株式会社NewsTVは、国内最大級のPR企業「ベクトル」の子会社として2015年6月に創業されました。動画マーケティング事業である「NewsTV」を展開しています。
企業の情報発信を動画で行うことが当たり前になりつつある時代において、動画を活用し情報を伝えるパイオニアとして、さまざまなサービスを展開する同社。
今回は、新卒採用活動においてMatcher Scoutを導入した経緯や、結果についてお話を伺いました。
学生側からの応募を待つようなプル型の母集団形成に限界を感じていました
貴社の新卒採用について教えてください
新卒採用と中途採用の両方を1名で担当しています。
現在、採用チャネルは主にスカウト媒体、ナビサイトを利用しており、23卒では初めてイベントにも挑戦しました。
採用人数は通常5名なのですが、23卒では春先に5名追加となり、合計10名採用しようという方針になりました。
新卒採用における「求める人物像」についてお聞かせください
スキルよりもスタンスや人柄の部分をかなり重視しています。求める人物像を一言で表すなら「素直でご機嫌なやつ」です。
「素直」というのは、なんでも言うことを聞くのではなく、先輩やお客様から言われたことを一旦取り入れてみる柔軟さがあることです。
「ご機嫌」というのも、ただにこにこしているということではなく、逆境でもまず取り組んでみるポジティブさやフットワークの軽さを指します。
いい意味で遊び心を持って仕事に取り組めるということも「ご機嫌」の中には含まれますね。
新卒採用活動ではどのような課題がありましたか?
ナビサイトだけでは、採用目標人数を達成できるだけの集客が難しいことが課題でした。
最近は学生の情報感度が高まってきているので、通例的なやり方では通用しなくなりつつあります。
弊社はまだブランドや知名度もあまりないので、学生側からの応募を待つようなプル型の母集団形成ではなく、こちらから積極的に学生にプッシュするようなやり方を取り入れていく必要があると感じていましたね。
ベンチャー気質を持った能動的な学生との出会いが増え、毎年1〜3名程度の内定承諾も出ています
どのような経緯でMatcher Scout導入を決められましたか?
先ほど述べた課題から、こちらから学生側にアプローチできるスカウト媒体に注目していました。その中でも「ベンチャー気質を持っている学生が多く集まっていそうかどうか」を基準に媒体を選びました。
Matcher Scoutは、OB・OG訪問サービスMatcherに登録している学生にスカウトが送れるので、「先輩たちに話を聞いて情報を取りに行こう」という自ら思考して行動できる学生が集まっています。
そういった能動的な学生であれば、ベンチャー企業とも相性が良いのではないかということでMatcher Scoutの導入を決め、20卒から継続利用しています。
Matcher Scout導入後、どのような成果が得られましたか?
弊社は採用担当が私1人なのでダイレクトリクルーティングにかかる工数を捻出するのはなかなか難しく、スカウト送信や説明会の日程調整を代行していただけるのが非常にありがたいです。
23卒では278人の学生が説明会を予約してくれました。Matcher Scoutを通して、待っているだけでは出会えなかったであろう層の学生に認知してもらうことができたと感じています。
また選考中に感じたのは、Matcher Scout経由で応募してくれた学生は弊社のカルチャーにマッチしている人が多いということです。内定承諾も毎年1〜3人ほどいただいています。
実際に入社してくれた子たちはすごい活躍してくれているので、そういったところからも相性の良さを感じますね。