「人材が早期に離職してしまう」「なかなか人材が定着しない」とお悩みの採用担当者の方はいませんか。これらの原因は採用した人材が自社のカルチャーにフィットしていないからかもしれません。
人材を確保するにあたっては、カルチャーフィットを重視した採用も非常に大切です。本記事では、カルチャーフィットを重視した採用方法や人材の見極め方、採用面接における企業カルチャーごとの質問例を解説していきます。
カルチャーフィットとは
カルチャーフィットとは主に人材採用で用いられ、企業文化・風土と採用候補者がフィットしている状態のことを指します。
カルチャーフィットは候補者のスキル・経験と同様に重視するべき選考基準の一つです。
スキルフィットとの違い
カルチャーフィットと似たような言葉として、「スキルフィット」という言葉があります。スキルフィットとはスキルや経験が業務にマッチしている状態を指します。
| カルチャーフィット | スキルフィット | |
| 重視すること | 企業文化・社風とのマッチ | スキルや経験のマッチ |
| 評価基準 | 定性的 | 定量的 |
カルチャーフィットとスキルフィットの違いは、カルチャーフィットでは企業文化・社風とのマッチを重視するのに対して、スキルフィットでは、スキルや経験のマッチを重視している点です。加えて、スキルフィットは定量化をしやすいという側面もあります。
採用候補者がたとえスキルフィットしていたとしても、その人材がカルチャーフィットをしているとは限らないので注意しましょう。
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カルチャーフィットが注目される背景
近年、カルチャーフィットを重視した採用が注目を集めています。ではなぜ注目を集めているのでしょうか。その背景には以下の3つが考えられます。
▼カルチャーフィットが注目される背景
- 深刻な人手不足
- 働き方や仕事に対する価値観の変化
- 中途採用の増加
深刻な人手不足
1つ目は人手不足が深刻化していることです。
実際に帝国データバンクの調査によると、2025年10月時点において正社員の不足を感じている企業は51.6%でした。また、正社員の人手不足を感じている企業は若手人材の流出に関する問題に直面している企業も一定数います。
こういった人材の流出を防ぐためにカルチャーフィットする人材を採用し、会社に定着させようとする企業が増えています。
【参考】帝国データバンク『人手不足に対する企業の動向調査(2025年10月)』
働き方や仕事に対する価値観の変化
2つ目は働き方や仕事に対する価値観が変化していることです。近年では、リモートワークや時間単位の有給、週休3日制など今までにはなかった働き方が増えています。また、求職者はこういった柔軟な働き方を求めている傾向にあります。
実際に、株式会社マイナビが26年卒を対象に実施した調査によると、就職先に求める福利厚生制度として第三位に「在宅ワーク・リモートワーク制度(42.7%)」があげられていました。
また、それ以外にも「時間単位で有給が取得できる制度(32.2%)」や「短時間勤務制度(28.1%)」、「週休3日制度(26.6%)」といった項目があげられています。
また株式会社マイナビが転職した、もしくは転職する予定の正社員を対象に実施した調査では、「どんな企業に応募したいか」という質問に対して以下の回答が得られました。
▼「どんな企業に応募したいか」に関する正社員の回答
- 給与が良い:24.2%
- 休日や残業時間が適正範囲内で生活にゆとりができる:10/6%
- リモートワーク・在宅勤務が可能:7.9%
このように、多くの人が自分らしい働き方をしたいと考えていることがわかるでしょう。
特に近年では、短時間勤務制度やリモートワークといった制度を活用し、自身のプライベートを充実させようとする傾向が強いです。「週5日オフィスに出社する」といった縛りが近年ではなくなってきていることで、社内でのコミュニケーション不足が発生しかねません。
そのため、カルチャーフィットがないと、こういった意思の疎通をさらに難しくさせてしまうでしょう。そうならないためにもカルチャーフィットを重視した採用が重要であるといえます。
【参考】株式会社マイナビ『多様な働き方とは?メリットや課題、制度の種類、調査結果を紹介』
中途採用の増加
3つ目は中途採用が増加していることです。
株式会社マイナビの調査によると、2025年の中途採用における採用数において「前年と比較して採用数が増加した」と回答した企業の割合が40.2%でした。
加えて、2026年における中途採用において積極的に実施すると回答した企業は91.1%と非常に高いことがわかりました。
中途採用では即戦力となる人材を採用するといった特徴からスキルフィットが重視される傾向にありますが、スキルフィットだけでなくカルチャーのフィットもしなければ人材は定着しません。
こういった背景から、カルチャーフィットを重視した採用が増えているのです。
【参考】株式会社マイナビ『中途採用状況調査 2026年版(2025年実績)』
カルチャーフィットを重視しない採用を行うリスク
では、カルチャーフィットを重視しない採用をした場合、どのような悪影響があるのでしょうか。ここでは、カルチャーフィットを重視しない採用をするリスクについて、以下の4つを解説します。
▼カルチャーフィットを重視しない採用を行うリスク
- 早期離職が発生してしまう
- 採用コストが無駄になってしまう
- 帰属意識を持てなくなってしまう
- 意思疎通がうまくいかなくなってしまう
早期離職をしてしまう
カルチャーフィットしない人材を採用することは、採用した人材が早期に離職してしまう可能性が考えられます。実際にエン株式会社の調査によると、早期退職の原因として以下の項目があげられていました。
▼早期退職の原因(複数回答)
- 仕事内容のミスマッチ:57%
- 人間関係の問題:35%
- 職場の文化や価値観が合わない:30%
上記の結果から、会社のカルチャーに合わなかったり、人間関係がうまくいかなかったりといった内容が早期退職の原因としてあげられていることがわかるでしょう。すなわち、カルチャーがフィットしていないために早期離職をしてしまったと捉えることができます。
採用コストが無駄になってしまう
採用活動では、求人広告費や採用担当者の人件費、候補者の交通費といった様々なコストがかかります。
もしカルチャーフィットしない人材を採用した場合、自社のカルチャーに合わずに早期退職をしてしまう可能性が高いです。これは、人材獲得のために使った採用コストが無駄になってしまうことを意味しています。
加えて、新しい人材を獲得するためには採用コストを追加しなければなりません。
帰属意識が持てなくなってしまう
カルチャーフィットを重視しない採用を実施した場合、入社した新人が会社への帰属意識を持てない可能性があります。自身の価値観と会社のカルチャーが異なるため、会社における居心地が悪くなり、思うようにパフォーマンスを発揮できなくなるかもしれません。
また、帰属意識が持てなくなることで候補者のモチベーションの低下を招き、業務に支障をきたしてしまうでしょう。
意思疎通がうまくいかなくなってしまう
社内での意思疎通がうまくいかなくなることもカルチャーフィットを重視しない採用を実施するリスクといえます。
カルチャーにフィットしない人材を採用することで、職場の人間関係に軋轢が生じてしまう可能性が高いです。その結果、従業員間のコミュニケーションがうまくいかなくなることが考えられます。
カルチャーフィットを重視した採用を実施するメリット
では、カルチャーフィットを重視した採用を行うことでどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、以下の4つのメリットを解説していきます。
▼カルチャーフィットを重視した採用を実施するメリット
- 人材の定着率が向上する
- 社内のコミュニケーションが活発になる
- 組織の生産性を高めることができる
- 社員のモチベーションが向上する
人材の定着率が向上する
カルチャーフィットを重視した採用を行うことで早期退職をする社員が減り、人材の定着率が向上します。
カルチャーフィットを重視した採用では、あらかじめ自社の考え方や価値観に合った人材を採用します。そのため、早期退職の原因で多かった「人間関係がよくない」「職場の雰囲気が合わない」といった事態を防ぐことができるでしょう。
社内のコミュニケーションが活発になる
カルチャーフィットを重視した採用により、社内のコミュニケーションが活発になることもメリットといえます。というのも、価値観や考え方が近い人材が社内に集まることになるため、コミュニケーションが取りやすくなります。
カルチャーフィットの採用により、共通した考え方や目標を持つ社員が増えることで企業全体で一体感がうまれるでしょう。これにより、自然とコミュニケーションが活発になります。
組織の生産性を高めることができる
カルチャーフィットを重視した採用は組織の生産性を高めることにもつながります。具体的には以下のような好影響につながるでしょう。
- 業務のすり合わせがしやすくなる
- 情報共有がしやすくなる
- 企業理念が浸透しやすくなる
こういった影響によって、会社全体の生産性を高めることができます。
社員のモチベーションが向上する
カルチャーにフィットした人材を採用することにより、その候補者が安心して働きやすい空間を作ることができます。価値観が近い社員と気軽に対話・相談することができるため、チーム全体で前向きに働こうとする姿勢が醸成されるでしょう。
加えて、チームメンバーそれぞれが「チーム・会社に貢献したい」という思いを抱いて働くようになるため、社員が意欲的に業務に取り組むようになります。
【5ステップで解説】カルチャーフィットを重視した採用のやり方
ここでは、カルチャーフィットを重視した採用の手順について以下の流れで解説していきます。
▼カルチャーフィットを重視した採用のやり方
- 自社のカルチャーを明確にする
- カルチャーが社内で浸透しているか確かめる
- カルチャーフィットする採用ペルソナを設計する
- 自社のカルチャーを社外へ発信する
- カルチャーフィット重視の選考を行う
それぞれ1つずつ解説していきます。
①自社のカルチャーを明確にする
まずは、自社のカルチャーを理解することから始めましょう。自社のカルチャーがどういったものであるかを理解しないことにはカルチャーフィットを重視した採用を始めることができません。
自社のカルチャーを理解する方法としてはマルチフォーカスモデルを用いると良いでしょう。マルチフォーカスモデルとは、オランダのホフステード博士が考案した組織文化を分析するモデルを指します。
このモデルを用いて、自社のカルチャーを分析してみてください。
▼マルチフォーカスモデル
| 診断する次元 | 診断する切り口 |
| 組織の効果性 | 手順重視か、目標重視か |
| 顧客志向のあり方 | 内部理論か、顧客優先か |
| 仕事の進め方・コントロールのあり方 | 仕事の規律は厳格か、ゆるやかか |
| 組織の関心のあり方 | 職場の関心は上司か、専門性か |
| 組織外との関わり方 | 組織はオープンか、クローズドか |
| マネジメントの哲学 | 従業員志向か、仕事志向か |
| リーダーシップの受容度 | - |
| 人と組織の一体感 | - |
【参考】ホフステード・インサイツ・ジャパン株式会社『ホフステードのマルチフォーカスモデルで組織文化を可視化』
②カルチャーが社内で浸透しているか確かめる
自社のカルチャーが明確になったら、カルチャーが会社内でしっかりと体現されているかを確認しましょう。確認方法としては、現場社員とのコミュニケーションをとることをおすすめします。
仮に自社のカルチャーが浸透していない場合はカルチャーフォットを促す取り組みを行うと良いでしょう。実際に株式会社マイナビの調査によると、全社イベントやチーム研修を通してカルチャーフィットを促す取り組みをしている企業は38.7%でした。
特に規模が大きい会社ほどカルチャーの浸透がしにくい傾向があります。だからこそ、現場において自社のカルチャーが定着しているかを確かめる必要があるでしょう。
【参考】株式会社マイナビ『カルチャーフィットを促す取り組みの効果の年代差~企業文化の浸透が進んでいるのはどの年代か』
③カルチャーフィットする採用ペルソナを設計する
自社のカルチャーがしっかりと浸透していることを確認できた場合、自社のカルチャーにフィットするような採用ペルソナを作成していきましょう。
採用ペルソナで設定するべき項目例は以下の通りです。
▼採用ペルソナで設定するべき項目例
- 性格
- キャリア志向
- ライフスタイル
- 資格
- 志望業界
なお、弊社では採用ペルソナ設計のワークシートを無料で配布しています。以下のリンクよりダウンロードできるので、ぜひ活用してみてください。
【参考】採用ペルソナ設計のワークフロー
④自社のカルチャーを社外へ発信する
続いて、自社のカルチャーを社外へ発信していきます。自社のカルチャーにフィットしている人材を集めるためにはまず自社のカルチャーを候補者に知ってもらわなければなりません。
オウンドメディアやSNSを駆使して、自社のカルチャーを社外に発信していきましょう。さらに、独自性を持ったカルチャーを発信できると、企業イメージの向上につながるかもしれません。
⑤カルチャーフィット重視の選考を行う
最後にカルチャーフィットを重視した選考を実施するようにしましょう。例えば、「協調性」を重視しているカルチャーの場合、グループワークやインターンシップを通して候補者がチームにどう貢献しているのかを見極めると良いでしょう。
また、自社のカルチャーを踏まえた採用基準を作ることが重要です。その採用基準をもとに、候補者がカルチャーフィットしているかどうかを見極めると良いでしょう。
カルチャーフィットしている人材の見極め方については後ほど解説します。
カルチャーフィットする人材を獲得するための採用手法3選
カルチャーフィットする人材を獲得するためには採用手法の選定からこだわる必要があります。ここでは、カルチャーフィットを重視した採用を行う際におすすめの採用手法を3つ紹介します。
▼カルチャーフィットする人材を獲得するための採用手法
- ダイレクトリクルーティング
- リファラル採用
- 長期インターンシップ採用
ダイレクトリクルーティング
1つ目はダイレクトリクルーティングです。ダイレクトリクルーティングとは企業側が求める人物像にマッチしている人材に対して、直接アプローチを行う採用手法です。
ダイレクトリクルーティングを用いてカルチャーフィットしている人材を集めたい場合、あらかじめ自社のカルチャーにあっていると感じる人材を選定し、その人材に対して、企業側から直接アプローチすることが可能です。
加えて、企業側と候補者側のミスマッチを防ぐことができるのがメリットです。
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リファラル採用
2つ目はリファラル採用です。リファラル採用とは自社の社員が友人・知人を紹介し、採用へと繋げる採用手法のことです。
リファラル採用において、社員が推薦する人材は自社のカルチャーにフィットしている可能性が高いでしょう。加えて、候補者側も会社のカルチャーを理解した上で入社を決めることができます。
リファラル採用を実施することにより、中長期的に活躍する人材を確保することができるでしょう。
長期インターンシップ採用
3つ目は長期インターンシップ採用です。主に新卒採用で実施され、長期インターンシップから直接採用へと繋げる採用手法のことを指します。
学生は会社の長期インターンで働いた経験から、あらかじめ会社のカルチャーについて理解しています。加えて、学生自身に会社のカルチャーが染み付いている可能性が高いでしょう。
したがって、カルチャーフィットする人材を確保するためにはうってつけの採用手法といえるでしょう。
カルチャーフィットしている人材を見極める方法
ここでは、カルチャーフィットしている人材を見極める方法について以下の6つを解説します。
▼カルチャーフィットしている人材を見極める方法
- 現場社員との交流会を実施する
- インターンシップを開催する
- 性格適性検査を実施する
- 採用面接の質を向上させる
- 複数の面接官で面接を実施する
- リファレンスチェックを行う
①現場社員との交流会を実施する
現場社員との交流会を実施することで、採用担当者の視点だけでなく現場社員から見てその人材が自社のカルチャーにフィットするかどうかを確かめることができるでしょう。
加えて、候補者側は現場社員との対話を通して、現場の雰囲気やカルチャーを知ることができるため、双方のミスマッチを防ぐことができます。
②インターンシップを開催する
特に新卒採用においては、インターンシップを通して自社のカルチャーに合うかどうかを確かめることは非常に効果的です。
また、インターンシップは多くの学生に自社のカルチャーを知ってもらうことができます。特に、1dayインターンシップやオープンカンパニーといった短期間のインターンシップは多くの学生が参加するでしょう。
実際に株式会社キャリタスの27年卒の学生を対象に実施した調査によると、学生のインターンシップの参加率は91.6%でした。さらに、オープンカンパニーといった短期間のインターンシップに参加する学生は56.7%という結果になりました。
短期間のインターンシップは学生が気軽に参加しやすいことに加え、企業側の準備にかかるコストや工数も少ないです。そのため、自社のカルチャーの認知度を上げたり、インターンシップにおける学生の行動から、カルチャーフィットを見極めたりできるでしょう。
【参考】株式会社キャリタス『インターンシップ等に関する特別調査』
③性格適性検査を実施する
選考では書類や面接だけでは自社のカルチャーにフィットしているかどうかを判断できない場合もあるでしょう。そのため、候補者の本質を客観的に把握できる性格適性検査も実施すると良いです。
実際に候補者がカルチャーフィットをしているかどうかを判断するツールも存在します。以下では、その具体例をあげているので参考にしてみてください。
▼カルチャーフィットを見極められる性格適性検査ツール
- ミツカリ
- ミキワメAI適性検査
- TAL性格検査
④採用面接の質を向上させる
自社のカルチャーに合わせて、面接の構成や質問内容を変えると良いでしょう。例えば、挑戦のカルチャーを大事にしている企業の場合、面接の質問では「困難だったことに挑戦した経験」を深掘りする必要があります。
企業のカルチャー別の質問例に関しては後ほど解説します。
■ STAR型面接を実施する
採用面接の質を向上させる方法として「STAR型面接」を実施することもおすすめです。STAR型面接とは候補者の具体的な行動を以下の4つに分解して掘り下げる面接手法です。
▼STAR型面接の意味
- Situation:状況
- Task:課題
- Action:行動
- Result:結果
STAR型面接を実施することで候補者の行動特性を見極め、入社後どのように活躍していくかをイメージすることができるでしょう。STAR型面接における質問例は後の見出しで解説しているので参考にしてみてください。
■ 逆質問も実施する
面接ではただ面接官が候補者に対して質問をするだけでなく、候補者側からの逆質問の時間をとると良いでしょう。逆質問の内容から、候補者がどういった価値観を持っているかを推測することができます。
加えて、逆質問の時間は企業側と候補者側のカルチャーフィットを見極める機会でもあります。そのため採用面接において、5〜10分程度の逆質問の時間を用意しておくと良いでしょう。
⑤複数の面接官で面接を実施する
一人の面接官の評価だけでは面接官の主観的な評価が入ってしまい、候補者を正確に見極めることが難しいです。そのため、複数の面接官で面接を実施することで、多角的な視点から候補者がカルチャーフィットしているかを見極めることができるでしょう。
ただし異なる視点から候補者を評価するために、複数の面接官を選出する際には特定の部署や立場に偏らないように注意が必要です。
⑥リファレンスチェックを行う
第三者によるリファレンスチェックを実施することで候補者の本質を見極めることができるでしょう。
リファレンスチェックとは、候補者のことをよく知る家族や友人、バイト先の社員から候補者の人柄や価値観を聞き出すことです。主に中途採用で用いられることが多いです。
リファレンスチェックを実施することで、候補者の仕事に対する向き合い方や行動特性を把握することができます。その特徴から自社のカルチャーにフィットするかを判断できるでしょう。
【カルチャー別】カルチャーフィットを見極める面接質問例
ここでは、カルチャーフィットを見極めるための面接質問例を企業のカルチャー別に紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
▼カルチャー別|カルチャーフィットを見極める面接質問例
- カルチャーフィットに関する基本的な面接質問例
- STAR型面接における質問例
- 協調性・チームワークのカルチャーを持つ企業の面接質問例
- 挑戦・主体性のカルチャーを持つ企業の面接質問例
- 誠実性・責任感のカルチャーを持つ企業の面接質問例
◎カルチャーフィットに関する基本的な面接質問例
まずは、どのカルチャーにも共通する質問例を紹介します。以下に質問例を記載しているので参考にしてみてください。
▼カルチャーフィットに関する基本的な面接質問例
- あなたがこれまでで最も成果を出したと感じる環境はどのような雰囲気でしたか?
- モチベーションが上がる、もしくは下がる時はどういった時ですか?
- 弊社のカルチャーと自身のどういった性格がカルチャーフィットしていると考えていますか?
- 弊社のカルチャーについてどのように考えていますか?
STAR型面接における質問例
STAR型面接を実施する際には、以下の質問例を参考に候補者がカルチャーフィットしているかを見極めていくと良いでしょう。
▼STAR型面接における質問例(新卒採用)
| Situation(状況) | あなたが学生時代最も力を入れた経験はなんですか?その時の状況も踏まえて教えてください。 |
| Task(課題) | その状況において、あなたが直面した課題はなんですか? |
| Action(行動) | その課題を解決するために、あなたはどのような行動をとりましたか? |
| Result(結果) | その行動によってどのような結果や学びがうまれましたか? |
協調性・チームワークのカルチャーを持つ企業の面接質問例
協調性やチームワークのカルチャーを持つ企業の面接では、周囲とどのように関わっていくかを重点的に質問すると良いでしょう。以下に質問例を記載しておくので参考にしてみてください。
▼協調性・チームワークのカルチャーを持つ企業の面接質問例
- 周囲と意見が対立した場合、どのように解決しますか?
- あなたが苦手だと感じるタイプの人はどのような人ですか?また、そういった人と同じチームになった場合、どのように接していきますか?
- チーム活動において、あなたはどのような役割を果たすことが多いですか?また、あなたの行動がチームにどのような影響を及ぼしていると考えていますか?
挑戦・主体性のカルチャーを持つ企業の面接質問例
挑戦・主体性のカルチャーを持つ企業の面接では、候補者がどんな環境にも果敢に取り組む姿勢があるかを見極めることが重要です。以下に質問例を記載しておくので参考にしてみてください。
▼挑戦・主体性のカルチャーを持つ企業の面接質問例
- 今までで最も困難だった目標を達成した経験はありますか?
- これまでの人生の中で最も大きな挫折は何ですか?またそれをどのように乗り越えましたか?
- 自分から行動を起こして何か成果をあげた経験はありますか?
誠実性・責任感のカルチャーを持つ企業の面接質問例
誠実性・責任感のカルチャーを持つ企業の面接では、業務を最後までやりぬく責任感や失敗を素直に受け入れる姿勢があるかを判断することが重要です。以下に質問例を記載しているので参考にしてみてください。
▼誠実性・責任感のカルチャーを持つ企業の面接質問例
- 厳しい指摘を受けた場合、どのように対処しますか?
- 責任感を持って最後まで取り組んだ経験はありますか?
- 他人とコミュニケーションをとる際に意識していることはありますか?
カルチャーフィットを重視する企業の採用成功事例
ここでは、弊社のMatcher Scoutを活用したことでカルチャーフィットを重視した採用を成功させた企業事例を2つ紹介します。
freee株式会社
1つ目はクラウドのバックオフィスサービスの提供と開発を行っているfreee株式会社です。当社では、学生一人一人に対して誠実に向き合うカルチャーフィットを重視した採用を行っています。
しかし、学生一人一人と向き合うためには採用担当者の人手が足りていない状況でした。そこで弊社のMatcher Scoutを活用したことで、自社のカルチャーにフィットしそうな学生に対して的確にスカウトを送信することができ、質の高い母集団形成が可能になりました。
その結果、カルチャーフィットを重視しつつも採用担当者の負担が軽減され、最終的に4名の内定承諾を得ることができています。
【参考】4名の学生さんとの出会い。スカウトを通じて弊社の魅力が伝わり、マッチ度の高い学生さんとのご縁が生まれました。
株式会社NEWONE
2つ目は人材育成サービスを提供している株式会社NEWONEです。当社では、学生と年齢が近い若手社員が採用を担当することで、自社にマッチした人材を獲得する取り組みを実施しています。
しかしながら、自社にマッチした学生との接点作りに苦労していました。そこで、弊社のMatcher Scoutを活用することで、母集団を大幅に拡大しつつ、カルチャーフィットした学生を集めることに成功しています。
Matcher Scoutの利用により、企業認知度の向上や採用ブランドの向上、さらにはカルチャーフィットした学生で母集団を形成できるようになりました。
【参考】学生数を確保しつつ、思っていた以上に自社にマッチした人たちが集まりました。
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