「採用担当を任されたけど悩みが尽きない・・・」という方はいませんか?業務量の多さや採用のプレッシャーなど、悩みは多岐にわたりますよね。
本記事では、数十社の新卒採用を支援する弊社の視点から、
- 悩みを解決するためのヒント
- 採用担当として成長するために必要な能力
などについて紹介します。
この記事を参考にして、採用担当として会社の未来を作っていきましょう!
採用担当者の悩み9選
採用担当者にありがちな悩みについて紹介します。採用担当者の方であれば共感する点も多いのではないでしょうか。
①業務量が多い
採用担当者は「業務量が多いこと」が悩みの1つではないでしょうか。
特に中小企業やベンチャー企業の場合、採用担当者は採用以外の業務を兼任している場合が多く、手が回らないなんてこともあるでしょう。
採用担当者は、説明会会場や面接会場の予約、面接官のスケジュール調整、面接などの選考、学生の対応、インターンシップの企画や運営など様々な業務を抱えています。これらの業務に追われて、一息つけない採用担当者が多くいます。
②応募が少ない・求める人材が集まらない
サイトに募集要項を出しているにも関わらず、説明会や選考への応募が少なければ、採用担当者にとって大きな悩みとなってしまうでしょう。
また、「応募者はたくさんいるのに、求めているような人材が全くいない」そういった悩みを持っている人事担当者も多いのではないでしょうか。
③有効な説明会の仕方がわからない
会社説明会に採用担当者が登壇する場合が多いのではないでしょうか。
会社説明会は、求職者に会社のことを知ってもらうきっかけになるうえに、会社の印象を決める大切な場となっています。
説明会には多くの求職者が参加したにも関わらず、その後の選考に繋がらないといった状況になってしまった場合、採用担当者が責任を感じてしまう場合もあります。
【参考】【事例あり】伝わる会社説明会資料の作り方・プレゼンのコツを解説
④有効な面接の仕方がわからない
採用担当者は求職者に対して面接を行います。
面接では、応募者の人柄や能力、価値観など様々な情報を聞き出し、応募者が自社の求める人材に当てはまるか否かを見極めなければなりません。
しかし、限られた時間の中で応募者の本質を見極めることは大変難しいです。そのため頭を悩ませる採用担当も多いです。
【参考】【質問例あり】カジュアル面談の準備からその後の流れもまとめて解説
【参考】面接で本質を見抜く質問とは?すぐに使えるキラー質問例
⑤有効なインターンシップの仕方がわからない
近年就職活動の早期化によって、就活生に向けてインターンシップを開催する企業が増加しました。
就活生にとってインターンシップは業務内容や社風を知る重要な機会であるため、ここでの情報が会社選びの大きな材料となります。
そのため、インターンシップ内のコンテンツの満足度が大切になりますが、何を組み込めばよいのかわからず、頭を悩ませる採用担当者もいます。
【参考】オンラインで学生を惹きつけるインターンシップの内容とは?
【参考】【採用人事必見】インターンシップの集客・募集方法を5分で徹底解説
⑥自社に合った採用方法がわからない
近年、求人手法が多岐にわたっています。
無数に存在する就活サイトから募集をかける方法、就活エージェントに登録してスカウトを送信する方法、合同企業説明会に出展する方法など、就活生にアプローチする方法は様々です。
また選考においても、どの試験形式を採用するのか、グループディスカッションや集団面接を行うか否かなど検討しなければならない事項が多くあります。
「多岐にわたる採用方法の中からどれを選択するかが自身の判断にかかっている」という状況に頭を悩ませている採用担当者も多いようです。
⑦選考辞退・内定辞退が多い
求職者は同時に複数の選考を受けている場合が多いです。そのため、他社の選考状況などによって、選考中や内定を出した後に辞退されてしまうことがあります。
優秀な応募者や内定承諾をしてくれた応募者が辞退してしまうことは、採用担当者にとって大きなストレスになりかねません。
【参考】内定辞退の理由とは?すぐできる内定辞退対策12選を解説!
⑧現場との板挟みが辛い
求める人材を獲得できたとしても、採用・配属後に現場が求めている人材とマッチしておらず、現場から苦情が来るといったケースもあります。
これは採用担当者だけの責任ではないのにも関わらず、このような現場の声に頭を悩ませる採用担当者も多いのではないでしょうか。
⑨採用目標をプレッシャーに感じる
採用担当には採用目標を与えられている場合が多いでしょう。
事業規模の拡大などによる増員など定量的な目標に加え、求める人材像などを提示され、プレッシャーに感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
採用担当者の悩みを解決するための方法4選
ここでは、採用担当者の悩みを解決するヒントとなる4つの方法をご紹介します。悩みに合わせた適切な解決方法を取り入れていきましょう。
①人材紹介(エージェント)を利用する
「自社にマッチした人材が見つからない」「応募者が少ない」
などの悩みを抱えている場合は、人材紹介(エージェント)を利用してみてはいかがでしょうか。
エージェントに求める人材要件などを伝えることで、膨大な求職者情報の中から自社にマッチした人材を紹介してくれます。
また、その求職者に対してスカウトメールなどを送信してくれるサービスもあるので、母集団形成にも効果的だと言えます。
【参考】【新卒】人材紹介20社を比較!各社の違いと選ぶポイントまでを解説
②採用代行(アウトソーシング)サービスを利用する
「業務量が多すぎて面接などのコア業務に時間を割くことができない」
などの悩みを抱えている場合は、採用代行サービスを外注することを検討してみてはいかがでしょうか。
近年、外部の採用代行サービスに採用業務の一部を代行してもらっている会社が多いです。
応募者への連絡や日程調整などのオペレーション業務から、内定者のフォローまで、サービスによって代行内容は異なります。
自社で行わなくても良い業務を委託することで、面接などのコア業務に集中することができるでしょう。
【参考】気になる採用代行の料金|採用代行サービス比較9選と併せて解説
③採用管理システムを導入する
「採用業務を担える人員がいない!」「採用コストがかかりすぎる!」
などの悩みを抱えている場合は、採用活動をサポートしてくれる採用管理システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか
システムによって管理できる範囲は様々ですが、複数の求人媒体の情報を一元管理し、選考経路ごとの通過率や辞退率をデータとして分析してくれるものが一般的です。
会社にあった採用管理システムを活用することで、採用活動の効率が上がり、人事担当者の業務負担を軽減できます。
③説明会のコンテンツや選考フローを見直す
「今まで毎年そうだったから」などの理由で、長年同じ採用プロセスを取っている会社もあるのではないでしょうか。
近年、選考フローは多様化しており、求める人材要件に合わせて使い分けることが可能です。
社内での検討に加え、採用のノウハウが豊富な採用コンサルティング会社を活用し、選考について見直してみてもいいでしょう。
【参考】【企業比較】新卒採用コンサルティング企業10社について徹底解説!
④他部署との連携を強める
現場が求める人材を採用するためには、社内の連携を強めることが必要不可欠です。
インターンシップのコンテンツや選考前のイベントとして、実際に現場で働いている社員と話す機会を設けている会社もあります。
現場配属型のインターンシップを行ったり、座談会や面談に出席してもらったりなど、様々な方法が考えられます。
このように採用活動のうちから他部署を巻き込むことで、求職者と会社間でのミスマッチを防ぐことにつながるでしょう。
採用担当者に必要な能力
最後に、採用担当者として成長するために必要な能力を紹介します。さらなる個人のスキルアップに役立ててください。
①調整力
採用担当者は各部署との調整が求められます。
面接の依頼や座談会などの依頼など、アポイントメントからスケジュール調整まで行わなければなりません。
②営業力
採用担当者は求職者の志望度を高めるための営業力が必要となります。
そのために求職者との信頼関係を構築する、求職者のニーズや考えを汲み取る、会社の魅力を存分に伝えるなどのスキルが不可欠となります。
③企画力
採用担当者は説明会やインターンシップの企画から運営を行うこともあるでしょう。その際、企画力が必要になります。
求職者は説明会やインターンシップなどの機会を経て、会社への理解を深めていきます。会社について深く知ってもらう、入社したいと思ってもらうような企画が必要です。
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まとめ
本記事では、採用担当者が抱える悩みとその解決策について説明してきました。
採用担当の悩みは多岐にわたりますが、その一方でとてもやりがいのある仕事です。自身が採用した人が入社して活躍している姿を見ると、大きな達成感があるでしょう。
現在、採用担当として活躍している人、これから採用担当になる人、あるいは採用担当になりたいと思っている人にもこの記事が参考になっていれば幸いです。