」といった、自社の希望に合った人材が採用できるサービスを選定すれば、効率的に即戦力人材を採用できるのです。
②選考の途中辞退を減らしたい
採用要件に当てはまっている学生がいても、選考途中で自社に対して不満点があれば選考を辞退されてしまいます。選考辞退は、それまでの選考にかかった時間が無駄になってしまうので避けたいですよね。
人材紹介では、エージェントが間に入ってしっかり学生をケアしてくれます。学生がマイナスに思った点などを本音ベースで知れるため、補足の説明をするなどで補填がしやすいです。
例えば、現場社員の選考官が、学生からの平均残業時間の質問に上手く答えられなかった場合。選考を受けた学生は「残業時間を聞いたらはぐらかされた。残業が多い企業なのでは?」と思ってしまうかもしれません。
人材紹介であれば、エージェントが学生に不満点を聞くことができます。その後エージェントを通じて正確な平均残業時間を提示することで、学生が選考からフェードアウトすることを防げます。
③採用にかかる工数を減らしたい
通常の採用方法では、自社にエントリーしてくれる母集団形成から始める必要があります。そのために説明会や採用イベントを開催する必要がありますが、かなり工数がかかってしまいますよね。
人材紹介サービスを利用すれば、母集団形成を自ら行う必要はありません。また、採用要件に会った学生のみを選考すればいいため、母集団形成以降の選考数も少なくできます。
④採用コストのリスクを回避したい
一般的に、人材紹介サービスの料金体系は「採用数×手数料」の成功報酬型です。逆に言えば、採用を決めるまではどんなに紹介・選考しても料金は発生しません。
そのため、「採用が成功しなかったのに手数料だけがかかってしまった…」というリスクを回避したい企業にオススメです。
⑤非公開求人を使って条件に合った学生を採用したい
非公開求人を利用して、条件に合った学生を採用したい場合にも新卒紹介はおすすめです。非公開求人とは、一般の就職情報サイトには掲載せず、一定の条件に合った学生のみにエージェント経由で紹介することができる求人情報のことです。例えば、「長期インターン経験のあるエンジニア志望学生」など、条件にあった学生のみに絞ってアプローチできます。
一般求人経由だと、企業によっては大量の応募が殺到してしまうことがあります。「大量募集があり、選考に時間がかかる」「選考に時間をかけた割には、自社が望む人材に出会えない」という経験がある場合は、非公開求人を利用を検討してみてはいかかでしょうか。
人材紹介(新卒エージェント)を選ぶ際のポイント5選
ここでは、人材紹介(新卒エージェント)を選ぶ際にどのようなポイントを見るべきかについて以下の5つをご紹介します。
- 総合型・特化型と自社とのマッチ度
- 採用代行の有無
- 登録者数と実績
- 費用の妥当性
- サービス内容
本記事で比較した特徴と合わせてこちらも確認してみてください。
①総合型・特化型と自社とのマッチ度
人材紹介サービスの総合型・特化型のどちらが自社にマッチしているのか、検討することが必要です。総合型は対応している業界が幅広いため、より多くの母集団にアプローチすることが可能になります。総合型は大手の人材紹介会社である場合が多いため、初めて導入を検討している担当者様であれば、総合型がおすすめです。
また、特化型は業界知識が豊富なコンサルタントがいる傾向がある点が特徴です。そのため、エンジニアなどの専門的な職種の採用を行いたい場合は特化型をおすすめします。
②採用代行の有無
人材紹介サービスには、応募者のスクリーニングにとどまらず、選考フローの一部を代行してくれるものがあります。これによってコア業務に集中することが可能なので、採用工数を減らしたい採用担当者様は、代行を伴うサービスの活用がおすすめです。
③登録者数と実績
サービスの登録者数が多ければ、アプローチできる学生の幅も数も大きくなります。そのため、サービスの年間登録者数を比較することが重要です。
しかし、入社まで結びつかないケースも多くあります。
アプローチできる学生が多いからと言って、必ずしも採用が成功するとは限らないため、実績を確認しておきましょう。
④費用の妥当性
自社の採用予算に合わせて、利用するサービスを検討しましょう。新卒紹介では、1人当たりの採用単価は50万〜100万円ほどであり、サービスごとに費用に差があります。
新卒紹介を使って何人ほど採用したいのか、採用計画と費用との兼ね合いを考えた上で、利用するサービスを選定しましょう。
⑤サービス内容
人材紹介会社が、候補者である学生に対してどのようなアプローチを図っているかも把握しておく必要があります。人材紹介会社が、本当に自社にマッチする学生を紹介してくれるのか、その精度を確認できるためです。
サービス利用前に確認しておきたいことは以下の3つがあげられます。
▼サービス利用前に確認したいこと
- 学生の集客方法
- 学生との面談後のフォローは行ってくれるのか
- 紹介する学生の選定方法
以上のことをサービス利用前に詳しく問い合わせて、サービスの実態を把握しておきましょう。
【総合型】人材紹介(新卒エージェント)13社を比較
ここからは、幅広い業界に対応している総合型の人材紹介(新卒エージェント)のなかから厳選した13社を紹介します。今回紹介している人材紹介サービスは、先ほど紹介した比較のポイントより、以下の3つの点から比較しています。
▼比較したポイント
- 料金体系・料金
- 学生の登録者数・実績
- 採用代行の有無
以下が比較表になっています。
それぞれのサービスの特徴や料金、採用代行の内容について詳細にまとめています。
①doda新卒紹介サービス|業界最大級の学生登録者数
URL:https://www.benesse-i-career.co.jp/company/agent/index.html
○学生の特徴
- 非公開
○サービスの特徴
- 採用要件を満たした母集団から選考できる“業界最大級”の新卒紹介サービス
- 契約企業数6,500社以上(当該サービスにお申し込みいただいた法人様の累計2024年3月時点)
- 年間ご支援人数2,000名以上(22~24卒対象サービス実績)
- 年間キャリアカウンセリング実施数15,000件以上
- 幅広い業界・業種・事業規模で実績がある
○費用
- 完全報酬型
- 文系110万円・理系130万円
※入社前のご辞退が発生した場合、全額返金。入社後の退職についても、一部返金
(入社後 1ヶ月以内:報酬の80%/入社後 2ヶ月から6か月以内:報酬の20%)
○採用代行
- 次回選考に進めたい学生へのアンケート など
②リクナビ就職エージェント|リクナビと連携した安定の集客力
URL:https://hr-services.recruit.co.jp/new_graduates/rikunabi-agent/content/
○学生の特徴
- 登録学生層:文系、理系、体育会系、留学生、海外大生など
○サービスの特徴
- リクナビと連携した安定の集客力
- ターゲットを絞ってアプローチ可能
- 企業の採用サポート担当と、学生の就活サポート担当が分かれている
- 「貴社の人事部」として採用成功までをサポート
○費用
- 成功報酬型
○採用代行
- 候補者への連絡や交渉
- 事前面談 など
③マイナビ新卒紹介|就職情報サイト「マイナビ」と連携可能
URL:https://saponet.mynavi.jp/pickup/shinsotsu_agent/
○学生の特徴
- 登録学生層:文系、理系、体育会系、留学生、地方学生など
○サービスの特徴
- 23年卒登録者数約53万人以上(※2022年7月末時点)
- 利用検討〜求人展開まで早ければ1週間ほどで対応可能
- 通常の新卒紹介の他、説明会動員サービスやインターンシップ動員サービスがある
○費用
- 成功報酬型
※学生がその後辞退に至った場合は、当該学生の紹介手数料を全額返金
入社された月に早期離職された場合は半額を返金
○採用代行
- 選考案内や面接の日程調整など学生への連絡
④キャリタス就職エージェント|高い実績と多様な人材データベース
URL:https://agent.career-tasu.jp/tocompany/
○学生の特徴
- 登録学生の25%以上がTOEIC600以上
- 所属大学:MARCHクラス 50%、日東駒専クラス 23%、旧帝大/早慶クラス 14%、海外大学 3%
- キャリタス就活40万人とCFNバイリンガル学生約3.2万人を合わせた多様な人材データベース
○サービスの特徴
- 紹介企業実績数は9,000社以上。12,000名以上の学生が入社決定
- 選考間にフォローして次選考への接続率アップ
- 専任のRA(リクルーティングアドバイザー)がサポート
○費用
- 完全成果報酬型
- 文系学生:100万円
- 理系学生:120万円
- バイリンガル人材:120万円
※入社前の「内定辞退」が発生した場合は全額、入社後は3ヶ月まで返金保証
○採用代行
- フロー設計
- 求人票の作成
- 面接の日程調整・結果の連絡
- 内定者フォロー など
⑤キャリアパーク!就職エージェント|契約から平均45日で内定承諾者を排出
URL:https://careerpark-agent.jp/corporate?cid=cgyhxca5w4sd&p=pgje8cg2t5cx
○学生の特徴
- 文系 75%、理系 25%
- 所属大学:東一 2%、早慶 14%、MARCH/関関同立 25%、日東駒専/産近甲龍 18%
- 希望する企業規模:大手企業 35%、中小企業 35%、ベンチャー企業 20%、スタートアップ 10%
○サービスの特徴
- 登録学生者数約40万人(※2021年3月時点)
- 契約から平均45日で内定承諾者を輩出
- 取引企業の90%にターゲット学生を紹介し、約50%の企業に内定承諾者を輩出
- 学生との面談を最大10回確保し、入社後の活躍を見据えてサポート
○費用
- 非公開
○採用代行
- 面接の日程調整・内定連絡
- 内定者フォロー など
⑥BT with you|自己都合による内定辞退・早期退職者ゼロ
○学生の特徴
- 文系 81%、理系 19%
- 経由チャネル:大学 21%、Web 79%
○サービスの特徴
- 学生に寄り添った万全のサポート体制
- 1人あたり100時間を超える面談時間を確保し、内定辞退や早期離職を防ぐ
- 可能な場合は、会社や工場、施設などの見学を実施
- 自己都合による内定辞退や早期退職者ゼロ(特別な事情を除く)
○費用
- 紹介料は文理問わず、全ての期間で一律66万円(税込み)
※入社前の内定辞退は全額返金
入社後の早期退職については返金制度を設けてない
⑦LHH就職エージェント(旧Spring就職エージェント)|質を重視した学生紹介
URL:https://jp.lhh.com/client/service/campus
○学生の特徴
- 非公開
○サービスの特徴
- 数ではなく“質”を重視した学生を紹介
- 20年以上の蓄積を生かした独自の集客チャネルで質の良い母集団の形成
- 内定辞退防止につながる学生コミュニティーを運営
○費用
- 完全成功報酬型(内定承諾時ではなく入社確認後に費用発生)
○採用代行
- 採用業務の一部を切り出して委託可能
⑧就職エージェントneo|理系学生・高学歴学生に特化した採用支援サービスあり
URL:https://www.neo-career.co.jp/humanresource/shusyokuagentneo/
○学生の特徴
- 文系、理系、上位校、留学生、体育会系、地方学生など
○サービスの特徴
- 登録学生数は年間約21万人
- 理系学生・高学歴学生に特化した採用支援サービスあり
- 母集団形成に特化した学生送客サービスあり
- のべ1万社以上の企業が利用
○費用
- 成功報酬型(報酬は、採用時期や条件、職種によって異なる)
※内定辞退により入社に至らなかった場合には料金の全額、入社後1カ月以内での退職の場合には料金の50%を返金
○採用代行
- 説明会の実施
- 選考日程調整
- 内定者フォロー など
⑨DYM 新卒紹介事業|WEBプロモーションノウハウを活かした母集団形成が可能
URL:https://dym.asia/services/new-graduates/
○学生の特徴
- 高学歴、体育会系、エンジニアなど
- 上位校の学生団体や体育会系との独自ネットワークあり
○サービスの特徴
- ソーシャルメディアを活用し、数多くの母集団にリーチできる仕組みを構築
- 採用マッチングイベント年間1,500回以上開催の集客力
- 年間ご入社実績約2,000名(※23卒実績)
- 約10万人の学生が登録
- 採用のすべてをワンストップで行う
○費用
- 完全成果報酬型
- 1名 130万円 ※複数プランあり
○採用代行
- 選考途中・内定者のフォロー など
⑩早期新卒紹介の「プレスタ」|早期選考を希望する、成長意欲の高い学生に出会える
URL:https://career-premium.jp/company/
○学生の特徴
- 早期選考を希望する学生が多い
- 「プレスタPlus」に登録している成長意欲の高い学生が多い
○サービスの特徴
- 採用のピークを従来よりも前倒し、大学3年の夏から学生を紹介
- 大学3年中に出た内定の承諾率:71.5%(25卒生実績)
- 新卒紹介歴15年以上、採用支援実績1,500社以上
- 入社後に新人賞受賞や最年少での管理職昇進などの実績が豊富
- 登録学生:25卒生5337人、26卒生3885人、27卒生1046人(2024年10月現在)
○費用
- 非公開
○採用代行
- 選考結果・内定通知などの連絡
- 内定者フォロー など
⑪シンクエージェント|最短3日で人材紹介が可能
会社名:シンクトワイス株式会社
URL:https://www.thinkagent.co.jp/lp
○学生の特徴
- 所属大学:GMARCH 21%、日東駒専 24%、旧帝大 7%、早慶上智 10%
○サービスの特徴
- サーチ学生 30万人、東京面談 15,000人
- 実績10年&1,000社の採用支援
- 求人募集から紹介まで最短3日、求人募集から募集終了まで平均30日
○費用
- 完全成功報酬
○採用代行
- 自社が行う必要があるのは選考ジャッジのみ。
- 採用設計、学生集客、セグメント、動機付けまでオーダーメイド型
⑫就活キャリア|中堅・中小企業の採用支援に強み
URL:https://www.shukatsu-career.co.jp/lp/tocompany/
○学生の特徴
- 文理問わず多数
○サービスの特徴
- 中小企業の採用支援に強み
- 柔軟な対応力がある
- 選考~入社まで手厚いフォローで内定辞退を防ぐ
○費用
- 非公開
※内定承諾後、入社までに内定辞退となった場合には、全額返金
○採用代行
- 内定者フォロー など
⑬新卒カレッジ|中小企業向け・大学の採用イベントで確実に学生と出会える
URL:https://www.jaic-g.com/service/adoption/newgrad_recruting_shinsotsu_college-2/
○学生の特徴
- 社会人基礎研修を受講し、ビジネスマナーを身に着けた学生
○サービスの特徴
- 中小企業・BtoB企業での紹介に強い
- 大学の採用イベント「学内選考会」に参加可能(提携大学132校)で、約20名の学生と一度に出会える
- 定着率83.6%で、学生とのマッチ度が高い
- 1か月で採用が可能
○費用
- 成功報酬型
○採用代行
- 求人票の作成
- 説明会の段取り
- 個別面接日程の調整
- 学生への魅了付けや内定承諾の後押し など
【特化型】人材紹介(新卒エージェント)6社を徹底比較!
ここからは、特定の業界に特化したおすすめの人材紹介(新卒エージェント)6社をご紹介します。今回は以下の5つの領域に特化した人材紹介サービスを合計6社紹介しています。
- IT
- エンジニア
- 理系
- 体育会系
- 美術・デザイン系
以下が6社の比較表です。
それぞれのサービスの特徴や料金、採用代行の内容について詳細にまとめています。
①レバテック|IT専門
URL:https://levtech.jp/contact/recruit/?sip=o06700_274
○学生の特徴
- ITエンジニア、デザイナーに特化
- 首都圏、関西、愛知県、福岡県(フルリモート人材であれば他エリアも対応可能)
○サービスの特徴
- 登録者数は業界最大級の45万人(2023年7月時点、新卒学生以外も含む)
- 業界歴15年のITエンジニア・デザイナー専門エージェント
- 取引企業数1万社以上(2023年7月時点)
○費用
- 成果報酬型
○採用代行
- 求人票・案件票の作成
- 面接の結果連絡・次回選考の案内
- 入社後のフォロー など
②サポーターズ|エンジニア
URL:https://biz.supporterz.jp/
○学生の特徴
- Pythonをメインで使用している 45.6%
- サーバーサイドの開発経験あり 61.0%
- AI/機械学習の開発経験あり 26.4%
- ウェブサービス/アプリの公開経験あり 63.1%
- 実務(インターン/バイト)での開発経験あり 53.9%
○サービスの特徴
- 各学年約7000名のエンジニア学生にアプローチ可能
- 全国300以上の大学研究室と連携
- 勉強会やハッカソンなどハイレベルなエンジニア学生を育成する仕組みあり
- 利用実績は1000社以上
- エンジニア学生の3人に1人が利用
○費用
- 完全成果報酬型
○採用代行
- 日程調整の代行
- 学生へのヒアリング
- クロージングサポート など
③ちほりけ|理系学生
URL:https://www.rikei-agent.jp/chihorike/
○学生の特徴
- 地方理系学生
○サービスの特徴
- 年間6万人の登録者を誇る
- 入社後1カ月以内の退職の場合には料金の50%を返金
○費用
- 成果報酬型
④Athlete Planning|体育会系学生
URL:https://athlete-p.co.jp/corporation/
○学生の特徴
- 体育会系(大学層別、競技別、エリア別に紹介可能)
○サービスの特徴
- 首都圏で1万人以上の体育会学生が毎年登録し、半数以上の学生の進路も把握
- 今までに約3,000社の法人・企業の体育会学生の採用支援した実績
- 10万人以上の体育会学生の過去データを分析
- 母集団形成から入社研修までをサポート
○費用
- 非公開
○採用代行
- 応募者窓口対応
- リクルーター対応
- 定期レポート など
⑤新卒・体育会学生の人材紹介|体育会系学生
URL:https://zca-service.com/biz/service/newgra_agency/
○学生の特徴
- 関東・関西・東海出身の体育会系
○サービスの特徴
- 独自のコネクションで内定辞退を防止
- 面談により候補者の志向を事前に把握
- 1,200団体の部活動、連盟、競技団体とのコネクションがある
- 学生の登録者数は各学年12,000人おり、合計30,000人
- 支援実績は5,000社以上
○費用
- 成果報酬型
○採用代行
- 応募者窓口対応 など
⑥美術芸大就活ナビ|美術系大学の学生
URL:https://www.y-create.co.jp/bidai-geidai/lp/01/
○学生の特徴
- 美大生、芸大生、一般大学美術系学部の学生に特化(多摩美術大学、武蔵野美術大学、女子美術大学など)
○サービスの特徴
- 美大生、芸大生、一般大学美術系学部の学生を対象にしているのは日本で唯一
- 学生の在籍大学数は209校、388コース(※2021年実績)
- バナー掲載やイベント・セミナー、記事コンテンツ作成など、豊富なオプションプラン
- ナビサイト運営、オンライン就活イベントなども実施
- 美術やデザイン、マーケティングなどクリエイティブ分野の業務に強い学生が多い
○費用
- 非公開
人材紹介(新卒エージェント)を上手く活用するポイント
ここまで人材紹介(新卒エージェント)を利用するメリットとデメリットをご紹介しました。実際に導入を決定した際、どのように活用すれば効率的な採用が行えるでしょうか。以下では気をつけるべきポイントについてご紹介します。
求める人物像をしっかりと言語化する
エージェントとの間で採用要件に関する認識のすれ違いが生じていたら、人材紹介を最大限に活用することはできません。エージェントはあくまでも社外の人物です。「なんとなくで伝わるかな」と手を抜かずに、しっかりと求める人物像を言語化することが重要です。
また、なぜその求める人物像を設定しているのか、入社後どのように活躍して欲しいと考えているのか、今までどのような人物を採用してきたのかなどの詳細まで伝えると効果的です。
エージェントに自社の魅力を伝える
人材紹介(新卒エージェント)を利用する際は、エージェントにも自社のファンになってもらうつもりでアピールすると良いです。
今までの採用活動ではどのような点をアピールしてきたのか、自社のどのような訴求が学生に刺さりやすいかなどを伝え、まずはエージェントに自社の魅力を理解してもらいましょう。そうすることで自社の魅力が学生にも伝わりやすくなります。
紹介してもらった学生の評価を伝える
エージェントに自社の採用活動状況や、紹介してもらった学生の評価などの共有を怠らないようにしましょう。上手な採用活動には改善意識が必須です。
「どのような人材を紹介すれば良いのか」という擦り合わせをエージェントと行うことで、選考にかかる工数を削減することが可能です。
自社の課題や状況に合わせて利用プランを選ぶ
人材紹介(新卒エージェント)では、集客から内定までの期間をフォローしてもらうのが一般的です。その他に、「学生送客サービス」というイベントへの集客のみをエージェントに依頼するプランを用意している会社もあります。
またそれぞれの人材紹介(新卒エージェント)サービスによって、学生の特徴や費用などが異なります。自社の解決したい課題に合わせて利用するサービスやプランを決めることで、無駄のない採用を行いましょう。
トラブルを未然に防ぐ!人材紹介会社に確認しておくべきこと
人材紹介はエージェントに要望を伝えるだけでいい便利なサービス…と思ってると、案外落とし穴があるかもしれません。事前にトラブルを防ぐ方法を知って、対策を立てましょう!
手数料などの料金体系
人材紹介は、成功報酬型の料金体系が最も一般的です。内定数(採用数)×手数料が発生します。そのため、何人紹介/選考したとしても採用するまでは一切コストはかかりません。
ただし、手数料の計算が人材紹介サービスによって異なるため注意しましょう。一般的には、自社で採用した場合支給する年収(理論年収)の30~35%ですが、どの企業も同じ手数料にしているサービスもあるようです。
補償範囲の確認
成功報酬型が主な料金体系となっている人材紹介サービスは、前述したように一人当たりに発生する手数料の金額は大きめです。
「もし入社した社員がすぐ辞めてしまったら?」
「入社後すぐにトラブルが発生したら?」
このような不安を抱える採用担当者様も多いのではないでしょうか。一般的な人材紹介サービスでは、早期退職が起きてしまった場合の補償制度があります。多くの場合は、「支払った手数料の〇%を返金」といったシステムです。
トラブルが起こった際に、契約によっては返金対応されない場合もあります。契約書内容を入念にチェックして、リスクにも対応できるようにしましょう。
Matcher Scoutなら工数を削減して採用活動を行えます
新卒紹介サービスについて解説してきました。この記事を読んでいたということは「自社に合う学生が集まらない」「効率的に母集団形成をしたい!」というお悩みを抱えているのではないでしょうか?
そんな人事担当者の方には「Matcher Scout」をおすすめします。Matcher Scoutとは「自社が求めている学生に、手間を掛けずに、リスク無く採用したい」そんなニーズにお応えする、新卒向けダイレクトリクルーティングサービスです。
Matcher Scoutの特徴として
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まとめ
いかがでしたか。今までご紹介した通り、登録している学生の特徴や提供しているサービス内容はさまざまです。それぞれの特徴を把握した上で、自社に合ったサービスを選びましょう。