新卒採用において「適性検査を行うべきか」または「どの適性検査ツールを使用すべきか」について悩んだことのある採用担当者様も多いのではないでしょうか。
本記事では、新卒採用で適性検査を行う理由や実施の際に気を付けるべき点、新卒採用で使える適性検査ツール15選などをご紹介します。
適性検査含め選考全体を見直したい方や、効果的な採用を行うための戦略立てを行いたい方は以下の記事もご覧ください。
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適性検査とは
適性検査とは、知的能力や性格の傾向などを把握するために実施するテストのことです。
新卒採用活動における適性検査では、自社で業務を遂行する上で必要となる最低限の知力やコミュニケーション能力、ストレス耐性などを持っているのかを調べるために行います。
書類選考や面接だけでは評価しにくいポイントを適性検査を行うことで数値化することで、候補者が自社に適した人材かどうかを見極めることが可能です。
近年、多くの企業が選考中に適性検査を行なっており、2022年卒では90.1%の企業が選考プロセスで適性検査または筆記試験を実施しました。
適性検査はツールによって検査方法や調べられる内容、費用などが異なります。
利用するツールを決めるために、自社の選考で必要となる候補者の情報は何かを知っておくと良いです。
適性検査で調べられる2つのこと
適性検査で調べられる内容は「学力や知識」と「性格や特徴」の2つに分けられます。
以下で詳しくご紹介します。
学力や知識
業務を行う上で必要な知識や思考力などを候補者が有しているのかを見極めるテストがあります。
以下の2つの分野から問題が出題されることが多いです。
- 語彙力や読解力を測る言語分野
- 計算力や推論力を測る非言語分野
他にも場合によっては、英語や構造的把握力の問題が出されることもあります。
学力や知識を測る適性検査を行う場合、合格の最低水準を設定する企業が多いです。
高い知力を持った優秀な人材を見極めるためではなく、あくまでも業務遂行に必要な理解力などが候補者に備わっているのかを判断するために使用されています。
性格や特性
候補者のパーソナリティやストレス耐性、価値観などを見極めるテストがあります。
性格や特性を適性検査によって数値化することで、自社の環境にフィットする人材かどうかを評価することが可能です。
適性検査の結果のみで候補者の性格や特徴を断定することは難しいです。
エントリーシートや面接の内容と照らし合わせながら、候補者について知るための一つの材料として使用することができます。
なぜ新卒採用で適性検査を行うのか
前述したとおり、新卒採用において約9割の企業が適性検査を選考に用いています。
なぜそのように多くの企業が適性検査を行なっているのでしょうか? 以下ではその理由を解説します。
候補者を見極めるため
○概要
適性検査を行うことで候補者の学力や性格などを数値として定量的に表すことができ、候補者の見極めに役立ちます。
他の選考要素であるエントリーシートや、面接の結果と比較しながら候補者を評価することで、候補者が自社にマッチしているのかをより正確に判断することができます。
適性検査で候補者の見極めを行う際に重要なことは「合格の最低水準を定める」ことです。
最も主流な合格最低水準の決め方は、自社で活躍している社員数名に受検してもらい、平均的な値を調べる方法です。
自社で成果を挙げているハイパフォーマー数名と、そうではないローパフォーマー数名に適性検査を受検してもらう「ハイロー分析」を行うと、より自社にフィットした人材を適性検査から見つけやすくなります。
学力や知力を測るテストでは平均点を、性格や特性を表すテストでは共通する項目を見つけていきましょう。
適性検査を利用して候補者を見極める際は、検査結果をあくまでも候補者を理解するための一つの指標として扱う必要があります。
学力も性格も日々変化していくものです。
適性検査結果を絶対的指標にはせず、柔軟に候補者を評価していきましょう。
○利用ツールの選定基準
候補者の見極めで適性検査を用いる場合、利用するツールの選定基準となるものは以下の通りです。
- データの管理が行いやすいか
- (性格検査の場合)自社の採用要件に当てはまる評価項目があるか
- 想定される受検者数分の利用費は自社の採用予算内か
- テスト時間は適当か
候補者を集客するため
○概要
少子化が進む現在、新卒採用で母集団形成に苦労する採用担当者様は、多いのではないでしょうか。
就職活動を行う上で、避けて通れない適性検査に対する学生の関心度は高いです。
そのため集客時に「適性検査結果を元にフィードバック面談を行う」という訴求を行うことで、より多くの学生の獲得を狙うことが可能です。
以下は母集団形成時の集客にフィードバック付き適性検査を行う際の例です。
会社説明会の場合
→午前中に適性検査を行い、会社説明会後にフィードバック面談を設ける
1週間短期インターンシップの場合
→初日に適性検査を行い、最終日に検査結果も含めた全体的なフィードバック面談を行う
座談会の場合
→適性検査で同じ性格傾向だった社員と会える座談会を行う
○利用ツールの選定基準
候補者の集客で適性検査を用いる場合、利用するツールの選定基準となるものは以下の通りです。
- フィードバックシートが見やすいか
- テスト時間が適当か
- 検査結果が出るまでの時間が適切か
- 想定される受検者数分の利用費は自社の採用予算内か
候補者を惹きつけるため
○概要
内定辞退率を低めるためには、自社への惹きつけが必須です。
適性検査を活用することによって、候補者の自社への好感度を上げられます。
適性検査結果を元に丁寧なフィードバックを候補者へ行うと「学生に真剣に向き合ってくれている」という印象を与えることが可能です。
また適性検査という客観的な指標を用いながら、自社で活躍する人材と候補者との共通点などを伝えると、自社で働くイメージを候補者が想像しやすくなります。
他にも、自社の求める人物像を適性検査結果を見ながら候補者に伝えることで、自社とのマッチ度が高い人材の志望度を高められる可能性もあります。
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○利用ツールの選定基準
候補者の惹きつけで適性検査を用いる場合、利用するツールの選定基準となるものは以下の通りです。
- フィードバックシートが見やすいか
- (性格検査の場合)自社の採用要件に当てはまる評価項目があるか
- テスト時間が適当か
- 想定される受検者数分の利用費は自社の採用予算内か
新卒における適性検査実施方法
適性検査を受検する形式や、テストの回答方式などはツールによって異なります。
ここでは主な受検形式と回答方式をご紹介します。
受検形式
適性検査には主に「紙受検」「Web受検」「テストセンター受検」3つの受検形式があります。
以下は各形式のメリットとデメリットを示した表です。
それぞれの受検形式の特徴について解説していきます。
○紙受検
紙受検では、基本的にマークシートを用いながら適性検査を行います。
候補者が一つの場所に集まり受検するため、身代わり受検などの不正行為が起きにくいです。
採点についてはツールの提供元が行う場合と、自社で行う場合があります。
○Web受検
Web受検では、候補者がそれぞれのパソコンを使用してWeb上で適性検査を行います。
どこからでも受検することができるため、時間と場所の拘束がなく、また結果集計をシステムに任せることができるため工数を削減できます。
一方で、受検時に監督する者がいないため、身代わり受検などの不正行為が起きやすいです。
○テストセンター受検
テストセンター受検では、適性検査を提供する会社が会場を用意し、紙もしくはパソコンを使って適性検査を行います。
紙受検形式と異なり、結果の集計などを運用元の会社に任せることができるため業務工数の削減が可能ですが、その分費用も高くなることが多いです。
学生は、テストセンターに出向いて受検する必要があるため、場所と時間が拘束されます。
回答方式
テストの回答方式としては「ノーマティブ方式」と「イプサティブ方式」の2つがあります。
以下でそれぞれの方式について詳しくご紹介します。
○ノーマティブ方式
一つの問題に対して「はい/いいえ」もしくは「3〜5段階中の最も当てはまる項目」で回答するのがノーマティブ方式です。
ノーマティブ方式には以下のような特徴があります。
- シンプルな回答方式のため受検者が答えやすい
- 回答を偽りやすい
○イプサティブ方式
「以下の項目の中で自分に最も当てはまるものと当てはまらないものを選択してください」というように複数の質問項目に対して順位付けを行い、回答するのがイプサティブ方式です。
イプサティブ方式には以下のような特徴があります。
- 回答に本音が現れやすい
- 複雑な解答方式のため受験者が答えにくい
新卒採用における適性検査実施で気を付けること
ここでは新卒採用で適性検査を実施する前に知っておきたい気を付けるポイントについてご紹介します。
検査結果は参考程度に
前述したように、適性検査は候補者を理解するための一つの指標として扱うようにしましょう。
人の能力や性格などは流動的なため、適性検査の結果は不確実性を伴います。
適性検査の結果を信じるあまりに候補者を見極める姿勢が欠如してしまうと、自社が求める人材かどうかを見抜けない可能性があります。
適性検査の結果と面接時の印象を比較しながら、候補者が自社とマッチしているのかを確かめていくと良いです。
自社のニーズに合った適性検査ツールを利用する
適性検査はツールによって調べられる内容が異なります。
特に候補者の見極めのために適性検査を利用する場合は、自社の採用要件を見られるような検査項目があるのかを事前に確認しておきましょう。
またそれぞれのツールに強みや特徴があります。
料金体系や価格なども参考にしながら、自社のニーズに合った適性検査ツールを見つけましょう。
集客の際は適性検査フィードバックに頼りすぎない
従来よりも多くの学生の集客に成功したとしても、その中に自社とマッチする人材がいなければ意味がないですよね。
候補者を集客するために適性検査を利用する場合、「適性検査のフィードバックを行う」ことばかりに頼りながら学生を集めることは避けた方が良いです。
適性検査フィードバックでターゲティングできる学生層は広いため、業界や志望職種などを限定するなど工夫を行いましょう。
新卒採用で使える適性検査ツール15選
ここでは新卒採用で利用できる以下の適性検査ツールをご紹介します。
- CIY
- Compass
- CUBIC適性検査
- eF-1G
- GROW360
- HCi-ab
- SPI3
- tanθ
- V-CAT
- アッテル診断
- コンピテンシー適性検査Another 8
- 玉手箱III
- ミキワメ
- ミツカリ
- 3Eテスト
自社のニーズに合った適性検査ツールを見つけられるように、それぞれの受検形式や所要時間、費用などの情報の比較を行いましょう。
CIY
○提供企業名
株式会社グレート・ビーンズ
○URL
https://ciy-biz.com/assessment/
○特徴
- 受検者65万人以上の実績
- 10名以下のチームで検査結果と業績の相関が0.792という高い精度
- 診断結果は「面接アドバイスシート」付き
○テスト内容
能力や強み、性格などを検査 企業が必要とする特性と候補者の特性のマッチ度が分かる
○所要時間
約25分
○受検形式
WEBテスト
○費用
診断人数に応じた月額制(1名あたり¥0〜¥796) 初期費用不要 最初の3名+月1名は無料で適性検査を実施
Compass
○提供企業名
株式会社ジィ・ディー・エル
○URL
○特徴
- 1,800社を超える企業の人事担当者の“本音”を評価項目に反映
- 求める人物像をパーソナリティ因子の配点に反映し、オリジナルの評価基準を設定できる
- 英語・中国語での受検にも対応
○テスト内容
ストレス耐性や対人コミュニケーション、抑うつ傾向などを検査
○所要時間
約20分
○受検形式
Web受検、紙受検
○費用
適性検査 2,200円/人 基礎能力検査 1科目275円/人 半額プランあり(年間利用100人超)
CUBIC適性検査
○提供企業名
株式会社トライアンフ
○URL
http://tekiseicubic.com/lp_01/
○特徴
- 「動機付けポイント」の分析によって入社意欲を高めるポイントと質問例がわかる
- メンタルヘルスの可視化で、離職予備軍を特定&フォローアップが可能
- 300以上のパーソナリティに関する出力パターンで精度の高い適性検査が可能
○テスト内容
個人特性分析 性格や興味、行動性など個人の特性を測定 能力検査 5科目32種類から科目、難易度、時間によって選択が可能
○所要時間
約20分
○受検形式
Web受検
○費用
基本料金 2,500円〜/人 3名まで無料受検可能
eF-1G
○提供企業名
株式会社イー・ファルコン
○URL
○特徴
- 測定項目数は業界最多の194項目。測定領域が広く診断精度が高い
- 導入実績500社以上。内定辞退率2割低減の事例も
- 課題感や利用目的に応じてカスタマイズが可能
○テスト内容
性格診断 能力テスト
○所要時間
性格診断 20~40分 能力テスト 最大 約30分
○受検形式
Web受検
○費用
企業アカウント利用料 9,800円/月 診断受検料 ■性格診断+能力テスト 3,000円/件 ■性格診断のみ 2,000円/件 ■能力テストのみ 1,000円/件
GROW360
○提供企業名
Institution for a global society株式会社
○URL
○特徴
- 360度評価に、AIを活用した評価補正を掛け合わせ、信頼性の高い他者評価を実現
- IATと呼ばれる潜在的な傾向チェックにより、隠れたパーソナリティやバイアスを可視化
- すぐに活用可能な学生個人へのフィードバックレポートや面接官向けのシートも提供
○テスト内容
採用候補者の気質、行動特性、スキルのデータを集め、AIが学習、分析
○所要時間
候補者 ・気質診断:15~20分 ・コンピテンシー自己評価:20分 評価者 ・コンピテンシー他者評価:20分(1名あたり)
○受検形式
Web受検
○費用
AIデータ管理料 10万円/年 受検料 4,000円/人(*1) 受検サポート費 10万円〜(*2) (*1) 人数によりディスカウントあり (*2) 受検人数および受検内容により変動
HCi-ab
○提供企業名
株式会社ヒューマンキャピタル研究所
○URL
https://jobtest-lp.com/?cid=cgzl84mhrsxg&p=pgysklipkkqj
○特徴
- 受験者一覧で成績上位からや上位何名を次選考へなど基準を設定しやすい
- 基礎能力検査として独立している
- 「常識度」と「思考度」の独自項目によって、柔軟な思考傾向の診断が可能
○テスト内容
言語・数理・時事分野を診断 言語分野は英語と国語の選択制
○所要時間
約45分
○受検形式
紙受検
○費用
最初の1名 2,000円 2名目以降 一律1,000円/名
SPI3
○提供企業名
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
○URL
https://www.spi.recruit.co.jp/
○特徴
- 年間13,500社、203万人。適性検査サービス導入社数No.1
- 面接の質問例や、応募者と接するときの注意点まで記載。わかりやすく実践的な報告書
- 40年以上の実績。採用適性検査で最も歴史があり、裏付けとなるデータが豊富
○テスト内容
性格検査 環境や状況によって変わりにくい様々な行動のベースとなる性格特性を測定 基礎能力検査 コミュニケーションや思考力、新しい知識・技術の習得などのベースとなる能力を測定
○所要時間
WEB 能力検査35分、性格検査30分 計65分 マークシート 能力検査70分、性格検査40分 計110分
○受検形式
Web受検 紙受検 テストセンター受検 インハウス受検(企業内で行うWeb受検)
○費用
初期費用は0円 料金はテストの種類・実施方法により異なる
tanθ
○提供企業名
株式会社シンカ
○URL
https://www.shinka.com/business/tangent.html
○特徴
- A4・1枚ですべての情報が確認できる面接官用のシンプルなアウトプット
- 活躍人材の見極めやチームビルディングに活用可能な4つの思考タイプのマトリクス
- 適性検査は約15分で受検完了し、受検者の負担が少ない
○テスト内容
「性格」「欲求」「思考タイプ」を測定する適性検査 「言語」「非言語」「英語」の能力検査
○所要時間
適性検査 約15分 能力検査3科目(言語・非言語・英語) 各15分
○受検形式
Web受検
○費用
要問い合わせ
V-CAT
○提供企業名
株式会社日本能率協会マネジメントセンター
○URL
https://www.jmam.co.jp/hrm/course/assess/item_v-cat.html#feature
○特徴
- 60年以上にわたり、累計1500万人を超える臨床データをもとに専門家が独自解析
- 受検者の作為が反映されにくい検査
- 採用選考の合否判定だけでなく、入社後の指導育成にも活用可能
○テスト内容
「持ち味」と「メンタルヘルス」を把握する適性検査
○所要時間
約50分
○受検形式
紙受検
○費用
要問い合わせ ※無料トライアルが可能
アッテル診断
○提供企業名
株式会社アッテル
○URL
○特徴
- 10万人のデータ×AIにより人材情報の定量化を実現
- 独自のAIで、3〜6倍の精度の入社後評価・早期退職を予測
- ハイパフォーマー、ローパフォーマーの違いをワンクリックで確認可能
○テスト内容
資質や価値観、ストレス耐性などを検査
○所要時間
約10〜15分
○受検形式
Web受検 インハウス受検(企業内で行うWeb受検)
○費用
スモールプラン 月額1万円〜 スタンダードプラン 月額3万円〜 コンサルティングプラン お見積り
コンピテンシー適性検査Another 8
○提供企業名
株式会社ヒューマネージ
○URL
https://www.humanage.co.jp/service/assessment/service/a8.html
○特徴
- 大手企業を中心に1,000社以上の企業での導入実績
- コンピテンシー面接で確認すべきポイントが示されたアウトプット
- ヒューマネージが提供する適性アセスメントツールは、新卒採用向け適性検査では、業界シェア第3位
○テスト内容
コンピテンシーを定量的に測定
○所要時間
約15分
○受検形式
紙受検 Web受検 テストセンター受検
○費用
要問い合わせ
玉手箱III
○提供企業名
日本エス・エイチ・エル株式会社
○URL
http://www2.shl.ne.jp/product/index.asp?view=recruit
○特徴
- 「知的能力」と「パーソナリティ」の両面から測定する総合適性診断システム
- IMAGES検査6尺度のフォーマット、もしくは、入社時に見ておくべき「ヴァイタリティ」「チームワーク」などの9特性のフォーマットで報告
- 受験人数制限なし
○テスト内容
知的能力 計数、言語、英語 パーソナリティ(OPQ)
○所要時間
約49分
○受検形式
Web受検
○費用
利用料 120万円/年、受検料 1,000円 利用料 250万円/年、受検料 500円
ミキワメ
○提供企業名
株式会社リーディングマーク
○URL
○特徴
- 自社の社風を分析し、採用基準を策定可能
- 候補者が活躍する可能性を「S~E」の14段階で表示
- 専属のコンサルタントが、組織分析や採用基準の策定、面接での活用などを支援
○テスト内容
性格やストレス耐性、能力などを検査
○所要時間
性格検査10分 能力検査20分
○受検形式
Web受検
○費用
1人あたり500円 システム利用料 3万円/月 ※社内受検し放題
ミツカリ
○提供企業名
株式会社ミツカリ
○URL
○特徴
- 「入社後にミスマッチが起きそうな場面」を予測し、面接で質問すべき内容が例示される
- 28種類の性格や価値観が7段階で可視化される
- 日本の外国人労働者の80%以上をカバーする8ヶ国語に対応
○テスト内容
会社や部署ごとの社風を分析 候補者の性格や価値観を可視化
○所要時間
約10分
○受検形式
Web受検 インハウス受検
○費用
応募者は一人2,000円 社員受検は何名でも無料
3Eテスト
○提供企業名
エン・ジャパン株式会社
○URL
https://jinji-test.en-japan.com/
○特徴
- 試験時間が最大35分程と短く、企業側だけでなく受検者の負担も少ない
- 学力に依存しない知的能力が測れるため、優秀な人材を取りこぼさない
- 今の時代に求められる人材の発見、見極めができ、適材適所・キャリアプランの形成、目標設定など、入社後の活躍支援にも活用可能
○テスト内容
知的能力、性格特性、コミュニケーション力、ストレス耐性など、ビジネスシーンに必要な要素を特定
○所要時間
約35分
○受検形式
Web検定 紙検定
○費用
Web検定(日本語版) Webパックプラン 7万円〜/年(20件〜) Web従量プラン 基本料金 15,000円/月 採点料 3,200円/件 紙検定(日本語版) マークシート 7万円〜/2年(20部〜)
さいごに
いかがでしたか。
適性検査での定量的な評価と併せて、書類選考や面接を行うことで、より候補者について理解できるようになります。
ミスマッチを防ぎ、入社後に活躍できる人材を採用するためにも、自社に合った適性検査を選びましょう。